┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  迷子になったらここ!(^O^)  ━┓
┃
┃ 草原をわたる風♪:[内モンゴルの若き息吹] ― by みやさん

☆ その2「モンゴルの宗教」―――――――――――――― 2002/04/10

モンゴルではチベット仏教を信仰する人が多い。
モンゴルからはるばるチベットまで巡礼する人もいる。

五体投地をしながらチベットを目指す人をテレビでみたけど・・・
北海道から九州まで行くより遠いんじゃない?(−−)

チベット・モンゴル仏教を「ラマ教」ともいうけど
これは「師僧=ラマ」をとっても敬っているから。
入門したら、まず師僧につき、
仏教の教えから生活一般まで指導してもらうんだけどぉ・・・、
ボリド君のお父さんのお寺では、師僧と弟子というより高齢者とそのお世話を
する若いヘルパーという雰囲気だったわ。
その辺のことはまたいずれ詳しく・・・ね。

普通の住居は移動式で、お寺の建物だけは定住型。
お寺はその昔、学校や病院の役割をしていました。

チベット仏教といえばダライ・ラマの名前を知らない人はいませんよねぇ。
彼は「かつぶつ」と読む『活仏』として有名。
で、私は『活仏』と呼ばれる人は彼一人だけだと思っていた。
ところが、たくさんいてはるんですね。

文化大革命以前は内モンゴル中に、なんと!百人ほどの活仏がいたそうです。
けれど文化大革命以来、政府が内モンゴルでの活仏制度を認めなかったので、
今では十数人の活仏が残っているだけになっているそうです。

政府はいま、徐々に宗教を文化として認めつつあります。

アルコルチン旗(き)へ行くと、信者たちがうやうやしくボリド君のお父さんに
頭を下げます。
手にはお札を捧げ持って・・
お父さんは「ジャ、ジャ・・」と言いながら信者さんの頭に手をのせていた。

「ジャ、ジャ」とは「好!、好!」と同じような意味らしいけど、でも、あん
まりありがたそうには見えんかったなぁ。・・「じゃ」という音が、ちょっと
軽そうに感じられて・・

すんまへん、不信心者で・・

幼い時に活仏だと認定されたら、お寺へ連れていかれ、きらびやかな衣装を身
にまとい、外の人にかしずかれて豪勢な生活を送ってたというのに・・
文化大革命で、一転して普通の人に戻され、、苦労したでしょうねぇ。

お寺を完全に破壊されてしまって、ボリド君のお父さんよりも高位の活仏なの
に、お寺がない!という活仏サンにもお会いしました。
(う〜ん、惨めだねぇ)

ボリド君の場合は・・

活仏だったお父さんが、文化大革命のおかげ(?)で普通の人に戻され結婚し、
ボリド君が生まれたんだから・・

まあいいんじゃない?!
                           = つづく =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐

おまけ‥‥
--------------------
「怪しい看板」

バイクの乗って信号待ちをしていたとき、向こうに見える看板が実にヘン!
「まさか!」「いくらなんでも!!」
???‥‥何回見直しても、やっぱりそう書いてある。

信号が青になって通り過ぎるとき
やっと読むことができました。

それは「ちゃんぽんのお店」でした。
・
・
小さな「や」が他の字に比べて極端に小っちゃく地模様と同化していて、、、
おまけに、最後の「ん」が車の陰に隠れてました。。 (^。^;

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

草原をわたる風♪目次 ライターはこんな人 アジアの街角から目次 CHINACHIPS 総合トップ




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送