硬派的題目 ―――――――――― by 老玩童 OJIN
☆ これでいいのか?日本の帰化制度 ―――――――― 2008/05/05
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ お寄せいただきましたご意見や感想。 ┗━┛
┌──────────「岡崎溪子さん」 移民は必要です。タイ、ミャンマー、カンボジアなどの仏教徒をえらぶこと。 日本社会とのトラブルが少ないから順応できます。 彼らは、基本的にお米を作るDNAを何千年も持っています。農業に従事して 喜びを得る人種であることです。 日本の荒れ果てた農地を復興させてくれることに期待します。
└────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
そうです!→「移民は必要です」 しかし、現在の帰化のやり方では、それこそミソもクソも一緒になってしまい ますから、せめて移民先進国アメリカ並みの垣根にして受け入れていくべきで はないかと思います。 タイ、ミャンマー、カンボジアの農耕仏教民族のDNA・・・わたしはそれに 商業民族漢民族のDMAもある程度混ぜ合わせるべきではないかと考えます。 そうでなくても大人しい日本人と似通ったのばかりでは、ますますお手玉にと られるばっかりでしょうから、フッカケて値切り倒して、ほどよい落しどころ へもっていく交渉力DNAも絶対に必要ではないかと思うんでございますよ〜 └────────── ┌──────────「あ〜さん」 「これでいいのか?日本の帰化制度」を拝読し、まだ帰化しない者の思いを。 まず帰化についてですが、最近はそんなに簡単になったのですね〜。ウチの父 親は35年前に帰化しましたが、金も無く独力でしてました。(笑) 法務局に書類を提出して、半年から一年後に呼び出しがあり、書類の不備を指 摘され、新たな書類と訂正を出して再び半年から一年・・・それを数回繰り返 し、諦めかけて中2年ほど空いてから、 再度決心し再び法務局へ行くと、前回どうして途中で止めたのか、理由書を付 けて(謝罪書?)みたいなものを書かされ、結局7年後、日本国籍を取得しまし た。ーーー正確には新日本人と言うのだそうです。 今でもそうなのかは知りませんが、新しく日本国籍を取得したものは区別=差 別?)が必要だとのことらしいです。(笑)ーーー今これを書いていて思ったの ですが、今の中国の役所と同じようなことを、日本の法務局もしていたのです ね。(笑) 父親の帰化の時は、書類上の事もあったのでしょうが父親だけの申請でした。 ウチの母親は韓国学校の教師をしていたこともあり、母国の書類はしっかりし ていましたし、私たち子供の出生届けや戸籍もはっきりしていましたが、父親 と母親の戸籍上の姓の違いやいろいろな事で(嫌がらせ?)を受けて個別に出す ことになったようです。 ------因みに朝鮮、韓国籍の友人たちは、殆どが出生届けが母国に出されてあ りませんでした。 私の家族は、父母と姉二人の5人家族ですが、姉二人は日本人の彼氏と結婚し た後に日本国籍の取得を申請しましたが、半年ぐらいでOKが出ました。父が 日本国籍を取得していたこともあるのか、伴侶が日本人だったからなのか、は たまた簡単に取得できるようになった後だったからなのかは分かりません。 私自身は未だに韓国籍で、新日本人になることは諦めていますが、子供の日本 国籍取得には確固たる意思を持っていました。タイミング的には過度期だった のでしょうが、父性主義というのでしょうか、父親の国籍が子供の国籍になる のが当たり前という時代に妊娠しました。 私は妻(日本国籍)に、事実婚だが婚姻届は役所に出さず、私生児として産んで 欲しいと言い了解してもらい、日本人として産んでもらうつもりでしたが、出 産する前に母方の国籍も選択可能になる法律ができると知り、確認して婚姻届 を出したものです。 今では当たり前のように思いますが、たった20数年前のことです。 以前にも、国籍、参政権、帰化の話題がたくさん出ていましたが、再び話題に なっているようですね。 私も若い頃は、日本で産まれ、日本の教育を受け、日本という国を愛してオリ ンピックや国際試合に出る日本チームを応援しても、朝鮮人のくせに何を言う か!