Mail-Magazine 08 Library
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┃ ☆ 水 曜 版 ☆  ≪ WEB 熱線 第989号 ≫2008/03/05_Wed  ++++ ☆
┃ │ (*^−^*) │ ├──────────────────┤ +☆
┃ ☆ WEB 熱線 ☆ ―― アジアの街角から:亜洲街巷信息 ―― ++++ ☆
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐

│・表上海!裏上海? 不要品処分?事務所ドロ ------- by 半日半華人さん

│・心が元気になる話 若者たちの職人道 --------------- by 伊勢雅臣さん

│・読者の広場 ------ 駐日営業部長さん。

│・あとがき -------- 第18展中国華東進出口商品交易会。

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│・広告掲載は<(_ _)>σ http://chinachips.fc2web.com/pr/prindex.html

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◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇

│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│  「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。

│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│  別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。
│  更に頻繁不定期で「アジアビジネスの現場から」号が配信されます。

│3.ライター兼編集発行の私 OJIN とライターさん数人で執筆しています。

│4.内容の転載や引用は自由ですが、必ず「出典元の名称とURL」を併記
│  して下さい。一報頂ければこちらも案内リンクを架けさせて頂きます。

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┃▼▽ 表上海!裏上海? ▽▼           by 半日半華人さん
 
☆ 不要品処分?事務所ドロ ―――――――――――――― 2008/03/05
 

旧正月前の異国は各種泥棒さん達の稼ぎ時。「二度と都会へなんか来るものか
!」出稼ぎ労働者変じて泥棒となる外地人…多数。幸いこれまでは被害に遭わ
なかったが、今年はチョット違っていた――――。
 
明日から異国の(旧)正月を控えた前日、いつものように早朝出勤。
 
薄暗いオフィスの地下駐車場で欠伸1つ。エレベーターの扉は開かず、「また
牛乳配達の仕業だな〜」と愚痴のままオフィス階へ。近代都市へ変貌したとは
いえ、それは外見だけ。
 
(防犯対策の)鋼鉄製外扉をギィ〜、そして木製の内扉をガチャガチャ、これが
異国の実体かも知れない。無人のオフィスは暗闇につつまれ寒々としていた。
 
「臭い!」「痛い!」と第一声を上げてしまったのは、そこに旧正月ボーナス
の異国産「鰻(?)」の干物の布袋が散乱していたから…
(当時の会話)「これは太刀魚だろ?」「ノー!ウナギです」「違う!どう見て
も太刀魚だ」「海の鰻です」
 
どうやら異国人は、太刀魚も鰻科の魚という認識のようだ。しかし私にはどう
でもいい、、それは単なる深海魚のミイラ、骨も多いし美味くもない。
 
ただ、その臭気は気に入らず何度も「換気!」と怒鳴った憶えが頭の中?なの
で玄関先(=下駄箱上部)の窓から隙間風が入ってくるのも換気の為と思い通常
業務開始。
 
それから二時間後、社内は異国従業員の出勤で煩くなるのはいつもの事、上海
語は普通に喋っていても喧[かまびす]しく聞える。しかし、意味は分からなく
ても長年住んでいると口調の違いぐらいは分かる……なんかいつもと違うぞ?
 
「お〜い!どうした?」
 
(女社員)「社長!泥棒が入ったみたいです!」「なに?ドロボウ!」別段室内
が荒らされている様子もないけど……
 
(私)「どうして分かる?」「こっちに来て下さい」と下駄箱のほうへ招かれ、
(女社員)「ここの窓が…」「換気してたんだろ?」「イイエ」ーーーいくら非
常識な異国人でも、極寒の冬空に換気対策以外に窓を開けるなんて有得ぬ話。
 
(女社員)「それに…」と指差す方向には、出勤してきたときはネボケ眼で見落
としていたが今は違う。下駄箱の上には大きな靴の跡と、横の壁には指紋バッ
チリの黒い手形が残っていた。
 
(私)「誰だこんなところに登った奴は!」「違いますよ〜」
 
それが泥棒さんの家宅侵入痕跡と理解するまでに…数分間…
 
「大変だ!みんな、何か盗られていないか確認しろ!」
 
社内はテンヤワンヤの大騒ぎ、
(経理)「経理室は異常ナシ」
(事務)「書類棚の扉が開いてますが無事」
(営業)「社長!パソコンが…」
 
(頭の中)営業用PCはさっきまで自分がいた部屋にあって異変など感じなかっ
たが・・・「何が無いって?」「PCが」「ここにあるじゃないか?」「いや
ここの…」「ここの?」営業ルームには10台のPC、その内の1台が無い?
 
