☆ 実体験版!日・中結婚の違い ―――――――――― 2007/08/29
米国プロバスケット、NBAロケッツの姚明選手の結婚が報じられた。
【写真や披露宴など結婚費用は25万元(390万円)と上海市民と同レベル】
と報じられたが、
「違〜うッ!」それは表向きの事、異国の結婚にはいろいろオプションが‥。
後輩の為に、Japanで1回&Chinaで1回の実績(日中結婚までの違い)を語る。
但し、我が体験が一般的かどうなのかの保証はない。(むしろ特殊ケースかも)
―― 日本で、
結婚する為には(一応)親の承諾が必要――――。結婚は当事者同士の問題、と
親の承諾など関係なしとする曖昧婚もあるが、形を重んじる私は…ご挨拶の為
に相手の家を訪問したが、
今考えると相手の親父さんは「待ちかねたゾ武蔵!」←巌流島ですね〜。ドア
を開ければ!?凶器(ゴルフクラブ)を磨く姿。(さてあなたならどうします?)
緊張の上に恐怖心、頭の中は真っ白!‥‥今となっては何を話したのか忘れた
が、相手の親父さんの最後のひと言は生涯忘れない。―――「それであなたは
娘をどう思ってるの?」
オイオイのオイ…何の為にここへ…と思うが、若かった私は再び真剣に懸命。
後日聞いた話では、既に興信所を使って調査済みで、その結果はOKとなって
いたので、それは単なる(婿)虐め。しかも、虐めは続くよ…どこ迄も…承諾後
は乾杯の嵐、目覚めれば嫁さんの隣で熟睡していた。ーーー(嫁さんの実家で)
婚前同床は情けない。(涙)
―― 異国で、
前婚で夢破れた家無き子を拾った妻は立派!&一生頭が上がらぬ私、が現実。
週末迄の数日間のシミュレーション、に憂鬱な日々。未だ見ぬ両親に「お歳は
?」「年収は?」「将来性は?」数々の質問攻めを想定してウナサレル‥‥。
ところが初対面の挨拶が終ったら、(妻)「それを取ってあげて」(父)「美味い
なぁ〜♪」と単なるお食事会??和気藹々のまま何の質問もなく帰宅となる?
(私)「ん〜〜?」
(妻)「大丈夫!全て報告済よ、初めて聞いたんじゃ心臓発作モノだからね…」
確かに悪条件結婚だが…義父母&私…お互いに年齢を知ったのは一年後の事。
――日本の結婚式では仲人は欠かせない存在。
教会或いは神前列席から、披露宴では新郎新婦を褒め称え…無事終了とともに
再会はないーーー。
「新郎○○君は××大学を優秀な成績で…」
「あなたそんなに優秀だった?」(♀)
「新婦○○さんは大変性格も温和で…」
「温和とはどういう意味?」(♂)
儀礼的な存在でも、社会的な地位が求められる。
―― 異国は無神論で神前婚はごく僅か。(誓いの言葉もない)…即ち仲人役の
必要性はない。だがNippon同様のお見合婆は存在し、これが単なる紹介役では
なく、斡旋仲介屋。実はこの婆は、地方出身者が都会で増殖する尖兵なのだ。
遠く故郷を離れた嫁入先の近所(集落)を偵察、、白羽の矢を立て、、昨日まで
の赤の他人は今日の遠戚者。親戚筋を送り込む(日本の)戦国時代同様の手口?
