☆ 雪中ゴルフは命懸け ――――――――――――― 2008/02/06
1月下旬の「異常気象」、(ニッポン各地で)大雪被害…異国の地も同様。
しかし異国では、大雪=暴動の危険性。物流(=交通網)の未完整が理由、旧正
月の大型連休は出稼ぎ労働者の里帰りシーズン。(通常)列車・長距離バス・自
家用車(乗合)による帰省も、列車予約は既に1ヵ月前には満席完売。
そこへ大雪、各高速道路は「閉鎖」若しくはスリップ「事故」、当り前(!)の
タイヤ事情。多少の雨(水分)でも滑るツルツル(タイヤ)にチェーン&スノーな
んて文明の利器も無く、しかも年々高性能馬力アップ、滑ってガッチャ〜ン!
も当然のこと〜〜…と大笑いもここまで。
次第に深刻化する、物流麻痺の都市生活、帰るべき者たちが帰れず、予想意外
の消費は、食料や電力にも影響。
既に某高速道路などは物流優先(=トラック優先)使用となっている有様。唯一
の交通手段(=列車=空席)目当に駅前大混雑17万人を超える所も出始めた。
国家首相「何が何でも帰れ!」と発表…でも「どうやって?」(異国の)旧正月
前一週間の出来事…
さてこれまで「大雨」も「台風」も体験済の我がゴルフ歴…しかし「大雪」は
なかった――――。
大雨で(白)パンツは、「オイ!下着が透けてるぞ〜♪」「どれ?誰?」まさか
自分と思わぬ私・・・・
「台風」は二百数十ヤード飛ぶドライバーが三分の一程度と、同伴者ボールが
左OB&クラブが池ポチャ(右)の面白体験。ーーー風雨に比べれば「雪」なん
か!と軽く考えていたのが敗因――――。
木曜日…「天気予報は当らない」
インターネット天気予報→世界の天気→アジアの天気、と検索ではどれも雨、
(唯一)地元天気予報だけが金曜日は「雪」警報だった。頭の中で「金曜(雪)な
ら、土曜のゴルフコースはクローズ」と思った。
金曜日…曇り空に雪のチラチラもなく、(連絡)「明日は予定通り…」は当然。
夕方小雪パラパラも、気にする程でもなく「接待」のビール・焼酎・日本酒と
順調で、帰宅時も再び曇天。ーーーヨッパライは上機嫌のままベッドとなる。
土曜日…目覚し時計のベル♪…起床とともに窓へ向う。
もしも下界が「白銀」ならまたベッドへと思ったが..着替えて夜明け前の暗闇
に愛車を走らせる。同伴者を迎えゴルフコースへ向う道中は小雨ながら、傘い
らずの程度。
車内ゴルフ談議もたけなわの頃…到着…思いの外気温も高く「雪」の心配など
全然なかった。否!むしろ心配なのは昨夜の無茶飲み、、代償はトイレ即行に
プレイ途中「森に消える」ほうが物凄く心配――――。しかも着膨れは脱衣容
易でなく、ギリギリは暴発命取りとなる…
いよいよスタート時間、
そこにはモコモコ着膨れが異国冬季ゴルフ定番ファッションの皆様。
だが面白さは、普段は打球あらぬ方向へ曲がる方も、身体束縛からなのか?
「ナイスショット!」となる不思議。楽しい刻は…不幸は突然やってくる…
ゴルフコース内遭難の危機?!
ビュ〜ン!「オイ大丈夫か?」「もう少し頑張れ!」「きっと救援が…」
(突如)小雨が吹雪に。視界はゼロ!
