☆ 恵美ちゃん一筋!の高校時代 ―――――――――― 2007/12/05
by 老玩童 OJIN
さて高校生になりまして、1年の時はとにかく勉強勉強!で、女子にどうのこ
うのどころではありませんでした。ーーーというよりも、女子は全員他の中学
からきていて、同じ中学からはひとりも進学していませんでしたから、気心か
らなにから、まるで様子が判らない、、、。
ーーー OJIN は臆病者なんでございます。----迂闊に変なのを選んで貧乏クジ
を抽きたくない‥‥‥そんな感じで1年が過ぎて、さて2年になって、
同じC組の、I恵美子さんをだんだん好きになっ
ていきました。
背は大きくもなく、ほっそりしていて、友達も
学力優秀なグループと仲がいいわけでもなく、
体育優秀なグループと仲がいいわけでもなく、
大概は同学年の親戚の女子と2人で、ヒッソリ
目立たないようにしている、そんな感じでした。
ただ、目立たないようにしている、とはいって
も、それは「ようにしている」だけで、ホントは
とても目立つ存在でした。
2学期だったか?――――ある日の授業時間中に、男子生徒の間にだけ密かに
アンケート用紙が回されました。
アンケートのテーマは→「ミス足高人気投票!」
自分が想う女子生徒の名前が書かれていれば、その後ろに正の字の線を加えて
いく。書かれていなければ、名前を書き加えて正の字の線を一本。そうやって
アンケート用紙が通り過ぎていって、、翌日、今度は結果発表用紙がまた密か
に回されてきました。その中、
I恵美子さんは第3位!でした。彼女は、キレイはまあキレイなんですけれど
も..美女系ではなく..カワイイ系?清楚系かな?ーーーそんな感じでした。
そのアンケートに触発され..というわけではありませんが、彼女にラブレター
を出しましたーーー。どんな内容だったのかはもう忘れましたが、彼女と仲良
しの、彼女の親戚の同級生の女子生徒に頼んで渡してもらって、、数日したら
3年生の男子に呼び出されました――――。
体育会所属ではない、成績優秀グループでもない、真面目グループでもない、
ーーー応援団の団員でした。
校舎の陰に連れて行かれて、
「お前、I恵美子に手紙をやっただろう。I恵美子は俺と付き合っているんだ
から、あんなことをしてもダメだ。もうするんじゃないぞ、わかったか!」
脅かす、というには迫力不足でしたが、やっぱり3年生の応援団員でしたから
まさか実力で決めようぜ!と殴りあうわけにもいかず、ハイわかりました‥‥
そしてそのまま時間が過ぎて3年に進級ーーー。ということは、I恵美子さん
と付き合っていた応援団員は、蛍の光に送られて卒業、、していきました。
どうしよう?卒業後も付き合っているのかな? 考えながら、でもまあ、考え
ているよりウムが易し!(←なんたる能天気)ーーーとにかくもう1回トライし
てみよう!で、またまた、仲良しの彼女の親戚の同級生の女子生徒に頼んで渡
してもらったら、
返事がきた!
「彼とは、付き合いといっても文通だけで、それも内容がありきたりのことば
かりで面白くないので好きじゃなかったけど、始めちゃったから仕方なく続け
ていたけど、卒業したのでもうやめました。この前の時はごめんなさい」
と書かれていました。!!欣欣喜喜雀雀躍躍!!
そうだったのか!そうだよな〜、あの応援団員と彼女とでは、どこからどう眺
めてみても釣りあいが感じられなかったもんな〜〜、、さてしかし、この返事
はどう書こうか??