で終わりですーーー。国に帰れと言われても朝鮮、韓国語も話せず、無理 な話です。 日本で生まれて、当たり前に日本人だというのは人口比で99%の人でしょう が、たまたま朝鮮、韓国籍の両親の間に生まれただけ、ということにどれだけ の人が気づいてくれるのでしょう。 両親の国籍以外は、全て日本人仕様なのです。(笑) 参政権などは以ての外と言われる人も、もし生まれた所が外国で、その国の言 葉しか話せないまま大人になったらどうなのでしょう? 帰化するとか、国に 帰るとか言うのでしょうか。 自由主義社会の優等生で、経済や社会システムに恵まれた日本で生まれて日本 国籍を有する人は、貴方個人の力で今の幸せな社会があるのではないというこ とに気がついて欲しいと思うのです。 勿論、貴方達の両親や祖父母の努力を含めて、全ては先人の知恵と努力で勝ち 取ったものなのです。同じように、在日の両親や祖父母も、生きていくうえで の経済活動を日本の社会の中で続けてきました。昨日来た、今日来た外国人と は違うということを知って欲しいと思います。 ーーーもう少し、少数民族や恵まれない人達の目線でものを考えられないかな と私は思ってしまいます。 また、朝鮮というのは、差別用語としては語呂が良いですよね。将軍様の国で すから悪人の代名詞ですよね。(笑) 何か朝鮮と韓国の区別は曖昧=もともと 同じですが)なところがあって、全部纏めて朝鮮といっておけみたいな。(笑) 移民については、絶対に必要だと思います。 今の日本の若者に、製造業で汗水流して働く事に生きがいを感じる人がどれだ けいるのでしょう。日本は、アメリカのように虚業で生きていけるのでしょう か。ーーーもともと技術系の仕事に対しての評価が低いところに少子化が進む と、今の日本の経済は破綻の惧れがあると思います。 兵役で国籍を与えるという意見もありましたが、3K職就業で国籍を与えるな んてのはどうでしょうか。勿論、使い捨てでは不満から治安の悪化も懸念され るでしょうが、将来の昇進も含めた飴と鞭で、再度日本のエンジンになっても らうというのはどうでしょう。 労働者さえ増えれば、年金と保険の問題も解決すると思いますし、移民の第一 世代は、母国に帰れば日本の年金で裕福な老後を送ってもらうという事も提案 できるかもしれません。 弊社の中国人研修性をみると、今の日本人の若者に欠けているものを全て持っ ています。彼らには3年という期限があるのが、会社としても本当にもったい ないと思います。 とにかく、3年で35万元をもって帰らせてあげるのが、私の今の夢です。 いろいろ書きたいのですが、文才が無いので駄文が長ったらしくなってしまい ました――――。
└────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
ウチの読者には、日本人中国人の他に、あ〜さんがいたんだ!(笑) 帰化手続書類の少々のミスなんかゴチャゴチャと論っていないで、日本の国益 に貢献してくれる人物か、反日傾向のない人物か、そのへんをきっちりさせる ほうが余程大事だと思います。 まったく、あ〜さんみたいな日本愛国主義者を、韓国籍のままで放っておくな んて、日本の国益の浪費です!(笑) 「3K職就業で国籍を与える」ってのも面白いアイデアですが、似非文化人あ たりが必ず反対を言い出すでしょうね〜。 しかし、朝鮮というのは差別用語なんですか?差別用語じゃないでしょう? そんなことを言ってると、またhideおじさんから噛みつかれますよ〜。(笑) あ〜さんの巨体とhideおじさんのヒョロヒョロでは、反対にぶっ飛ばされるか な? 「移民の第一世代は、母国に帰れば日本の年金で裕福な老後を」 あ〜こういうのもいいですね〜。以前「留学生100万人を!全世界から!」 を提起したときに感じたんですが、日本人ってなんかケチくさい、というか、 シミッタレなところがあるような気がします。 いいじゃないですかね〜、働ける間は日本で一所懸命働いてもらって、老後は 出身国に戻って裕福な老後。ーーーロクでもないのが増えるなんて心配をする よりも、審査体制さえキチンと整えれば、希望者が殺到しても何も問題なく優 秀な人材だけを受け入れられると思います。 そうすれば少子化問題も年金問題も、奇麗サッパリ解決するんですけどね〜♪
