☆ 半華人から見たNipponチャチャチャ(3) ――――― 2006/11/01
世にも奇妙なNipponは身近にあった。だが一般の方は「富士の樹海」同様に訪
れる事が無い摩訶不思議なNipponなのだ。
Newsでは話題の違法滞在&不法労働。では正しくNippon滞在するには、外人は
如何して居るのだろうか。異国の地では外人の私もNipponでは奥様が外国人。
(合法的な)滞在許可を受けるべく「(東京)入国管理局」に同行した時の不思議
を紹介。
初心者の方へ。
外国人が日本人の嫁さんになったら自動的に滞在許可が下ると思うのは間違い
だ。本国での婚姻登録を終え、Nipponでの婚姻登録を終え、更に滞在許可を入
管へ。偽装結婚が増加したとはいえ我々の様な清く正しい(?)国際夫婦には酷
な話。(そりゃ外見上は怪しいかも知れないが)
そう、お察しの様に今回はブ〜ブ〜文句を言いたいのだった。だってぇ〜申請
は申請でも、3度目の更新(日本人の配偶者)ですぜ。ーー初回は1年間の在留
許可、2回目は3年間の在留許可。その後「永住ビザ」申請も可能なのだが…
生活の(主体の)場を異国の地としている我々は、もう一回「3年間在留許可」
申請とした。
「永住」と「在留」の違いは本当のところ良く解らない。入管(永住)窓口で相
談すれば、メリットは更新の必要性無しと言うが…その反面で、許可が下りる
日数未定ともいう。(…という事は長期Nippon滞在が)
だが、某永住ビザ習得の知人は「永住も3年毎に更新必要」とも言う。話が噛
合わない。ならば訪日の際に毎回ビザ習得しては…と思うが、年老いた両親を
Nipponに残す身、万が一緊急帰国必要な際に、更に自分自身が動けぬ場合に、
奥様のビザ取得を上海総領事館に申請&許可待ちする時間は無いのだ。
然も、許可期間が過ぎれば、妻は右も左も解らぬNipponで違法滞在者扱いと成
る。ーーー「保険」の意味合いでも在留許可は不可欠なのだ。
さて、此処迄で今回も「更新手続」という事をご理解頂いたと思う。つまり、
2度ほど過去の経験者なのだ。
ところが今回、「入国管理局」は新社屋にお引越と成っていた。別に悪い事で
は無い。多少遠く、最寄駅から専用とも呼べるバス利用も問題無い。
だが、近代的建物に入ると…其処は外国。外人用とはいえ此処はNipponだった
よなァ〜と驚く事ばかりなのだ。
先ずは、何処で何をすれば良いか案内が解らない。
迷子状態の私は、右手にコンビニを見て左手に「面会受付(相談所)」を見付け
る。「此処だ!」と思い近付くと、如何も気配が違うのである。待合所は沈痛
な趣の方々…意味有り気な間仕切りカーテン「もしかして此処は」と足を止め
る。
「如何したの?」「何でも無い」
冗談でも「お前が入る所さ」等と言えば、ホールに響くビシッ!の音。
Oh!正面奥に相談窓口が在るじゃありませんか。「此処、此処…」と歩み寄る
が、担当は外国語で区分され(外・国・人)担当者からは「○○語ワカリマセン
か?日本語は?」とマジに聞かれてしまった。ーーー其処で「多分解ると思い
ます」と答えた我が身が哀れだった。
更に用紙窓口で記入方法を尋ねれば、「立て看板を見ろ」というが説明は外人
用ゆえ解り辛い。確かに此処を利用するのは外人主体でNippon人は少数派かも
知れないが…「此処はNipponだ!」と言いたかった。
さて2階に上がる。大きく分け、申請コーナーと受理コーナーと成っていた。
通常、(常識的に)申請といっても「新規」「変更」「更新」に分かれていると
思うでしょう。(指定)提出書類も其々に分かれているのだから、、、ところが
窓口は分かれて居りません。その結果は如何成っていると思いますか?
