☆ 異国式結納アラカルト ――――――――――――― 2007/02/28
「俺は異国(人)と無関係だから興味ない」という方にも、、、私だって数年前
迄は異国人妻を娶るとは思ってもいませんでした、、、そう、人生とは何があ
るか解らないのですから、、、。
さて今回のお話は結納(式)であるが。
貧富の格差と同様に、都会と田舎じゃ内容は著しく違う。わたしの場合は幸い
にもNippon式にて異国風の難を逃れたのだが…妻の従兄弟の結納に異国社会を
垣間見たのだった――――。
結論…私は日本の厳かな結納が好きだ!
さて、話は一ヶ月前に遡る。ーーー珍しく従兄弟から妻に連絡があった。
一人っ子政策で「兄弟&姉妹」を失った世代、年齢&自宅近き親戚(従兄弟等)
は兄弟同様。――――以下:従兄弟を弟と呼ぶ。
招待状が舞い込んだ。「○月○日の結納に(我が)家族全員で出席して欲しい」
その夜…ベッドの上(註:妻の上ではない!)出席確認の「大丈夫?」の問いが
あった。ーーーこの大丈夫には二つの意味が含まれている。
「出席出来るわよネ?」と「腹痛にならないかなぁ〜」の確認と心配。
ーーー弟君の事ゆえNOとは言えずOKする。
金曜日。「明日は2時に出発よ」
??待て待て..結納式は日曜日の筈じゃなかったっけか?
明日は我らの、(今年最後の)結婚記念日だったはず・・・(今年最後のという
意味は、、結婚記念日は一般的に婚姻届日?/披露宴日?・・・国際結婚では
日中両国で届出2回/披露宴も最低2回あるのだ・・・)
聞けば、結納の「前夜祭」にも出席するんだと言う。しかし「ハァ〜?」と疑
問句はまだまだ早かったのだ。実は「打上祭」もあって、全部で3日間コース
(学園祭じゃあるまいし!)だったのだーーー。兎も角OKとした。
さて、ここで「結納迄の経緯」を説明しよう。(以下、異国では一般的との事)
内向的な弟に彼女ができないまま結婚適齢期に到る。ーーーそこに登場するの
がNippon同様の「お節介な隣人(=オバちゃん)」。
「ねぇねぇ、田舎に良い娘がいるのよ〜、お見合いしない?」
オバちゃんの実家(田舎)は、上海からバスに揺られて7時間以上・・・・
それでもいよいよお見合いの日到来‥‥ここから我が理解を超える事が発生。
お見合い後、双方ともに異存がなければ、女の子はそのまま同居となる!?
但し、「同棲」ではなく「同居」・・・(弟の)両親の監視の下で別室同居生活
に入るのだ。それが「辛い!」…と思うのはスケベ親父の私だけらしい・・・
弟君(=二十ン歳)は童貞の疑惑もあるぐらいなので、同居だけで充分に満足。
一人っ子政策=超過保護はSEXの自由もなく、(学校の)寮生活が乱れる原因
=狙い目は寮生の女子と知る・・・・
この同居生活中に一度皆で外食をした。すると弟君は今にも「ガウゥゥゥゥ」
と吼えかかろうとする犬のよう。
妻は「誰も盗らないわよ〜」と苦笑いした。
私は「お前〜まだヤッてないな〜」と苦笑いした。
その後に、Nippon同様異国でも♂から♀へ結納品。ーーー最近都会では情報社
会化から外国同様にダイヤモンド指輪が流行している。当初はダイヤの知識な
く中国産イエローストーンで満足(大きいけれど安い)。だが、最近は外資CM
が流れ、我が奥様もデビアス社を知るところとなり、大変だ〜〜。
幸い弟の嫁さんは田舎出身者なので、都会の垢に染まっていなかった。伝統的
な黄金3点セット。(異国で金といえば純金。18Kは駄目)
これが済んでようやく解禁となり、同居から同棲へ。
誠に素直な弟君は、「ヤッタ」のが態度に現れるのだった。ーーー以前は一度
も嫁さんの身体に触れるなんて〜事はなかったのが、、腰に手を回して・・・
男の子から「オトコ」に「メデタイ×メデタイ!」
因みに、「嫁さんは処女だったか?」と妻に尋ねてみたら「今頃処女なんて」
(夢も希望もないなぁ‥‥)
前夜祭では、料理を目の前にして「帰ろう〜」と我が奥様。反対などできる訳
のない私はトットとマイカー運転し退散。然し惜しい事をしたーーー。