(私)「だから…あれは誰なのさ?」
(妻)「○○の××で…つまり親戚」
何度聞き返しても解らぬ関係は、、国際結婚で最も厄介な(親族)金の無心の正
体。その情報活動(他家の資産状況把握)は驚く程に正確、且つ迅速で、恐怖す
ら感じる。「マイカー買ったって…」「マンション買ったって…」公開してい
ない携帯電話(番号)に連絡がはいる。
結婚生活スタートには「愛の巣」が必要。
日本の新婚家庭(若夫婦)には、例え36年とはいえ日常生活に重く圧しかかる
住宅ローン。賃貸でも(通帳の)引き出し金額と毎月睨めっこ…それがNippon。
しかも、英断しての購入も、なぜか両家に気を遣い中間地点などの制約付きは
哀れ。口は出すがカネは出さぬ相手の親父さん。その上、住宅負担→生活苦=
「アンタの稼ぎが…」天使が鬼、でも、妻子はリッチ??の謎。
上海小姐なら「結婚したいの?」「マンションは?」
現在異国では、男はマンション所有が結婚の最低条件、と厳しい。無理・無理
・絶対に若者には無理、と思うけれど…そこは一人っ子政策の恩恵。親は子の
為に親戚知人筋を駆け回って用立てて、不可能が可能となるーーー。
しかも、借金は親のモノ「僕には関係ないよ」と息子達…収入は全て贅沢の為
に。私の場合は超貧乏で、ニコニコ笑いのローンで購入したが、返済期間で一
悶着。
(私)「出来るだけ長く…」
(妻)「出来る限り短く…」
異国流利息計算と妻は説明したが....実は異国嫁親の入れ知恵は....万が一に
備えて担保物件確保…それが(異国の)新居だった。だ・か・ら、在日の国際結
婚でも「母国に不動産を」という国民性に理解を。(=男の義務なんです)
夫婦と社会的に認められるための結婚手続。
日本では、事前記入した婚姻届一枚を役所提出で「おめでとう!」。有難味の
薄いNipponの手続。吉日提出でも受付窓口は混んでおらず数分間で終了。
ところが異国では…平日&時間指定しても大混雑。その原因は…「アレ持って
こい」「これが必要だ」ーーーしかも窓口担当者ごとに言う事が異なるのは何
でよ?
持込家財所有証明=離婚の場合に財産分与で揉めない為の備え。
(私)「そんなモノは不要!」
(妻)「だから前婚破局で丸裸になったんでしょ」…物凄いイヤミに凹む私‥。
無事受付終了→(今は無ないが)所定病院身体検査も「○○人は××元割高」と
人種差別。さらに異国ドクターはカルテに英語で記入した。「…少々皮が長い
が云々…」大きなお世話だ!!
その後、実際に(真っ赤な)結婚手帳を入手するまでに数週間以上かかった。
し・か・も…異国手続の次は在上海日本領事館で日本側の手続き、と、W手間
を済ませても、安心するのはまだ早かった。
異国の最寄の公安派出所への戸籍変更届けを忘れてしまったため、数年間「未
婚」状態のまま…既に立派なコブ付き…
(私)「未婚の母か〜?」と冗談を言って鉄拳をくらったりしたが、日本国籍に
した長女は記載されず、中国国籍の次女が長女として記載される怪??
だが日本の戸籍も変。ーーー娘達はどちらも「子」欄に記載されるが、外国籍
の妻は「妻」欄には記載されず、但書き欄に。日本政府(国)のやることもワカ
ランと思うのだったーーー。
(個室で)厳かに執り行われた日本の婚約(結納)式。どんな内容だったか?何故
か全く記憶にないが、唯一、結納金のお返しが少なかった事、だけよく覚えて
いる‥‥。
では、異国の婚約式は如何に?(私達は日本式だったので従兄弟の例から…)
(妻)「○月○日は空けておいてネ」従兄弟婚約式が地元で開催されると言う。
しかしこれとは別に、女性側でももう一度地元で婚約式をする…ので計2回。
最近はレストラン利用で1食で済ませることが多いが、古の式宴では三日三晩
の朝・昼・晩3食に2回お付合いしたことがある。テーブルの上は皿の上に皿
と料理の山。
結納品は、従来は純金製であったが、某外国企業の策略(?)で、今やダイヤの
リングになりつつあるのが悲しいーーー。それでも以前は「大きさ」が自慢に
なるということで異国産(低額)イエローダイヤもOKだったが…今や日本並。
