┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━┓ |
┃ ┃ ┃ ┃ |
![]()
オヤジの嫌味 ―――――――――――― 2008/10/24
![]()
|
☆ 外交官は気楽な稼業ときたもんだ(3) ――― by hideおじさん
ーーー私が外交官を嫌いになったのには理由がある。
それまでは、学生時代に親切な外交官のお世話になったこともあるのでシンパ
シーを感じていたが、見事に裏切られたからである。
アメリカ駐在時代、日本の某自動車メーカーがセクハラで訴えられた。そのせ
いで、系列の会社も同様に批判にさらされたのだが、迷惑千万だった。事実で
あれば仕方ないが、いかに訴訟の国とはいえ、デタラメで裁判沙汰になっては
たまったもんじゃない。
「会社公認でセクハラが行われていた」と、まぁよくもそんな嘘がまかり通る
のかと憤慨したが、ニューヨークタイムスもワシントンポストもその嘘に便乗
して「日本には女性の法律的保護もない」などさらに嘘をまくし立てた。
だいたい、「週刊現代」を机の上に置いただけで「セクハラ」などというのは
ヤクザのイチャモンよりタチが悪い。ーーー上司の机を盗み見するのは一切関
係ないらしい。
さらに、白人が告発すると逆に人種差別と批判されるからと、黒人や日系アメ
リカ人を使って煽りに煽り、不買運動まで巻き起こした。
アメリカの汚さを思い知らされたが、結局こんなデタラメで40億円もの賠償
金を払わされた――――。
この事件がひと段落すると、今度は日本のパソコンメーカーがイチャモンを付
けられた――――。
「もし壊れたらどうする」という言いがかりで、1千億円以上アメリカに毟り
取られた。ーーー完全な、嫌がらせヤクザ、以下の、連中だ。
アメリカほど「出る杭を打つ」国は無い。
歴史を振り返ればすぐ判るだろう、65年前の戦争がいい例だ。
だいたい、ホワイトハウスで女性秘書に向かってチ○コを出している大統領に
「セクハラ」などと言われたくない!
各国企業や国民が、海外で危機に陥るそんな時のために、各国は外交官を派遣
しているのだ。
この時も、颯爽と日本の外交官が立ち上がり、汚名をそそぎ日本企業を守って
くれるものと信じて疑わなかったが、、誰一人親身になってくれた人間はいな
かった。いないというより、ーーー知らんふりを決め込んだ。
新聞社も、多くの記者を派遣しているが、どこもアメリカの理不尽さを糾弾し
なかった――――。
結局、日本のマスコミにも日本政府にも見放された日本企業は、莫大なお金を
払わされる結果となったのだ――――。
「国益を守る」と言っているが、いったい誰を守っているのだろう?
悪の枢軸国に国民が拉致されても、未だに解決すらできない。日本企業がコツ
コツと働いて稼いだ金を、ただ毟り取られても知らんふりをする。
ーーー海外に出ると、誰も自分を守ってくれない、
これが「平和・平和」と唱えている日本の現実なのだ――――。
= この稿おわり =
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ┃ お寄せいただきましたご意見や感想。
┗━┛ ┌──────────「kanatake-docさん」
40億円!! 1千億円!! マジですか?
