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┃ 南京生活 ― 元町(付近)の街角から ――― by YUKAさん                  YUKAさんのホームページ「南京生活」

☆ 小朋友、対不起は?(2005年南京帰郷より) ――― 2005/11/21

ーーー今回は二人の子連れという事もあってまたまた子供ネタで失礼します。
 
滞在中何に困ったかというと、散歩場所。ーーー当時7ヶ月の娘は、家でゴロ
ゴロしていても文句言わないけど、問題はもうすぐ3歳になろうとする息子。

パワーの塊である3歳児。とても家の中で大人しくなんてしてくれません。 
日本では、雨の日以外は毎日散歩に行ってストレス発散させていたけど、こっ
ちじゃあな〜(ため息)

二年前はまだ1歳前でハイハイ期真っ盛りだったので、彼にとっては散歩に行
こうが行くまいがあまり関係ないようでした。
それでも、日本で散歩を日課にしていた私は、近くの公園へ行こうとする。

すると、たいていお義母さんに
・暑いからやめなさい、とか
・蚊が多いからやめなさい、とか
・車と人が多いからやめなさい、ーーーととめられてしまう。

おかげでストレス溜まりましたわ〜(笑)

今回はなるべく王ちゃん=旦那)と一緒に息子を連れ出していましたが、それ
でも毎日という訳にはいかない。(注:王ちゃんは、家の中でゴロゴロ・ダラ
ダラしているのが大好きなため)
必然的に私一人で息子を連れ出さなければいけない日もある。そんな時いつも
迷う。ーーーさて、どこへ行こう? と。
 
取りあえず暑いから、近所の大型スーパーへ。

同じような理由からか、昼夜問わず人民でごったがえすスーパー。
そこで目が点の光景の数々。

乳児を抱っこしたお母さんが、片方のおっぱい出して授乳しながら歩いてる、
とか
どう見ても小学生だろう?と思われる子供が、ふんぞり返ってカートに乗って
(幼児が座る場所ではなく、荷物を入れる場所に)おじいさんに押されている、
などなど。
教育上あんまりよろしくないし、3歳児はすぐに飽きてしまうので早々に退散
する。

じゃあ、近所の公園でも行くか。

と向かってみれば、歩道が工事中のため歩きにくい事この上なし。自転車道に
降りて歩くしかなく、息子の手をひいて前後ろに目を配り、常に気を遣いっぱ
なし。そうまでしていく公園には、特に遊具施設もなく、3歳児にはいまいち
うけがよくない。

中にはトランプで遊ぶ人達や、マージャンに興じる人達、飼っている鳥を連れ
て集まっている人達や、歌を歌っている人達などがいっぱい。

それはそれで見ていて楽しいのだけれど(←私が)、やはり行き帰りがしんどく
炎天下では暑い〜ので、1回行っただけで断念。

そんな時見つけたのが、マクドナルドの遊具施設。

こっちはマクドナルドやケンタッキー、ちょっとしたレストラン等に、子連れ
を意識した遊具スペースを設けているところがある。そんなに立派なものでは
なく、滑り台ぐらいしかなかったけど、他に遊んでいる友達もいるし、息子は
大喜び。
私といえば、この暑い時に“カフェ・モカ”(冷たいカフェ・モカにソフトク
リームがのっている代物)が飲めるとあって、同じく大喜び。
ーーー二人の“喜歓=好き”が一致したので、よく通いました。

そこで出会う色々な子供達。見ているととても面白い。

ある日は、まだ1歳に満たない男の子。

そのお父さんとおばあちゃんと思われる人が一緒に入ってきた。男の子を滑り
台の上に乗せて写真を撮る。バシャ・バシャ・バシャ・・・なかなか気に入っ
た写真が撮れないのか、いつまでも続く。
ーーー滑り台の子供達の流れは止まりっぱなし。

フト見ると、男の子は靴を履かせたまま。(施設ルールに土足禁止と書かれて
いました)気付かなかったのか?と思っていたら、お父さんとおばあちゃんは
しっかり靴を脱いでいる。・・・それって、どうよ?

