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┃ 中国ひとりぼっち: ―――――――――― by ブーザンさん                ブーザンのホームページ(中国ひとりぼっち)

☆ 香港盗難事件(7) ――――――――――――――――― 1996/04/29
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│皇后像廣場の横を通り、康楽廣場まで出て日本領事館のある
│セントラルポスト・オフィスビルの46階へ直行した。
│
│しかし、早く来過ぎてしまった。
│9時半からなのに8時に着いてしまった。
│
│仕方なく待っていたけれど、これが実に長い1日の始まりになった。
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−30

待っている間にも、昨日電話した香港警察の日本語ホットラインで、
教えてもらった持参する品々を確認した。

香港警察発行の盗難証明書や、パスポート用の写真等は用意したが、
身分を証明する書類や、パスポートの番号と発行日等は自信がなかった。

この時ほど、普段からパスポートのコピーを準備しておくべきだった
と思った事はない。
パスポート自体はホテルのセーフティ・ボックスに預けた方が良いのだが、
今回の場合は、ホテルに入る前に全てを取られてしまっている。

更に、パスポートはいつも左胸のポケットに入れていた。
今回の場合は、魔が差したとでもしか言いようがない。
現金も、いつもは分けて入れるのだが、1箇所にまとめて入れてしまった。

かくして、ドロボーにとっては絶好の獲物となってしまった。

−31

時間が9時を過ぎる頃、ひとりの日本人が来た。
自分と同じようにパスポートを取られたのかな?
と思い聞いてみた。

「スミマセン!貴方もパスポートを盗られたのですか?」

つい大きな声を出してしまったので、ちょっとビックリしたような顔で、
まじまじとブーザンの顔を見た。
55歳ほどの彼は、
「いいえ、私は盗られたのではなく紛失したんです」

盗られたのと紛失したのと、手続きがどう違うのか聞いてみた。
しかし彼もハッキリと分からないようだった。

「多分、盗難とか紛失とか書いてあって、どちらかを○ででも囲むのでは
 ないでしょうか?」
と言ったところ、
「もう直ぐ入れますから分かりますよ」

気があせっている時に、あまり変な質問をしないでほしいような雰囲気..

その彼が呟いた。
「紛失するほうが悪いんだけど、再発行に
 1500HKドル近くも掛かるとは・・・」

それを聞いて驚いた!

その時、所持金は1200HKドルしかない!

                     = 香港盗難事件おわり =
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│なんだか中途半端なんですが、ブーザンの原稿がここで切れてしまって
│おりますので、香港盗難事件は一応ここでお終いとなります。
│次回は「充電式乾電池」紛失の顛末をお送りいたします。
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

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