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
OJIN さんから呼ばれたようなので、ノコノコとやってまいりました。(^^; 先日の健康診断で、痩せているのにも係らず「メタボ」と言われ、少々へこん でいるこの頃です――――。 ーーー以前にも書きましたが、私の妻は元在日韓国人です。 私と結婚する前に、20歳になったのを機に日本国籍を取得しました。嫌味た らしいことはあったものの、取得まで約2年掛かったそうです。それでも早い ほうだったといいますが、時間が掛かった理由は、 だいたい民団を通して帰化申請書類を用意するのが一般的だったらしく、日本 での手続きより韓国での手続きのほうが面倒だったと言ってました。 どちらにしても30年ほど前は、日本国籍を取得するというのは大変な労力が 必要だったようです。 彼女の場合は、お父様が会社を経営されていて、経済的にも社会的にも恵まれ ていたことが大きかったようですが、何より「絶対日本人になってやる」とい う気持が強かったようです。それは、 高校生になるとき、父親が、祖国である韓国での教育を受けさせたい、という ことで韓国の高校へ入学したのですが、「在日」ということでイジメに遭い、 女性を侮蔑するようなことがあったりで1年で帰国し、日本の私立高校に入学 したという経験が強く働いていたみたいです。 彼女曰く 「在日が韓国籍だ、ということすら知らない韓国人が多いのには驚いた」 日本より韓国でのほうが差別を感じた、という彼女の気持は分からないでもあ りません。 年間に2万人もの在日者が帰化している現状を見て、妻は「時代は変わったわ ね〜」とよくつぶやいてますが、若い人の中では、昔と比べて在日ということ で特別視をすることも少なくなっているようですし、社会的進出というのも格 段の差があります。 在日帰化もずいぶんと楽になってきていることを聞くと、ひとえに在日の方々 の地道な努力の結果が大きいと思います。 一方で、日本人と同様の生活を送っているということをもって、日本国籍の人 と同等の権利を与えるということ、これは別次元のことだと思います。 勿論、個々にはいろいろな事情があり、斟酌すべきことも多いとは思いますが その国の「住民」であるということと、「国民」であるということでは自ずと 国から与えられる権利というものに差があってしかるべきだと思います。---- この場合の住民とは、国籍を問わない日本国に住所を持つ者という意味です。 一国の国民であるということは、権利とともに義務も発生します。 義務の所在を明確にしないで「権利を下さい」ということが、果たして筋とし て通る問題なのか大いに疑問です。 それを「差別」と称するのは私としては 抵抗があります。何故なら、 所謂「在日特権」というものの存在を無視できません。 特別永住資格を得ている人に、国から認められている特例事項というべきもの ですが、一般の日本人には認められていない特例はそのままで、別に日本人と 同じ権利を下さいというのは、逆説的にいえば自分で自分を差別化しているよ うに思います。 また、多くの真面目に生活している在日以外で、特例を悪用したり、日本に不 利益な行いをする人もいます。 そういった特例を一旦白紙にして、「住民である在日にも日本人と同等の権利 を与えよ」というのなら分かります。特例はそのままで日本人と同等の扱いと いうのは、一般には理解してもらえないと思います。 「日本人と同等の権利を」というならば、まず順序として帰化申請することが 第一ではないでしょうか。それを抜きにして、さらに特例を設けることになる と、日本国籍を有している意味がなくなります。 簡単に言うと「日本国籍だと損をする」ということにもなりかねません。 「公民権は国籍を有している者」と規定されている以上、やはり原則は原則と して対応すべきだと思います。 国籍法に定める帰化資格に問題があったとしても、本人の意思が硬く、今後日 本人として生きていく決意がしっかりしている人においては、その他の資格を みて個々の事情を斟酌し帰化を認めるというようにすることのほうが現実に即 していると思いますし、一般からも理解を得られるのではないでしょうか。 私はそうすべきだと思っています。単純なお役所仕事ではなく、個人を見て判 断することは大いに考えるべきでしょう。 