確かに、AC電源とLAN器機が残され、机の上は空になってはいるが・・・
 
(私)「修理に出してるんじゃないのか?」「いいえ」、しかし、消えたPCは
弊社で最も古いノートパソコン。耐用年限を通りこし、粗大ゴミ並で利用価値
を失い、ゲームソフトのみインストールしてあったヤツ。電源をONするのは
週に1〜2回の、「どうしてそんな物を…」。
 
確かに他のPCはデスクトップ型が多く、ノートタイプは他に1台だけ、しか
しそっちは新型で営業データが満載で無くなれば冷汗モノ、ーーー不幸中の幸
い。
 
(私)「他には?」「社長!社長のスーツはどうしました?」「俺のスーツ?」
 
そういえば着替用の古いスーツがネクタイを残して消えている、、しかしこれ
も既に、長年置きっ放しにしておいたので見事な日焼け。いつか持って帰って
処分しなくちゃな〜と考えていた程度のものだ。
 
(私)「他には?」更に紛失物捜査は続くが、この二点以外に被害は見当らず、
社内に安堵の空気。オイオイ、例え粗大ゴミ並でも盗まれれば気分は良くない
筈だろ〜、ところが「社長〜手間が省けましたネ〜」ときたモンだ。
 
そりゃ確かに否定はしないが、釈然としない気持、まるで弊社は「ゴミの山」
(=盗る物が無い)のようで悔しくもある・・・それにしても奇妙な泥棒?と感
じ検証してみた。
 
侵入経路は基本どおり、異国には多数の悪漢スパイダーマンが存在する。
 
今回も例外ではなく、外壁を素手(=指紋跡から)でよじ登って侵入。素手の理
由の1つは、金がなく軍手を買えないとも考えられるが…外壁がタイル仕様で
滑るからが正解。
 
しかし犯行時は異国の真冬。極寒時期なのに冷え切ったタイルは相当辛く、手
が悴[かじか]んだだろうに、、もしかしたら?と角から室外を眺めてみると、
空調の室外機の上に足踏み痕・・・犯人はここでガタガタ震えた?→ご苦労な
事で。
 
さて、犯人は弊社単独狙いではなく無差別窃盗(=上から下へ各階毎)…なので
上下の階でも被害と聞く…即ち各駅(階)停車して1つ1つ鍵の開閉確認を行い
「ガラスを割る」ようなことはしていない。ーーー物音がすればバレる危険性
大だから当然。
 
また、以前警告した「異国住居の低層階は危険」どおり、被害額は仕事始めの
上のほうの階と、仕事納めの下の階が丁寧に物色されていて被害が大きかった
と分かる。
 
つまり、弊社のような中途半端な階数は、「下の階に期待…」で杜撰(適当)な
物色だったようだが…ひとつ不思議…律儀に窓(侵入口)を閉めて立ち去ってい
る・・・なんか余裕すら感じられる。
 
さて、侵入後のお仕事だが、暗闇が基本(懐中電灯使わず)はガラス割り同様の
気配を悟られないためだが、その為弊社の被害は------実はゴミPCから新型
PCまでの距離は僅か数メートルで、まさかとは思うが犯人は余程のバカ?…
 
バカとは…目の前に大きなクズ篭と小さなクズ篭…異国人は「大きい事は良い
事だ!」と迷わず大きなほうを選択する。
 
その2、小さなクズ篭には異国人も知るSONYの文字があるが「英語は読め
ません」ーーーかも知れない。
 
その3、ボロスーツの横には「ピカッ!」と光る純金製の置物(縁起物)があっ
たのを無視?まあ、小さなポケットサイズだったのが気に入らなかったのか?
凍える身体を温める衣服調達を優先したのか?ーーーは不明。
 
兎も角、異国社員達は「厄払い!厄払い!」「来年は良い事があるぞ〜!」と
喜びながら忘年会へ。口の悪い上海社員は「田舎に帰れぬ(外地)出稼ぎ労働者
の仕業」と決め付け嘲笑[あざわら]うがあながちハズレでもないかも・・・・
 
本年は例年にない積雪で、各地で交通麻痺=都会スラム化が深刻、某政府責任
者は「帰れ!」。そして届けを出した公安は、犯罪多発と旧正月の浮かれ気分
でか?「何事も適当」、現場検証すら行なわれなかった――――。
 
残された自己防衛策は、異国伝統の恐ろしい対策。
 
「社長!侵入口にガラス破片を埋め込みましょう!」低価格&効果的とはいえ
犯罪者も人間…鉄条網に優しさすら感じてしまうのだった。
 
だが仏心も…考えてみれば、もし早朝出勤したら泥棒さんと鉢合せ!?窃盗で
も極刑のお国柄では..窃盗犯変じて殺人強盗犯、逃走時間確保のために生命を
奪われる危険。
(私)「取敢えず侵入経路は閉めきってネ」「休暇開けは重役出勤ネ」と宣言。
 
ーーー粗大ゴミ2つと交換するほど我が命は軽くないーーーと思うのだった。
 
さて、泥棒さんは今頃どうしているのでしょうか?
 