順番待ちの整理券…既に200番目も「申請Onlyゆえ時間は…」超甘き考えと
気付く。1時間過ぎても2時間過ぎても、、最終的に2時間半の待機時間。
10席程の窓口に長時間張付いているのは初心者(新規提出者)ばかり。途中二
度程、イライラから妻を残し喫煙所に向ったが其処はスラム(外国)だった。
やっと窓口に辿り着く。
「在留期間の更新ですネ」
「こんなに長くご結婚されているならば何ら問題無いと思います」
「永住申請では無く更新で良いのですね」
2分間で終了。然も後日問題と成る早期出国手続もOKと言われた。
銀行程のサービスを望む事はしない。だが不効率な窓口の改善は如何なモノだ
ろう。長時間待つ者の中には幼子同伴の親子の姿(我々同様の更新者)も在り大
変だ。
また、待機時間の長さから途中放棄。順番案内されても窓口に進まぬ番号が続
発は違法滞在の原因に…と考えた。また、中には明かに代行業者の姿も居て順
番購入の違法行為と思われる様子も。正義を行う入管が商売黙認は頂けない。
でも気持ちは解る、、2時間以上待たされるならば○○○ランドのファースト
券同様に。
クタクタの帰宅…その後一週間経つが、約束の早期申請許可案内が来ない。
言われた通り電話を掛けるが、開始時間直後でも既に接続不能。何十回掛けて
も「只今混在中ゆえ後で掛け直して」と勝手に切られ腹が立つ。
30分後呼出音が異なった。交換手が出た。だが「○○は混雑してますゆえお
待ちに成りますか?」と聞かれ、語尾強く「ハイ!」
やっと(担当)係員が出たと思えば「○○と□□書類が不備です」。
話が違う。
申請時に、必要とあれば(許可)ハガキに記載するから窓口に提出しろ…と言っ
たじゃない。説明後も「許可には必要です」お前何様だと思ってるんだ!(怒)
様子を窺っていた親父の顔付きも変り電話奪い喧嘩腰。
「アンタ名前は?申請窓口と言っている事が違うじゃないか?俺か?俺は父親
だ!」ーーー子が子なら親も親…短気は遺伝するのか。
妻との(違法滞在者)再会を覚悟するが
「○日迄にOKが下りるから○○書類を用意しその場で許可が下りるって」
拍子抜けで終わる。
毎日、訳の判らぬ外人相手で疲れたり苛付いたりするのは解る。然し少し此方
の事情も考慮した対応が出来ないモノなのか…と思い呆れた。それとも声の主
はアノ日だったのかな?其れならば奥様で経験済みの私ゆえ充分に理解。
----飼い犬さえ近付かぬ妻のアノ日----
さて、約束の○日前日と成るが、何ら連絡(ハガキ等)は来ない。再度「繋がら
ぬ電話」をする羽目に成った。いい加減にしろよぉぉぉぉお…と不機嫌のまま
電話だが、今回の担当者は全く違った。
「大丈夫ですよ〜」
「でもハガキが…」
「窓口で電話確認したとお伝え下さい」
ーーーこの違いは何だ?!
