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┃ 中国語学留学日誌 ――――――――― by 覆面ライターさん
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☆ 日本について;留学日誌最終回 ――――――――――― 2002/04/12
まさに日本が沈没するのではないかのような不況の嵐が吹き荒れています。
最近、良い話はとんと聞きません。円はドルに対してどんどん安くなっていま
す。(良いか悪いかの議論は別にして)
原因は色々有ると思いますが、今までのツケが回ってきたのだと私は思ってい
ます。
「今まで」とはいつからのことか?と言われても具体的な時期はわかりません
が複合的に考えて為替の自由化が発表された日が境ではないかと思います。
これだけ工場が日本から出て行けば、同時に周辺業者も付いて行かなかったら
取り残されます。
したがってどんどん産業の空洞化現象が起こっています。
中国は日本の工業地帯の様を呈してきました。
(中国は「世界の工場」と呼ばれているくらいですから)
物を生産しない国が、将来金融や投機や株だけで生きていけるのでしょうか?
―― それまでは、ガムシャラに他人の(外国)嫌がることを一手に引き受けて
頑張ってきた日本です。
トランジスターを発明し、ガソリン消費の少ない性能の良い自動車を輸出して
外貨を獲得してきました。
その為には多くの技術者の腐心、職人の努力など多くの生産のための向上心が
有ったように思います。
トップエンジニアを頂点に、下は裸電球の下で造花の内職をしている人達まで
国民総労働者のような時代でした。
欧米に追いつけ追い越せ、と一生懸命外貨を獲得し、稼いだ1$は360円の
時代でした。
逆に、当然1$360円もする高価な舶来品は高値の花です。
フォードやキャでラックの自動車なんて見ただけで近所の人の話題になったほ
どです。
日本では私は、今アメリカ製の自動車に乗っています。
アメリカから従兄弟が来たらどうして日本のように性能の良い車が関税無しで
安く売っているのに買わないのか?と不思議がります。
彼はアメリカで日本車に乗っています。(ハイ、私はバカです!)
これはその時のブランド志向かも知れません。
―― 1$360円時代には、アメリカ人も結構観光で日本にドルを使いに来
てくれました。
日本人が中国や台湾(最近はそうでもないけど)やタイや韓国へ物価が安いか
らと喜んで海外旅行に出かける昨今の事情と同じような事です。
最近のアメリカ人はそれほど価格的な魅力で日本には来ません。
それどころかニューヨークと東京ではどっちが先進国かわからない物価だそう
です。
私の知っているアメリカ人は東京出張の時はコンビニ弁当を食べています。
私の子供時代からは想像もできないことです。
その頃、安い労働力と精巧で緻密な技術、生真面目な性格の日本が、海外から
大量の受注を受けられたのはいうまでもありません。
ついにある時期からは日本がGNP世界第何位とか国民総生産がどうしたこう
した、等といわれるようになり、海外旅行はもとより海外に工場や財産を所有
できるようになったのはほんの最近の事です。
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―― 若い人達に言いたいのです! 今の日本人は結構成金なんですよ。
海外では高級ホテルに泊まって、中国人を小バカにしている60代前後の社長
さんだって、ほんの数十年前の子供の頃の時代は、その小バカにしている中国
人と変わらない生活をしていた人間かもしれないんです。
携帯もTVも無かったからそれ以下かもしれません。隣がTVを持っている家
なら、ヘラヘラお世辞を言いながら家族全員で力道山のプロレスを見に行って
いた家の子供だったかもしれないのです。
その頃のTVは、一日中の放送では有りませんでした。(勿論白黒)
午後1時から6時頃までは「テストパターン」というクモの巣みたいな画像だ
けだったのです。
繁華街の公園には街頭TVが有りました。
それに写った先代若乃花と栃錦の千秋楽の大一番を見ながら皆、手に汗をした
ものです。
それを青バナ垂らして見ていた子供が、何かのきっかけで小さな会社の社長さ
んや、海外生産部長とかになり中国にやって来て、中国は物価が安い、人件費
が安い、といって威張っているだけです。
(全員じゃないですよ!そういう人も居るという話です。)
おべっかとへっぴり腰の部下を引き連れて、会社での地位の威光を空港ロビー
まで引きずってきているオッサン達がそれです。
空港ロビーはアンタの社長室と違いますよ!