単に「帰化すればいい」と片付けられる問題でもないのは、妻を見ていても分 かります。国籍を変えるということがどういうことか、一般の日本人には理解 できない複雑な感情があるようです。 ただ、得るものがあれば失うものもあるけれども、心の中から祖国を捨てろと いう訳ではありませんし、何より韓国の誇り、文化まで忘れる必要は全くない のですから「祖国と母国を持つ日本人」としての役割があると思います。 また、在日だからこそ持てる日本人としてのアイデンティティーというのもあ るでしょう。それは日本国民としても理解すべきことだと思います。 差別用語としての「朝鮮」とありましたが、一般的には差別用語とされ、一時 期教科書の「李氏朝鮮」が不適切な表現だという意見も出されたことがありま す。 しかし、韓国では「朝鮮[チョソン]」はけっして差別用語ではなく、韓国の教 科書でも「チョソン」は使われ、一般的にも認知されている言葉です。韓国の 歴史は「朝鮮史」と言いますから、特別問題があるわけではないです。 但し、日本人が「朝鮮」を「チョーセン」と言った場合には、併合時代を意識 させられるのか、差別的な意味合いがあるとして嫌われることはあります。 「朝鮮人」というと、韓国人からすれば「北韓」をイメージするらしく「我々 は韓国人だ」とのプライドからか、そのような言い方は好まれないようです。 日本の中では「朝鮮」というとネガティブなイメージを持ちがちですが、地理 的な言葉や公式行事など特別な場合を除いて、日本が「朝鮮」と呼んだのは明 治以降のことです。 それも李氏朝鮮からきた言葉であって、最初から差別的な意味を含んでいた訳 ではありません。戦前においても、 日本では「朝鮮人」という言い方より「鮮人」とか「半島人」という言い方が 一般的だったらしく、特に「鮮人」というのは蔑称の意味合いを含んでいたと いいます。 朝鮮総督府はこの「鮮人」の使用を度々禁止していましたし、帝国陸軍でもこ のような呼び方を厳禁していました。ちなみに、総督府が正式名称として公文 書に使用していたのは「朝鮮同胞」という言い方です。 不思議なのは、戦前差別用語とされていた「鮮人」は、戦後見事に使われなく なったこと、一方で、とりたてて差別用語ではなかったものが「差別」とされ ていることです。 「百姓」というのも差別用語ですし、戦後の平等主義が変なところで差別を生 んだように思えてなりません。使う人間によってどんな言葉でも差別語になる という典型かもしれません。 「日本人」というと「差別用語だ」と言われないように、しっかり教育を施す ことが大事ではないでしょうか。
└────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
「朝鮮」は普通の言葉で、蔑称は「チョン」じゃありませんでしたっけ?? 帰化の話題からは外れますが、 まだ19才の頃でしたか、高田馬場駅近くの喫茶店で友達とダベリング。 「景気パッとしね〜な〜、もう1回チョン同士が戦争でもしてくれりゃ、また 特需景気でウハウハになるのにな〜」ーーーな〜んて話しておりましたら、 すぐ後の席から若い男が立ち上がり、奥のカウンターを乗り越えて出刃包丁を 鷲掴みにして飛び出してきて、 「オレは朝鮮の者だけど、お前ら今なんて話してたッ!自分が儲かれば他人が 泣いてもいいのかッ!」 いやもうビックリ仰天。 こっちが悪いわけですから平謝りして勘弁してもらいましたが、若き日のアホ な思い出でございます・・・・
└────────── ┌──────────「あ〜さん」
ーーーまずは置かれた立場の件です。 在日特権とは何でしょうか? 私自身の事ながら本当に承知していません。 私は特別永住者ですが、(以前は協定永住者かも?) 何か特権があっても本人 は知らずに生きてきたのかも知れません。是非この機会に、一般の日本人には 認められていない国から認められている特例事項を知りたいと思います。 因みに、外国に出国する場合は、他の居住が認められている外国人と同じで、 法務局に再入国許可を申請して認められなければ、入国できない事になってい ます。(笑) ただし、イミグレーションは日本人と同じゲートを使用するようになっていま す。 