![]() 硬派的題目 ―――――――――― by 老玩童 OJIN
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☆ 軍人に敬意をはらう外国 ―――――――――――― 2008/02/22
時々過激すぎて脱線したりもしますが、熱く正論を訴えつづけるドイツ在住の
熱血おばさん、クライン孝子氏のメルマガ「クライン孝子の日記」に、以下の
ような素晴らしいエピソードが紹介されました。
┌──────────「異業種交流会TNJ事務局 桑田佳彦氏から」
陸上自衛隊の元陸将だったTさんから聞いた話ですが、アメリカに出張の際、
乗車中の列車が目的地に近づいたとき、
「この列車にゼネラルが乗っておられます。そのゼネラルが次の駅で下車され
るので、一般のお客さんは案内があるまで下車しないで下さい」
という車内放送があったそうです。
誰が乗っているのだろう?と思ったのだが、なんと!私のことだった。
アメリカ軍のゼネラルならともかく、日本人の私に対してもアメリカ人が敬意
を表わすという事を体験し、軍人を尊敬し、大切に扱う国民の意識について、
日米に大きな違いがあることを感じた。ーーーとの事でした。
諸外国の強い要請により再開された高度な海上給油活動、アメリカ海軍が非常
に秀れていると認めたわが国イージス艦の操艦技術、イラクにおける陸上自衛
隊、航空自衛隊の秀れた支援活動などが海外から非常に高く評価されているに
も関わらず、私たち国民は冷淡な態度をとり続けています。
沖縄まで自国領土と看為し軍備増強中の中共をはじめ、竹島を占拠した韓国、
ロシア、北朝鮮など、近隣の国から攻撃を受ける怖れが皆無とはいえない現在
「国民を護る為、自分の命を捨てることもあり得る崇高な任務を負っている」
という「誇り」を持ち日夜任務についている自衛官の存在があればこそ私たち
は安心して過ごすことができています。
私は防衛省に何の利権も持たないただ一人の日本人ですが、防衛省での不祥事
から肩身の狭い思いをしているだろう自衛官が「誇り」を維持し「自信」を高
めて貰うためには、私たち国民が、自衛官に対するこれまでの冷淡な態度を改
め、
前述のアメリカ国民のように「尊敬と大切に思う気持」を持って接することが
必要だと痛切に思っています。
最近この思いを私の周りの人に伝え始めました。
この投稿をお読み頂いた方が、周りの方にその思いを伝えて頂くとともに、自
衛官に対する「意識変え」を推進頂くことになれば、その輪の広がりが速く大
きくなるものと思います。
└──────────
┌──────────「クライン孝子氏自身の体験」
かれこれ30年前のこと、
夫とある酒場に出かけたところ、徴兵義務を終えた数人のドイツの若者に出会
いました。酒場の主は彼らを見て、
「今晩はお祝いに奢るぞ。好きなだけ飲んで食え」
客はそれを見て、皆、拍手をしていましたね。
└──────────
┌──────────「マーク ゲイル氏から」
私は日本で生まれ、40年間住んでからアメリカのバージニアに移った、ゲイ
ル(Mark H. Gale)というアメリカ人です。クライン様は「 SAPIO」に連載中か
ら愛読させてもらっており、メルマガも最近購読を始めました。
昨日の日記で、日本の自衛官に対してアメリカ国民が敬意を払っているとあり
ましたが、しょせん高位の将官にしか敬意を払っていないのだろうと思われる
かもしれない、と感じましてメールを送ります。
1〜2年前のことですが、商用で国内線の飛行機に乗ったときですが、あまり
広くない機内で、2列ほど後ろの席で18歳ぐらいの海軍の制服を着た若者と
その隣に座っている人の会話がもれ聞こえてきました。
彼はブートキャンプを終えたばかりで、任地に赴任する前に両親の元に帰ると
ころだと言っていました。
そうこうしているうちに飛行機のドアが閉まると、スチュワーデスさんが彼の
ところに行き、当然のように「前のビジネスクラスの席に空きがあるのでどう
ぞお使い下さい」と彼に言いました。
彼はかなりびっくりしながらも(今までにそのような扱いを受けたことがない
ように)、お礼を言い移動を始めました。その時点で、ほかの乗客は誰も文句
があるような顔をするどころか、拍手をしながら彼を見送りました。
このようにほとんどのアメリカ人は、階級に関係なく、自分たちのために危険
なことをする人たち(警官や消防士なども含む)に対して、敬意を払っているこ
とをいろいろ見ます。
もちろん、軍隊などを嫌っている人たちも知っていますが、少数であり、軍人
