☆ 不安?ふあん!不安…国際結婚破綻事例 ――――― 2007/04/25
(私)「オ〜イ!帰ったよぉぉぉ」
(娘達)「PAPA〜、いってラッシャイ!」
(私)「ハイ!行ってき、あ…ん?…お帰りでしょ」
〜〜〜我が家の帰宅風景。
そしていつもなら(奥様)「お帰り」「ハイただいま」とモミモミスキンシップ
に「馬鹿!子供が見てる」と笑いながらバシッ!の日課、が…本日は違った。
(奥)「あなたお話が…」
(私)「ヘッ?なに?エッ?」−−−妻の眼が冷たく光る。
自称愛妻家でも、「たまにはお茶漬け」と1つや2つは、、いや多分それ以上
「後ろめたい」出来事がある‥‥‥。だがここで男は2分類に分かれ、前者を
臆病者と呼び後者を豪胆者という。私の場合は「ハイ!(直立不動)なんでござ
いましょうか?」何故か低姿勢のうえ敬語になるのだ、、、。
さて、奥様の第一声までが(ドキ!ドキ!ドキ!)高鳴る心臓、天国地獄の別れ
道。ーーー走馬灯のように「香水」「石鹸」「避妊具」などが頭の中を駆け巡
り・・・「何がバレた?」と反省&後悔。
後は天に祈るばかり、一時の快楽&一生の後悔にならぬことを・・・上海妻に
は「お遊び」通用せぬ事は誰よりも知る私ゆえの覚悟である。
(奥)「ワタシ最近は不安×3倍なのよ」
----何が?やっぱり?どれが?----(引き攣る顔)
(奥)「あなたは私に何か不満はあるの?」
----ヒエ〜!ああ〜!確実だ!----(蒼白な顔)
(奥)「今日ね」…ん?…今日?…本日は(×も)品行方正ゆえ安堵&我に返る。
しかし油断は禁物、(心の中)「以前この手でやられただろう?」そうだった。
今日の前は昨日…1週間前…数週間前…1ヶ月前と遡り記憶検証の拷問はアリ
バイを崩す。
(私)「どうしたの?」と優しく探るように尋ねた。
(奥)「ここに座って!」で始まった話は、、友人S夫妻の奥さんからの相談事
だった。彼等もまた日中国際カップルだが、2年前に帰国して現在は日本在住
の筈だが?
(奥)「そうなのよ…国際電話で1時間…切らせてくれないのよ」
----一大事らしいが所詮は他人事----
(奥)「真面目に聞いてよ!TV観ないで!」
(私)「ハイハイ」
----今や鼓動も正常&余裕シャクシャク----
さて、S奥さん訴えでは(国際結婚の)破局事態らしい…原因は犬猿の仲の「嫁
姑」戦争。しかも今回は長期化模様にて半年間に渡るいがみ合いの上で、常に
奥さんの味方であったS旦那も敵となり、1ヶ月以上の同居別居状態という。
更に、伝家の宝刀(大陸間弾道ミサイル)離婚を仄めかしても効果がなく「判を
押すから子供達を残してお前だけ中国へ帰れ!」と八方塞がりで、緊急ヘルプ
連絡となった。
(奥)「どう思う?S旦那に連絡する?」
(私)「嫌だ!そりゃ○○(奥様友人)が悪い!」
----旦那が日本人&奥様が中国人ゆえに同胞(同性)の肩をもつわけではない。
----犬も喰わぬ夫婦喧嘩ゆえ無視でもないーーー実は「仏の顔も3度迄」上海
在住中にも仲裁役を無理強いされ、我が家に飛火したこと数度の経緯あり。
(日・中)国際結婚の破局には、奥方(中国)の国柄事情理解せず「日本人の嫁」
を強要し、思惑と異なると「日本の常識」を振りかざす一方通行しかできない
者は一生「独身」か「同胞との結婚」を選ぶしかないと思う。
そして破局後に雨アラレの異国嫁悪口に「そんなにひどい嫁さんならどうして
結婚したの?」に「結婚してから直せると思った」とノタマウ・・・人間調教
なんて国際でも同胞婚でも関係なく..できるわけがない..とバツイチ経験者は
忠告するが、
同胞婚に比べ国際婚のリスクが高いのは当然ながら、同胞婚が忍耐と寛容で成
立つのであれば(←我が父親説)、国際婚は「思いやり」と「譲り合い」が重要
で、傍目からは奇妙に映る奇妙婚とも呼べる結婚形態も、自分達が幸せならば
「善し」と思う。
しかし…残念ながら…中には(確信犯の)金銭婚=結婚詐欺」もあるが、被害者
には申し訳ないが、(詐欺と)見抜けなかった邦人男性側の責任「大」と思う。
何故なら、そうしたニュースが健全な(日・中)国際結婚に偏見を齎し、不要な
不幸を産み出しているのも事実だから。(民族的誤解を疑心へ導く責任は重い)
