┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  迷子になったらここ!(^O^)  ━┓
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┃ 南京生活 ― 中国雑知恵 ― ―――――――― by YUKAさん                  YUKAさんのホームページ「南京生活」

[[[[ 中国人らしからぬ中国人 ]]]]

新聞やニュースを見ていると感じる事があります。

どうも日本に関する記事は、イメージが良くないものばかり。
日本の役人の不注意な発言、三菱や東芝の欠陥商品に対する保証制度、中国人
旅行団体が日本航空へ起こした訴訟問題。
そして今だにニュースに取り上げられる日中戦争や731部隊に関する記事。

日本(人)が中国(人)に起こした事柄に対する、中国人民の反応はとてつもなく
大きい。
それが国策から来るのか、中国人民の個人の感情なのかは分かりませんが。

先日王ちゃんのご両親の家で一緒に食事をした時、テレビで731部隊の事
を取り上げていました。
その時の私の気分は、なんていうか、いたたまれないような申し訳ないよう
な気持ちでした。
私の気分を察してか、王ちゃんのご両親は何も言いませんでしたが。

中国人の私がなぜこういう話題になると、申し訳ないような気持ちになるの
かな。いつの間にか私は被害者ではなく、加害者の気分になっていました。

王ちゃんとは何度もこういう話題で口論になりました。
中国人の気持ちも日本人の気持ちも分かる、でも、どちらかといえば日本人の
スタンスにたっている私の発言を何度も指摘されました。
私の“中国人らしからぬ感情”が彼には理解出来ないようです。

彼は中国の悪いところも全て知った上で“我愛祖国”と胸を張って言える人。
自分が中国人である事にプライドを持っている人。

私は日本にいる時に“自分の国籍”を考えた事があります。
中国人として生まれて、中国語を学んで、でも中国の生活習慣や考えは身につ
いていない。
日本で“外国人登録証明書”を持っている限り、自分は日本人ではない。
だからと言って純粋な(?)中国人でもない。
こういう気持ちがあるので日本国籍に帰化するのに抵抗があったわけですが。

華僑”とは一種特殊な立場にあると思います。
私の“人”としてのスタンスを、どこに持っていったらいいのか悩んでいまし
た。
でもそういう気持ちも日本国内にいると何時の間にか薄れてしまいましたが、
中国で生活するには自分のスタンスをちゃんと持つ事が大切なような気がしま
す。
日本で培ったファジーな発言や感情は、ここでは通用しません。
いつか私も“我愛祖国”と言える日が来るように。
それが中国に対してか日本に対してかは分かりませんが。。。

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┃┃ お便りで頂きました感想。
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┏━━━━━━━━━━「50代のおじさん」2001/11/26

小生日本人、50代のおじさん。
中国にも多少の関心有り。。多少の、多か少かはかなりブレが“大”。

歴史問題は、むずかしい。
実際の歴史は、双方ともにより大きい歴史の中の渦に飲み込まれて、お互いに
やりあう関係になってしまってる。
やりあい始めると、双方が無茶なことを始め、相互不信の中で正常な人が非常
なことをしてしまう。
これが憎しみを大きく増幅してしまう。

世代が変わったら、見直して欲しい。

小生の亡くなった父はシベリア抑留されました。
生前は決してロシアのことを良くは言いませんでした。
子供としては複雑な感情があります。
ですから侵略を受けた中国の人の感覚は肌で理解できる部分があります。

日本は米国の空襲や広島長崎の原爆を経験しました。
無差別の一般市民への攻撃です。
だからといって米国を悪鬼羅刹のように教育してはおりませんし、戦争という
中でのやむをえない面と考えるようになっています。

これも政治としてみることができます。
政治としては相互の憎しみを減らす方向に、憎悪の記憶を消す方向に、アク
ションをとるべきものと考えます。
教科書を国民的な憎悪の記憶を繰り返し再生産する道具に使ってはなりませ
ん。
仏教には、悪者にやられた人が、改心した悪者に、ずっと意地悪し続けたら、
かえって悪者になってしまうという説話があります。

難しい問題です。新しい世代で、乗り越えていきましょう。

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┏━━━━━━━━━━「YUKAさんから」

戦争の話題は、とても神経を使います。
感情的になりやすい話題です。

自分では持ち出さないようにしても、中国で生活すると必然的に話題に上がっ
てくる。
中国人の怒りは、侵略行為をした事に対してではなく、日本人があまりにも無
関心である事に向けられているように思います。

中国では事ある毎にテレビで戦争に関する番組が放送されます。
幼い子供でさえ昔の戦争の事を知っています。
それに比べて、日本では最低限の知識さえない・知らない若い人達が多すぎ
る。
このギャップが日中相互理解に大きく影を落としているように思います。

教科書については、日本側ではあまりにも簡単に書きすぎる。
中国側では随分感情的に書きすぎているように思います。
侵略した側と侵略された側、しょうがないのかもしれません。

お互いの国がもう少し客観的な立場に立って、子供達に教えていく義務がある
と思います。
過去にどういう事が起こったか知った上で、これからの未来どうあるべきか考
えるべきだと私は思います。

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[[[[ 南京住宅事情 ]]]]

南京では、今新たなマンションブーム。

市内からちょっと離れた、農村地帯の畑をつぶして次々とマンション建設中で
す。年々市内を中心にマンション建設の輪が外へ外へ広がっています。
私達が住んでいるのもそんなマンション地区の一つです。
繁華街までは車で15分くらい。

