☆ 上海株式暴落 ――――――――――――――――― 2007/04/11
中国(上海)株の暴落に始まり、世界連鎖反応の激震走った07年2/27。
(部下)「社長!株が!」と社内は早朝から大騒ぎーーー。
(私) 「お前が株を?」
(部下)「イイエ」〜〜〜毎度お馴染、野次馬根性のお祭騒ぎに怒!
娯楽少ない異国の地、&他人の不幸は蜜の味(他人事=エンジョイ)なのかも。
交通事故…血まみれ怪我人を取囲み…誰も助けぬ野次馬は心で願う「死んだら
面白いのにな〜」
反日暴動…デモ参加者より多い見物人…ついつい雰囲気に呑まれて石投げりゃ
今は冷いき監獄の中。
〜〜〜これが異国人(の国民性)なのだ。
こうした時はデマが続々と沸き起こり…
(部下)「○○が相当損したらしいですよ」
(私) 「それがどう関係あるのよ?」
(部下)「たった一日で10億元の損失!」
(私) 「我社に関係ある事?」
無反応な私に呟く(部下)「前々から社長は中国株嫌い」(私)「当り前だ!」
正確には「嫌い」ではなく「興味」がないのだ。
上海B株が外人投資家許可の折も…株価高騰の折も…浮れる部下をたしなめる
私。家庭でも、
(妻)「○○さんは××儲けてるのに〜」
(私)「NO!」
(妻)「チョットだけ…嫌?…本当にあなたは臆病者!」ーーー絶対拒絶の私。
そんな私を、バブル崩壊後遺症と勘違いするが、、私も「楽に儲かる(お金)大
好きだ〜」…然し己の眼でアレを目撃したら??
朝靄にけむる異国の街角に、一見危なそうな黒山の人だかり?…異国名物の朝
食タイムにしては時間も遅い?
(私)「何アレは?」
(部)「証券取引所です」
(私)「この光景は..何処かで見たような記憶が?」
脳裏に描いたのは、開店前のパチンコ屋のパチプロの行列、、、。
(私)「何をやってるんだ?」
(部)「勿論開店待ちですよ」
(私)「仕事は?」
(部)「これで生計をたてているんです」
そんな馬鹿な!?…と思うが、本当の事…それが可能な異国事情とは、
――― 要因その1は、「株価動向と依存(国民)性」
無論、これ迄も儲けた者(勝者)と損した者(敗者)はあるけれど..儲け話は誇張
され、損失話は闇に葬られる。〜〜〜非は己にあらずの国民性。
株価全体は依然と右肩上りに、、弾けた経験なき者達は「甘い汁は永遠」と思
い込みーーー。さらに社会主義特有の「何かあれば国(政府)が」が基本想法。
故に、暴落日には「何故政府が個人救済をしない!」と馬鹿げた意見もある。
‥‥儲けは自分、‥‥損は国負担、自己中心的盲信は26日(前日)、、本年度
の旧正月(春節)休暇は一般的に2月17日〜25日。
ボーナスは休暇の前日に「ハイ、ご苦労さん!」が一般的だった。
(妻)「今夜は爆竹よ!」
(私)「(旧正月)元旦じゃないよ〜」
(妻)「お金の神様の日なの!」
異国には、どの神様より大切な「儲け祈願!(ハタ迷惑な爆竹)」があるのでし
た。無事奉納も済ませ、「これで今年も!」と休暇開けの26日…株は売手市
場、、100億元の商いとなった。
「長期休暇明けのボケ頭」と「欲に目が眩んだ耳」には当日のTV報道は届か
ない。某経済人「え〜、現在の株価は少々懸念すべきモノで…」とまるで政府
操作を予告。ーーーしかも引合にニューヨーク株式暴落(Black-Monday)や日本
のバブル崩壊を持ち出す始末。
しかし「異国の地」、お金はあるところへ集り…そして…無いところから搾取
が基本。何故かお金持ちの大半は売逃げ(=被害少)、そして欲の皮が突っ張っ
た庶民(=被害多)となる。ーーーその額は1日で10億元(×15倍が日本円)
なかなか埋まらぬ貧富格差。
――― 要因その2は、「共産主義国の公営ギャンブルは株」
株式投資は経営分析&実績推理などの専門知識が必要と考えた私だが、(異国)
株のプロは全てカン任せ、(‥‥パチンコでも前日出球数同様はあるけど‥‥)
しかしその陰には、異国ビジネス慣習が影響、=「不透明な(公表)経営内容」
異国で最も厄介なのは、代金回収の難しさ…普通は企業の信用喪失に直結する
「没要銭(お金が無い)」も、堂々と罷り通っているお国柄。しかも摩訶不思議
な事に、不払い中も社長は悠々高級外車で高級レストランの怪。
そんな自己中心的な経営者が株主(の利益)のことを考えるだろうか。
さらに昨年から続々と(国営企業含む)汚職事件の摘発、、続いて中小企業に財
務監視PCソフト導入命令で「徴収される前に使え使え!」高級社用外車購入
や従業員福利厚生(海外)旅行は節税対策。
無いと思われたところにあり、あると思われたところにない…正しくギャンブ
ル。異国株にビキナーズラックがあろうと、運の無駄遣いの冒険は辞退と決め
る。元々賭け事は嫌いではないが…異国生活はそれ自体が全てギャンブル。
異国妻を選んだのも賭けならば、、バシッ!
会社運営も車の運転も、、食事だって運を天に任せることがある。
「そんな大袈裟な」…とお思いだろうが…「食事」
調理に使用する油を安全と誰が断言できるのか、異国の地。腹を壊してトイレ
へ駆け込む程度のリサイクルオイルならばまだしも、工業用の油で失明事件も
あった。
そのような環境に長くいると「運」の重要さ身をもって感じることになる。
確かに混沌とした社会、、大儲けもあるだろう。だが、仕事を辞めてまで株の
プロとなった姿や、ネットカフェ(=ゲーム)に夢中の学生を見ていて…「俺は
近付かぬほうがが得策」と危険な匂を嗅ぎ分けたのだ。
無論…冒頭に申し上げたとおり異国妻の反対はあった。しかし多少の出費覚悟
で事前調教、、外貨取引をさせていたのだ。株は負ければ最悪の場合単なる紙
切れだが、価値が落ちてもカネはカネと。
我が予想は的中し、
(妻)「チョットだけ‥‥」
(私)「ホントにチョットだよ〜」〜〜〜と、投資金10万円で始ったが、
(妻)「ほ〜ら儲かった!私には才能があるのよ!」
少々の儲けで有頂天になる妻はいつの間にか100万円までに。
(妻)「もっと〜〜」には断固反対拒絶で夫婦喧嘩の元になることもあったが、
いつか?毎日行われていた報告(=自慢)が途絶えた・・・・
(私)「どうしたの?」
(妻)「チョット損した」
(私)「いくら?」
(妻)「・・・・・」
(私)「だから!」〜〜〜この経験で、株に魅入られずに済んだのかも。
そして最後に、、最も不思議に感じる事なのだが、中国人が中国を信用してい
ないのに、どうして異国株に投資できるのか?ーーー理解できないのである。
= この稿おわり =
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