硬派的題目 ―――――――――― by 老玩童 OJIN
☆ 米露中が真に恐れる国日本 ――――――――――― 2008/04/04
カラオケが大好きな OJIN は、ご当地中国のカラオケスナックでも、興がのれ
ば渋いノドを唸らせておりますが、あるとき、あっちの席に中国人グループ、
こっちの席は日本人グループ、という場面になったことがございました。

あっちもこっちも、もうかなりメートルが上がっていて、こっちの一人が日本
の軍歌をガナリだしました。ーーー日本人客だけならまだしも、あっちに酔っ
払いの中国人グループがいるのに・・・たちまち灰皿が飛び、グラスが飛び、
罵りあいの修羅愁嘆場!‥‥‥とはなりませんでした。

敵さんが次の歌をいれて‥‥‥画面が出たら‥‥‥中国の軍歌!!

その後もお互いの軍歌の応酬で、お互いにヤンヤヤンヤの大拍手大喝采で平和
裡の大フィーバーとなったのですが、

ーーーその、お互いのカラオケ軍歌の背景画像を眺めていて気がつきました。

日本軍は、威風堂々の騎馬行進とか、大空翔ける戦闘機爆撃機、波涛蹴立てて
進む軍艦航空母艦の大艦隊の画像。

中国軍は、山腹に腹ばいになって小銃をかまえ、それからみんなで突撃してい
くような場面ばかり・・・戦闘機も爆撃機も大艦隊も威風堂々の騎馬行進も、
何もありませんでした――――。

1868年の明治維新から、1937(昭和12)年の盧溝橋[ろこうきょう]事
件に始まる日中戦争のこの頃まで、の僅か70年間で、日本は、米英独露仏伊
という列強のトップグループに躍り出ましたが、

しかし、そういう状況は明治維新から始まったのではなく、

┌──────────

ヨーロッパを抜いた鉄砲技術

こうした「富国」政策からあがる潤沢な税収を用いて、信長は「強兵」政策を
実行した。その第一は、常時、戦闘可能な職業軍人集団による「常備軍」を創
設したことである。

従来の戦国大名は、農民を兵員としていたため、農繁期には戦いができなかっ
た。そこで信長は、農民と兵員を完全に分けて、常時戦闘ができる軍隊を作っ
た。そして専業の職業軍人たちには、高度な武器を操るための訓練を施した。

第2は新兵器の採用である。ポルトガル人が日本に火縄銃を伝えたのは、天文
12(1543)年だったが、それからわずか6年後には、信長は鉄砲5百挺を
近江の鉄砲鍛冶屋に生産させている。

しかも、銃の性能自体も格段に改良させた。ポルトガルの火縄銃は雨に弱いと
いう欠陥があったが、雨よけの付属装置が考案されて、雨中でも射撃できるよ
うになっていた。

また、弾丸の威力を増すために口径が広げられ、引き金の機構を改良して弾丸
が発射されるまでの時間が短縮された。これにより、騎馬武者など高速に移動
する対象への命中率も向上した。

命中精度も改善され、1580年代に信長が使用していた鉄砲は100メート
ル以上の命中距離を誇っていた。ヨーロッパでは半世紀後の30年戦争で用い
られていた小銃の命中距離は50メートルほどに過ぎなかった。

装備された鉄砲の数も、ヨーロッパとは桁違いだった。天正3(1575)年に
武田軍の騎馬武者隊を撃破した鉄砲隊は、3千挺もの規模だった。この12年
後にフランスのアンリ4世の軍隊が持っていたのは、25名の鉄砲隊と300
名のピストル隊のみであった。

しかも、鉄砲隊が3交替で次々と一斉射撃を行う戦法を開発した。この一斉射
撃法がヨーロッパで広く普及したのは、長篠の戦から半世紀も後のことであっ
た。

宣教師を驚嘆させた鉄製軍艦

天正6(1578)年には、信長軍は大阪の石山本願寺を海上封鎖したが、その
救援に来た毛利水軍を、大砲を搭載した鉄製軍艦6艘で打ち破った。これは約
2年間の研究開発の結果、建造されたもので、全長26メートル、幅13メー
トル、海面からの高さ5メートルの軍船であった。船腹から甲板上の矢倉まで
鉄板で装甲し、3門の大砲と、多数の大型鉄砲を備えていた。

