表上海!裏上海?(上海から見た中国) by 半日半華人さん
☆ 異国の(小)ヒツジちゃんは美味? ――――――― 2007/11/28
メェ〜メェ〜異国のヒツジ・・・異国の羊は「アナタ〜!」と鳴く。

お尻合い羊も今年は29歳。最早昔の小羊の面影はなく、立派な強(妻)羊に。

近頃のニッポンではジンギスカンが人気らしいが、今回は「臭い!」「不味い
!」とヒツジ嫌いだった私が、大好き人間に変身した物語なのだ。

さて、羊ちゃん(=嫁)に連れられてヒツジ料理。

初遭遇は、匂いに誘われて(妻)「美味しそ〜〜♪」と、路面のシシカバブ屋台
(串焼)。コンロに炭火は、滴り落ちる羊油に時々引火し、ボワァ〜と燃上って
いた。

ジュ〜ジュ〜と音がする肉塊を口に入れる。唇はアブラ塗れで、とても上品と
はいえず、見てるだけの私。ーーー屋台の付近は脂身をペッ!ペッ!食後の串
はポイッ!(チョッと古いかな?→)まるで小型夢の島状態。不衛生さ????
(星4つ)に、清潔好きニッポン人は近付くことすら困難に思えた。

奥様が食欲を満たすまで…立ちん坊の私は観察タイムーーー。

隣り合わせの店だけど、繁盛&閑古鳥の差は何故だろうか?と違いを観察。

う〜ん…フランス料理をチュウゴク人シェフ、そして江戸前寿司を白人板前で
は腕前は分からないが…「旨いのか?」と先入観を持ってしまうーーー。この
感覚は万国共通、、ここでも、人気店は鷲鼻アラブ系チュウゴク人のイスラム
帽子付き。然もガスより炭火。

それを横目に、暇そうな兄ちゃんは鉄板に油、では…「焼」より「揚げ」る感
じで…う〜〜、見るからに不味そ〜〜。こりゃ「勝負あり」と思うのだった。
〜〜〜正宗(←チュウゴク語で本場の意)シシカバブーは料理人で決まり!

しかし、露店(携帯コンロの異動販売)はあまりお薦めできない。

Nippon人なら誰もが寿司職人ではないのと同様、…新疆人とてプロとド素人…
&悪人もいる。異国の常識=新疆の常識、とは限らず、悲惨な体験・・・。

羊肉焼きながら愛妻をナンパする不心得者…SOS携帯連絡…強面の旦那出陣
という場面もあった――――。
公園の野良猫消滅の謎は、元手いらずの食材調達、という悪徳商法もあった。

結論:ボロでも露店よりは店舗販売。

記念すべき初体験は、焼鳥屋ならぬ焼羊肉屋さん――――。(妻)「ここは絶対
に美味しい!」と、半ば強制的に連れられ(朝鮮族の)お店へ、、入った瞬間…
逃げだしたくなるような不潔な店内でも…お構いなしに注文を始める奥様。

テーブルも壁も油でギタギタ…空調から油がツララ…ヒエ〜!思わず悲鳴。

無愛想な店員が無造作に、奇妙な調味料(粉末の小山)をテーブルの上に。露店
の調味料とはちょっと内容物が違うように思え…怪しげ(危ない?)…店の味。
パプリカ・ゴマ・塩・黒胡椒は解るが…深緑の草は「これは何?」…舐めてみ
れば、痺れとサッパリ感?

不安で暗い顔も「退け退け邪魔だ!」と真っ赤に焼けた炭火が通る。

同時に銀色の(安)食器にドサッ!と食材盛。たしかに…これから焼く(=消毒)
とはいえ…肉も魚も野菜もお構いなし。肉汁を吸込んだサツマイモがピンク色
に染まって色っぽい?

串刺しの串は、木製も竹串も鉄串も混在していた。何でも食べるチュウゴク人
は....一方では何でも利用する民族性と知る....自転車のスポーク!?「ああ
神様!…どうか新品でありますように〜」と祈りを捧げるのだったーーー。

周りでは、鍋奉行ならぬ串奉行が、独自の方法で「焼」を披露。クルクル目が
回る回転重視派…ジックリ焦げ目をつける我慢派…焼加減で味が変る事も知っ
た。(妻=◎、私=×)

コンガリと焼き上がった羊肉を笑顔で渡す妻、用心してビールで(胃袋の)アル
コール消毒をする私。覚悟を決めた一口目…「ん?旨い!」…ア〜ラ不思議。

ヒツジの臭味は調味料で消され…噛めば噛む程…旨味が口の中に広がっていく
初体験。「脂身が旨い!」と「箸」ならぬ「串」がすすみ、妻の焼くスピード
を追い越して「まだ半生だわよ!」…怒られる。

だが、長期異国生活で我が舌がバカ舌になってしまった可能性?も、、「俺は
絶対に羊肉は喰わん!」という友人を連れ出して試してみることにした‥‥。

「なに?何?ナニをご馳走してくれるの?(喜)…エ〜!ヒツジ肉!(怒)」ブツ
ブツ文句の連続。!いいから一口喰え!が、ファン追加一名様となった。(^^)

しかし我がミステークは、、ヤツは口が軽かった、、その後狭い店内に日本語
会話が飛び交うようになる、、。無論小姐付きでやってきやがるのだが、ここ
は大衆店、イチャイチャも見栄張る行為も不可なのだ!

