┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━┓
┃
┃ 日本復帰の道険し(ぽんずの日本生活)―――― by ぽんずさん
┃
┌--------
│SARSが原因で帰国するわけじゃあ〜りませんから「北京に暮らして」が
│復活する可能性はゼロですよ!
│‥‥と高らかに宣言して北京首都国際机場を飛び去って行ったぽんずさん。
│
│そりゃまあ、「北京に暮らして」が復活したわけではありませんけど....。
│
│〜〜「日本復帰への道険し」の、はじまり!!はじまりぃぃぃ〜〜〜ッ!!
└--------
1.北京から日本へ ―――――――――――――――――― 2003/07/21
6月28日、11年のアメリカ、中国滞在に終止符を打ち、私たち親子は日本
に帰ってきた。
ーー帰ってきた?
ちょっと語感が違う。やってきたというほうが、私たちの感覚かもしれない。
1歳ちょっとで日本を離れた娘と、アメリカ生まれの息子。母親にいたっては
ここ20年間ほぼ外国暮らし。
日本人とはいえ、日本で暮らしている外国の人たちよりも今の日本を知らない
のが現実だ。
┏━┓
┃は┃てさて、
┗━┛
そんな母子が6月下旬、北京から日本へ向かう飛行機に乗り込んだ。
子連れの乗客はいるものの、ほとんどは中国人。
SARS騒ぎが収まったので日本から北京に戻る家族はいても、北京から日本
に向かう子供はあまりいないだろう。そのおかげ(?)で、機内ではほぼ英語で
話しかけられ、それに娘は安心していた。
ところが、息子は相手が日本人だと日本語を話す。
それに気がついたフライトアテンダントの人たちが急に日本語に変わった。
飲み物ぐらいだったら返事のできた娘も、食事を何にするかと聞かれたときに
はパニックに陥った。
「What? What? What did she say??」
ほとんど叫びに近い声を発して私の顔を見た。けれど、
ーー実は、私も何を言われたのかわからなかったのだ。
あまりに丁寧すぎる日本語とは長い間縁がなかった。
「なにとなにですか?」という私の問いに、何語で答えたらよいのかわからな
くなったフライトアテンダント嬢は、それでも日本語でもう一度繰り返してく
れた。が、、
「?????」・・・・母子で絶句。
「すみません、英語でお願いできますか?」
突然そういわれて答えに詰まったフライトアテンダント嬢、メニューの英語の
部分を差し出した。それを見た娘、
そのメニューを一瞥すると、好きなものを英語で言って、それをゲット。
何事もなかったのかのようにパクパク食べ始めたのだった。
う〜〜〜〜ん、前途多難。はてさていったいどうなるのだろうか。。。。
┏━┓
┃空┃港というところには、いろいろなバックグランドをもった、いろいろな
┗━┛人種の人たちがいるので、私たち母子も特に変というわけではない。
日本に着いたとたんに、日本語で私に話しかける息子、いたってマイペースに
英語で通す娘。その娘の英語に日本語で答える私。そして兄弟喧嘩は英語。
空港を出て、リムジンに乗り込むころからそれでも周りの雰囲気は変わってく
る。出張帰りのビジネスマン、旅行帰りのOL。ほぼ日本人状態。
それ以外は、出張で日本に来たのだろうか旅行だろうか、アメリカ人と思しき
2、3人組の男性たち。
そんな中で、相変わらず英語で独り言を言う娘。そして時々話しかけるのだけ
ど、それはもちろん英語、そして私は日本語で答えている。
ところが、この娘、
あれやこれやけちをつけるときなど人に聞かれたくないようなことをいうとき
にはなぜか日本語になる。
「あのね、ここは日本なんだから、そういうことを言うときには英語になさい
な」
とワケのわからないアドバイスをする私。
そうなのだ。子供たちは外国暮らしが長いせいで、聞かれては都合の悪いこと
をいうとき、日本語で話すという習慣がついてしまったのだ。
日本にいるのだから……と、急に切り替えはきかないらしい。
今までの一時帰国の時の経験からすると、そのうちに都合の悪いことは英語か
中国語でいうようになるのだが。
タクシーの中でも、運転手さんは英語がわからないという前提で、娘は言いた
い放題。
「こんな風でも、しばらくすると英語忘れちゃうんでしょうね。」
という運転手さんの言葉に、苦笑い。
はてさて、日本ではどんな生活がまっているのだろうか。
= つづく =
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ┃ メールマガジン読後感アンケート結果。
┗━┛
◇ 面白かった (^○^) -------------------------------- 35人 (51%)
◇ こりゃ先が楽しみだ! ------------------------------- 30人 (44%)
◇ まあまあかな(゜.゜) -------------------------------- 1人 ( 1%)
◇ ツマラナかった(-_-) -------------------------------- 2人 ( 3%)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ┃ コメントボードに頂きました感想。
┗━┛
┌--------「fujiさん」
私も自分の子供たちとそのような頓珍漢な会話をしてみたいですね。
ぽんずさんの子供たちの将来が楽しみですね。
成長していく中での、子供ならではの感性や勘違いなどを聞かせてください。
ーー OJIN さんから逃れられないぽんずさんへ♪
└--------
▼
┌--------「ぽんずさんから」
頓珍漢も頓珍漢、会話がかみ合わないことも多々あります。(笑)
日本に慣れたら、今の感覚もなくなってしまうのでしょうね。
それまでに、面白い出来事など、少しでも拾えたらと思っています。
└--------
┌--------「uenoさん」
カルチャー・ショックですね。
英語の単純さと日本語の複雑さ、
本当にこりゃ先が楽しみです。
└--------
▼
┌--------「ぽんずさんから」
英語との時は、感覚がストレートで、
日本語のときは、オブラートで包んだようで
と、子供たちの表現も微妙に違うことに気がつきました。
これがこれから先、どう変化していくか。
本当に楽しみです。
└--------
┌--------「大山望さん」
二つのことがらに関心があります。
1)お子さんの言語能力の問題。
ひとつの言語を十分修得できていることにより、言語能力は向上すると思いま
すが、英語がそれに該当するのか? それなら英語を使わない生活を送るこれ
からは、言語能力の発達が遅滞するのかどうか?
