┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━┓ |
┃ ┃ ┃ ┃ |
![]()
オヤジの嫌味 ―――――――――――― 2009/10/30
![]()
|
☆ 海外ブログは面白い ――――――――――― by hideおじさん
海外のニュースブログなど眺めていると面白いものがたくさんある。日本関連
のものも膨大な数が存在しているが、残念ながら日本を肯定的に捉える人より
否定的に捉える人が圧倒的に多い。
特に、第二次世界大戦がらみになると、日本に対する罵詈雑言の類も飛躍的に
多くなる。そんな中でも比較的常識的(?)というか大人しい部類の発言を紹介
したい。
┌--------
○ 1931年から1945年の間のアジア太平洋地域での戦死者の約87%
は日本の侵略によるアジア人の犠牲者で、1%が西側連合国、そして12%が
日本人である。
○ 日本帝国の非道さはナチス・ドイツと同質のものである。それから60年
以上経っても、東洋版ネオナチが日本社会の周辺にはびこっている。
○ ドイツは過去に対して真正面から取り組んできた。もし同様の歴史修正主
義者の噴出があって、日本が常にやっているような否定を行っていたなら、国
際的な怒りを買う事になる。
○ 日本の学校で用いられている歴史教科書には、奇異な事に第二次大戦での
日本帝国軍の行いの記述が全くないのだ。毎年ヒロシマの事を叫び続ける以外
には、まるで戦争自体がなかったかのようである。隣国が怒る筈である。
○ ドイツと日本の戦後の反応の比較が非常に意味深い事が分かった。
ドイツ政府やドイツ人の大半は、第二次大戦や関連した恐怖に対する完全な過
失を受け入れている。正直な査定の結果、彼らは改心してより大きく良い方向
に進む事ができた。一方で日本は、定期的に罪を認めるようなそぶりをするが
そこに心が見えない。
└--------
戦争責任に関する限り、だいたいドイツと日本を比較したものが多い。
要は「ドイツは反省しているが、日本は上辺だけである」というものである。
ドイツは戦争責任に真摯に向き合っているが、日本はそうではないという意見
なのであろう。
さらに、「ドイツはナチス支配の13年間を反省しなければならないが、日本
は日清戦争の1895年から終戦の1945年までの50年間を反省しなけれ
ばならない」という、自称日本人からの訳の判らない意見も載っていた。
そもそもナチス・ドイツが起こした戦争や、ホロコーストなどの責任と日本の
責任を同列に論じられるのか?ということは全く斟酌されていない。
ドイツが口にする反省は、あくまでナチス・ドイツが行ったホロコーストなど
に対してであり、ポーランド、オーストリアなどの侵攻や戦争そのものに責任
があるとはひと言も言っていない。
こういうと「ドイツはドイツ、日本は日本の反省がある」という批判を頂戴す
るが、だったら最初からドイツと日本を比較した反省など口にすべきではない
と思うのだが、彼らが聞く耳を持つわけがない。
批判するときはドイツを持ち出し、反論でそのドイツを持ち出すと「日本は日
本だろう」と言う。これだと何の責任論争をしているのか判らない。
まぁ、ここまではよくある話である。
ただ、先のブログのコメントではないが、問題と思うのはこれらの意見が世界
に一般常識として固定化してしまうことである。
たかがブログという意見もあるが、何についても日本は自らの見解というもの
を明らかにしてこなかった。過去を反省と口にはするが、多くの批判を右から
左へと受け入れるだけで、
その批判の元になっているものは何かとか、それが正当なものなのか、それと
も誤解に基づくものなのか、一切検証もしていない。何より、検証することも
反論することさえも「不逞」と封じ込めてきたのではなかろうか。
個人的に常々思うことであるが、人が言うことをそのまま受け入れることほど
相手をバカにする態度はないのではないかと思う。だから日本は「表面的なも
のだ」と批判されるのではないかと思っている。
普段の仕事の中でもそうだと思うのだが、こちらの言うことを何でも「ごもっ
とも」と聞いてくれる相手より、自社の利益を考えたり、詳細をつめる段階に
おいては「これこれこうだからこうだ」と、きちんと説明してくれる相手のほ
うがよっぽど信頼できると思う。
同じように真面目に反省し歴史に向き合うというのならば、相手の言うことを
検証し反論すべきは反論する、という態度こそ真剣に歴史を考えることになる
のではないかと思うのだが....。