私たちの部屋は2DKでそれとは別に2階にロフトが付いています。
1階は60u、2階を併せると75u。
値段にして13万元(200万円くらい)。

私たちが住んでいるのは最上階なので、2階のロフト部分はただ。
15uプレゼントってのもすごいな。。。
日本人の感覚からしたら安いと思うけど、こちらの一般的な中国人にはまだま
だ高値の花です。

このマンション売る時はいっさい内装をしてありません。
初めて見た時は、ちょっと固まっちゃいました。
だってまるでコンクリートの箱のようなんだもん。

キッチンには石で出来た流しにバスには様式の便器が一つ。
それぞれの部屋にはちゃっちいドアがついていました。
ほんとにここに住むのかーー?”と。
聞いたら“これから装飾する”との事。

昔はそんなに流行でもなかった室内装飾が、今ではちょっと余裕がある中国人
には大人気です。
今のこの時期、私たちが住んでいるマンション地区では自分達の部屋を装飾す
る人達でいっぱいです。
ようやく暖かくなり始めた4月から11月くらいまでがシーズンのよう。
装飾会社に全て任せてもいいんだけど、そうすると高くつくので大工を雇って
自分で材料を買いに行く人達が多いようです。

私たちも去年の今頃は走り回っていました。
材料の買い出しや電化製品や家具を選んだり、工期中は毎日部屋に行って大工
の仕事ぶりを見て。
装飾といっても自分の持ち家なので、どんな風にしても構わないのが魅力。

一つの部屋のドアをとっぱらってフローリングをひいて一続きのリビングダイ
ニング風に、キッチンにはタイルをひいてシステムキッチン風に、作り付けの
家具にベット、部屋のドアも窓も手作り、2階にあがる階段まですべて王ちゃ
んの設計。

テレビの位置に合わせて電源をひっぱっていったり、2階に洗濯機を置くから
水道管を2階までのばしたり、最上階だから水圧があまりよくないので電気式
の水圧ポンプを取り付けたり。
ちょっと日本では考えられないよね。

幸い王ちゃんは仕事の関係でこういう事に詳しいので、私はただついていって
色とか家具とか一緒に選んだくらい。
自分1人でやれって言われても出来ないわーーー。

この装飾は本人のセンスも大切だけど、大工選びも重要。
王ちゃんの親戚の部屋の装飾はひどかったな。
タンスのドアがまがっているのが一目でわかるんだもん。。。
私たちが頼んだ大工はとっても細かい人で、家に来る人来る人みな出来上がり
を誉めていきます。

装飾費用は家具も含めて平均5万元くらい。
私たちの部屋は王ちゃんが材料にこだわって12万元という破格値だけど。。
職業病か??

でも、この中国の新興住宅にはまだまだ問題が多いです。
なんてったって建物の作り自体が雑。
それは建てはじめてから、あっという間に出来上がっちゃうんでよくわかる。

壁は煉瓦を積み重ねて作っているけど、積み重ね方が雑なのか水漏れするとこ
ろが多い。
壁にはペンキを塗るので、ちゃんと対策処理をしておかないと壁がボロボロに
はがれちゃうの。
薄い窓は非常にちゃっちくなんか傾いてて、密閉性なんか全く考えていないよ
うな代物。
どうりで冬にシャワーを浴びても寒いわけだわ。

部屋の中は冬には外より寒く、夏は外より暑い。
こんなんでエアコンなんか使っても意味ない!っちゅうの!!!!!
おまけに電気代は結構高いからやってられないわよ。

でも、これでも随分良くなった方。
以前はバルコニーごと落ちたっていうから。(実話)

まだまだ改良の余地がある住宅事情。でも日本人にしてみたら安いお買い物。
あなたも中国で暮らす気ありませんか?

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┃┃ お便りで頂きました感想。
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┏━━━━━━━━━━「近畿地方の男性さん」2001/11/26

私も5、6年前にツアーで北京と大連を旅行しましが、確かに建築に関して
は粗雑だと感じました。
鉄筋コンクリートの厚み不足は日本の半分以下だとおもいました。
現在もそれが改善されていなのなら、壁から水が内部に浸透してくると思い
ます。

申し遅れましたが毎号楽しく読ませていただいております。

私などはもう現役を引退しておりますので、もう中国に行くことはないとおも
いますが、私の出生地が戸籍では関東州大連市となっておりますし、また当時
の記憶もありますので余計に懐かしいのだとおもいます。

ますますのご活躍を期待します。

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┏━━━━━━━━━━「YUKAさんから」

中国の建築中の建物を見ていると、まるで“この国には建築基準がないのでは
ないか?”と思う時があります。
築2年のアパートに住んで、去年はなかった問題が次々に発生しています。

まず一つは雨漏り。
大雨が降ったりすると、どこからともなく雨水が染みて来て壁の内側に水が溜
まります。。ペンキがまだ新しいので、まるでペンキの膜をはった水泡のよう
になってしまいます。
こんな事もあろうかと、念入りに防水処置をしたはずなのに・・・

アパートの階段は既にひびが入りはじめています。
10年もたったらどうなるのだろう・・・?

その他にも、装飾材料の質の悪さがあります。
室内装飾に使ったフローリングは、今年の猛暑の際、冷房を使った途端急激な
温度変化でピシピシひび割れしてました。
更に太陽熱を利用した温水器、電動式の水圧ポンプも1年も経たぬ内に問題発
生です。

さらに装飾材料に含まれる、有害物質汚染も随分問題になっています。
この国では、まだまだ安全で快適な住居は、望めそうにないです・(T T)

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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

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