ーーーチョーセンという言葉ですが、 差別かどうかは聞く側の考え方だと私も思います。私が子供の頃に、父親と同 世代か少し上の年齢だと思いますが、近所の噂話や差別に対して、「朝鮮朝鮮 パカするな!同じ米食ってなに悪い」とよく言ってました。(笑) OJIN さんの言われるのもありましたよ。チョン人、またはチョンですね。 朝鮮人学校の高校をチョン高とか言います。 朝鮮というのは、日本の国内での蔑称として受け取られたものと思います。 なにかにつけて、あいつは朝鮮だから臭い、汚いというイメージで評価される 事に対しての受け取る側のイメージでしょう。 最近は、ホームレスの人達がまとまってブルーのシートで家を作り住んでいる のを見ると、昔の朝鮮部落を考えてしまいます。周りと違った粗末な造りで、 集団で生活している事です。 中学生や高校生がホームレスを襲撃したと聞くと、自分たちと違う生活者に攻 撃心をいだいてしまうのは、今も昔も同じ構図かなと・・・・
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
「在日特権」とは、簡単にいうと「特別永住者に対する優遇処置」と一般的に いわれるものです。単に「在日」というと韓国籍、朝鮮籍の人を指しますが、 在日米軍のほうが多くの特権があり、最近は「在日特権」というと米軍も含む ようになってきています。 一般的に「在日特権」といわれるものにどんなものがあるのかというと: ┌-------- ・固定資産税の減免、市民税・都民税の非課税、軽自動車税の減免。 ・国民年金保険料の免除、ハンディキャップ者扶養年金掛け金免除。 ・都営住宅共益費の免除・入居保証金の減免、放送受信料の免除。 ・都営交通無料・通勤定期の割引、生活保護の優遇、通名使用。 ・都立高校・高等専門学校の授業料免除、等々。 └-------- などがあげられてますが、これらは噂が先走っていて事実無根のものが非常に 多いので注意が必要です。また、在日の人全てがこのような恩恵を受けている と誤解している日本人が非常に多いのですが、 例えば「固定資産の減免」にしても、民団や総連の関連施設に対するもので、 一般の在日者が恩恵を受けることは基本的にはありません。 また「放送受信料の免除」などは全くのデタラメですし、教育に関するなかで 授業料の免除など、在日者とは限っていないものもありますが、在日者は無条 件で免除されるとの誤った認識があります。 なにより、これらの項目が在日者に当てはまる法律として成立しているのか? というと、非常に曖昧で、自治体によって解釈が異なっていたりと、誤解を招 いているケースが多々あります。 本来、日韓で取り決められた在日に対する特例というのは: ┌--------「在日韓国人の法的地位協定に定められたもの」 1.公館(大使館・公使館など)の建物、付属する土地また住居の非課税処置。 2.強制退去に対する人道的処置。 3.日本国義務教育を受ける権利、及び上級学校への入学資格。 4.在日には外国人の財産取得制限は摘要しない。 5.出入国に対する特別配慮。 6.日本人と同等の生活保護。 7.国民健康保険の摘要。 └-------- 以上の7つで、その後「年金」も追加されました。 個々に説明すると長くなりますので簡単にいうと、本来外国人には摘要されな い事柄が在日者に限って認められているということです。特に生活保護と健康 保険については日本独自のものといわれています。 ーーー何故このような特例が設けられたかというと、 サンフランシスコ平和条約後に、今まで日本人であった在日者が、突然外国人 として登録されることになり、それに伴う不利益を最低限に抑えようというこ とが日韓で取決められたものです。 この取決めまで、在日は「空白」の期間があり、後々問題となっていきます。 本来「在日特権」と呼ばれるものは、日韓地位協定にあるものに限られたもの であり、戦後の事情を考慮すると相応の配慮だったと思いますし、特権と呼ば れるほどのものでもないと思います。 ところが、民団、総連など「圧力団体」として政治に係るにつれ、またそれに 乗じる政治グループなどがこれらを拡大解釈したり、一部には悪用したり、ま た在日者に有利に計らうという流れがあったりということで、全体として「在 日特権」と呼ばれるようになったと考えられます。 