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┃ 南京生活 ― 元町(付近)の街角から ――― by YUKAさん                  YUKAさんのホームページ「南京生活」

☆ 私の上海のおばあさん ―――――――――――――― 2005/12/09

上海のおばあさんに会いに行ってきました――――。
息子達にとっては、ひいおばあさんにあたります。

二年前、おじいさんが亡くなってからは、おばあさんは上海のアパートに一人
で住んでいます。今年で90歳になるおばあさんは、足腰が弱いので、上海に
住む息子・娘達が一週間交代で泊り込んで、面倒をみています。

今年産まれた娘との初顔合わせに、南京の両親と王ちゃんの妹夫婦と一緒に、
上海へ向かいました――――。

ーーー今回の上海滞在は1日。

その中で自由に行動出来るのは半日。それも、おばあさんに会いに行くためだ
けの時間です。私達は日本帰国前日の朝に上海行きの火車に乗りました。

ーーー毎回思う事ですが、本当に上海は変化が激しい街です。開発に次ぐ開発
で、街はどんどん大きくなっているよう。美味しいレストランや商業施設・娯
楽施設は、南京に比べて随分充実しているのでしょうね、きっと・・・

もっと色々な場所に行きたいな〜と思う気持ちも多少あります。
それでも私達は上海には必要以上に滞在しません。
それというのも上海では何度も、嫌〜な目に遭っているからです・・・
 
まずタクシーでの出来事。

上海についた日の夜、レストランで食事をしようと、私達はタクシーに乗りま
した。人数が多いので2台に分乗し、1台目にはお義母さんと私達家族、2台
目にはお義父さんと妹夫婦。
運転手に行き先を告げると、?!なぜか逆方向へ車を走らせる!?

地理に詳しいお義母さんは、逆方向じゃないの?と聞くと、運転手は“ここは
一方通行ばかりでUターン出来ないから”、と。
やっとUターンしたかと思ったら、帰宅ラッシュとぶつかって大渋滞。
30分近くかかってレストランに到着しました――――。
----後に徒歩で15分の距離と判明----

レストランに着くと、後から乗ったはずのお義父さん達が既にテーブルについ
ていました――――。随分待った様子の彼ら。

話を聞くと、彼らの乗ったタクシーは乗ったその場でUターンして、すぐつい
たとの事。ーーー値段も倍近く違いました。
・・・あ〜、またやられた・・・

タクシーに乗った時、王ちゃんは、運転手に普通話で行き先を伝えました。
上海生まれ上海育ちのお義父さんは上海話。普通話を話す王ちゃんを観光客と
みなして、その場でUターン出来るにも関わらず遠回りしてぼったくった・・
のだと思われます。

“またやられた”と言いましたが、実は以前にも同じような事がありました。

数年前、王ちゃんと二人でタクシーに乗った時、やはり普通話で行き先を告げ
そこに着いてみると、実はタクシーに乗った場所から歩いて5分程の場所だっ
た事がありました。タクシーの運転手は、ご丁寧にわざわざ大回りして10分
程の時間をかけ送り届けてくれたのでした。

私達が上海を訪れるのは、一年に一度。大体二〜三日ほどです。
子供が生まれてからここ二年程、タクシーを利用するようになりましたが、そ
れまでは地下鉄やバスでの移動が主でした。上海でタクシーを利用した事は、
今までで数えるほどしかありません。

ーーーそれなのに、もう二度もこんな事に遭遇している。
よほど私達の運が悪いのか、それともぼったくり運転手が多いのか・・・

嫌な思いはタクシーだけではありません――――。

ホテルに入って来た私達を、ただジロジロ見つめるチェックインカウンターの
従業員。しかも、普通の従業員ではなく、マネージャー風のスーツ姿。
・・・まず“こんにちは”もしくは“いらっしゃいませ”じゃないの?

繁華街のデパートでは、愛想の“あ”の字もみられない服務員。人に何か聞か
れたら、せめて人の顔を見て話そうよ・・・
(トイレの場所聞いただけでスイマセン・・・という気にさせられる)

上海の服務員の愛想のなさは、もしかして中国一ではないかしら?

