┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  迷子になったらここ!(^O^)  ━┓
┃
┃ 重慶熱線 (重慶で見た中国): by 重慶出稼ぎ人のちゅーさん

1−家庭崩壊への道−「代表団受け入れ」その5.代表団帰国

中国からの代表団を受け入れて、殆ど彼らと寝食を共にした頃から、わたしと
家内との距離が、徐々に広がり始めました。
もっともその頃はまだ目には見えない程度の、小さなひび割れに過ぎなかった
のですが。

もしその時それに気づいていれば、いくらでも修復が出来たことでしょう。
信頼を取り戻す方法が簡単に見つかったはずです。
そうすれば OJIN さんのおだてにのって、こういう連載をすることもなかった
のです。 嗚呼、後悔先に立たず。

そんな犠牲を払いながら、代表団をアテンドしたわけです。
それは本来随分いい勉強になったはずですが、結果から見ると、充足感とはほ
ど遠い疲労感だけが残りました。

国情の大きな違いから、胸襟を開いた接し方が出来ず、心の隅にしこりが溜ま
って行ったからです。
彼らも習慣の違う日本へ派遣され、毎日小さなビジネスホテルで、それも二人
相部屋に詰め込まれ、随分窮屈な思いをしたことでしょう。

特に食事には辟易したに違いありません。
中華料理といっても、日本風にアレンジされたものばかりで、故郷の味には遠
く及ばなかったでしょう。

わたしが中国に行って、宴会続きの合間にはお茶漬けが食べたくなるように、
彼らもたまには簡単なもので済ませたかったと思います。
それが工場へ見学に行くたびに宴会料理です。
それも昼も、夜も続くと悲劇です。

彼らにとって、それより辛かったのは、昼に出た弁当ではないでしょうか。
冷え切った弁当を、惨めな気持ちで食べていたに違いありません。

ある時京都にある、世界的な計器メーカーを訪問しました。
その夜は京都駅前のビルにある中華料理店へ我々だけで行きました。

その時驚いたのは、彼らが気を許したのか、骨などをテーブルの上にはき出す
のです。
スープは自分のスプーンで直接すくって飲みます。
これは単なる習慣の違いなんですが、ショックでした。

日本ではテーブルに直接吐き出す習慣の無いこと、スープはまず自分のお椀に
取ってから飲むことなどを伝えました。
そこまで言えば、元々優秀な人たちなので、よく理解してくれました。

いま重慶に住んでみて、骨をテーブルに吐き出すのは上品な部類に属すんだと
気づきました。
床へ直接吐き捨てるのが普通です。

会社へ来た人間が、廊下に痰を吐いた時は、思わずどなってしまいました。
ここまで来ると、習慣の違いでは済まされません。
教育の問題になろうかと思います。

あれやこれやで数ヶ月が過ぎ、いよいよ代表団が帰国することになりました。
我々関係者は、バスに同乗して空港まで見送りました。
彼らがゲートをくぐって見えなくなった時、「やっと終わった!」という言葉
が何度も出て来てなりませんでした。

次回から暫くは、国内勤務で経験した出来事を書いてみたいと思います。

───────────────

2−道で出会った仏と閻魔

代表団を連れて箱根へ行った時、バスガイドさんの説明を中国語に訳すという
苦行を強いられました。
どこそこの湖は悲恋物語があり、何作と何女が何して何とか。

あの時に、中国人の一行ということで
一生懸命に張り切って説明してくれたガイドさん..

ごめんなさい!あなたの言ったことは殆ど伝わっていませんでした。

───────────────

3−重慶短信

外国への出稼ぎを斡旋する業者が、手数料25万元を猫ばばして逃げました。
この業者を推薦していたのは、田舎の役所です。

就労斡旋の担当者がよかれと思ってしたことですが、結果的には50名ほどの
被害者を出してしまいました。

被害者らは警察に被害届けを出したものの、逃げた本人は捕まらず、斡旋した
担当者も善意からしたことなので難しい事件になっています。

───────────────

4−外大では教えない中国語

重慶の方言かもしれませんが、チンピラを「雑皮」(Za2 Pi2)と言います。
油断すると、この手合いが工場にはびこってしまいます。

すでに5人ほど入り込んでいるのですが、癒着している日本人がいるもので、
まずこちらから始末する必要があるようです。

クビにするのは、「炒〔魚尤〕魚」(Chao3 You2 Yu2)です。
直訳はスルメを焼く。そうすると丸くなりますね。

追い出しを食らって、そそくさと布団を丸めて出ていく様に似ているからだ
そうです。

───────────────

5−おまけ

重慶もやっと暑さの峠を越えました。
普段はあまり効かないクーラーが、これからはよーく効きます。
風邪を引くのはこういう時期です。

去年は後半年で6回も風邪を引きました。
重慶の天候は、げに恐ろしき変化を見せます。
だから新聞が、暑さの峠を越えたといっても、決して鵜呑みには出来ません。

それでは「下周一、見」(来週の月曜日にお会いしましょう)。

                           <(_ _)ちゅー>
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

重慶熱線目次 ライターはこんな人 アジアの街角から目次 CHINACHIPS 総合トップ




SEO お金 無料レンタルサーバー ブログ SEO