「オ〜イ!一番高いヤツを…」(阿呆!)…一番高いヤツでもたかだか@5RM
Bじゃ〜〜、小姐は釣れないよ〜〜…残念!(^O^)

ヒツジが美味と悟らされ、(妻)「なら火鍋(=中華シャブシャブ)へGO!」

私は鍋料理が嫌いではない…しかし…火鍋は、一歩誤れば闇鍋とご存知かな。

摩訶不思議な食材は、草魚・鶏血寒天・犬肉・豚脳味噌・その他、…涙なくし
て語れないシロモノ。ーーー(私)「これは何?」(妻)「食べてみれば分かる」
たしかにその通りだが、
(私)「旨いけど何なの?」----メニューには狗の文字。

漢字不得意な私は、「狗」と「戌」と「犬」が同じ意味とは、、「友喰い!」
----私は戌年生れ----暫く祟られる〜〜〜。
家鴨血寒天(豆腐)だって、見た目は赤茶(着色)の絹ごし豆腐?、誰が家鴨の血
を固めたモノと解るだろう・・・・

話をヒツジ肉へ戻し…

メニューには「羊肉」と「肥羊肉」とある?(私)「何?この肥は?」何も言わ
ず我が腹を指差す妻に、「あ、じゃあんたも…」と口に出かかったらバシッ!

これらをスープの中へシャブシャブして頂くのだが…

スープには白湯(魚出汁のアッサリ系)&赤湯(ラー油タップリ激辛系)が一般的
だが、、、見た目で騙されるのは小姐だけにしよう!

(妻)「どれにする?」(私)「アレあれ」と隣の席を指差し、運ばれてきてみれ
ば…九州熊本のカオリに「アレ〜?」ーーー洗面器状の鍋の底には、肉塊付き
の巨大な豚骨がグツグツグツ。

次第に強まる臭い、、個性的な羊肉の臭い×臭いにノックダウン寸前を必死に
こらえていると(妻)「あなたが頼んだのよ」ーーー豚骨ラーメンの中にジンギ
スカン羊肉が煮込まれている状態、、、注文はよく確認してから‥‥と学ぶ。

さらにこんなことも、、火鍋スープには身体(健康)に良い朝鮮人参やクコの実
(漢方)などが定番なのだが、、だが某店、、麻薬で死刑のお国柄なのにケシの
実がプカ〜リプカリの奇奇怪怪。

しかしこれがトンデモナク旨いのだ!、が、物事には必ずハイリスク&ハイリ
ターンの法則、、、物凄い臭みは50米先でも臭うほどの強烈さで、、食後は
パンツまで「くっさ〜ぁぁぁいぃぃぃ!」のである。

本人達は臭覚麻痺して気付かないが、周囲の人からは白い眼で見られる。エレ
ベーター等の閉ざされる空間では、厚かましい異国人でも一緒に乗りたがらな
い。だけど本当に旨いのだから困る。なので高価な衣服でのご利用は考えモノ
なのだ。

さてこうして第二段階までクリアすれば、最終ステージは(本場)新疆料理。

こちらも病みつき間違いナシであるが、店主と仲良くなるのは考えモノという
強烈な思い出。(=食欲より吐気)ーーー某食事会にて…特別料理登場!…に異
国奥様方も悲鳴!〜〜〜大皿の上には「頭蓋骨付きヒツジ頭部」がゴロン!?
(店主)「美味しいよ〜♪目玉と脳味噌が特に」

本当に特別なとき以外は出ないらしく、「食べて×食べて」と薦められたが…
(私)「とても喰えねェェェ!」(店主)「何を言う!ニッポン人は生きた魚を食
べるだろう?」ーーー文化の違いは恐ろしいーーー

このような恐ろしい料理は兎も角…シシカバブー+ナン(=パンの一種)+野菜
に、新疆スパイスが美味。これに新疆黒ビールをビールで割るハ−フ&ハ−フ
がたまらないが…周囲の眼は変人扱い=ビール割(ハーフ)を知らないのだ。

こりゃ面白いや、と悪戯心…今度はビールをスプライトで割ってみせたので、
店内話題の中心人物となる。(^○^)

しかし、ヒツジ肉&ビールは最高の組合せ。

しかも大串をガブッ!とやるワイルド感覚に、(私)「今夜…ヤル?」(妻)「バ
カッ!」…とは言いつつも結果合体。(^^;

鷲鼻に囲まれ、本場慣れしてしまって最早(朝鮮)焼羊屋では物足りなくなる。
しかし、我が猪八戒の鼻は、一向に鷲鼻になることはなく残念…だが腹は毎回
ポンポコリ〜ン。

(日本の)ジンギスカン流行には「食痩せ効果」があるからとかなんとか聞いた
覚えがあるが、ここの店内は、客も従業員も、♂も♀も下っ腹ポッコリ。効果
の程は疑問だが、胃腸の齢私は、ビール&シシカバブー飲み食べ過ぎの夜は…

ーーートイレが友達。ゲッソリ痩せて朝日を拝む事もある。

さあ〜、異国の羊ちゃんはヤッテ…バシッ!(間違い)…食べて美味しいよ〜〜

〜〜〜是非一度お試しあれ。(^○^)

                        = この稿おわり =
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