民族的誤解とは、貧(=異国)富(=日本)と、被害者は日本人という固定概念と
なり、一般的な中国常識における「援助要請」を、詐欺と疑うことをいう。
さらに、異国は生存に厳しい環境で「別れても好きな人」ならぬ「別れても自
分のモノ」が愛情表現とされる事も誤解される要因ではある。
だが、S旦那の場合は違っていた。
上海女の旦那ではない彼(=奥様は外地人)だが、上海旦那以上に「夫の鏡」。
常に「S旦那さんは…」と比較される私は可哀想..怨んだ事すらあったのだ。
最初の試練がS夫妻に訪れたのは、本来メデタイ懐妊&帰国出産の時だった。
常日頃、異国では異国流儀&日本では日本流儀が正しいと主張する私だが、S
夫妻は旦那が「内気」というか「恐妻家」というか、日本では理解されない異
国旦那のやり方をそのまんま輸入ーーー。
日本での滞在地は旦那の実家(=姑宅)で、世間体が最も大切な田舎町、、に、
----いかに異国の生活習慣が身に染み付いているとはいえ----或る晴れた日の
S姑宅の庭先で、S旦那が小さな布切れを干していたーーー。
見れば女性用のパンティ!・・・が噂となり「S宅では旦那が家事全般を」と
瞬く間に小さな町中の話題を独占。----ただでさえ国際結婚は目立つ存在なの
に・・・・
当然、姑から、息子経由で嫁への注意はあったが、日本社会を理解せぬS奥さ
んは忠告を無視し続けた結果、、姑の逆鱗に触れて(大事な跡取息子に家事を)
馬鹿嫁・鬼嫁・異国嫁となったーーー。
ここで賢い妻なら「妥協点」を見つけ板挟みに苦しむ旦那を救うのだが、譲る
心を持たない異国妻は多く、針の筵の生活は異国に戻るまで続いたのだ。
けれど、彼の地獄はこれで終りではなかった。上海帰国と共に、
(奥)「あんな実家(=姑の所)には戻らない!)とマンション購入を希望。
逆らう事を知らぬ旦那は、いわれるままにローン契約して引越しとなるが…
或る日、奥さんの姉夫婦+子供が、新居の内装監督を理由に1年間同居と転り
込んできた。これについては我が妻も、「(他人を家の中に入れることを)何故
ノーと言えないの?」と厳重注意したが効果はなくーーーその結果、心の負担
が増したS旦那は、ちょうどリストラ転職とも重なって、、壊れた。
仏の顔もというのは、実はその頃「登校拒否」ならぬ「通勤拒否」の相談&説
得に訪問した。悩みから逃れるためのアルコール依存症の相談&忠告、と最早
友人という枠を越える仲裁役をやらされたのだ。その時身にしみて知ったのは
「(良くも悪くも)男は女で大きく人生が変る」だった。
そしてS夫妻の帰国…それは(異国では)もう打つ手ナシの状態からだった。
そして二年の月日が流れた現在。
一時の危機的状態から回復に向かいつつあった彼に重く圧しかかっているのは
ローン地獄、、既に異国を離れ二年の月日が経つ今も、異国で購入した物件の
ローンを払い続けているという。だが不思議なことが、
(私)「彼の給料だけでも充分返済可能だろう?」
(奥)「実は…」
第二子誕生で、誰も住む予定がない物件を購入と聞き、当然増加する返済額に
奥さんもバイトで働きだす、、に、姑が理解を示す筈もなく冷戦。
(私)「当り前だろう!生活の場は今や日本なんだ!」
(奥)「だから実家から出ろだって…」
今度は○百万円のアパート購入、、S旦那は再びアルコール依存症、、そして
S奥さんのヘルプ依頼となったのだが、
(私)「そんなもの別れてしまえ!」
(妻)「どうして?」
(私)「なにゆえ現在異国に住まいが必要か!」
問題は、結婚後数年経過した現在も、S奥さんの心に家族愛が芽生えていない
ところにあるーーー。
(奥)「やっぱり不安よ〜」
(私)「放っとけよ」
(奥)「違うわよ…私達のことよ」
(私)「何が〜?」
(奥)「自然の法則では確実に先に逝っちゃうアナタ」
----そりゃトシが20も離れていれば----
(奥)「残された私は、一生未亡人?それとも再婚?ドチラがお得かな〜?」
(私)「・・・・・・・・」
元気なうちから逝った後の事を相談されてもどう答えるべきだろうかーーー。
若さの無駄遣いは慎もう!と密かに思うのだった。(←=奥様の大勝利か?!)