また、ある日は4歳ぐらいの男の子。

彼は小さなおもちゃを手に持っていた。それを見つけて気になる息子。
しばらくして、そのおもちゃに飽きたのか、滑り台の上から投げる男の子。
気付いた息子が、拾ってその子に渡す。ーー男の子はまた投げる。ーー息子が
拾って渡す。ーーーその繰り返し。

しばらく見ていたけど、男の子は一度も“謝謝”と言わない。傍にいた親も、
言わせる風でもない。
ーーーまあ、息子が勝手に拾って遊んでいたからいいんですけどね・・・

またまたある日は、2歳ぐらいの女の子。

滑り台を滑って、息子の前を通り過ぎる時、何が気に食わなかったのか息子の
顔をめがけてパチン!....唖然としていると....その子の母親らしき人が「た
たいちゃ駄目でしょ」とひと言。

しばらくして、女の子がまたパチン!
するとお母さんが「どうしてたたくの」とひと言....。

・・・っていうか、普通は謝らせないか?ーーー言って子供が出来ないような
ら、自分が、叩いてしまった子供に謝るものじゃないのか?
 
その話を、家に帰ってお義父さん・お義母さんにすると、こんな事を言われま
した。
今は一人っ子で、自分の子供が一番だから何をしても許される、と。
自分が一番だと思う子供が増えている、とも。

“自分が一番”と自信を持つ事は、ある意味良い事かもしれません。
だからといって、何をしても許されると思わせるのはどうでしょう?

社会にはルールというものがあります。謝謝=ありがとう)と対不起=ごめん
なさい)は、そのルールの基本ではないですか?
ーーーそれを子供に教えていくのが、親の務めではないですか?

一人っ子政策による歪みは、いろいろな場面に影響しているのではないかしら
・・・?

滞在中はちょうど新学期が始まる時期でした。

新入生を迎えた大学構内で、こんな事が起きていると新聞記事で知りました。

★大学に新入生を送りに来た保護者が、寮生活に入る子供が心配で、大学付近
に泊まり込んで子供の服を洗濯し、自炊し、一緒に食事をしている。
保護者曰く:私の子供は、今まで家事を全くした事がないし、学業に専念して
欲しいから、と。

★大学にいる子供から、泣きながら電話をもらった母親は、子供が“手作りの
ワンタンが食べたい”と言うので、翌朝早くワンタンを作り保温ジャーに入れ
飛行機に乗って子供の大学まで届けた。
親曰く:飛行機代は給料1か月分だったけど、それでも子供が喜ぶなら惜しく
ない、と。

・・・どう思います?

こういった事は1〜2件ではありません。
大学関係者によれば、毎年多くの保護者がそのような傾向にある、と。
過保護もここまでいけば、あっぱれですな・・・

礼儀やマナー・生きていく上で必要な基本的な事を教えられない親達は、確実
に増えています。(ある日のニュースより<現代的新大学生>参照)


今回の滞在で、やりたい放題・甘え放題の子供がどうしてこんなに多いのか、
なんとなく垣間見た出来事がありました。

3歳になる息子は、南京滞在時まさに“やりたい放題やんちゃ坊主”になった
のです。ご飯は食べない、物は投げる、レストランを走り回る。
何を言っても、イヤイヤ〜

とにかく“やってはいけません”という事を片端からやってのける。
日本にいる時は、こんな事はありませんでした。
どちらかと言えば、一人大人しく遊んでいる事が多かったのです。
 
一度お義母さんに子供二人を預けて外出した時は大変でした。帰ってみると、
部屋がぐちゃぐちゃ、あるべき場所にある物が全て投げ出されていたのです。
お義母さん曰く:駄目よって言っても、全然言う事を聞かなくて!
ーーーそれ以来、息子を預けるのはやめました。

それにしても、なんでこんな事に〜〜??王ちゃんも私もビックリしました。
息子の蛮行は滞在中続き、帰ってからもこうなのか〜?と、頭を悩ませていま
した。

帰国当日は、父に迎えに来てもらい、そのまま実家へ向かいました。王ちゃん
と私は、アパートの掃除の為、しばらく両親に子供達を預けていました。

どんなにやんちゃしているだろう・・・?
と、心配しながら掃除を終え実家へ向かう。

家に着いて母に

私:○○(息子の名)あばれなかった?
母:え?大人しく遊んでいたわよ。

見ると一人お絵かきをしている息子。ーーー部屋も散らかった様子はない。

なんで?