残っていればNipponでは経験できない結婚にまつわる金銭トラブルが目撃でき
たのに、、、。拝金主義は結婚にまで及んでいて、
嫁側の親族到着とともに始まった嫁さん売買交渉…
「旅費及び(嫁側の)結納式費用として8千元出せ!」(←嫁さんの祖父要求)。
しかしいかに異国でもこんな話は聞いた事がない。しかも弟君はもう童貞じゃ
ないから強気でNO!ーーーそれには別の意味も含まれている。一度OKすれ
ばその後も二度三度と(=異国人の特性)…婚姻の崩壊よりも己の幸せを優先。
拒絶されてヘソを曲げた嫁さんの祖父は、緊急(嫁側)親族会議。その結果は、
「結婚式は一年後だ!」・・・既に数ヵ月後と決まっていたのに・・・
これは大事[おおごと]に!?、、、と思ったのは私だけ、、、。
「どうして?」「大丈夫?」「可哀想だよ〜」しかし、
平然としている我が奥様がひと言。
「子供が出来ちゃえば困るのはアチラ様…」
異国式の駆引き術だったのだーーー。
(結納)宴会の3日間は、昼の部と夜の部の一日二回公演ーーー誰が誰やら解ら
ぬ方々とテーブルを囲み、、料理(調理)は出張料理人とも呼べる専門職がおり
、、庭の空地が臨時調理場、大火力バーナー等を持込んで、調理台は地面!?
前夜祭からの撤退は、実は料理だけが理由ではなかったーーー。
姉として外人妻としてお洒落した奥様を蚊が襲う。時は10月末・・・十分に
成長した田舎の蚊は、「アレは蝿か?それとも蚊か?」というぐらい大きい。
また、異国の蝿は人並に厚かましい、、祖母の顔に出現した動くホクロに笑っ
ていたら、、俺様に特攻(体当り)をかける不心得モノ・・・そして「帰ろう」
となったのだ。
なので本番の日は事前に準備万端整えて向った。
「ねぇ〜正露丸飲んだ〜?」
「飲んだよ」
「胃薬は?」
「それも飲んだ」
「いくつ飲んだの?」
「○個」
「う〜ん…もう少し飲んでおいたほうがいいかな?」
「ハイ」
こんな会話に続き、
「これ着てね」
「結納式なんだよ〜」
「いいの!汚れるから…」
とても親族の結納に出掛ける会話じゃないと思うーーー。
弟君の自宅に到着すると、昨夜義母と(強制的に)お泊りになった我が愛児達が
駆け寄ってくる、、が、次の瞬間、「キャア〜!」と、妻の悲鳴。
原因は義父の(いつもの)いらぬお世話‥‥時期外れの蛙を捕まえ、脚を紐で縛
り子供達はブンブン振り回す。ーーー親戚一同の前で怒られる義父だった。
祝賀料理は文化の違いがタップリ。
「豪華」とは、異国では「大量」を指す単語だった。生半可な料理数ではなく
既にテーブルの上は超満員。そしてさらに常識の差?「乗せる場所が無いなら
重ねれば良い!」ーーー皿はやがてピラミッド状に重ねられていく・・・のだ
が、誰も下側の皿には手をつけないのだから下げればいいのにと思うのだが。
〜〜〜異国の(田舎の)食事マナーは上へ上へ…なのかな?
各料理には「世にも奇妙な食物」も含まれていた。その一部をご紹介すると…
ひと塊の羊肉料理は「回鍋肉」の元祖なのかもしれない。(但し骨付きである)
Nipponでも見掛ける(餡かけ)魚揚げも、、ブラックバスでは如何なものか‥‥
高級なスッポン料理も、単なる生臭いピリ辛炒めでは食べられず・・・・。
ここで箸をつけた料理…「プニュンプニュン揺れる物体は何だ〜?」「動物の
腱よ」「腱って..アキレス腱の腱なの?」ーーー私はナッツ類を主食とした。
どれもこれも濃厚な味付けで「素材の味を誤魔化しているのか?」と思う私。
当然「喉が渇いた〜」「何でもあるわよ」
そりゃたしかに白酒からビール、そして炭酸飲料まであったが..みんな常温で
全部生温い・・・・
しかし喉の乾きに耐え切れず炭酸飲料を手にてを伸ばしながら「コップは?」
「そこにあるじゃない!」と、指差す方向には..取り皿にしていた茶碗が〜〜
ーーー異国の(田舎)では茶碗はコップにも取り皿にも茶碗にもなると知った。
〜〜〜当然炭酸飲料(スプライト)は醤油味に・・・・
‥‥申し遅れたが上記は昼食‥‥ズルズルと料理は続くよいつ迄も!
