☆ 香港は中国の一部だったよね?(1) ――――――― 2007/03/07
(奥)「ねぇ〜、金曜日お休み出来ない?」
(私)「いいけどどうして?」
Shanghai−HongKong@1100RMB(約1万8千円)のディスカウントチケッ
ト!
(私)「そりゃぁぁあ〜良いわ!」で決まったチョットそこまで香港旅行。
ーーー(機内アナウンス)「当機はあと30分程で香港空港に着陸…」
何を隠そう、20年振りの香港!…○○クラブの姉ちゃんも今やババァだろう
なぁ…と考える。〜〜奥様への罪悪感はない。(だって当時奥様はお子ちゃま)
さて空港ロビーで「完全迷子」の私達は口論となる。ドチラが香港人に道を聞
くか…
(奥)「貴方が得意の英語で聞いてヨ!」
(私)「いつも(オレの)発音を笑うくせにぃぃい」
(私)「それにここは中国だぜ!標準語で尋ねればいいんだよ」
(奥)「・・・・・」(勝利!!)
ーーーオズオズと通り掛かる香港女性へ歩み寄る妻。
(奥)「小姐…○○へ行きたいんだけど…」(小声)
そのぐらいの中国語は俺でも喋れると思いつつ・・・妻の影に隠れる私・・・
(女)「う〜ん…解り難いから案内するワ」
〜〜〜意外な応対に面食らう二人。こんな優しい言葉は何年…否…十数年振り
(妻はたぶん初めて)の事。歩きながら妻は(日本語)「暇なのかしら?」と言い
つつも満面の笑顔。
ーーーこれが、我が奥様の香港贔屓スタートの瞬間であった。
香港女性に丁重なお礼を述べて二人は地下鉄へ。地下通路にはアチラコチラに
「非常」に不愉快なポスターが貼られていた。「喫煙罰金○○○○$」
(私)「いつから?」
(妻)「チョッと前から」
(私)「知っていたの?」
(妻)「勿論!」
人間はダメと言われと欲求ますます上昇する生物…八当りは罰金額へ。
(私)「何で場所毎に金額が違うんだ!」
(確か地下鉄2000$/空港5000$この差は?)
(奥)「我慢しなさい!」
(私)「じゃ〜なにかい。お前のオッパイでも吸わせてくれるのかい」バシッ!
…と馬鹿話をしている間に目的地に到着。
(私)「地上だ!太陽の光だ!オッ!喫煙場所だぁぁあ」
(奥)「行ってらっしゃい」呆れ顔。
辛抱に辛抱の上での一服をこれほどマズイと感じた事はなかった。目の前には
奥様が「まだぁぁあ」顔&横には香港人ならぬ外人ばかり…惨めじゃ〜〜。
(私)「へいへいお待たせ…では出発しましょうか」その時奥様の眼が光り
(奥)「アレッ!」と、指差す方向に「ゴールド」ショップが・・・・
(奥)「見るだけよ!×見るだけ…」
(私)「ハイハイ、ホテルチェックインの後直ちに来ましょうネ」となった。
さてそのホテルだが「ここから徒歩5分」の筈が30分経っても到着出来ず。
(奥)「騙されたのかしら?」
(私)「違うと思うよ」
(奥)「どういうこと?」
先程から(我が)ナビゲーターでは右→左→左→左と記憶していた。=円運動?
(奥)「何で言ってくれないの!」
(私)「言ったけどお前が〜〜」
そうなのだ…(こっちよ!)(ほらここを右!)(変ねぇ左かな〜)…後先考えぬ妻
はズンズン前進。
(私)「お前はいいよ〜ポーチだけだから…俺はスーツケースを…」
ここで息切れ。黙って指差す我々の前方には、、後になる筈の出発地点が!!
(奥)「散歩よ、散歩!お散歩」
部屋へ荷物を置く‥‥が早いか、
(奥)「行くわヨ!」
時間の無駄遣いがさらに購買意欲&好奇心に火に油を注いだのか意欲満々。
食材市場のある路地に差し掛かる、
(私)「変だな?」
(奥)「何が?」
(私)「臭くないか?」そう!それは上海にゴミタメ臭・・・・
(奥)「そんなことより!」
(私)「そんなこと?」
(奥)「いいからぁぁ」
(奥)「アナタ(俺は江戸時代の亭主か?)これが5個で10ドルよ!上海じゃ〜
1個で50元!」
流石に主婦だなと思うが、赤ピーマン似の果実は本当に旨いの?‥‥と疑問。
然し奥方族の法則(安い事はいい事だ)から今(香港滞在中に)喰えるだけ喰え!
