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┃ 草原をわたる風♪:[内モンゴルの若き息吹] ― by みやさん

☆ その3「漢人とモンゴル人」――――――――――――― 2002/04/17

内モンゴル自治区の面積は、日本の約3倍。人口は約2300万人。
その8割強が漢人で、わずか1割強がモンゴル人。

さて、ボリド君はもちろん生粋のモンゴル人。
彼は漢人に大きな不満を持っている。
漢人はずるいとか、モンゴル人を押さえつけてるようだとか文句たらたら。。

しかし、フフホトで紹介してくれた可愛らしい恋人は漢人!?
(正しくはお母さんがモンゴル人、お父さんが漢人のハーフです。)

「漢人はアカンかったのと違うん?」

「ええ、それで僕も悩んだのですが・・・でも、大丈夫です。愛があれば民族
の壁は乗り越えることができます」

「・・・はぁ?」
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☆ 「モンゴルのご馳走」

ボリド君の両親の故郷“アルコルチン旗”へ行きました。

北京から寝台車に乗って約12時間のトンリャオ駅からタクシーで4時間ほど
かかりましたかねぇ。。。
ようやく着いたところが“アルコルチン旗”。ー‥ まぁ、しょぼい町‥‥

あら、これがデパート?プッ! ‥なんて笑っていたけど、草原の中にあった
親戚の家から帰る途中もう一度寄ったときは、、
「おー、都会へ帰って来たぞぉ」と思ってしまった。
なんせコンクリート製の高層ビル(3階)ですからね、デパートは。

日本の田舎でもそうだけど、見知らぬ人が来たら警戒してなかなか心を開いて
くれない。
でも、何かのつながりがあれば大丈夫。
いとこの息子が、遠い日本からお客さんを連れて来たというもんで家族総出で
大歓迎。
おじいさん、おばあさん、息子が5人と娘が2人、その連れ合いと子ども達、
おまけに近所の人たちまで続々やってくるから誰が誰だかわからなくなる。

おじいさんとおばあさんは長男と同じ敷地に住んでいて、他の家族はすこし離
れたとこに住んでいる。
すこしといってもどこなんだろ?
見渡せた限りのところには、家らしいものは見当たらなかったから・・・。

さて、モンゴルのご馳走といえばヒツジ料理。
まずヒツジの解体から始まる。

お腹に手を突っ込み肺動脈を切断。
ナイフひとつできれいに皮をはぐ。
内臓を出して胸を開けると、血がたまっているのでお玉できれいにすくう。

各部を手ごろな大きさに切って、大きなお鍋で塩茹で。
燃料はもちろん牛糞。
腸はきれいに洗って香辛料を混ぜた血を流し込み、茹でるとおいしいソーセー
ジの出来上がり。

大皿に骨付き肉がどーんと盛られて出てくる。
それを手で持ってかぶりつくのが正式なマナー。

お客さんの前には特別に、、羊の頭が。。。そのままの形で!。。(‐。‐)
羊の頭にはお札まで載っている。

大事な羊を殺したときは、血の一滴も無駄にせず全て食べてしまう。
あとに残るのは皮一枚だけ。
そしてその皮は住居や衣服に利用する。

日本のスーパーでは、お肉はトレイにきれいに並べられて売っている。
「お肉」はただお肉で、牛や豚の変わり果てた姿だとは思わない。
硬いだの、脂身が多いだのとか文句まで言って・・・

本当は牛さんや豚さんの大事な命を頂いているんだよ。。
ということがモンゴルでは実感できる!

                           = つづく =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
▽
おまけ:

みやで〜す♪ 覆面ライター様、楽しい記事をありがとうございました!同年
輩の方(たぶん?)が留学して頑張っておられるご様子に、勇気をもらった気が
していました。これからも頑張って下さい。
┌──────────
│1$360円時代には、アメリカ人も結構観光で日本にドルを使いに来てく
│れました。
│日本人が中国や台湾(最近はそうでもないけど)やタイや韓国へ、物価が安い
│からと喜んで海外旅行に出かける昨今の事情と同じような事です。
└──────────

1ドル360円!ーーーなんだかなつかしい響きです。そうですよねぇ、1ド
ル360円!!やっぱり同年輩ですね。

私は九州の、ある基地の町で育ちました。当時のアメリカ兵はとても裕福でし
た。(そう見えた) 船が入ると歓楽街はセーラー服=水兵服で一杯になりまし
た。通りには「WELLCOME」の横断幕がひるがえって・・・

アメリカ人は皆お金持だと思っていましたよ。

「アメリカ人は、どんな貧乏人でも車を持っているんだって!」
「アメリカでは、高校生でもアルバイトをしたら時給○○円貰ってる!」

時給が高いと、物価もそれだけ高いんだということまでは気づかないで・・・
今、中国からたくさんの人が密航してくる気持が分かるような気がします。

子供の頃、アメリカ兵の腕にぶら下がって歩く女性の姿が、多く見受けられま
した。彼女達はパンパンと呼ばれていました。

「アメちゃんはやっぱりパンが好きなんだねぇ」
・・・と、アホなことを言ってた記憶があります。

終戦後、日本が貧しいころはたくさんの女性がアメリカ兵に体を売りました。
もう、10年近くになりますが、廃刊になった「フォーカス」に、アメリカ軍
の女性兵士がお小遣い稼ぎに売春をしているという記事が載りました。

かってはアメリカ人が買春し日本人が売春していたのに、いつのまにか逆転し
たんですね。世の中は変わるもんだ・・・と、しみじみ思ったものでした。

つい数十年前までの日本は貧しく、ちょっと田舎へ行ったら、どこもぼっとん
便所でした。それなのに今では「中国のトイレはねぇ・・・」なんて偉そうに
のたまう。我が家の息子にいたっては、ウォッシュレットがないと“大”がで
きません――――。

う〜ーん、情けない、、、。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

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