そのものを嫌っているわけではない人たちがほとんどです。
イラクやアフガニスタンに派兵していることに反対し、軍隊もないほうがいい
といっていますが、軍人に対してはなにも言いません。彼らはどちらかという
と、安全なところで軍人たちを危険な目に合わせる、政治家たちに対して厳し
く言っています。
└──────────
┌──────────「橋本氏から」
私は元陸上自衛官です。
アメリカにしろドイツにしろ他の国にしろ、国防に従事する人を大切にします
ね。かって、同じ職場で勤務していた上司から聞いた話ですが、
アフリカのある国に駐在武官として勤務していた当時、その国の大統領を出迎
えた時、大統領は、日本の大使ではなく、駐在武官だった上司に握手をしたそ
うです。
国民は、国防に音痴になっています。果たして、自衛官が堂々と制服で街中を
歩ける時代は来るのでしょうか。私がこの世に居る間には無理なような気がす
る次第です――――。
└──────────
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┃ ┃ 読者からのご意見です。
┗━┛ ┌──────────「壞蛋さん」40代@男性@会社役員@海外
984号あとがきの「クライン孝子の日記」からの引用のドイツにおける軍人
の扱い云々に関して、、、。
私はドイツに住み23年 あと数年で倅の兵役を考えなければいけない親の目
から意見させていただきます。
先ず、兵役が終わった若者が酒場で大騒ぎするのは“一年間の無意味な兵役が
終わってバンザーイ!”で騒ぐわけで、軍人としての誇りや敬意からでは“決
して”ありません。
ドイツ国防軍はその目的を国防に徹し、決して侵略目的の戦略及び戦術をもっ
ておらず、兵站もその目的に見合ったものです。職業軍人の地位は一般会社員
のそれ以上でもなければそれ以下でもありません。
また、私の友人で職業軍人が2名おりますが、冠婚葬祭に軍の礼服で出る事は
軍が関わる式典でない限りありえないし、公用以外で軍服を着ない傾向があり
ます。
これは、ドイツにおいては、いわゆる1960年世代といわれる左傾向の世代
が、今まさに各界の中心的存在であり、日本より“左・中左”思想の傾向が色
濃いドイツの“過去”に対する反省が、軍人に対するイメージを悪くしている
と思います。
まして前大戦のベテランにいたっては、つい最近までひたすら口を閉ざす傾向
(特に親衛隊&陸軍は)であった事を付け加えます。
満州で戦った私の父と、ドイツで知り合ったベテラン達だけの話ですが、彼ら
には、戦った事に対する誇りとか信念、といった感情を持っていないと感じま
した。その時代に生まれ、戦うべき相手と戦って負けただけです。
開戦国であり敗戦国であるドイツでも、その目的は何だったのか?侵略の意義
や正当性、殺戮の事実等々、論議されていますが、戦争の常である一般市民へ
の犠牲を決して忘れるべきではないと思います。
どのような大義名分をもってしても、女子供への犠牲は、その数の大小に関わ
らず正当化できることではありません。21世紀にもなって、戦争という大儀
名分で一般市民を巻き込む“殺人”が許されるのでしょうか?
その可能性が絶対ないとの確信が得られない限り、自分の息子を兵役に送るこ
とはできません。これは愛国精神とは別問題と信じています。
前大戦で断腸の思いを味わった日中双方の市民がまだ生きている現在、両国の
協力をもって、二度と同じ過ちを繰り返して欲しくないと切望する限りです。
└──────────
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┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
う〜〜むむ、これはやっぱり、敗戦国と戦勝国の差なんでしょうか?
引用に使った4例のうち、1例がドイツで2例がアメリカ、1例がアフリカの
某国でしたが、ドイツでそういう感じもあるというのは、なんだか日本と似て
いるような感じもありますね――――。
真っ先に手を上げて、政権交代して連合国側に組したイタリアなんかではどう
なんでしょうか?
中国の人民解放軍は“国”防軍ではなく、共産党の“党軍”ですから少し事情
が違うかもしれませんが、街中でもどこでも軍服です。
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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