その夜、半分眠っている私への拷問…無理矢理口に押込まれ、、
(奥)「どう?美味しいでしょ!」と強要する‥‥
寝ボケ頭では「甘味の強い梨‥‥」と微かな記憶のみ‥‥
本当にホテルから5分程で奥様最大目的の香港Gブランドショップにご到着。
さっきは見るだけって言ったくせに「セールだって!セールよ!」と爛々と輝
く眼差しへ・・・・
広々とした店内で、物色開始の奥様を横目に、、私の眼は女性販売員へ、、。
断っておくが綺麗とか…セクシーとか…浮気心ではなく…物珍しかったから。
〜〜〜「なにが物珍しい?」==完璧なメークアップ。
上海の夜でも見掛ぬ程の厚化粧に、所要時間を尋ねたかったのだーーー。
だが観賞に浸る時間はなく、(奥)「どれが良い?」!オイオイ見るだけでは…
しかし日頃何かと苦労を掛ける奥様ゆえ、バックの1つや2つ。
(奥)「これは新作正価品で…これは50%オフだって…」
(私)「悩むなら両方買いなよ」
(奥)「1つでいい布製で汚れそうだから、、クリーニングどうするのかな?」
〜〜〜もう購入した気でいるのだった。
ーーーそしてそれから30分後…大きな紙袋を背負う中年♂の姿があった。
次に向った先は家電売場。
なんで香港まで来て家電をとお思いでしょうが、
(奥)「携帯電話が割安!」ーーーとの事。
しかしこっちは、既にメーカー及びデザイン迄を事前調査済みで時間は掛らな
かった。
さて夕食時となり、物欲の次は食欲、と出掛けた噂のレストラン街。
ここでも発揮された奥方族の法則その2「行列が出来る店は旨い!」
(奥)「あれあれ!」
(私)「チョット待った!」
ドコかで見た事がある店名…○○楼(=横浜中華街の味を香港で?)ダメダメ!
×××(=一昨日上海で行った店じゃない)だめ駄目ダメ!
△△△(=これってタイ料理でしょ…上海にもあるし)駄目ダメだめ駄目!
数十分間も迷った挙句に選んだ店は「石頭魚専門店」の看板。
(私)「石頭魚って何?」
(奥)「知らないわよ」
(私)「中国語だよ〜」
(奥)「食べたら分かるわよ」
「お薦めコース」を選べば失敗はない、、と思ったのだが、、燕の巣入りココ
ナッツミルク・・・・
(奥)「あなた燕の巣を食べたことある?」
(私)「○○で…」
(奥)「アレはフカ鰭よ」
(私)「××で…」
(奥)「マロニーよ」ーーーならばもしかして記念すべき一食目??
何事も第一印象って大切…もしも…(香港)滞在中に、旨い(別の)燕の巣に出会
うことがなかったら、私はきっと燕の巣嫌いになっていた事でしょう・・・・
(私)「美味しいか?」
(奥)「・・・・・・」
さて、石頭魚は貴重品の如くチョッピリだけ運ばれた。
(私)「何だ!?こりゃカサゴだ!!」
(奥)「カサゴの唐揚?」
(私)「…んでこのお値段?」
道理で店内がそれほど混雑していない訳だ・・・(ガックリ)
香港ナイトタイムは長いのだ。
夜も深けるが表は人・ひと・ヒト…その中に人垣が出来ていた。遠くからも解
る「Windows 発売会」看板に惹かれて近付くと、いました!香港にも、カメラ
小僧。〜〜〜コンパニオン嬢達をカシャカシャ撮影中だが、どうして皆風貌が
同じなのだろう?
坊ちゃん刈に近い頭髪+地味な服装+眼鏡使用(=即ちオタクファッション?)
(奥)「なに何ナニ?!」好奇心旺盛な妻は何にでも首を突っ込むダボハゼ型。
その時だ!数台のカメラ小僧が奥様を被写体に!?
派手な化粧でも…セクシーな服装でも…それ程の美人でも…バシバシッ!!
‥‥ゴ、ゴメンなさい‥‥
(態度で)「オウ!俺様の女にナニをしやがる!」と凄顔で真中に割って入る。
一斉にカメラ&眼鏡レンズが下を向き「廻れ〜右!」は愉快だったが。
(私)「サササァァア〜あっちへ」
(奥)「なによォ〜」
(私)「いいから…ここは空気が悪いから」
…そう言いながら喫煙所へと誘導。(さらに悪環境に不思議顔の妻)
油断も隙もあったモンじゃない、と周囲を窺うその姿は「イケナイ奴と美人の
お嬢さん」かな・・・・
〜〜〜こうして疲労困憊の第一日目は終った。
= この稿おわり =
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