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┃ 南京生活 ― ある日のニュース ― ―――― by YUKAさん                  YUKAさんのホームページ「南京生活」

▼▽ 華商大会に向けて ▽▼


2001年9月中旬、南京で“華商大会”が開催されます。

華商大会とは世界各地の華僑が集まって商業的会談を行う
大会です。

6回目を迎えるこの大会は、今回初めて中国で開催されます。

海外からの華僑5、000人を迎えるとあって、今南京は準備に大忙しです。

2001年の春節を過ぎた頃から、南京のあちこちで華商大会に向けて様々な
告知が見かけられました。
“華商大会まであと○日”という看板や“迎華商大会”の横断幕。
この頃初めて華商大会の存在を知った私は、“まだ8ヶ月近くあるのに気の早
い”と思ったもんです。
南京の町は春節から私達が中国を離れる5月末まで特に変わった変化は見られ
ませんでした。
ところが、7月末に帰国してみると南京市はまさにてんやわんやの状態です。
それも “為了迎華商大会”。 

中で一番目につくのは道路工事。

大会会場近くの大通り、一番の繁華街である新街口の通り、それと夫子廟付近
を重点的に行っています。
道路はどこもかしこも掘り返され、歩きにくいったらありゃしない。
ただでさえ埃っぽい南京が、工事の為埃っぽさを倍増しています。
交通渋滞も倍増。。。
工事をするのは構わないけど、通行人の事はお構いなし。
掘り返しっぱなしでいったいいつ埋めてくれるんだ??って感じです。

道路上の古い商店は取り壊されたり、修復されたりしています。
会場付近の通りは古い家々が取り壊され、木々が植えられていました。

いたのはステンレスの柵が出来ていた事!!

自転車専用道路と車専用道路を仕切る柵は、南京ではほとんど鉄製のものでし
た。 鉄はステンレスより安くつくから。
それでも鉄製の柵を盗んで売り払ってしまう人が後をたちません。
そんな町でステンレスの柵を作るとは!!!
盗まれるの覚悟か、よっぽど盗まれないような設置かたをしているのでしょう
か。。。?

夫子廟近くを歩いていた時、ある寺院の壁のペンキ塗り直しをしていました。
何十年もペンキを塗られた事のない壁はペパーミントグリーンになっていまし
た。
これも “迎華商大会”のため。。。?
とにかくどこもかしこも工事中・修復中で、はたから見ていて慌ただしい。

8月2日の揚子晩報にはこう書いてありました。
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華商大会に向けて南京は、合計8大項目(155小項目)からなる環境整備を
実施しています。
更に少なからぬ項目が追加されました。
大会まであと1月半となった今、関係者は“様々な原因で工事が遅れ、
現在53項目を終えたところ”と発言しました。
その数値は全体の34%ほどにあたります。

当初の計画では、この環境整備は8月末までに終わらせる予定でした。

空港から市中までの高速道路の両脇道に緑を植える事、武定門公園、東水関公
園、中央門立体交差橋の完成、漢中門2大広場、夫子廟環境整備、更に獅子山
の展望楼完成等を含む作業。
今年初めに市政府は主要道路付近の138棟の住宅の壁面整備及び屋根整備を
実施していますが、現在11棟は手付かず状態。

同様に新たに加えられた項目は完成まで40日を残し、まさに急ピッチでこな
さなければなりません。

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府の仕事に遅れがでるのはあたりまえですが、

その結果がどこもかしこも夜を徹しての工事。
どれもこれも表面的な繕いばかり。
だいたいどこもかしこも修復しなきゃいけないなら、なぜ開催地は南京に決定
したのでしょうか?
上海や北京、シンセンの方がよっぽど設備が整っているだろうに。。。

それでも今回の大会で、道路整備や公園・緑の設置、住居の修復、新たな公共
設備の設置など、南京市民にもたらす恩恵は少なくありません。
でもその状態をいつまで維持出来るでしょうか。。。

近こんなニュースを目にしました。
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町の至る所に出来た新たな道看板は一目瞭然で、観光客や市民に非常に好評で
した。
ところが、大会開催前にして心無い人達によって看板の文字が削り取られいた
り、汚されたりしています。

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他にも市民・人民の“不文明”な行動は、ニュースに新聞に取り上げられる事
が多いです。
表面だけを取り繕おうとする政府とまだまだ公徳心の薄い人民。
彼らのいたちごっこはまだまだ続きそうです。

余談ですが、華僑行事が大好きな父もこの大会に参加するそうです。
いったいどんな内容なのか、それは後日ご報告します。


▼▽ 金持ちな乞食 ▽▼

┏━━━━━━━━━━「8月31日の服務導報より」

自分の息子に毎日睡眠薬を飲ませて“病弱な子供”を装わせ、通行人の同情を
買い、お金を集めていた残忍な父親が逮捕されました。

徳鎮市珠山路の市場では、

ボロの衣服をまとった50代の男性と、隣に横たわった10歳に満たないやせ
細った男の子を毎日見かけます。
この子供は朝から晩まで一度も目を覚まさず、眠り込んでいます。
男性は道行く人に物乞いをしています。“重病な子供”はたくさんの道行く人
達の同情を買っています。
子供の前におかれた欠けたお茶碗には、いつも小銭で一杯です。

月24日、

通りかかった1人の男性がこの親子に注目しました。
よく見ると同じ村の出身者で彼らの事を知っている人でした。

その男性は“あの父親はどうしようもない怠け者です。
3年前から物乞いを始めたが、皆騙されないように。
なぜならば子供は栄養不足の外は何の病気にもかかっていない。
去年彼らが九江で物乞いをしていた時、1人の医者が同情心から子供の身体検
査を申し出たが、その結果全く健康であった。
父親は毎日息子にいくつかの睡眠薬を飲ませて眠らせているだけだ。
それを“病弱な子供”と勘違いした心優しい人達はお金を恵んでいく。
そのお陰で去年彼らは3階建ての家を建てたよ。”

事実を知って皆、息子の健康と引き換えにしてまで金もうけに走る残酷な父親
を口々にののしっています。

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京でもたくさんの物乞いを目にします。

中国の比較的大きな都市では珍しくない光景です。
物乞いにも様々な人達がいます。
子供を抱えたおばあさん、かなりな高齢のおじいさん、小学生の子供、身体障
害者、、、お年寄りや子供が物乞いをしている姿を見ると、つい同情して小銭
を探ったりします。
その度に王ちゃんに止められます。

「子供が学校に行かずに物乞いして可哀相に思うけど、その後ろには管理して
いる大人がいる」と言われます。

た、今はボロボロの服を来て道端に座っているけど、

<一日の業務>を終えると、でっかい家に帰ってご馳走を食べていたりする、
とも。
最初は“ああ??まさか!!???”と思っていました。
でもこの記事を目にして、そういう人達の多さを実感しました。

子供も良心もプライドも、何もかも引き換えにしてお金儲けに走る人達。
貧しさゆえ、“人間の基本要素”を投げ売ってしまう人達。
失業率の増加、貧富の格差が広がる中国では、しょうがないことなのでしょう
か?豊かな国に生まれた私には知る由もありません。

                           = おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

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