考えた結果…前者は提出書類に目を通さず、後者は内容確認後の対応では。
お陰様で妻も無事に同伴出国と成ったが、其れは摩訶不思議なNippon。
是非一度「見学」されては如何なモノでしょう。
担当官(前者)態度も、入管で一番タチが悪いのは連れ添いのNippon人と判明。
「合法的では無い」担当官の説明に、くってかる大和撫子の姿を見て思いまし
た。でも、
担当官も決め付けは宜しくない。亜細亜系外人には「正直に答えなさい。正直
に!」威嚇的且つ不愉快な発言も在りました。
出来れば二度と訪問したくは無い場所ゆえ、「永住申請」を考慮する私の横で
…
「永住取ったら離婚しても永住だって!」と微笑む奥様。
「お前!本当に考えて居るのか?」
「馬鹿ねぇ〜だから頑張りなさい」
「何を〜?」(涙)
= この稿おわり =
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┃ ┃ 読後感アンケート結果。
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◇ 面白愉快有益! (^○^) ------------------------------- 27人 (61%)
◇ まあまあかな〜(゜.゜) ------------------------------- 14人 (32%)
◇ まあまあ..の..まあまあ(-_-) ------------------------- 3人 ( 7%)
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┃ ┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「bei gangさん」
1976年、初めての海外出張。当時は名古屋の管轄は大阪淀屋橋にあるフラ
ンス領事館へVISA発給の申請が常だった。毎年二回ここへ足を運ぶのが嫌
で嫌で・・・。というのも、ここの窓口対応の悪さは今回の記事に匹敵。
名古屋からそのためだけに来ていても(当時はVISA申請には何が必要か?
何も手掛かりが無かった)伝え聞きの書類を用意して窓口に並び、延々と待た
され..やっと辿り着いて..眼鏡越し上目使いに..侮蔑の眼差しを向ける日本人
のおばちゃんに差し出すと、
「ダメ!」っとひと言、提出した書類をただ放って投げ返してくる..全く腹が
立った。理由は判らないが「不備」だそうだ。たいていは些細なことだった。
写真の枚数が足りないとか、企業の業務出張命令書の記載に何かひと言が不足
と思われるとか、並んでいる人たちから推測のアドバイスを受けると、些細な
ことで再度名古屋―大阪往復だった。
人間の卑屈さとか、強いものに巻かれろとか、寄らば大樹の陰とか、は、その
おばちゃんの綺麗にカールした髪型の後ろに、影のような言葉として浮かんで
きた。もう56歳だが、あのむかつくような悔しさは30年経っても昨日のよ
うだ。
└──────────
▼
┌──────────「半日半華人さんから」
そうだ!そうだ! 強きを挫き弱きを助けるNippon魂を忘れるな!
フランス領事館勤めでも「お前はNippon人だろう」と私も言いたい。
簡単な事を難しく…何が楽しい意地悪婆さん。悔しい思いは一生ものと思え!
ーーーという私はこんな事がありました。
今は懐かしい踏み切りで、ズ〜ッと待っていれば警官が近付きお説教。
「お前、自転車はどちら側通行か解っているのか?」
当時小学生の私は思いました。何で僕だけ怒られるのかな?
そう!周りには大人達十数人が自転車に跨り知らん顔。
僕は降りて押しているから?…オカシイな?と思った少年時代。
初心な人間を傷つけちゃいけないよ。
└──────────
┌──────────「yamato44さん」
お役所仕事ですね。もっと改善できないのかね。
自分でなく、他人が苦労する事は百年でも我慢する口だね。
└──────────
▼
┌──────────「半日半華人さんから」
真の嫌中派にとって、Nipponは誇れるモノじゃないと困る。
日頃はNipponを見習えと言う私に「異国と同じじゃなあ〜い」は最大の屈辱。
嗚呼〜、例え(訳の解らぬ)外人相手でも毅然とした対応を。それとも永住ビザ
申請者の増加に歯止めの意味で…あの様な対応かな。
〜〜〜摩訶不思議なNipponは頂けない。
└──────────
┌──────────「浮雲さん」
浮雲、入管に行ったことありませんけど、横浜の入管は親切で優しいと上海小
姐が言っていましたけど。担当者によるのかなぁ?(-_-)
「永住」と「在留」の違いは、
┌--------
永住許可は、在留資格を有する外国人が永住者への在留資格の変更を希望する
場合に、法務大臣が与える許可であり、在留資格変更許可の一種で、通常の在
留資格の変更よりも慎重に審査する必要があることから、一般の在留資格の変
更許可手続とは独立した規定が特に設けられている。
└--------
とネット上にありましたから、「在留」あっての「永住」ですよね。しかし、
国際結婚は面倒くさい事が多いですねぇ。(+_+) でも、それ以上にお釣りがく
るぐらい、いい事があるんでしょうね、ねえ・・半華人さん。(^。^)
じゃ、(^_^)/~
└──────────
▼
┌──────────「半日半華人さんから」
ううう〜ん、…其れは上海小姐が美人で入管担当が男性では?