たった一日の滞在で、↑のような出来事に立て続けに遭遇してしまうと
やはり上海は好きになれない、と、改めて実感してしまいます――――。

以前から私は、
上海人が嫌い  と
はばからずも公言してきました。

(ある日のニュースより<上海の女性について>
上海の風景より<上海に住む人々の素質>

ーーー今回、それを訂正する事となりました。
上海人だけが嫌いな訳ではなく、上海に住む人全般が嫌い、と。
(上海で働いている人が上海人とは限りませんからね)

上海に住んでいるというだけで、それをステイタスのように思う人達。
上海人以外を差別し、見下すような人達。
自分の利益の為には、とことんやる事尽くす人達。
(あくまでも私個人の主観です。ご了承下さい。)

上海人も南京人も北京人も、私から見ればみんな同じ中国人。
あなた達(上海人)は中国人じゃないのか??

上海がなんぼのもんじゃ〜!!
・
・・・ああ、つい興奮してしまいました。失礼。

そんな私ですが、上海に親戚がいます。
先ほど申し上げた、お義父さんの母親とお義父さんの兄弟です。
彼らは生粋の上海生まれの上海育ち、“上海人”です。

王ちゃんは、上海に寄ると、毎回必ずおばあさんに会いに行きます。これは、
年上を敬う中国人としては当たり前の事。でもこのおばあさんに会うとき、私
はちょっと緊張してしまいます。ーーー実際何があったというわけではないの
ですが、王ちゃんや王ちゃんのお母さんの話を聞いて、ちょっとした先入観を
持ってしまったからです。

上海人のおばあさんは、南京人である王ちゃんのお母さんを差別しがちで、何
かといえばお母さんにケチをつける。 とか
おばあさんは、長男の息子である王ちゃんはあまり好きではなく、上海に住む
次男の息子がお気に入り。 などなど
(中国では兄弟の中でも、特に“長男”が重要視されます)

ーーーなんだか、聞いているとコテコテの上海贔屓らしいーーー。

多分私の事もあまりよく思われていないでしょう。
だって、日本生まれの華僑だもんね。
この時ばかりは、上海話が分からなくて良かった〜と痛感。
ただニコニコして、話を聞いていればいいものね。

お義父さんの兄弟達とは、結婚式以来一度しか会っていません。王ちゃんは、
結婚当初は上海に寄る度に連絡していましたが、だんだんと疎遠になってしま
いました。ーーーその原因はお義父さんとその兄弟達の関係にあるようです。

長男であるお義父さんは、数十年前南京へ転勤になってからも、上海の幼い兄
弟達の為に、給料のほとんどを仕送りしていました。それは、兄弟達が独立す
るまで続きました。ーーー今はどの家族も経済的に豊かになり、それぞれが不
自由ない生活をしています。

兄弟同士でも、春節などの時には電話連絡をしあうのが一般的。ましてやお義
父さんは長男。幼い兄弟達の為に一生懸命働いた事もあります。兄弟から連絡
があって当たり前・・・のはず。
ーーーところが誰一人として、連絡をしてこないようです。

数年前までは、お義父さんから皆に連絡をしていました。お義父さんが連絡を
しなくなると、パッタリと音信が途絶えてしまったようです。
今年の初め、お義父さんが病のせいで一ヶ月自宅療養していた時でさえ、誰一
人連絡はありませんでした・・・・。

上海と南京で遠距離だからでしょうか?(中国では、飛行機の便もないぐらい
の距離では、遠距離とはいわないでしょうが・・・)
お義母さんの親戚は、広東省のシンセンに住んでいるにも関わらず、毎年必ず
連絡があります。どうやら距離ではなく..人間性の問題のような気がします。

私の今までの経験から、中国人の家族に対する恩情は人一倍厚いものと思って
いました。特に王ちゃんは。
私が自分の親の態度や言動に腹を立てている時に、よくこう言います。