= この稿おわり =
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┃ ┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「遠田孝子さん」
性格の強いチャイニーズやコリアンと日本人の結婚はむつかしいとか何かで読
みましたが、(ちなみにフィリピン人とは結婚の成功確率がよいとか)日本人は
女性より男性のほうが国際結婚はむつかしいでしょうね。
日本人同士でも結婚はむつかしいのに、言葉や文化が違ったらますますむつか
しくなる。適応力(順応力)も必要だし――――。
半日半華人さんのコラムはとても参考になります。文章も別に読みにくくない
けど・・・・。読みにくいという人は想像力に欠けるのでは。
└──────────
▼
┌──────────「半日半華人さんから」
有難うございます。バツイチ経験(のご迷惑先は日本女性)から「結婚とは…」
固定観念の塊が私です。故に日・中(国際)結婚とはいえ「こうあるべきだ!」
は異国妻によって次々に破壊され、、、でも或る日、気付いたのです、、、。
理想と現実は違うと失望するのは私だけではなく、異国妻も同じ事。
ーーー互いに譲らず押し付ける摩擦が益々結婚生活を暗い闇の中へ導いている
んだと。そこで初めて夫婦になりました。
お互いの風習習慣で良いところだけを採用した我が家のシキタリを作ろうと。
するとどうでしょう…「こうあるべきだ」「どうして?」理解に拒絶はなく、
知らない事を強要するから反発、が喧嘩の原因だったのです。
「当然」「当り前」「常識」とは、自己都合である事を学びましたーーー。
そういえば(以前のバツイチ)相手の事は、知っている様で知らない事が多かっ
た様に思えます。同国人ゆえの思い込みが原因、と今は素直に反省出来るのも
異国妻のお陰かも。「結婚とは他人同士の結び付き」心に染みる言葉ですネ。
└──────────
┌──────────「ようこさん」
つらいお話でした。というのも、日本人と結婚できず、金の力で外国人女性と
結婚し、離婚した知人がいるのです。結局、誰が相手であろうとコミュニケー
ションがヘタなのですよ。
相手のことを何ひとつ理解せず、鬱病にして、結局は離婚。
その知人は3年も一緒に暮らしながら一言も相手の国の言葉をしゃべれません
でした。Sさんも不器用な人なんでしょうね……。半日半華人さんと奥様の努
力に心より敬意を表します。
└──────────
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┌──────────「半日半華人さんから」
バツイチの私と致しましては、物凄く反省する点でもあります。
さて、国際結婚が困難な点は、言葉や習慣の違いだけではなく、実は生活環境
だと私は思っています。大多数の方々は私と異なり、結婚生活を日本=旦那側
親元)で過す事になります。するとここでも数の勝負で「日本の常識」----実
は各家庭の常識----の下、少数派は良し悪しに関らず修正を強要される。
しかし、二十数年間培ったモノを数ヶ月・数年で直すことは可能でしょうか?
何事様々を注意されているうちに人間否定されているような錯角となり、意思
を伝える事すら恐く、家庭内対人恐怖症が鬱病になるんだと思われます。
無論我が家でもありましたが…元々性別・国籍・年齢の差から我が家流を産出
した結果、ーーー昨日より日本から母親が遊びに来ておりますが、本日は妻が
一日お相手。お袋も、私より異国妻と日本語が喋れぬ孫達のほうが大好きとな
りました。
これはあまり知られていない事ですが、異国人は年上(年配)をとても大切にす
るのです。しかも自然に…我が親を大切にして貰う旦那は妻を大事には当り前
の事。これが幸せの方程式かもしれませんね。
----でも息子としては、なんでお土産が妻子ばかりにと多少ヤキモチも----
└──────────
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