あなたならどうする?クラブハウスは遥かに遠い――――。
カート(電気車)に暖房機能はなく、しかも二人乗りではキャディ(女性)と抱合
うこともできず・・・前面ガラス窓に吹付ける雪を払うワイパーもない。
迂闊に運転するのは、異国のゴルフコース…人工障害物や池が盛り沢山…うっ
かりはまろうものなら心臓麻痺――――。
「身体を動かしたほうがいい」と結論付けプレイ継続と決めるが、キャディの
ホッペは真っ赤な林檎となっている。若いキャディは中止希望みたいな顔付だ
が、ベテランは継続促す仕草。(思案の刻)
どうせクラブハウスに戻る方向なんだから…と、1〜2ホール続行と決めた。
しかしこのような状況ではボールの行方を見失い…と思ったが流石ベテラン、
真っ白な状況でもセカンド地点へ我々を導いてくれるのは感動モノ、雪ゴルフ
を楽しむ事となる。
しかしそれも「積雪」までのこと。
突然吹雪が去ったとき、目の前には白銀の世界!?しかも不思議な事に全面白
ではなく、茶と白のコントラスト。(ラフ=茶/フェアウエー&グリーン=白)
「美しい!」「綺麗!」と喜んでいたのはティーグランド迄、ボールは真直ぐ
フェアウエー‥‥途中から消える魔球は白に白(保護色の原理)のみならず、な
んと雪達磨の法則。そう!着地とともに雪が付着し、次第にカメレオン現象が
消える魔球の正体。
捜索にはカート乗車などできず徒歩で…歩けば歩く程に身長が伸びる不思議…
ゴルフシューズは滑り止め構造の靴底、、が、次第に肉厚。だが文句等言える
状況ではないキャディー達、彼女達は長靴着用で、傾斜面ではスッテンコロリ
ン…何回も。大きなヒップは更に大きく、喜ぶのは旦那&恋人かもしれない。
さてこうした状況でボールを発見するコツは平面に突起物。しかし、
「あった!」と喜んでばかりはいられない。ルールを厳守していると悲惨な結
果=ルールとは在るがままを打たなければならない。突如ミスショット連発…
白の上に白で遠近感の狂い…雪(氷)ボール付着のままでは重量増加&どこへ曲
がるかワカラナイ〜〜し、更にショット時の足場は滑る危険性。
「ガッキ〜ン」重量プラスのボールはゲートボール並で更なる雪達磨に泣く。
うまくく上がれても、氷付着であらぬ方向へビュ〜ン!?更にラフショットで
はフェース(上)はカキ氷で覆われ驚く。
しかし最難題はなんとグリーン上、、パットは「土星の輪」想像できますか?
ボールと地面(=雪)接地後一筋の線となって、ボール上に氷のリング…しかも
次第にリングサイズが大きくなり、傾斜など無視で重量方向へ傾き、お終いに
コロリと転倒して停止が情けない。
ホール進めばコース側でグリーン清掃も、氷山存在に3パット。
さて、セカンドショット対策は、ボールの氷取除き、雪掻き地面へ戻し、更に
スタンス(足場)確保。我ながらここまでして…と思う頃、
(同伴者)「こんな時プロならどうするのかな?」
そりゃはじめからプレイしないと思う、三人の爆笑が誰もいなくなったコース
に響く。
でもここまでは、その後始る地獄に比べマシなほう。
豪雪も湿気少ない粉雪なら体温保持可能なれど、ミゾレ混じりでは体感温度急
低下、ガチガチ震えることになる。しかもミゾレから大雪模様に変わりそうな
感じで帰路の心配・・・「もう帰ろうか?」は当然の判断、ながら、
ところが今度はキャディの問題。
ここで中止されると彼女達の給与カット、、「14番ホールまで頑張って!」
ーーーしかし我々のプレイ費は割引とはならない不思議。
頑張れ!といわれるのは奥様だけで充分と思うが、習慣の恐ろしさ、お陰様で
この日の最終ホールでは、感覚い両手で終了となる。
さて、クラブハウスにに引揚げてみると、これから出撃の連中に遭遇。大声で
「地獄だぁ〜!」と忠告したが「地獄だって〜」と苦笑いしていたが、きっと
十数分後には後悔のホゾをかんだことだろう。
他人の忠告を素直に聞けないアンタらが悪い、と浴室に消える。
湯船に浸かれば、ビリビリと痺れる両手が真っ赤、痛痒いが血の気は戻った。
普段ならこの後で反省会交えた昼食だが、ガラス窓越の大雪に早々の撤退を決
める。帰路の車内では「いや〜いい経験になった」と盛上る、だが雪中ゴルフ
は一生に一度だけで充分と(皆)思うのだった。
そしてクシャミ…どうやら風邪までひいてしまった?
〜〜〜異国アスリートゴルフは命懸け。
= この稿おわり =
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