自分がどうして今ここにいるのか。
それはお父さんとお母さんが産んで育ててくれたから。
そう思えば腹が立つ事もない、と。

彼は育ててもらった恩をいつまでも大切に思っている人です。幼い頃お母さん
が働いていたため、南京のおばあさんと上海のおばあさんの元で幼少時代を過
ごしました。一生懸命育ててくれたおじいさん・おばあさん・両親への恩。

南京のおばあさんが養老院へ入っていた時は、毎週のように会いに行き、洗濯
をしていたと聞きました。日本に来てからも、週一の南京への電話連絡は欠か
しません。いつでもどこにいても、気にかけているようです。

上海の親戚には、どうもそういった感情が欠けているように思われました。
勿論それは一概に“上海人だから”という理由ではないと思います。“たまた
ま上海に住む親戚”がそうであるだけかもしれません。

お義母さんの話では、上海のおばあさんは子供達にないがしろにされている、
との事でした。確かに、定期的に一週間泊り込んでのお世話は大変でしょう。
それでも自分の親です。
誰か“一緒に住んで面倒をみる”と言いだす人はいないのでしょうか?

毎週一度、南京のお義父さんが上海のおばあさんに電話をすると、最近はよく
私達家族の話になるそうです。曾孫達の事や、私達の日本での生活の様子を聞
いてくるそうです。
以前は上海の息子・娘達やお気に入りの孫の話ばかりだったのに・・・おばあ
さんも、うすうす子供達の態度の変化に気付きつつあるのかもしれません..。

私も自分の親戚を悪く言いたくはありません。それでも、上海の親戚の話にな
ると、何ともいえない寂しい気持ちに襲われます。

数年前“老房子”=古い家)に住む上海の親戚を訪れた時に感じた、どこか懐
かしいような気持ちは、
(上海の風景より<開発区にある王ちゃんの親戚の家>参照)、

今の上海からは全く感じられません。開発に次ぐ開発でどこもかしこも観光地
化され、何だか殺伐としたイメージです。そんな中に生活する“上海の人達”
も、どこか潤いをなくして乾いてしまったように思われてなりません。

多分おばあさん以外の上海の親戚とは、今後も会うことがないでしょう。
少し寂しい事ですが、価値観の違いをひしひしと感じました――――。

★以上、あくまでも私個人の主観によるものです。ご了承下さい。★

                        = この稿おわり =
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┌──────────「Jan さん」

まあ、その通りでしょうね。
今、東京がそーですね。下町でもそーですから‥(^^;
発展するということは人間性がなくなることですね。

でも、意外とそーなっても人間は温かみを求めるものです。いま「三丁目の夕
日」が流行っていますが、過去を懐かしむより、今、みんなが人間味あるおつ
きあいをすれば、現代版「三丁目の夕日」なるのにな、と思うこの頃です。

情緒をなくした上海人もそうですけど、東京にいる人々も可哀相ですね。

└──────────
 
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」

YUKAさんからのご返事は、後日、サイトのほうに掲載させて頂きます。

└──────────
┌──────────「MOMOKOさん」

上海人?中国人?

私も華僑で、上海に親戚が沢山います。嫌な思いは、幼い頃からしてました。
なにせ母親が中国バリバリの習慣なので、良いところより悪い習慣のほうが、
私から見ると沢山あったと思います。
日本の社会では通用しない習慣、ーーー本当に腹立たしい事ばかり。

本土の人は、他人を利用する事が----嫌な言葉だけど----目当て?何て思って
しまう事ばかりです――――。我が両親の援助のお陰で、今はとても良い生活
をしている人達・・・。

とても冷たい人達と感じます。が、それも中国人の風習の1つかも知れない、
ーーー絶対に優しさが無い――――。

お祖母ちゃんが生きていた時は、親戚達に会ってお土産・会食等を私達がして
あげていましたが、他界してからは一気に付き合いも減りました。
----そのほうが楽----

この頃行く時は、上海の町や食事等、観光客のように表面的なところで楽しん
でいます。ーーーそうすると楽ですね。

└──────────
 
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」

YUKAさんからのご返事は、後日、掲載させて頂きます。

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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
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