慎重に言葉を選んで..真心を込めて書いて、、またそれに返事が来て..また、
何回目かのときに高村光太郎の詩集「智恵子抄」を贈りました――――。
智恵子は東京に空がないと言ふ、
ほんとの空が見たいと言ふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
ーーーI恵美子さんは、詩人高村光太郎が愛した彼の奥さんの智恵子とそっく
りの雰囲気を醸[かも]していました。とても喜んでくれて、ーーーそれまでは
学校でも街でも、全く関係がないような素振りで、ただ密かに文通をするだけ
の淡い交際だったのが、
「交換日記」という形へと進んで、、3学期になるともう、自分の友達も彼女
の友達もみんなに知られるようになって、親友の、入試成績全校第3位だった
ISなどは、
「いや〜、Iちゃんと恵美ちゃんがね〜〜、今の世は狂ってる!恵美ちゃんの
相手が俺だっちゅーならまーだ分かるけどもな〜」などと慨嘆しておりました
――――。
しかし、いつかは卒業しなければならない高校生活、、、。彼女は陸別の会社
に勤めることが決まって、 OJIN は上京して大学進学に備える予備校生活。--
彼女は、隣の陸別町に家があり、汽車通学で足寄高校に通っていたのでした。
卒業式が終って上京するまでの僅かの間、足寄にたった1軒しかない喫茶店で
逢って、
「Iちゃんが東京へ行ったら、きれいな女の人が沢山いるから、わたしのこと
なんか忘れてしまうんじゃないかって..すごく心配‥‥‥」
「ボクは恵美ちゃんのほうこそ心配だよ。まわりの男たちがほっとくわけがな
いから‥‥‥」
「わたしは絶対に大丈夫!Iちゃん、たくさん手紙を書いて‥‥‥」
「恵美ちゃんも絶対返事を書いてよ!俺が大学を卒業して、ちゃんとした就職
先が決まったら、必ず迎えに来るから!」
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
瞳がキラキラと潤みがちに輝いていて、最高に幸せな逢瀬でしたーーーー。
ああ!..しかし、
大大大大大大大大大大大大 大バカ者の OJIN ・・・・
上京してから、約束どおり3日と空けずに手紙を書いて、彼女からも同じよう
に返事が来て、半年ほど続いた頃..逢いたいのに逢えない焦燥と、自分の周り
の状況が自分の思い通りならない苛立ちのなかで脹らんでいく妄想‥‥‥恵美
ちゃんが誰かに言い寄られて気持を傾けているんじゃないだろうか‥‥‥
バカでした‥若かった‥‥‥そんな思いをそのまま手紙に書く。彼女からは、
そんなことはありません!と返事が来る、、一旦は自分の愚かさに気付いて忘
れても、またムクムクと湧き上がってくる疑念の妄想、、、。
そんなことが何回か繰り返されて、、さすがに彼女も呆れ果てた?
とうとう、「わたしがどんな風に言ってもIちゃんは信じてくれない..。そん
なにわたしのことが信じられないんだったら、もうどうしようもありません。
もう交際は終わりにしましょう!」
甘えていた自分の心に....ハッ!と気がついて詫びの手紙を書く。何度も。
しかしもう、彼女から返事が返ってくることはありませんでした――――。
ーーー本当にアホウでございますーーー
今でも、、好きになる女は必ず、、頭が良くて、どこか少し寂しそうな陰が
あって、チョッピリ寄り目で、可愛くて、それでいてシンのあるシッカリ者
ーーーーばかりでございますーーーー
= 淡い恋物語おわり =
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┃ ┃ 感想をいただきました。
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┌──────────「○×▲の悪党さん」男性@四十代!会社員@海外
“頭が良くて、どこか少し寂しそうな陰があって、チョッピリ寄り目で、可愛
くて、それでいてシンのあるシッカリ者”
うーーん、私のストライクゾーンに完璧に入っております!これで賠償千恵子
さんに似てたら完璧ですねェ。
OJIN さん、ご無沙汰をお許しください。中国製品クレーム雨嵐で、市場から
追放、行く場所のなくなった○×▲の壞蛋でございます。夏に、大澄国一さん
の“八路軍”を楽しみにしていた父を失い、(カモシカ)先生のお尻を追いかけ
まわす気力も失せてしまいました――――。
ーーーなんちゃって、陰のある中年オヤジを気取ってみましたが、実は今マカ
オのカジノで知り合った22歳年下の、中国/日本ハーフの超アグレッシブな
ポーカー女史に首ったけでして、ポーカー修行の毎日でございます。(-ε- )
近々にまた、自慢話でもさせて頂きまぁ〜〜す♪
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┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
しかし賠償千恵子にこだわりますね〜〜。彼女は寄り目じゃないでしょう?
同い年ですから恵美ちゃんももうお婆ちゃんになっておりますから、高校時代
の写真を載せても許してもらえるんじゃないかな?と思案しているところなん
でございます。
次の回の原稿もほぼ出来上がっているんですが、なにしろ今は「海」のページ
をまとめるのに没頭しておりますのと、エロっぽいほうで2作執筆中なので、
アップするのはもう暫くお待ちください。‥‥‥あれ?バラしちゃった?(^^;
それにしても今度は22歳年下ですか.... OJIN のほうは現在..何歳下かな?
‥‥!?40!?〜〜〜たははは、皆様..お眼汚し..不好意思でございます。
いやいや、トシの問題じゃないですよね。自慢話を楽しみにお待ちいたしてお
ります!
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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