さて、この華やかな式の舞台裏…
別室では、異様な雰囲気の中、両家のシビアな結婚費用分担交渉が行われてい
る。
「アンタのところは裕福なんだから○○%負担しろ!」
「そりゃ道理的じゃない!」
「…そんなら…」
事情を知らぬ人間には、まるで奴隷商人?人身売買?と思える内容までも。
(私)「大丈夫なのかな〜?」
(妻)「妊娠させてしまえばこっちの勝ちよ!」
異国婚約式は、両家の駆引きの最前線なのだ――――。
結婚記念写真では、枚数の割に高いと思うNippon。(埃をかぶる運命なのに…)
しかも数年後の…開いてみれば…最前列参列者から順番に別世界へ旅立ってし
まった顔ぶれ「嫌だねぇ〜」。
異国のはそれこそ、アルバムというより豪華な写真集。平均収入から想像でき
ぬン万円からン十万円。丸一日以上拘束され、なんと1カットの為に疾走する
自動車などと大掛かりで多種多彩。
私達も一度は写真館へ赴いたが、見本確認して(私)「こんな恥かしいポーズは
イヤだ〜!」ーーーハリウッドスター並のポーズで、抵抗感は当り前。
妻の「そうね〜」という同意の言葉の中には「ジジィと小姐」はアンバランス
という意識も含まれていた感じが・・・・
そこで、妻だけの独身記念写真集にすることになったのだが、、撮影当日、妻
が撮影のため出かけている留守中に玄関チャイムが鳴る?ドア(二重扉の内側)
を開けてみると、、??見知らぬ美女が佇んでいる??
招き入れれば妻が帰宅したら血の雨、と戸惑っていると「早く開けてよ!」妻
の声!?ーーー異国の特撮メーク(厚化粧)に驚くのだった。!バシッ!
でき上がった写真集は…Nipponは清楚感…異国は色気重視、違いを悟る‥‥。
日本の結婚披露宴、マニュアル式「披露宴」で新郎新婦は操り人形、スッカリ
「疲労宴」分単位で入室&退室を繰返し、食事すらできぬ状況に必死のつくり
笑顔。
後日落着いてビデオで様子を観察し、「素晴らしい結婚式!」とは両親のもの
なのだ。その証拠に、出席者も殆どが親御さん筋…大切な友人や親族は末席と
なっている。
かたや異国の披露宴は大忙し。
婚約式同様に、男側で1回&女側で1回…同じ地区の出身者同士だと昼の部&
夜の部と2部制にする場合もある。私達は日本の親族紹介・在住邦人・妻地元
(親族含む)の計3公演だった。
いろいろあったが、印象的な出来事は登場衣装かな。ーーー伝統的なChinese
衣装が妻よりお似合いの私に「よっ!美女と野獣!」掛声多数。洋式スタイル
では「どう見ても花嫁をエスコートする父親」と言われーーー。
その他、各テーブル廻りも忘れられない出来事。ーーーキャンドルサービスの
Nipponと、現金が飛んでくる「オヒネリ(お祝い金)」異国 + 乾杯攻勢付き。
オヒネリは義母の下へと集められた。義父からは「コイツは要注意だぞ」など
と紹介されながらのアドバイスがあったが、残念ながら誰も彼も同じ顔に見え
識別不能だった…
結婚披露宴の違いは、
・「〜はこうあるべき」と定められたレール感、とお行儀の良さの日本。
・異国のはなんでもありの大パーティ。
さて、新婚初夜だが、日頃のオコナイの結果?(♀)「なにを今更!」と肘鉄を
くわされる私・・・儀式より金勘定、ベッド上はご祝儀計算の場となる悲しい
現実。嫁の所帯臭さはいつから始るのだろうか。純白のウエディングドレス姿
のままベッドへ運び〜〜〜ああ〜、夢幻と終る。
追記:異国(結婚)披露宴は益々派手に…過激に…悪趣味に…とショービジネス
化。その一方で離婚率上昇。花嫁修業ならぬ花婿修業(旦那のお仕事)の所為か
も――――。専業主婦と兼業主夫の違いかな。
…日・中結婚の違い、ご理解頂けました?
人生何があるか分かりません…私も2度の結婚は予定外でした…ご参考まで。
= この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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