お役所も、クレームを恐れるあまりに、日本人ほど詳細に確認せず生活保護な ど認めるケースもあったり、協定が結ばれるまでの空白期間に得た既得権とし て、資格を失っているのにそのまま生活保護を受けているケースなどがあり、 問題視されています。 また、年金問題においても、年金の掛金を支払っていないのにも係らず「福祉 給付金」として実質年金を支払おうとした自治体が、地域住民との間で摩擦が 起きています。 また、民主党のマニフェストの中にも、年金を支払っていなくとも=支払たく てもできない低所得者だから)最低限の年金を受給しようというのがあり、こ れを在日者にも当てはめようということで問題となっています。------民主党 が在日者の地方参政権を認めているのも、これと無関係ではありません。 一方で、サラリーマンやその他真面目に年金を払い続けてきた人間(在日含む) の掛金が上がるという話があり、これも問題視されています。 もともと外国籍なのに日本の年金を当てはめるのはおかしい、韓国籍なら韓国 の年金を収めるべきという意見もあります。 国民健康保険については、保険料を払っていれば当然といえるのでしょうが、 外国籍の人に日本の健康保険を摘要しているのは在日者以外にはいません。た だ、収入の問題から、少ない保険料、または払わないで受けている人が多いと され、在日特権だと糾弾する日本人も多いです。 よく取り上げられるのは「通名」使用といわれています。 他の外国人には認められていませんが、在日コリアンは銀行口座など「通名」 で作ることが可能です。戸籍名と日本通名の二つの名前が持てるということで す。 勿論、日本人はこのような通名など使うことはできませんし、名前を変更する のも家庭裁判所を通じて行わなければならず、容易ではありません。 この、通名使用の口座が犯罪の温床になっている、という批判が多いのです。 脱税に使われたり、所謂「組」関係のマネーロンダリングに使われているとい うのはよく取り上げられます。 公共事業の優先なども取り上げられます。小さな事業は優先的に在日系企業に 回すという自治体が存在しますし、住民税も一部には減免処置を取っていると ころもあります。 本来、真面目に暮らしている在日者が、不利益を被ることの無いように考えら れた配慮が、いつの間にか一部のゴネる人間だけが得をしたり、逆に「在日」 であることを利用して、利益を得る人間・団体が存在していることが問題だと 思います。 一方、真面目に暮らしている在日者はそんなことも知らずにいるのに、変な疑 いを掛けられているというのが現実だと思います。 よく「税金を払っているのだから」という話を聞きますが、これは他の外国人 も同等ですし、外国に住む日本人もその国の税金は支払わなければなりません ので、納税をもって公民権の判断をするのは間違いだと思います。 憲法の規定を無視して在日者だけ特別扱いするとなると、他の外国人との差別 化という新たな問題が出てきてしまいます。 アメリカの場合、永住権資格は抽選で得られますが、あくまで資格対象国の生 まれであることが前提になってます。(中国・韓国は対象外です) アメリカ永住権を得ると、選挙権・被選挙権以外は米国人と同等の資格を得ら れます。但し、国籍はそのままでアメリカ国籍にはなれません。これは日本と ほとんど同じですが、異なる点は徴兵登録を行う必要があるということです。 通常、永住資格取得後5年(アメリカ人と結婚すれば3年)で市民権取得資格を 得られますが、面接など試験を受ける必要があります。このように、移民を多 く受け入れてきたアメリカでも、 アメリカ人と全く同じ生活を送ってきた永住資格者であっても、制限が設けら れています。ーーーその他の国においてもだいたい同じで、日本が特別という ことはありません。 一般的に考えると、アメリカのような、一定期間経過したら日本国籍を取得で きるというような方法を採るか、現状のように「帰化」ということを考えるべ きではないでしょうか。 外国籍のまま居住国籍者と同等の権利、というのは世界的に無いですから、在 日者を特別扱いというのは難しいと思います。 法的地位協定があるから、それを悪用しようとする輩も生まれるわけです。こ れらを一旦全部白紙にすれば、真面目に暮らしている在日者もみな一緒になり 色眼鏡で見られることもなくなります。 そうなれば帰化のあり方なども見直されていくのではないかと思います。 一方で、韓国では、海外永住韓国籍者(含在日韓国人)にも韓国の選挙権を認め る、という動きが活発になっています。一時期、昨年の大統領選挙から実施と いう話もありましたが、具体化されませんでした。 しかし、民団でもPRしているように、近々在日韓国人の韓国選挙権が認めら れるでしょう。そうするとまた違った議論も出てくるのではないでしょうか。
