☆ 日本で最後の恋人と駆け落ち寸前! ――――――― 2008/11/18
by 老玩童 OJIN
パキスタン旅行ですっかり意気投合した二人は
それからもスケジュールの都合がつけば揃って
香港へ遊びに行く・・・そんな逢引(?)を続け
ていました。
----といっても体の関係はありません。
清い交際だったのでございます〜。(^^;
ホテルの部屋は、隣とか向かい側とかすぐ傍で
したがいつも別々で、彼女の分の費用は彼女が
全部払ってこっちには一切甘えない。
ーーー恋人同士以下??
一度だけ、
香港でブラブラ散歩していて、「あら、これカワイ〜イ♪」と時計屋のショー
ウインドウを覗き込みました。見ると、文字盤の数字のところがトランプ模様
のようになっている婦人物の時計でした。
なんだこんなオモチャみたいな時計、たまにはプレゼントでもしてやるか‥‥
----そのとき、その周りに並べられているブランドを確認するべきでした----
「おや、気に入ったの、じゃーたまにはわたしからプレゼントしような〜」
「きゃー!ウレシイ!・・・雨降らないかな・・・」
ジャレあって店内に入り、あれ見せてよ、ハイかしこまりましたと取り出して
きた件の時計、の、値札..には..ご、五十数万円の数字!?
ーーースイスだかの有名ブランド品だそうでございましたーーー
さあしかし、
一旦口にして値段が高いからと反故にしたのでは男が廃る、、彼女はそのブラ
ンドを知っていたようでしたが、ねえねえ、あと3日あるんだから、3日かけ
てこれがいくらまで負けるか値切り倒してみようよ。ーーー香港では値切るの
は常識でございます。その場は軽くジャブをくれる程度に値切って帰って、
次の日も顔を出して、彼女が欲しがるわたしが渋るというパターンで値切りの
攻撃、店側も百戦錬磨の香港商人、ノラリクラリと、、でもある程度値下げ。
その次の日も同じパターン。ーーーそして最後の3日目、五十数万円が四十数
万円まで落ちていましたから、目標は三十万円台! どうかな?
ジャブジャブジャブ!ノラリクラリノラリクラリ、ジャブジャブジャブ!
ーーー結局39万円で妥結!
こうして交際を続けるうちに、だんだんと、カワイイ→好意→愛情、と気持が
変化していきました。〜〜彼女のほうも同じように変化していたようでした。
頃はよしかな?
「ねえ、今度は横浜でデートしようよ。素敵なホテルを予約しておくから‥」
二人とも子供ではありません。以心伝心、OKの返事をもらって横浜の海寄り
の高級ホテルのデラックススイート。(^^; ベッドルームとバスルームが2つ
ずつ、ホームバーもあって・・・・
その夜の模様は・・・アッカンベ〜〜! ヒ・ミ・ツ!!
それからは、土曜日の新幹線で大阪へ行き、中ノ島のリーがロイヤルホテルで
2晩を過ごして月曜日の朝一番の新幹線で帰る、という生活を続けました。
しかしこれではいかにも勿体無い・・・「ねえ、あなたの会社は事務員さんが
一人だけでウチより身軽だし、商売は通信販売みたいなもんだから場所はどこ
でも大丈夫でしょう? 結婚してこっちに来て住まないか?」
わたしはそれでいいけど、やっぱり女はいろいろ準備もあるから、母に話して
了解をもらわなけりゃ、----お父さんは既に他界されていました----
ところが!
「日本人の相手なんて絶対にダメです!ウチは由緒正しい家柄なんですから、
あなたの相手は、必ず韓民族でなければなりません!絶対に許しません!!」
さあどうするか・・・それからいろいろ話し合いをして、「オレを取るのか!
お母さんを取るのか!」と口論になっこともありましたが、彼女が遂に決心し
て駆け落ち結婚(?)、、とにかく実績=子供ができてしまえば認めてくれるし
かないだろうと、青年のようなことを考えて、
駆け落ち(?)の準備を進めて、もうチョットで実行!という頃にお母さんが発
病入院、、かなり重い病気で、誰かが看護で付き添わなければならない・・・
マイガッ!!
彼女には、妹が2人と弟が1人いましたが、妹2人は既に嫁いでいて小さな子
供もいてとても無理。弟は一番下でまだ学生だし、第一、男では病人の看護は
無理・・・じゃーどうする?
ゴメンナサイッ!どうしても病気の母を棄てていくことはできません!
ーーーそりゃそうだ・・・・
・
・
・・・諦めるしかありませんでした・・・
こうして、日本での最後の恋人と別れることになりました――――。
= つづく =
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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