私の場合は担当官が女性だったから(それともアノ日?)。
そうそう、在留の延長が永住で…その先が帰化。皆「永住」一刻も早く欲しが
るけど、その理由はコノ更新手続じゃないかな? (二度と…と思うモンな〜)
国際結婚・・・一瞬「誰の事?」と思っちゃった。そうなんだよネ「僕達は国
際結婚カップル」だった。でも帰宅後、(チョッと寒くなったけど)甚平着て、
妻の手料理のトンカツ食べて、日本酒呑んで、DVD「昭和の缶詰」仲良く見
てれば…国籍忘れちゃう。
何だか最近、日本に居る時より日本男児しているような・・・・?トシかな?
└──────────
┌──────────「ナデシコさん」
┌--------
真の嫌中派にとってNipponは誇れるものじゃないと困る。
日頃はNipponを見習え!という私に「異国と同じじゃあない」は最大の屈辱。
└--------
というのは、半日半華人さんが間違っておられると思いますよ。
先日、中国の「お茶」について話を聞きに行きました。(お茶も頂きました)
私は(たかがお茶)と思っていたけど、お茶にも色々あるんですね。奥が深い。
それから、中国と日本の違いについても教えて頂きました。(日本はお箸を横
に置く、中国は縦、etc)さわやかな語り口で、私もついつい引き込まれて
しまいました。
あ、何の話をしているのか… そうそう中国と日本の違い。
中国人と日本人と、悪いところを指摘しあうばっかりじゃなくて、違いを楽し
むようにしたらいいんですって。
さ−すがぁ、美人のお茶先生、良いことを言われるぅ!!
ハイッ、座布団!座布団!
えっ? どうして誰も持ってきてくれないの?
> だってあんたが言ったことじゃあねえだろう!
そりゃ、まあ … そぅ … (> _<)
└──────────
▼
┌──────────「半日半華人さんから」
おっしゃるとおりと私も思いますが…(ゴメンなさい)異国人の定義に誤りがご
ざいました。ーーー私が日頃から口煩く説教する異国人とはどんな異国人か?
「救い」がある異国人達でございます。ひと口に異国人といいますが、貧富の
格差にみられるように、レベルにも大きな格差が存在するように思われます。
ナデシコさんがお会いなされた異国人は「ピン」。(=極く少数派)
私が説教する異国人は、限りなく「ピン」に近い人々。(=少数派)
そして中間層は残念ながら無く…大多数は「キリ」異国人となるように思われ
ます。同じ異国人でしょう…と思われるかも知れませんが、実際に(我が)妻に
おきましても、親子の間でも大きな人間性の隔たりが――――。
結婚当初は義理の両親へも歩み寄りを試みた私ですが、、悲しいかな無駄な努
力と悟り撤退。そこで現在の説教対象は、
「昭和初期の家庭」を目指す私は…妻へ…
「国際ビジネスマン」になって欲しい部下たちへ…Only-You。
「ひと山幾ら(=キリ人間)」へは「その場限りの罵声」か「無視」。
多数の邦人の勘違い→「中国は何事も遅れている!」という批判。けれど場合
によってはその「遅れ」が利点に..そう!先程の昭和初期家庭の実現も可能!
大和撫子ならぬ、中華撫子、日中融合で完成も間近..かな..。
〜〜〜(お互いの)苦労は報われるのでした〜〜〜
└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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