└────────── ┌──────────「あ〜さん」
在日特権についてのhideおじさんの回答を拝見させて頂きました。 私が在日特権とは何だろう?と疑問を持ったのはhideおじさんの発言でした。 在日特権を持ったまま日本人と同じ権利を与えたら、日本人以上の権利を有す る事になってしまうというような感じだったと思います。 ーーー記事を遡って見る時間がないので、お許しください。 今回の特権に関するもので、在日個人が行使できるもので日本人に行使できな いものは無いと感じました。いくつか例をあげてみたいと思います。 1)国民健康保険料は在日だけ? 健康保険については、各自治体が管理管轄していて一概に絶対ということは言 えないのですが、概ね、在日以外の外国人登録証を所持している長期滞在者に ついては発行されているようです。 勿論、労災保険や厚生年金も同じです。在日だけというのはあたらないかと思 います。 2)通名についても考えが違うと私は思います。 まず、日本人に通名は無いのか? 法的に通名といわれるものは存在すると考 えます。ーーー通称、芸名といわれるものです。 この芸名ですが、勿論、公的な書類にも通用します。よく知られているのは、 選挙の時の立候補者名などですが、別段、裁判所などの許可などいりません。 方法は、自分の在籍する役所に、自分宛の芸名(通名)で送られてきた郵便物な どを証拠として提出し、普段から芸名で通用していることを申し立てれば、芸 名が通用します。 当然、免許証などにも但し書き(カッコ付)で書かれます。ですが、免許証に芸 名を載せている人を私は知りません。プライベートと公人を使い分けているの かも知れませんが、そうだとすると、本当に二重に名前を持っていることにな ると思います。 あとは在日以外の外国人ですが、日本語で発音の出来ないような名前の場合は カタカナで通帳などを作りますが、本人は日本語の発音を聞いて自分の名前で はないみたいだと言うのを何度も聞きました。 これなどは、本人の意志に関係なく通名を与えられたことのような気がします が、どうなのでしょう? ーーー私の祖母や祖父は韓国で生まれ日本に来ました。 それ故、父や母も、日本で昭和初期に生まれ日本国籍者として育ち、ある日突 然韓国籍に変りました。=日本の敗戦によって) 私も幼い頃は国籍というも のが私に付いてまわるなどとは自覚していませんでした。ーーー当然、韓国や 朝鮮という国は外国だという観念です。 私がいま思う事は、理由や理屈ではないのです。日本で生まれ、日本の教育を 受け、日本語で考え、日本の常識に則って生きているのです。 しかし、もう私には日本の国籍は必要ありません。自分の力ではどうしようも ないこと、父母が韓国籍で、日本に生まれたという理由で同化しようと生きて きたのです。 話が逸れましたが、数々の特権といわれるものの中で、普通の生活に近いもの をとりあげてみました。他の特権といわれるものは、無いか通用しないでしょ う。 在日特権を有したまま日本国籍者と同じ権利を得るというのは、私の実状を踏 まえても、そういうものは存在しないと思います。
└────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
「記事を遡って見る時間がないので」ということで多少ピントハズレですが、 まあ、一般の真面目な在日(韓国・北朝鮮人)の方には、特権などというほどの ものはない、というのが実情のようでございます。 ごく一部の、ゴロツキみたいな連中の行為が目立って、そんなふうに言われる ようになったんでしょうね〜〜 └──────────
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