―― これからの若い人は、他人の痛みの分る人間になってください。
そして将来の日本と中国の良い関係を築いて欲しいと思います。
その為に、出来るだけの多くの日本の若者に早い段階で中国に留学していただ
ければと希望します。(語学習得だけが留学目的じゃ無いです。)
中国を知って、将来の日本を考えて欲しいのです。
中国人も日本人も同じ人間です。
経済の発展が後先になっただけの事です。仲良くしたい同じアジア人です。
だけど中国人も、もっと世界のマナーを身につけてくださいね・・
私のコメントは、あくまで私の知る限りの中国の現状の情報を、少ない経験で
面白おかしく書いたつもりです。
―― 日中両国の血が流れている私です。
どちらの国も私にとっては大事な母国です。
華僑のU世として日本で生まれ、母国語もわからないままで50歳を超えま
した。
これからの中国がいつか日本を越えるのは間違いないと思います。
真面目だけがとりえの日本人です。
(すっ、すみません、言い切っちゃって!)
私は今、子供の時に父から散々言われた母国語の習得の為に頑張っています。
言語は人間関係の構築の為に必要です。
通訳なんか人間関係に何の役にも立ちません。時には抵抗勢力にもなります。
(ゴメン。易さんは別です。)
中南海でアメリカ人記者の質疑応答に「江沢民先生はいつ引退されますか?」
の質問を通訳が通訳するのを渋ったという話もあります。
全て自分で聞いて自分で答える、のが意思の疎通じゃないかと思います。
私は今後、一生懸命に中国語を勉強して、日本に来られる中国人の成金の皆様
の為に富士山や京都を案内する通訳ガイドになろうと思います。
今後の日本は観光立国としてしか生きる道はないんじゃないかなと考えていま
すから。
―― これだけ日本の工場や技術が中国に流れたら将来の日本はどうなるので
しょうか? 各社とも自社だけは大丈夫だと思っているのでしょうか?
昔、T社は中国の要請に耳も貸しませんでした。
H社もエンジンだけは日本から持ち込んでのノックダウン方式ならばと条件を
付けたら中国側が断ったそうです。
あたりまえですよね? 中国の魂胆がどこに有るかさえ見極めればそんな条件
は!
今ではVW社の車が中国中を走り回っています。
その世界に冠たる日本のT社も、ついに(不況になった今ごろノコノコと)蘇州
新区に登場するそうです。
H車も広州を基点にして中国中の人気を集めています。
もうすぐ日本でも広州H車や蘇州T車を輸入して、中国製ユニクロ車が走り廻
る日が来るかもしれません。
そうなった時、日本の産業はどうなるのでしょうか?
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最後になりましたが、今日まで私の拙いコメントを読んでくださった皆様方に
心からお礼を申し上げます。
色々お便りや、励ましを頂いた方々にもお礼を申し上げます。
又、いつかこのサイトで皆様にお目にかかれる日があるかと思います。
半年以上もこのバカバカしいコメントにお付き合いいただき、ありがとうござ
いました。
そして、このサイトに掲載するよう何度もお誘いいただきました南通のOJIN様
に感謝をして私の留学生日記の最終回とさせていただきます。
皆様長い間、本当にありがとうございました。 再見!
= 中国語学留学日誌:完 =
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(^^) OJIN です (^^)
覆面ライターさん、ほんとうにどうもお疲れ様でございました。
・・・今回が最後のご挨拶を兼ねておりますので、いつもの覆面節とは、ひと
あじ違う感じで決めていただきました。
・・覆面節‥ ‥思わず吹き出してしまったり、ニヤリとさせられたり、バカ
言ってんじゃないヨ!と叫んでしまったり、、、、
・振り返れば短い間でしたが、ほんとうにいろいろな話題を開陳していただき
ました。
ーーほんとうにありがとうございました。
これで、ライターとしてはお別れする事になりますが、これからも読者として
投稿や寄稿、或はお便りなどをいただきたいと思います。
それではくれぐれも健康にご留意いただいて、ご商売が大きく飛躍されますよ
う祈念いたしております。
最後にもう一度、、、、お疲れ様でしたッ!(^o^)丿
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│★│さようならのお便り。
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┏━━━━━━━━━━「ブラジル人さん」2002/04/17
覆面ライターさん、どうもありがとうございました。そして、易小姐も。
これからとても寂しくなります。
蛇足ながら、トランジスタの発明は日本人ではなく、アメリカ人です。
S社が成し遂げたのは、トランジスタ・ラジオを商品にして、世界に届けたこ
とです。
この商品化という面で、総合的な技術力を培い、実現して世界の工場となるこ
とができました。やがて、中国がそうなってくるのは明白でしょう。
日本は、ではなく今自分が努めている小さな会社がどうやって生き延びていけ
るかが、直面している問題です。
それよりも、自分個人がどうやって生き延びていけるかが、先決問題ですけど
.....
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┏━━━━━━━━━━「(^^) OJIN です(^^)」
覆面ライターさんは銀装飾品のお店作りにお忙しいらしく、お返事をいただけ
ません。 ご商売第一でございます、ご容赦をお願いいたします。
・・やがて、中国がそうなってくる・・ですか。
無理なんじゃーないかなァ〜。。
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。

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