チョコッと耳よりのいい話
☆ 東西日中物流貿易は中小企業の総合商社(1) ――― 2009/08/24
                         by 老玩童 OJIN

弊誌サイトに広告を頂いている「東西日中物流貿易」さんのホームページに、
こんな↓つぶやきが掲載されていました。

┌──────────「2009年4月8日」

最近徐々に仕事量が減っているように思えます。電話の鳴る量で分かります。

内容で多いのは、仕事ありませんか?です。我が社では運転手さんの募集もし
ていますが、応募は殆どありません。世間では派遣切り等で無職の方も大勢だ
とか聞いていますが、応募無し。何故でしょう? 選ばなければ何でもあると
思いますけどね。運転手さん待ってますよ。地方の方も歓迎です。

ところで最近中国での事。下記の如くです。

----中国撤退セミナー盛況、日系企業のトラブル回避で----とか出ています。

内容を見てみますと、金融危機をきっかけに、中国からの撤退を検討する日系
企業が増え、そのノウハウを教えるセミナーがとても多い。約2万社の日系企
業が進出しているが、契約期間を満了せずに撤退する企業が、多額の違約金や
税金を徴収されるなどの問題も起きている。

日系企業は、進出時に免税など優遇措置を受けたケースが多く、契約期間の終
了前に撤収すれば「工場敷地を提供した地元政府への違約金や、免除されてい
た税金を、進出時にさかのぼって払うこともある」という。・・・このような
記事が出ております。

やはり大問題が出てきましたね。

ですから弊社では、相当以前よりお客様に提案しておりました。進出して彼ら
(中国人)の上に立つよりは、良い仲になり彼らにうまく動いて貰えるようにな
る事が大切です。

仕事を与える、作らせるではなく、作ってもらう。売ってやるではなく買って
頂く。お互いの助け合いが大切です。

しかし、此処までできるようになるには、やはり信用の問題です。飛び込みで
行ってもダメ、強引に作ってくれ、買ってやるもダメ、長い付き合いから良い
物ができてくるのだと思います。

弊社も、その信用のために長年中国で頑張っています。お客様の信用作りにも
協力します。一緒に如何ですか。

└──────────

 OJIN も、2000年頃からでしたでしょうか、

日本企業が盛大に中国進出、立派な工場を建てているのを眺めながら、言葉は
悪いですけれど、「こんな投資をしてバカじゃないのかい、いずれ泣いて帰る
ようになるのが関の山なのに」と言い続けてきました。

それは、どうしても工場を作らなければできない業種もありますから、そうい
う業種はやむを得ないとしても、こんな業種で、なぜ自前の工場を作ってまで
進出しなけりゃならないんだ?と、首を傾げるようなものが大半でした。

いちばん顕著な例がアパレル屋さん。

生地を生産する東レや帝人ならば、それは自前の工場がなければ仕方がありま
せんが、縫製屋さんなんか、どうして自前の工場を持たなければならないの?
委託生産で十分じゃないの?

現に、頭のいい(?)日本のアパレル屋さんは、現地資本の工場に委託生産させ
ているところはたくさんあります。中国資本の縫製工場を巡ってみれば、日本
の有名ブランドやデパート、スーパーのタックが付いた製品を生産している現
場をいやというほど目にすることができます。

ーーー結果は同じなんですーーー

委託生産でも自前の工場でも、当初は技術指導のために技術者を派遣し、産品
チェックに検品員を派遣し、ーーーここでかかる費用は同じなんですけれど、

自前の工場ならば、現地職員・工員を募集、雇用しなければならず、養成・管
理、原料の仕入から何から何まで全部やらなければなりません。もちろん工場
建設の投資もかかります。

それで出来上がった製品が日本に入るときの値段は?ーーーほとんど差があり
ません。

それは、中国の工場を拠点にして世界中に販路を拡大していく!ーーーという
ことであるならば、まだしも工場を作る意味もあるかもしれません。しかし、
アパレル屋さんはほとんど日本市場へ流しているだけです。

それでもなんとか成功、というか、なんとか操業できているところもあります
が、今回の世界同時大不況の以前から、現地工場が不振になるだけならまだし
も、日本の本社まで左前になってしまって、撤退したところがどれだけあるで
しょうか。

中国で----いや外国で、いや日本でもか?----ベストパートナーに巡り合える
なんて〜のは簡単なことではありません。当たり前のことです。

中国で物を作るな、といっているのではありません。やり方を間違えないよう
に、ということでございます。大成功しているところもあるんです。詳細を書
くわけにはいきませんが、

日本で1〜2店だけの、普通の衣料品店を経営していたあるオヤジさん。

委託生産から始めて軌道に乗ってきたところで工場を建設----といっても隠し
味があるんですけれど----日本での会社規模が現在どうなっているのかは知り
ませんが、

今やご当地では、生産はもちろん販売店チェーンまで展開する、押しも推され
もせぬ衣料コングロマリットに成長しています。

さて、

例えば東西日中物流貿易に代行してもらった場合、全ての責任を負ってやって
くれます。

それは契約の条件次第にもよりますが、日本に届いて納入された商品に瑕疵が
あれば、東西日中物流貿易が、逸失利益も含めて損害を補償してくれます。

東西日中物流貿易のマージンが高いんじゃないのか?

あはは、

そりゃ物にもよりますが、大体が僅かに数パーセント、、たったそれだけのも
ので、全ての危険が担保されるのであれば、どちらが有利なのかは考えるまで
もないと思います。

はぁ?
その数パーセントが惜しい?ーーーんですか?

じゃ〜仕方がないですね、

ご自分の才覚で、ハイリスク、チョビットのりターン差に挑戦なさってみてく
ださいませ〜〜〜♪ (^O^)

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 asiadesu@hotmail.com

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