2)カルチャーショックを克服できるかどうか。
自分の意見をハッキリ言う習慣が薄い日本に適応できるか。いじめは発生する
か。それに対応できるか。学校側は適切な指導ができるか?
*日本はアジアでも特異な国のようなので、適応するのはたいへんかもしれま
せんが、どうぞ、円満な生活となりますよう祈念いたします。
----生粋?の日本人より
└--------
▼
┌--------「ぽんずさんから」
答えになるかどうかわかりませんが……
1) 今までの子供たちの学習言語は英語でした。
これから日本に帰ってどうなるのか、私もよくわかりません。
息子は、日本の学校に入ったら自分の英語はどうなるのかと、
不安に思っているようです。
英語を勉強しない環境でしたら、英語レベルの後退は免れないと思います。
また、子供たちのレベルの英語を維持しようとおもったらそれも大変だと思い
ます。このあたりが考えどころだと思っています。
2) どうでしょうね。私もとても心配しています。
これに関しましては、これから、ご報告していくようになるかと思います。
*正直言って、不安が大きいのですが、がんばります。
└--------
┌--------「ミカの赤い服さん」
帰国子女の方は、言葉だけでなく文化や風習の違いで大変みたいですね。
海外(マレーシア)へ単独海外出張した時も、結構苦労しました。
└--------
▼
┌--------「ぽんずさんから」
外国人なら、わからなかったですむことも、
日本人なので、知らないではすまないことが多いですよね。
初心に帰って、日本についてもう一度勉強しなおして、
順応していきたいと思っています。
└--------
┌--------「吉田実智雄さん」
お母様も大変ですね。
これから、子供たちの生活も何かと気を遣う事が多いかも知れませんが、
国際人としてご活躍ください。
楽しみにしています。
└--------
▼
┌--------「ぽんずさんから」
ありがとうございます。
みんなで明るく暮らしていければと思っています。
└--------
┌--------「PACKMANさん」
ご苦労様です。こんどは「日本で暮らしてが」楽しみです。
ところで英語、中国語、日本語が分かるのは素晴らしいですね。
これからも言葉を忘れないように環境を作ってあげてください。
└--------
▼
┌--------「ぽんずさんから」
言葉は使わないと、すぐにさび付いてしまうんですよね。
それが悩みの種です。NHKの番組などを有効利用して、耳だけでも慣れさせ
ておきたいと思っています。
└--------
┌--------「mimaさん」
ぽんずさん、お帰りなさいマセ!
「帰国子女から見た日本のレポート」(勝手命名)、楽しみにしています。
└--------
▼
┌--------「ぽんずさんから」
ほんとうに、日本のレポートですね。
はてさてどんな生活が待っているのか、
楽しみでもあり、不安でもあります。
これからもよろしくお願いします。
└--------
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ┃ お便りで頂きました感想。
┗━┛
┏━━━━━━━━━━「にゃんにゃんさん」女性@五十代@主婦@東京
ぽんずさんガンバッテ!
読みながら思わず涙ぐんでしまいました。美しく(と想像しています)聡明な
方だから大丈夫でしょうけど、それでもこれからの子育ては大変。
今の日本語も大変。
ずっと日本にいる私でさえ、電車の中の女子高生の会話を聞き取れない。
発音発声が日本語でなくなってきている。
ぽんずさんのお子さんが素晴らしい人に育ってくれることを期待しています。
┗━━━━━━━━━━
▼
┏━━━━━━━━━━「ぽんずさんから」
これから本当に大変だと思いますが、
帰国子女がとても多い昨今、私だけの問題じゃないとおもって、
がんばります。
日本語についていくのも、確かに大変ですね。
┗━━━━━━━━━━
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
◆ ぽんずさんの「北京に暮らして」はこちら!
◆ ぽんずさんの「李華さんのいま話、むかし話」はこちら!
◆ ぽんずさんのHP「ぽんずのページ」はこちら!

|