AM11:30開演も、既にPM1:30だが終わる様子はない、、座り心地
のいい椅子なら文句を言わぬ私だが・・・尻と脚が痺れてきた・・・何のクッ
ションもない「カンフー映画」の純中華風椅子は拷問、、退避行動。
その場を離れようとする私達に背中から声がかかる…
「PM5:30から夕食だから帰って来るのよ〜」
時間潰しに按摩へ行けば…
予防処置は完璧ではなかったようで、WCへ駆け込む私を妻が笑って見ていた
が、、だが今回ばかりは強靭な胃袋を有している筈の妻も腹痛に襲われ真っ青
に。ーーーマイカーに常備してある正露丸を再び飲むが効力は期待薄・・・・
夕食は可能な限り安全第一を考え試食、、30分程で退散する事とした。
帰り際に…調理油を見れば真っ黒で「工業油か?」とゾッとする私だった。
ーーーしかし、度重なる腹痛や下痢にも、どうして私は痩せないんだ?・・・
最後に幾つかオマケ。
お祝い(オヒネリ)は結婚式だけではなく結納式でも必要。しかもシキタリでは
争い事ないように♂♀双方に別々に…(前夜祭は♀・本番は♂)
強欲な(嫁さんの)祖父は嫁さんからお祝い金のみならず結納品迄も取上げる。
怒る弟君だったが…「良かったじゃないか」これで実家への未練は霧消する。
私がNippon人と知って、(嫁さん側の)結納式&結婚式に…と誘われたが..ノコ
ノコ行く程の愚か者ではございません・・・・
しかし…
帰宅途中のマイカー内で「どうする結婚式は?」と尋ねる妻。
イエスともノーとも言わぬ「Nippon式曖昧さ」でお答えする私だった・・・・
このように異国♀の「家族付き」は何も国際結婚だけではない。国内も同様な
のだ。
綺麗・優しい・美しい、だけで選んじゃ駄目よ〜。弟君の花嫁の親族とは、、
今後逢っても1回(=結婚式だけ)と誓う私・・・危険がイッパイなのだ〜〜。
= この稿おわり =
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◇ まあまあかな〜(゜.゜) ------------------------------- 3人 ( 6%)
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┃ ┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「マーチの旦那さん」
ご無沙汰しております。
奥様の実家ということは、私の家の近所じゃないですか。私も社員の結婚式に
呼ばれますが、朝7時過ぎから花飾りの付いた車で迎えに来て、夜まで拘束。
〜〜〜ホントに疲れました。
今回、結納までそんな感じなんだと初めて知りました。
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┌──────────「半日半華人さんから」
明けましてオメデトウございます!本年もヨロシク!
そう!お宅から更にゴルフコースへ向った途中の、GSを右折の奥。
付近に大きな変電所がありますが…アノ交差点は「変(危険)」!!毎回通り抜
ける際に妖気を感じ、親戚に尋ねて「新心霊スポット」と判明。
1.交差点では毎年十数名の死亡事故
2.近隣の某(集団)一戸建では変死多数(一家全員もある)
無数に交差する高圧線(これだけで異常)が磁場を狂わせているのか?ともかく
「危険地帯」ゆえ近付かぬようにしてネ。我が霊感探知機がピッピッピと‥‥
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┌──────────「北京猫さん」
うーん、中国で結婚するのは難しいということですね・・・日本は、ここまで
は行かないから。
結婚前にこのような心理戦が続いたら、結婚した後に気力も体力も残らないで
しょう・・・・
└──────────
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┌──────────「半日半華人さんから」
そうですねぇ〜、結納で疲れた後に、ちょっと前迄は婚姻届。そこで屈辱的な
身体検査を受けて晴れて夫婦。それはそれは大変な思いをした上での結婚だか
ら浮気など・・・スルんですよ異国人は。
しかも最近の傾向は、女性側に元カレがいて!!これが離婚原因のトップにな
りつつあるのです。故に、「騙された!」被害者は邦人だけではないのです。
ーーー今後は、結納前に身辺調査が流行するかもネ。
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