┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  迷子になったらここ!(^O^)  ━┓
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┃ 重慶熱線 (重慶で見た中国): by 重慶出稼ぎ人のちゅーさん

1−家庭崩壊への道−「国内勤務−1」その2.出産

東京では一向に出来なかった子供が、奈良へ転居してから昭和51年に長男、
昭和53年に次男と、二人の男子に恵まれました。

旦那が酒を飲んだあとは、男子が出来る体質になる、とかいうのをどこかで聞
いた気がしますが、わたしの場合はまさしくその通りでした。

長男の時は会社へ電話があり、妻の実家近くの産院まで飛んで行きました。
猿に似ているとなぁ〜というのが第一印象です。

第一子誕生の感動を、日記に記すことにしました。
しかしその感動も三日で終わったので、日記もそれまでです。
さてあの日記はどこへ行ったのでしょう。

寝台に乗せられて出てきた妻に覆い被さるようにして、抱きしめてやりまし
た。妻も仰向けのままわたしの背中に手を回して来ました。
看護婦さんがいたのに、不思議と恥ずかしい気持ちにはなりませんでした。

次男の時は、どこから駆けつけたのか憶えていません。
それくらい感動は薄れており、日記も書いていません。

わたしは女の子が欲しかったので、病室で耳をすませてか細い産声を聞いたと
きは、やったと思いました。
看護婦さんが来て言いました、「おめでとうございます......男の子です」。
わたしは本当にがっかりしました。

あんなにか細かった子が、今では肥満気味と言われるわたし以上に肥満になっ
ています。
小さく生んで大きく育てる、妻はまさしくそれを実践したことになります。

次男の出産後、家内は体調を崩しました。メニエル病です。
突然急激な目まいにおそわれ、吐き気もひどく、ひどいときは数日間寝込んだ
ままになります。

この病気の一番の難点は、本人のつらさが他人にはなかなか伝わらないという
所です。
わたしも例にもれず、妻の苦衷を理解出来ず、徐々に感情のすれ違いが生まれ
て来ました。

正月早々寝込まれ、小さな子供二人の手を引いて初詣に行った時は、本当に
惨めな気持ちになりました。
妻の病気を思ん計る度量は、わたしに無かったのです。

いまでは病状は比較的安定していますが、難聴で苦しんでいます。
医学が発達した今日でも、メニエル病を根治する手だては未だ見つかっていま
せん。

それなら重慶で出稼ぎなどせず、ずっと家内のそばにいて、世話をしてやれ
ばいいようなものですが、やはり海外の方が多少は実入りがいいので、仕方
なくこの稼業を続けています。

すでに転職が非常に困難な年齢になっており、もうしばらくここに居座るしか
ありません。
少なくとも、来年4月末にこの連載を終了するまでは、頑張るつもりです。

来年1月に長男が結婚します。
ハワイでするそうなので、助かったと思っていましたが、結局両親と兄弟姉妹
は同行することになってしまいました。

これでは却って高くついてしまいますが、一生に一度のことなので現地で祝っ
てやらねばなりません。
しかしハワイと言えば米国。
テロ事件が起こらないことを真剣に祈っています。

次男は目下就職戦線中。あまり勉強しなかったので、未だに決まりません。
まあ気長に行くしかないでしょう。
もう少し父親の責務を負い続けざるを得ません。
わたしが海外にいる時、中心になって家内を見てくれたのは次男なんですか
ら。

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2−道で出会った仏と閻魔

長男が二歳の時、年末に彼の手を引いて実家へ行きました。
正月のおせち料理を母が作ってくれるので、それを取りに行くためです。

家内は目まいで寝込んでいました。
それでもわたしと長男だけが実家へ行くのを嫌がりました。
自分だけ取り残される気持ちになったのでしょうか。

病気でも気性は激しく、そういう態度にわたしの気持ちも硬化して行ったとこ
ろがあります。

おせち用の重箱をナップサックに仕込み、長男の手を引いて電車に乗りまし
た。空席があったのでナップザックを網棚に置いて、長男と座っていました。
目的駅について、長男をたたせ、ナップザックに手を通そうと思ったのです
が、重箱が動いてバランスがとれず、手が通りません。

その時見かねた中年のご婦人が手助けしてくれました。
朝から妻と言い合いをして暗い気持ちだったので、ご婦人の親切が身にしみて
嬉しく感じました。

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3−重慶短信

48才の男性が80才の女性と結婚しました。
近所では「おかしな二人」と怪訝な目で見られています。
男の方に必ず何かの思惑があると見られているのです。

新聞によると、二人のなり染めは男性が近所に住んでおり、何かと女性の面倒
を見ている内に、愛情が芽生えたとのことです。
そして結婚するまでに愛が育ちました。

ある時60才の女性がこの男性にお菓子を上げた所80才の奥さんは猛烈な嫉
妬を起こしたそうです。
この年齢差でも、男が上ならこれほどの問題にはならなかったでしょう。

果たしてこの女性は、財産があるのでしょうか。
もし何も無いなら、本当におかしなカップルです。
もし純粋な愛があると信じる人がいるなら、本人以上におかしな人でしょう
ね。

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4−外大では教えない中国語

日本だと、人より出て打たれるのは釘です。

中国では..........鳥です。

「槍打出頭鳥」(Qiang1 Da3 Chu1 Tou2 Niao3)

頭が出ている鳥は、鉄砲に狙われるのです。
こちらの方が意味がよくわかります。

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5−おまけ

重慶名物は棒棒軍という、天秤棒一本の担ぎ屋と、靴磨きだという話しは
前にしました。

この他に、「洗脚」(Xi3 Jiao3→ Xi2 Jiao3に変化)があります。
足のマッサージですが、背中も押してくれます。
料金は平均90分で40元、個室だと50元というところです。

他の都市にもありますが、重慶はともかく至るところで目につきます。
なおここはいくら頑張っても特殊なサービスはやってくれないので、まじめに
疲れをとる人の為の設備です。

そうではなくて、まじめに疲れたい人はホリディーインホテルの近くをうろ
ついて下さい。美容室が数十軒建ち並んでおり、ここへ行くと散髪より二つ
すくない行為が可能です。

それでは「下周一、見」(来週の月曜日にお会いしましょう)。

                           <(_ _)ちゅー>
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

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