アパートへ帰ってからも、人が変わったように大人しい・・・

・・・もしかして・・・君は・・・人を見て我が儘してるのか・・・?

お義父さん・お義母さんは、最初は息子が何をしても笑っていた。

だんだんと息子の悪さがエスカレートするようになると、日本語で“ダメ”と
言ったり、中国語で“不行”=ダメ)と言ったりしていたが、その怒り顔も長
続きしない。
私が真剣に息子に怒っているのに横からチャチャを入れられるので、“叱る”
行為がうやむやになってしまっていた。

私が子供を叱る時は、目を同じ高さに合わせ、相手が納得するまで言い聞かせ
る。だんだんと、納得させるまで言い聞かせる事が出来なくなってしまった。

息子は次第に、私に怒られそうになるとお義父さん・お義母さんの元へ行くよ
うになった。お義父さん・お義母さんがいれば、怒られる事はないと思ったの
かしら。ーーー息子が我が儘放題になったのは、全てお義父さん・お義母さん
の責任とは言いませんが、多少なりともあるように思います。

お義父さん・お義母さんは、
昔は○○(息子の名)はとても良い子だったのに、今は悪い子ね。
やはり△△(娘の名)が一番良い子だわ〜
ーーーと、よく言います。

これにはカチン!ときました。
何が嫌って、子供を比べられるのが嫌。それを口に出されるのも嫌。
中国語だから、子供は何を言っているのかハッキリは分からないけど、きっと
何かを感じているはず。

王ちゃん曰く
僕が妹を嫌いな理由(実は王ちゃんは妹嫌い)は、お父さん・お母さんが、こと
ある毎に僕達兄妹を比べて、兄が良い子、妹は悪い子、と言われ続けた事にあ
る、と言います。
どうやらお義父さん・お義母さんは、昔から比べ好きなようですね。

今回、ハッキリ言わせてもらいました。

子供達を比べないで下さい、と。3歳の男の子がある程度言う事を聞かなくて
も、それは当たり前。逆に、すごく言う事を聞くようだったら、それこそおか
しいのでは?
それに、2年前息子が1歳だった時は、今の娘と同じように息子を誉めていま
したね。今はまだ娘も小さいので大人しいですが、大きくなれば息子と同じよ
うになるかもしれませんよ。

そう言うと、二人とも気まずそうに笑っていました。 

静かな子が良くて、騒がしい子が悪い。
汚れる事はさせない。
怪我をするからと、本人がやりたいスポーツをさせない。
家事を手伝うと言う子に、汚れるからと手伝わさせない。

王ちゃんは、お義父さん・お義母さんの元でそうやって育ってきました。

こういった考えを持つ両親の子育て・教育に、すごく疑問を感じます。それに
は世代のギャップだけではなく、習慣の違いや環境の違いがあるのでしょうが
私ならそんな育て方はしない――――。

今回もお義母さんに、息子か娘(特に娘)を中国に置いていけば?と言われま
した。(両親のみならず、王ちゃんの妹夫婦にまで。それほど娘を気に入って
いました。親ならまだしも、なんで君達に預けていかなきゃいかんの?)
ーーーそれも毎日毎日、一日何回も・・・

預けていけば、きっと息子が“小皇帝”=我が儘放題の息子)になる、と言っ
たら、ビシビシ躾けるから大丈夫 と言われました――――。
・・・もう既に息子になめられているのに..無理だと思います・・・

何はともあれ、お義父さん・お義母さん。
子供達を預けて行く事・・・それは今後もあり得ません。ご了承下さい。

                        = この稿おわり =
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┌──────────「俺様さん」

同意って感じです。レストランに行くと、大人たちはお酒を飲んでいて子供な
んか知らん顔んで、子供たちはレストラン内で運動会。これが日本だったら、
速攻注意するけど、中国じゃする気もなく――――。

ーーーとっとと食べ、退散しております。

└──────────
 
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」

YUKAさんからのお返事は、後日、掲載させて頂きます。

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