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┃ 瞎子摸象(群盲象を評す) ―――――――――― by OJIN
  小話雑記集

☆ 食べる ―――――――――――――――――――― 2001/10/22

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┃ 美味しい料理に変身させるオイラの秘伝!

餐庁=レストラン)で、美味しくない料理が出てきてしまったらどうします?
食べないで残す....。まあそれも方法ですが、それじゃいかにも勿体無い..。

──この稿では"中国で食べる"ことについてのいろいろを思い付くまま──

使われる調味料によってはこの方法が無理な国もあるかと思いますが、中国に
限らずある程度の国々では絶対有効な、一口食べてみたら「オイシクナイ!」
料理を美味しい料理に変身させる秘伝!をお教えしま〜す!(^O^)

この秘伝、特に中国料理の場合には極めて顕著な効果を現してくれます。

ーーその秘訣は"醤油と胡椒"。・・ナーンだそんな事か、と思われますか?

日本の家庭でもチョット味が薄いナと思ったら、塩を振るとか醤油をかけると
か、いつもやっていると思います。
日本でならば味付けの元々が味噌や醤油なので、塩を振ったり醤油をかけたり
しても味が濃くなるくらいで違う味覚に変わってしまうわけではありません。
ところが........。

中国の中華料理は、見ておりますとだいたいが塩、醤油、味精=グルタミン酸
ソーダ)で味付けをしています。当然味噌は使いませんし、醤油も日本のもの
とはかなり味が違います。
そうして出来上がった料理は、美味しいところのものは美味しく、不味いとこ
ろのものはマズイ。。当たり前ですが‥‥。

そんなマズイ!料理に当ってしまった場合とか、連日中華中華 (ーー;)で食傷
気味な時、、、醤油をかけて食べてみます。。すると。。

さっきまでは、見るのでさえゲッソリだった目の前の料理が。。ウマイ!
美味しく変身してしまいます。

わたしは、不味いチャーハンが出てきたときなどには必ずこの醤油作戦を実行
します。湯=スープ)の場合は、ものによって醤油、或は胡椒、肉の場合は黒
胡椒などなどいろいろ変えて使います。
だまされたと思って一度お試しになってみて下さい。
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但しこの方法、日本で日本の中華料理で試してみても無駄です。
ほとんど変化がありません。
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┃ まあまあ、一緒に食べましょうヨ

中国人のグループが餐庁で会食中、ホスト側の知合いが通りかかったりすると
・・・・ほんの顔見知り程度であっても“まあまあ、一緒に食べましょうヨ”

他のゲストが知っているとか、赤の他人とかはイッサイ関係なし。(みたい‥)
そして、この人は誰某ですと他のゲストに紹介するワケでもありません。
それでもみんな、平気な顔で食事を続けます。

習慣の違いですネ....。

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┃ 日本人だけでレストランに入った時

日本人だけでレストランに入った時、どうやって注文したらいいか?
菜単=メニュー)なんか眺めてもチンプンカンプン!?
さて、あなたならどうします?

判らないけれどもとにかく菜単の漢字を見てこんな料理かな?と見当で適当に
頼む。。まあ、それも何が出て来るのかのハラハラドキドキがあって楽しいか
もしれませんけれど‥‥。

この方法、----他にお客さんのいないヒマな店では無理ですが----やり方は、

サービスの服務員を引き連れてテーブルの間を巡り歩き、こちらのテーブルで
美味しそうな料理を見掛けたら「はい、これ!」あちらのテーブルで美味しそ
うな皿があったら「はい、あれ!」・・・・
少し恥ずかしいかもしれませんが、実際にやってみるとゼッタイこれが正解。
分ったようなフリをして頼んだら、以下のような事になるかもしれませんヨ〜
・
・
中国といってもいささか広うございます。
同じ料理であっても菜単=メニュー)に書かれた料理の名前が違っていること
は珍しいことではありません。地方とまで大袈裟ではなくとも、あそこの店と
こっちの店でも違っている場合があります。

日本でも、レストランによっては料理に凝った名前を付けていて、イチゲン客
なんかが見てもよく分らない(?)なんてこと、ありますでしょ。

中国語をチャント(あくまでもチャントです)話すことが出来れば、この料理は
何を使ってどう調理した料理なのかを詳しく聞くことも出来ますから何も支障
はないのですが、、、、

例えば八宝菜、--日本の八宝菜とは全然違いますが--同じ名前でどのくらいの
種類(まったく内容の異なる料理)があると思われますか?
そして、ではその内容が同じ料理で別の呼び名がいくつあるか。
私にもよく分りませんけれど、

あちこちの地方で、名前だけで注文したら、目を白黒させるような料理を出さ
れる場面に何度も遭遇しました。日本の八宝菜は、たぶん広東式(?)。かな?
華中、華北では"あの日本式八宝菜"風の料理は見かけたことがありません。

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┃ "カニタマ"がない!