この鉄製軍艦を見た宣教師オルガンチーノは、驚嘆してつぎのような報告書を
ポルトガル本国に送っている。
┌--------
この船は、信長が伊勢の国で建造させた、日本国中でもっとも大きく、また華
麗な船で、わが王国ポルトガルの船に似ている。私も行って実際に見てみたが
日本でこれほどの船を造るということに驚いた。・・・

船には大砲が3門、搭載されていたが、これを何処から持ってきたのか、想像
がつかない。というのは、われわれがこれまでに確認したところでは、日本で
は豊後の王=大友氏)が鋳造させた数門の小さな砲を除いて、他に大砲はない
はずだからである。

私は実際に行って、この大砲と仕掛けを見てきたが、船にはその他に、精巧な
大型の長銃が無数に装備されていた。
└--------
ヨーロッパにおいて鉄製の軍艦が初めて出現したのは、この120年後であっ
た。

信長は「石山本願寺の戦い」に勝利して手に入れた大坂を「国際貿易港」とす
ることを構想した。そこに強大な海軍を作り、その武力を背景に国際貿易を発
展させようとしていた。これまたスペインやポルトガルへの対抗策であった。

└──────────(尚詳しくは「冷戦、信長 対 キリシタン(下)」)

ーーー現在でも似たようなものではないのか?

衰えたりとはいえ、東洋の眠れる獅子と云われて、植民地争奪に明け暮れてい
た欧米列強も、小競り合い的な地域戦以上には手出しができなかった清朝中国
に、日清戦争で勝利した日本。

その当時、世界最強の陸軍と謳われ、開戦前には誰も(何れの国も)まさか日本
が勝つなどとは予想もしなかったロシア帝国との日露戦争にも勝利した日本。

敗れたりとはいえ、第一次世界大戦で世界の富の大半を掌中にした最強の軍事
経済大国アメリカに挑み、その心胆を寒からしめた唯一の国、日本――――。

アメリカに敗れたために連動して手を挙げなければならなくなり、敗戦という
形にはなりましたが、大陸にあった支那派遣軍は連戦連勝で、蒋介石国民政府
の臨時首都重慶の、山ひとつこちら側の湖北省宜昌まで進んで、そこから連日
重慶を猛爆していました。

中国各地空港の思い出話(3)「宜昌空港――ここまで来ていた!旧日本軍!」
http://chinachips.fc2web.com/repo/001Kuko3.html

核兵器があったために熱戦にまでは至らなかったアメリカとソ連。もし核兵器
抜きで戦ったとしたら、ソ連はアメリカに対して、日本ほどの敢闘を果たすこ
となど可能だったでしょうか――――。