そんなことを思い巡らせながらブログを眺めていると、ふと次のような書き込
みが目に留まった。
┌--------
日本政府にとっての最善の方法は、小切手帳のように延々と謝罪し続けるその
流儀を改める事である。戦後以来、日本は中国に対して謝罪の印として巨額の
資金提供を行ってきた。そしてようやく2年前にそれを停止する事を決めた。
そこで何が起きたか?ーーー中国は気分を害して日本の戦時中の残虐のプロパ
ガンダを始めたのである。日本はもう十分に支払った筈である。
└--------
こんな声をあげてくれるアジア人もいるのかと思うと同時に、こんな当たり前
のことすら口にするのを憚る日本人は、いつまで経っても「歴史の反省」をい
われ続けるのではと心配になってしまった。
ちなみに、こういった日本批判のブログに意見を寄せる人たちは、ほとんどが
チャイニーズ系だということを申し添えておく。さもありなんである。
たぶん米国人の発言だと思うのだが、彼らの口汚い意見に対して
「モノのイミテーションばかりでなく歴史のイミテーションも得意なようだ」
という書き込みには思わず笑ってしまったが、
ーーー当然のように集中攻撃が加えられていたのは可哀想だった。
本当のことを指摘されると怒るのは、何処の国民も同じだということだろう。
= この稿おわり =
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ┃ お寄せいただきましたご意見や感想。
┗━┛ ┌──────────「tenyoufoodさん」
金で済ませた(損害賠償はお金だから同じことかもしれないが)のは「うわべ」
だというのは当たっていると思う。
責任について:
┌--------
◇ ドイツの開戦理由と日本の開戦理由は、同じだろうか?
◇ ホロコーストの責任とアジア諸国への侵攻責任は同じだろうか?
◇ ナチス関係者の処刑や追放は日本の政治家軍人と、同じだろうか?
◇ 日本の戦争当時の閣僚が後に国会議員や首相になったように、ドイツでも
同じだろうか?
└--------
比較責任論めいたドイツと日本の戦後処理のあり方を比較する、意味があるの
か?
└──────────
▼
┌──────────「hideおじさんから」
tenyoufoodさん、仰るように、私も日本とドイツの戦後処理の在り方を比較す
るのに意味があるのか?と思っています。
例を幾つか挙げられておられますが、まさにその通りであり、ドイツと日本が
同じ理由で戦争に突入した訳ではありません。さらに、ナチスのホロコースト
と、日本が中国で行ったとされる行為が同質のものかも考えられていません。
責任の所在とその中身を考えないで、ドイツが良いとか日本が良いというよう
なことは言えないと思います。中身が違えば責任の取り方も違って当然ではな
かろうかと思います。
「金で済ませた」との批判もありますけど、損害賠償・補償などの金額を見れ
ば、日本よりドイツのほうが多いのが実情です。違う点は、日本は国家賠償で
あり、ドイツは直接の被害者への個人賠償が基本だったということでしょう。
この点なども誤解というか「上辺だけ」と思われる理由なのかもしれません。
└──────────
┌──────────「きくちゃん@埼玉さん」50代@男性@関東
hideおじさんも鬱病なんですね。私も何度入院しても治りません。
中国への移住も考えましたが、錠剤の薬を入手できません。毎日点滴じゃ困る
ので、中国には旅行だけにします。
└──────────
▼
┌──────────「hideおじさんから」
きくちゃんさん、何度か入院されたとのこと、お気持よく分かります。
幸い私の場合は、入院まで至りませんでしたが、なんと表現したらよいか・・
分からない「辛さ」は、罹った者でなければ分かり合えないものかもしれませ
ん。
「心の風邪」などとは言いますが、またいつぶり返すかという不安や、周りの
視線など、回復しても別な辛さもあります。自分では以前と同じようにできる
と思っていても、一度押された烙印は消してはもらえないというのが日本の企
業でしょう。
ただ、出世というか、地位や名誉などというものから解き放たれると、これま
た気が楽になるもので、今まで見えなかったものが見えてきたり、本当の人間
性というのが判ったりと、別な世界も広がるように思えます。
「うつ病」というといろいろ言われますけど、この病気と付き合うことで得ら
れるものもあると思って、少しずつ前に進みましょう。
└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
|