見かけたことがないといえば、、"カニタマ"もありません!
中国には OJIN の大好きな"カニタマ"がありません。(T-T)

来たての頃は、菜単にズラ〜ッと書かれた料理の名前なんか見ても判りません
し、だいいち名前だけ見てもどんな料理なのか見当もつきません。
で、どこでもとにかく自分が知ってる料理を、ということで「カニタマッ!」
とやっておりました。ところが........。

先ず(中国人の)通訳さんがカニタマを知りません。
それはどんな料理ですか?
で、延々となんとか説明して、服務員に伝えて、調理場に確認に行って、戻っ
て来て、、、没有=ありません)、、、

中国は、新疆、青海、チベット、貴州、雲南、、、は、行ったことがありませ
んが、、というぐらいあちこち廻りましたし、超高級店から"床にぺッぺッ"の
店まで、大概の経験をしましたが..どこにも"カニタマ"はありませんでした。

もしかすると"カニタマ"という"中華"料理は、ラーメンと同じで日本で創造さ
れた中華料理なのかしら?

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┃ 中国のレストラン客人は"房間"=個室)が大好き!

--最近の若い人は変わってきつつありますが--どこの餐庁でも、先ず埋まって
いくのは房間から。
表から見たら、大庁にはお客さんがいないのでヒマな店なのかな?と、思って
入ってみると・・・・房間は満室!なんてことも珍しくはありません。

‥‥こんな店では、冒頭のように覗いて廻って料理を注文するというワケには
いきません。

原因として考えられることは、少し高い餐庁で食事をしているのは、親方日の
丸--中国だから親方五星紅旗(?)--の公務員さんが相当以上を占めています。
いくら権限があるとはいっても、口コミウワサ、尾ひれに羽ひれの国ですから
なるべくなら他人には見られないほうがいい。。

----そして、必ずといってよいほど若い女性も伴っているので尚更かな?----

それともうひとつ、こちらの人々はヤジ馬精神旺盛というべきなのか何という
べきなのか、とにかく他の客をジロジロと観察します。餐庁に入っていった時
話に熱中している客以外の客のほぼ全員から観察の一瞥をくらいます。

席に着いて食事をしている間も、あちらのテーブルの客がそちらのテーブルの
客を見る、そちらのテーブルの客があちらのテーブルの客を見る....。そっと
窺い見る、なんて生易しい見方ではありません。
まさに、ジロジロっていうのはこういう見方なんだろうな〜、と思わされるよ
うな遠慮会釈のない眺め方をします。

そんなこんなで房間大好き、という習慣になったんじゃないか?と思います。

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┃ 食べカスの上に灰を落とし、吸殻も捨てる

中国式の食事作法で、テーブルの上に食べカスがどっさり!というのは日本人
にとっては見ているだけでも食欲が減退する光景ですが、それに更に追い討ち
をかけてくれる習俗があります。

タバコの灰を・・・・
小皿に吐いたものであろうと、テーブルの上に直接のであろうと・・・・
食べカスの上に灰を落とし、吸い終わったら吸殻を捨てる........。

そりゃまあどちらも、これからスグにゴミとして捨てられるワケですからいい
のかもしれませんが、灰皿を使うという固定観念で固まってしまっている目に
は食欲の減退に拍車をかけられる習慣です。

                        = この稿おわり =
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┃┃ この記事に頂きました感想。
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┌──────「ブラジル人さん」男性@五十代@会社員@福岡 2003/08/20

オイシクナイ(口に合わない食事を、美味しく食べる方法他)食事に関するお話
は大変参考になりました。と申し上げても、今から大陸に行くわけではありま
せんが、興味深く拝読しました。
いつか試すことができる日を楽しみにしています。

各地からの貴重なお話を拝見し、毎回楽しみにしております。
執筆者、並びにOJIN様に感謝感謝です。

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┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」

ブラジル人さん、ほんとぉぉぉぉにッ!お久しぶりでございます。
お便りをいただけなかったので、もう購読を止められてしまったのか?と心配
しておりました。相変わらずお楽しみ頂いているとの事で安心いたしました。

習慣や事象は刻々と変化しています。かけ離れた記述にならないよう、サイト
の記事も随時書き換えするようにしてまいります。時々覗かれてみて下さい。

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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
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