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┃ 重慶熱線 (重慶で見た中国): by 重慶出稼ぎ人のちゅーさん

1−家庭崩壊への道−「初めての中国」その2.憧れの中国へ

いよいよ憧れの中国へ入る日が来ました。

中国国際旅行社の担当者とロビーで待ち合わせして、パスポートを受け取りま
した。一番肝心なことを言い忘れていました。
中国のビザは、当時はまだ日本で取得出来なかったのです。
香港で中国国際旅行社に依頼しなければいけません。

この旅行社は完全に中国系で、胸のバッジは紅い☆、その中に黄色で「旅」と
書かれていました。
初めての香港、これから中国へというのに、わたしの記憶は鮮明ではないので
す。これは多分極度に緊張、または興奮していたせいだと思います。

当時中国との国境の駅「羅湖(LOWOO)」まで行く列車は、まだ旧駅から出てい
たはずです。今この駅舎あとには時計塔が建っています。
スターフェリーの近くですが、ご覧になった読者も多いでしょう。

さて木製の列車なんてあるでしょうか。
わたしの記憶では、木製の列車に乗ったことになっています。
少なくても、座席は昔の駅のベンチそのものでした。冷房などありません。
窓を開け放して走るのです。

各駅停車であることは、昔も今も(少なくても香港に駐在していた5年前まで
は)変わりませんが、時間は今の二倍、約二時間はかかったと思います。
当時はまだ単線の箇所があったのでしょう。

沿線には、高層ビルがそびえ立ち....というのはそれから随分あとの事です。
わたしが目にしたものは、肩をいからせた水牛と、それをあやつる客家(ハッ
カ)の女性でした。
客家は少数民族ではありません。れっきとした漢民族です。
もとは中原(河南省)に住んでいたのが、戦禍を逃れて南下して来たのです。

彼女らは一様に黒い服を着て、面白い帽子をかぶっていました。
すし桶を逆さにしたような、そのてっぺんが盛り上がっている、布製と見える
帽子です。この風景が香港から羅湖まで続きました。

途中でむせかえるほど臭い目にあいました。
中国から生き豚を運んで来た貨車とすれ違ったのです。
悪臭は貨車が通過しても、ずっと車内に留まっていました。
引かれていく豚に比べれば、ハッカの女性を引いている牛の方が、幾らか幸せ
ものです。

木製ベンチの跡形が尻に食い込む頃、やっと羅湖に到着しました。
香港側の税関を通ったあと、目の前に見えるのは、鉄橋です。
そして鉄橋の向こうには嗚呼!憧れの、中華人民共和国の国旗「五星紅旗」が
風になびいています。
わたしの身体が小さくふるえました。

橋の下は深セン川。その真ん中が国境です。
橋の真ん中に白線が。それをまたぐと中国です。
人民解放軍の兵士が、銃をかかえてこちらを向いていました。
恐怖感は少しもありません。そして橋を渡りきり、中国側の税関へ。

しかし一旦部屋に通されて、荷物が到着するまで待ちました。
ここまで香港中国国際旅行社が随行してくれていました。
荷物が着いた順番に、名前を呼ばれます。自分の荷物を持って税関へ。
入国審査と税関が一緒になっていたようですが、かなりあやしい記憶です。
荷物を全部開けられて、検査。もちろんわたしは無事に入国。

この時代にエロ本を持ち込む猛者はいたでしょうか。
当時は未だ文化大革命が終息しておらず(終息は1976年。わたしが中国へ
入ったのは1972年です)四人組が幅を利かしていたのでかなり厳しい検査
をしていました。もしエロ本が見つかれば、どうなったでしょうね。

次の広州行きが出るまで、昼食と休憩です。
その時出たチャーハンがばさばさで、口に入るよりテーブルにこぼれる方が多
かったのを覚えています。
食事のあと休憩室のベランダに出て見ると、そこは一面の田畑でした。

それはわたしが初めて見た深センでした。

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2−道で出会った仏と閻魔

その時なのか、もっと後なのか思い出せませんが、深セン駅の食堂で有名人に
あいました。小柄でぽっちゃりした男性が、誰彼にかかわらり無く挨拶してい
ました。

えらい腰の低い人だなあ、誰だろうと思っていると、あれは池田大作氏だと教
えてくれる人がいました。
人の上に立つには、笑顔と腰の低さが重要です。何かあるとすぐにふくれっ面
をして、胸を反らす小生など遠く及ぶべくもありません。

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3−重慶短信

重慶一番の繁華街は、解放碑といいます。
解放記念碑を中心に、歩行者天国が広がる一角です。
日曜日の午後などは、大変な混みようです。
少し裏道に入ると露店も出ていて、女の子が好きそうなヘアバンドを売ってい
ます。

カラフルでよく売れているのですが、あるお母さんがそのヘアバンドを仔細に
見て、びっくり仰天しました。
なんとコンドームを切って、ひも状にまとめていたのです。
その露天商によると、朝天門という問屋街で、0.5元で仕入れて1元で売っ
ているそうです。原料は輸入品らしいです。それも使用済みの。

日本産のコンドームは大変な評判ですが、まさか日本から運ばれていることは
ないでしょうね。

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4−外大では教えない中国語

「打傘」(da3 san3 → da2 san3)

雨が降れば傘をさします。
でも雨が降ってない時でも傘をさすことがあるのです。
テントを張るってわかりますか。若い男性、時にはOJINさんの様に、この世に
未練のないような老男でも(失礼!)たまたま元気な朝があるのです。

テントを張るについて、名句を詠んだ先人がいます。
「朝立ちや 小便までの 命かな」
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じゃぁ、「打傘」って“朝立ち”のことなの?
OJINはネ....「随意**」なの!
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5−おまけ

女性読者の中で、下ネタはどうも、という方がおられました。
わたしも本当は生真面目一本で行きたいのです。
でもそうすると、多分このメルマガは一挙に読者を失うことになるでしょう。

下ネタであっても、自分では結構ためになる話が多いと思っています。
少し我慢して、出来る限り目を通してください。信じてください、わたしの話
は、いつか必ず!役に立つと........すいません、立つ話しばかりで。

それでは「下周一、見」(来週の月曜日にお会いしましょう)。

                           <(_ _)ちゅー>
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

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