アメリカ⇔ソ連、中国⇔アメリカ、中国⇔ソ連(ロシア)。――――小競り合い
程度の戦闘はともかくとして、互いに総力戦を戦ったことなど1度としてあり
ません。

明治維新の以前から、世界の超大国と認識されていたこの3国と、バカ正直故
に真正面からぶつかって、しかしその心胆を寒からしめたのは日本だけです。

大東亜戦争の敗戦で焦土とされてから僅か半世紀にして、アメリカに次ぐ世界
第二位のGDPという水準にまで経済的復興を果たした日本。

一旦「やろう!」と決意すれば、日ならずして核兵器だろうが空母艦隊だろう
が、保有が可能な潜在能力を秘めている現在の日本。

ーーー米露中が真に恐れている国、、それは日本なんじゃないだろうかーーー

                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
この記事は、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」2008年4月3日発行第510号に掲載して頂きました。 ロシアKGB大学卒でロシア在住の北野幸伯氏が的確且リアルな視点から国際情勢を分析解説する、将来予測的中率 ナンバーワン!の無料メルマガです。でも堅苦しくはないんです♪硬い話を軟らかく書くところが凄いんです。
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┌──────────「ロシア政治経済ジャーナル主宰北野幸伯先生のコメント」
北野です。世の中には分からないことがいろいろあります。わが国日本についても、国内にいるときは全然知らなくて 外国に出てはじめて気づくことが多々あります。
例えば、私が90年にはじめてソ連に来たとき。「ソ連人は共産主義者だし、たぶん日本をバリバリ嫌っているんだろ う」と思っていた。ーーーところがきたらびっくり仰天。ロシア人の95%ぐらいは日本が大好きなのです。
そればかりではありません。中央アジアに行っても、ウクライナに行っても、バルト3国に行ってもどこに行っても 日本は好かれている。
「・・・・・・・・・・・自虐史観ってなんなん?」
今回は、いつも中国情報を★現地から★完全無料で送ってくださる OJIN さんが、私たちの日本観を覆す記事を送って くださいました。
この記事は、雑誌「正論」が設けているWEB掲示板「せいろん談話室」に4月3日投稿し掲載されました。(新しいウインドウで開きます)
この記事は、メールマガジン「軍事情報」2008年4月10日号に掲載して頂きました。軍事は政治や経済と同列、という 世界の常識に則った立場で分かり易く切り捌いて読者に提供してくれる、日本でただひとつの軍事「情報」マガジンです。
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┌──────────「軍事情報主宰エンリケ航海王子様のコメント」
こんにちは!!エンリケ航海王子です。
シナ庶民感覚が伝わるNo.1メルマガ「WEB熱線=アジアの街角から=」を弊マガジンは毎号紹介させて頂いていま す。編集者の OJIN さんはシナ在住で、日々いろいろな経験をされてます。そんな OJIN さんから次のようなお話を頂き ました。わが国民性の潜在力に注目した、たいへん興味深い内容です。 こういう視点を国民多数が持つようになれば、面白くなりそうですね。(笑)
この記事は、メールマガジン「縄文塾通信」2008年4月15日発行第304号に転載して頂きました。とても真面目で面白い、素晴らしい 無料マガジンです。
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┌──────────「縄文塾通信中村忠之主幹のコメント」
根が単純なせいか、「ダメな日本論」を読むとムカムカし、「良いニッポン、強いニッポン」を読めば機嫌がいい。その 点 OJIN さんの文章は威勢が良くてホッとする。だから極力日本の良い点を探すことに躍起になる。
昨今マスコミでも、日本官僚の悪い点ばかり、これでもかとばかりあげつらうが、それでも他国の官僚と比較すれば御の字か もしれない。子供だって「叱るばかりではダメで褒めておやんなさい」って言うじゃあないか。これでは官僚になる人が減って しまうよ。ーーーコメントになっていませんね。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ 読後アンケートの結果。 ┗━┛
◇ なるほど!そういわれてみれば ------------------------ 72人 (80%) ◇ 日本を恐れるなんて冗談でしょ ------------------------ 15人 (17%) ◇ こういう話は..よく分からない ------------------------ 3人 ( 3%)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ お寄せいただきましたご意見や感想。 ┗━┛