日本人って、どこまで内弁慶なんだろう。
まてよ。白人には慣れているつもりでも、私だって面と向かうとドギマギして
しまうんだろうな。アハハ
└──────────
▼
┌──────────「hideおじさんから」
マジです。 他にもたちの悪いカツアゲみたいのはたくさんあります。
一昔前など「産業スパイだ」と日本のパソコン会社が訴えられたことがありま
すが、これとて「ハメられた」というのがもっぱらの噂です。
もっともらしく法律を振りかざし、へ理屈こねて金をふんだくるやり方なんて
するから、今のように金融危機でアタフタするんです。
これを見ると、面と向かって「金くれ」と言う中国のほうが可愛く思えるぐら
いです――――。
└──────────
┌──────────「seelischさん」
失礼します。ーーーこの件は本当にアタマにきます。
最近読んだ「ジョージ・ブッシュが日本を救った(新潮社)」で、似たようなこ
とが書いてあります。日本嫌いのクリントンは、対日本企業訴訟チームを司法
省に置き、軒並みに恐喝もどきの訴訟をでっち上げ、日本企業から億円、百億
円単位で「和解金」を召し上げたとあります。
ひどいのは、日本の問題を、管轄権のない米国で裁判し勝訴に持ち込む。つま
り、日本国内で米国製ファストフード店での事故を起こせば、アメリカで裁判
し有罪とするというような。
歴史的に米国民主党は日本に敵意を持ちますが、ブッシュの時代になってこれ
がピタリと止みました。
この間、ご指摘のように日本の役所、外交官は誰も助けに行かず、企業は孤立
無援の状態で敗訴する、そんなクリントン治世の8年間でした。
民主党はためらいなく原爆を落とした政権ですからね。次はオバマ政権になる
かも知れなそう、ーーーロクな事が起こらないとも限りません。
└──────────
▼
┌──────────「hideおじさんから」
「ジョージ・ブッシュが日本を救った」高山さんの著書ですね。向こうで何度
かお目にかかったことがありますが、仕事で苦労されているにも係らず、非常
に紳士な方だという印象があります。
「アメリカは汚い」と日本の感覚では思いますが、これが現実といえば現実で
す。「自分の都合でルールも変える」これも現実です。
何でも「話し合いで」などという日本は、世界では稀有な存在で、総論では賛
成でも、裏では「バカじゃないの」と言われているのがオチです。
自分より劣っている国には非常に寛大で、まるで宣教師のように慈悲深く接し
てくれるアメリカですけど、ひとたび自分より上になると、徹底的に貶めるの
がこの国の政治です。
無理やりヤレばなんでも言うことを聞く「イエローキャブ」と言われないよう
に、外交の最前線にいる役人に頑張って欲しいのですが、悲しくなることばか
りです――――。
└──────────
┌──────────「歯軋りゴマメさん」
hideおじさん、この話、小生の記憶にも少々残っておりましたよ。週刊誌が机
の上に乗せられていた件、これは、無断で社員の机の引き出しを開けたかどで
窃盗罪か何かの罪で訴えることができたほどの事だったとか。
日本の進出企業が現地の法律に疎いのに付込み、金をふんだくるヤクザ紛いの
法律屋が大勢おったとのこと。これに対して、日本の内弁慶外交官は何の役に
も立たず、知らぬ振りを決め込むだけだったそうじゃ。
また、旧ソ連でゴルバチョフが大統領だった頃、レーガン米大統領(だったと
思うが)が、北方領土問題で仲介の役をとろうかと日本の外務省に打診してき
たとき、二国間問題だからと断ったそうじゃ。
外務省って、ホントにメダカのバカ(すくいようのない:ナ〜ンチャって〜♪)
じゃなかろかね。
└──────────
▼
┌──────────「hideおじさんから」
外交官の本来の仕事は、海外に出ている日本国民の安全と財産の確保であるは
ずなのに、あのときの言い草は「民間のことですから」と、まるで「我れ関せ
ず」みたいな態度には、現地のみなが激怒しました。
セクハラ問題の結果が、「勘違いされるようなことは避けましょう」と民間企
業へのセクハラ講習でした。ーーーやったことはたったこれだけです。
マスコミだってみんな「及び腰」。
日本政府のことなら、どんなちっぽけなことでも糾弾するのに、相手がアメリ
カだと子羊のように大人しくなってしまう。ーーーこれほど情けなくなったこ
とはありません。
一方で、日本企業の考え方が甘いという指摘もありましたが、何でも「話し合
いで解決」とバカ正直に信じている日本への教訓、だったと思っています。
帰国してみると、いまだに国際社会は何でも話し合いで解決できるものと信じ
て疑わない人間がほとんどなのには驚きました。 話し合いというのは「武器
を持たない戦い」と考えている外国とでは、最初から勝負にならないのかもし
れません。
北方領土でも及び腰の態度しか取れなかった外務省ですが、北朝鮮の拉致問題
とて同様、ーーーアメリカは日本に、「どうしてもらいたいのか」と具体的に
聞いてきたにも関わらず、あいまいな事しか言わなかった。
ーーーその結果が、テロ国家指定解除です。
我々がふんだくられた40億、1千億を、こういう時に活かしてこそ外交じゃ
ないでしょうか。
余談ですが、友人の名誉の為にも言うと、外交官にも骨のあるヤツはいます。
イラクで亡くなった二人の外交官、給水車をアレンジしている外交官、アフリ
カの奥地で衛生問題と戦っている外交官、本当に現地で汗水流している連中も
います。
しかし、そのほとんどが東大以外の出身者、または民間企業経験者やノンキャ
リアです。ーーー外交官を含め、お役人の資質を問い直す時期にきているので
はないでしょうかね。
└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
|