我が人生三分の二故事
☆ 第一次ボーリングブーム ―――――――――――― 2008/02/01
                         by 老玩童 OJIN

この頃からぼちぼちとボーリング場ができはじめました。どこが先だったかは
忘れましたが、小田原にはオークラボール、湯河原にはコパボール、平塚には
パークレーン、小田原近郊の大井町には大井スターレーン、秦野ボール、厚木
神奈中ボール、秦野大根の東海ボール、伊勢原ボール、・・・市や町の全部と
いうぐらいに乱立・・・いわゆるボーリングブームの到来でございました。

ボーリング場の売上がいいことは、その頃はもう知られてきていましたから、
開業計画を聞きつけると各業者が殺到して熾烈な契約獲得競争を繰り広げまし
た。小田原オークラボールは、伊東オークラと同じ会社でしたから、伊東オー
クラの支配人の口利きでセガが契約し、駒ヶ岳のI氏に委譲=販売。湯河原の
コパボールはセガが直営してショーウィンドウ的に利用。
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この頃は、艶っぽい話はほとんどありません。

ただ、SH君は男から見ても惚れ惚れするような美男子でしたから、喫茶店の
ゲームセンターが開店してから、そこの喫茶部のウエイトレスで、結構きれい
な女の子がSH君に惚れてしまって、

SH君も満更でもなかったようで体の関係までいったようでしたが、巡回にま
わっていた車の中で「あの娘どうするの?」と聞いてみたところ、「あいつ、
アレが好きでさ〜、ヤッてもヤッても、もっもっとって迫ってくるから、俺も
まいっちゃってるんだよ〜」

その娘から逃げ出すためばかりではなかったんでしょうが、それから暫くして
SH君は、「田舎の家でちょっと問題があるし、俺もう大学諦めて田舎に返る
ことにするわ〜」ーーーでは大至急後任を探すから、見つかるまではお願いね
ということで後任探し。

後から元のホテルの仲良し5人組に加えてやった「下足番見習の若いハンサム
ボーイ」TY君のことを思い出して連絡してみると、彼も女中さんの小夜子さ
んとのドロドロ愛欲生活から逃れたかったようで、直ぐにOKしてくれて、

SH君は、田舎の東北へ帰っていきました。SH君、2年間ありがとう!
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この後も、セガと協力したり単独で契約したりとロケーションの拡張を続け、
順調に成長していましたが、この頃大ヒットしたゲーム機は「タイム80」と
いうパチンコ型ゲーム機でした。

20円を投入すると80秒間球を打ちっ放しにできて、その間に10発セーフ
穴に入れば景品が出てくるというゲームで、栃木県小山市のユニバーサルとい
う業者が、自分のロケーションで使うために試作して設置したところ大人気で

ならば大々的に製造して売り出そうじゃないか!と始まったものですが、いや
ほんとに、機械は安い(18万円)のにものすごい売上の優良ゲーム機でした。

景品ゲーム機というのは、たいていタネ仕掛けがあるものですが、このタイム
80にも勿論ありました。ーーー得点が上がっていく、6点7点!あと少し!
8点9点!ゲームオーバー!?ーーー実は、名前はタイム80ですがほんとは
80秒ではなく、、いや、セーフ穴に入らないで得点が上がらなければほんと
に80秒なんですが、

得点が上がっていく6点7点!、の7点になると、サブタイマーに切り替わっ
て、サブタイマーの時間は僅か数秒、なので大抵は8点9点でゲームオーバー
となり、クッソー!もう1回!ーーーで、売上はドバドバドバ〜♪ (^O^)

まあ、ゲーム機とはそういうものでございます。(^^;
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この少し前ぐらいだったでしょうか?新宿歌舞伎町の一角に、まったく新しい
タイプのゲームセンターが出現いたしました。スロットマシン・ビンゴマシン
・ルーレット・ブラックジャック・バカラテーブルなどがズラリと並べられて
いて、ん?日本でもカジノが許可されたのか!?

ーーーカジノではないんです。

お客さんがこの店に入ると、カウンターで現金をコインに交換します。そのコ
インでスロットマシンでも何でも遊ぶことができて、当れば当然その当り規定
枚数のコインがジャラジャラジャラジャラ機械から出てきて、いや〜〜今日は
イッパイ勝っちゃったな〜♪ これで飲みに行って豪遊するかな〜〜♪

ーーー豪遊はできないんです。

勝ったコインは全部最初のカウンターに預けて、店外持出し禁止。預り証を発
行して「次回ご来店の際にお使いいただけます」

ただ遊ぶだけの「カジノ疑似体験ゲームセンター」

それまで、バーやスナックにこうした賭博ゲーム機を置いて、アングラで稼い
でいたシグマという小さな業者の真鍋氏、子供も大きくなってきたし、いいか
げんアングラ商売から足を洗って真っ当な、警察の目を気にしなくてもいい商
売がしたい!ーーーしかし、いま手持ちのこの機械はどうする??

そこで考え出したのがこのやり方!

遊ぶだけで、勝っても負けても現金バックはございません!

この故事来歴の真偽の程は定かではありませんが..そう囁かれておりました。

そんな、遊ぶだけでバックのないカジノもどきなんて客が来るもんか。物珍し
さで初めは入るかもしれないが、すぐに飽きられてお終いよ〜〜

業界の誰もがそう考えて冷ややかに眺めておりましたが、、しかしお客さんは
連日満員御礼!!しかも普通のゲームセンターよりも客単価が遥かに高い!!

ーーー大当たりとなり、以後、徐々に日本全国へと拡まっていきました。

                           = つづく =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
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