┌──────────「御座候さん」 以前NHKスペシャルで、キッシンジャー訪中&ニクソン訪中に関するドキュ メンタリーをやっていましたが、会談の席で中国側が最も憂慮したのは「日本 の再軍備」だったそうです。日本が本格的に再軍備を始めたら、中国を遙かに 上回る軍事大国になってしまう、と。 キッシンジャーは「アメリカが手綱を曳かなければ、日本は再軍備する。日米 安保は中国の脅威ではなく、日本の軍事的台頭を押さえる上で寧ろ中国にとっ ても有益」と宥[なだ]めたそうです。
└────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
記事中に書きましたように、日本が本気でやる気になれば核ミサイルでも空母 艦隊でも、中国を凌駕するなんてのはさして難しいことではありません。でも 一番いいのは、そんなことはやらないで、「今は死んだフリ♪死んだフリ♪」 しながら、以前にも書きましたように、 ┌-------- 国内の各家庭や施設に核シェルターの設置を義務付けて、それには補助金80 %!とかにすれば、道路や橋を造る公共事業なんかより遥かに凄い景気刺激策 にもなるでしょうし、また、 核シェルターをバンバン造ったとしても、近隣東アジア諸国も反日日本人も、 露ほどの文句をつける余地もないでしょう。そうして重要な研究機関や製造施 設をシェルターの中に移しておけば、たとえ万一、どこかから核攻撃を受けた としても、 ほとんどの国民が生き残って、日ならずして衣を脱ぎ捨て核武装した日本軍が 反撃してくるーーーそう予測できたら、どこのアホが攻撃してくるでしょう? 軍事的抑止力なんて〜ものは、目に見える核弾頭じゃ空母艦隊じゃ、は、目に 見えるだけに一定の抑止効果はあるでしょうが、莫大な金食い虫と化して、旧 ソ連のように国の経済を食い倒してしまいます。 日本は前次大戦の敗戦を教訓にして、もっと利口で平和的な(に見える)方法で 生き抜いていくようにするべきでしょぉぉぉぉぉぉぉぉお♪ └-------- 飛んでくるミサイルを撃ち落すなんて、北朝鮮の5発や10発なら可能かもし れませんが、中国やロシアやアメリカがまとめて何百発とブチ込んできた場合 には、クソの役にもたたないでしょう――――。また、 核兵器を持ったとしても、私たちは核兵器を撃つことができるのか?ーーーと 冷徹に捉えて分析した野太郎さんの「日本の核武装考察」も、是非ご覧になら れてみて下さい。→ http://chinachips.fc2web.com/argue/040726.html 日本全国の各家庭や施設に、核シェルターの設置義務化をぉぉぉぉぉぉぉツ! └────────── ┌──────────「軍事情報読者さん」 戦国時代の鉄砲の話は、私もよく人に話します。 「当時、世界を分割していたはずのスペインとポルトガルが日本史に出てこな い。日本史が世界史から独立している理由が分かるかい? 当時の世界は、鉄砲の空砲を鳴らしただけで驚いて降伏するような土人ばかり だったけど、当時の戦国の世の日本は、鉄砲隊がいて、世界の9割の鉄砲があ るような国だったから攻められなかったのだよ」と。 ーーーでも今の状況は、似ているようでもかなり情けない状況です。 アメリカの技術の粋を結集して、NASAが偵察衛星に載せるカメラのシャッ ター速度を上げても敵わなかったニコンのFM2が市販されていたり、 ソニーが、世界で最も速く弾道計算のできるCPUを作っても、ゲーム機のP S2・PS3に搭載してたり、 本来は軍事機密のはずのオートジャイロが、任天堂のWiiに載せられていた り、 ーーー確かに技術は優れているけど、なんか使い方を間違っていないかい?? 通常は、その国の最先端技術は、軍事機密として軍が使うことになってます。 日本もその例に漏れず、他を圧倒する先端技術が軍に使われる可能性があるの で他の国が恐れている、とは思うのですが、当の日本は全然考えてませんね。
└────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
ほんとに日本の最先端技術に関係している人の話を聞きますと、日本は前の戦 争の失敗に懲りて猫を被っているだけで、本気でやる気になったら、軍備なん てたちまち世界第一級よぉ!と、なれる要素がゴロゴロしていると感じます。 しかし、あからさまにそっち方面に力を入れると、また世界中の大国から警戒 されて袋叩きに遭いますから、そっち方面はなにくわぬ顔で平和利用に専一、 核シェルターなんてわざわざ名前ををつけなくても、東京のビル街地下の農場 とか、長野県の巨大地下コミュニティのようなものを次々と全国へと拡げて、 普段はそこで農業生産を行い、食料自給率の向上に役立てて、 ーーーそして一朝事あらば・・・・ └──────────
本当にそうだこのとおり!‥‥と思われた方!「誰でもできる!1人1日1回の愛国活 動」は、ここをクリックして頂くことからはじまります!ーーークリックして頂くと票数がアップして、この問題を多くの 人々に知らせる事ができます!
    
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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