戦利品を目の前に・・・電源ONしても作動せぬPC、日焼け&ズボンの股下
にツギハギを見付けて、涙かな?
 
「バカは死んでも治らない」
 
次回チャレンジでガラス破片がグサ!奈落の底へ落ちる姿が脳裏に浮ぶのだ。
 

                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◇「不要品処分?事務所ドロ」
 
◆−面白愉快有益! (^○^)
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◆−まあまあかな〜(゜.゜)
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◆−まあまあ..の..まあまあ(-_-)
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○結果を見る
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○コメントボード
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締切:2008年03月08日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
 
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│★│「春節前大乱闘の顛末」読後アンケート結果。
└─┘
◇ 面白愉快有益! (^○^) ------------------------------- 65人 (81%)
◇ まあまあかな〜(゜.゜) ------------------------------- 11人 (14%)
◇ まあまあ..の..まあまあ(-_-) -------------------------  4人 ( 5%)
 
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│★│ コメントボードに頂きました感想。
└─┘
┌──────────「danbo1951さん」
 
私は昭和25年に九州福岡県の産炭地に生まれました。その頃の、殴り合いの
喧嘩が日常茶飯事であった頃のことを思い出します。今は雰囲気が多少は地方
都市になり穏やかにはなってきていますが、気性の荒いところや、893さん
達が、それなりの市民権を持っていることは昔とあまり変わらないと思われま
す。
 
市民権とは、半華人さんの春節前大乱闘のような、市民の通常のトラブル解消
策では解決不能になったときの、強制装置としての位置付けの意味です。
 
TVでは中国の「発達した」ところが強調されますが、人口的にも面積的にも
大多数を占める農村部や地方では、「日本の戦後混乱期」状況が続いているの
でしょう。
 
最近ある書評で「中国が君子の国であったことは歴史上一度としてなかった」
との見解を目にして、大きく頷かされた思いでした。
 
いくら少しの昔に「紅衛兵革命」で、それまでの歴史的資産(人的、物質的)が
大きく損なわれたとしても、現状の伝えられる中国の「やり放題」の品格の無
さはあんまりじゃないか、と思っていたのです。我々の立ち向かう相手はそう
いう国なのです。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「半日半華人さんから」
 
danbo1951さんの仰る通り。
 
祖国ニッポンの皆様は誤解されている。超近代的都市のTV映像で異国を日本
同様と考えるから、「やり方が汚い」とか「横柄」とか「詐欺」とか言うけれ
ど…本当の異国は、
 
改革開放政策で生れたのは「貧富格差」だけじゃない、「教養格差」「品位格
差」。その証拠に、異国人に尋ねてみれば良く分かる「貴方の最終学歴は?」
ーーー学問だけが知恵ではないけれど、文化大革命は知識の鎖国、そのような
方々を相手に?(朱に交われば赤くなる)
 
長年の異国暮しで悟った事、こでは(訪中前)より「日本男児らしく」が重要。
 
何故なら異国人らしさにウンザリの異国人も大勢いるのです。例えば農薬餃子
事件....一方的に「異国側には落度はない」と記者会見..日本では「憤慨」。
 
しかし良識ある異国人は言いました。「俺のせいじゃない」と繰返す奴ほど怪
しい。(これ異国の常識)
 
政治でもビジネスでも結婚でも、相手が重要な異国の地。正攻法だけが異国と
の付き合い方ではない、と思う今日この頃です。
 
└──────────
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「表上海!裏上海?」 ▼ 過去記事はこちら!
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┃▼▽ 心が元気になる話 ▽▼            by 伊勢雅臣さん
 
☆ 若者たちの職人道 ――――――――――――――――― 2008/03/05
 

一人前の職人を目指して、若者たちが様々な職場で仕事に打ち込んでいる。
 

―― 1.ケーキを投げつけられて
 

田端友未さん(埼玉県、20歳)が、初めて仕上げを任されてクリームを塗った
ケーキをシェフに見せた。シェフはそれを友未さんに投げつけ、「お前はこん
な物を店に出すのか」と言って背を向けた。
 
肩から腕からダラダラと溶けたクリームが流れた。友未さんは殴られたような
ショックを受け、泣くのをこらえながら店頭に飛び出した。
┌--------
私は絶望を感じて暗い表情をしているのに、ショーケースの中のケーキを眺め
るお客様や子供達は皆笑っていた。その時初めて分かった事があった。
 
人は何か特別な気持を持ってケーキを買いに来るのだ。人に笑顔や喜びを与え
る優しい力がケーキにはあるのだ。そして私は思った。私は負けない。いつか
あいつを追い越して立派なパティシエになってみせる。 [1,p48]
└--------
 
田端さんは高校卒業後、ケーキ職人を志してこのケーキ店に就職した。シェフ
はとても厳しく、バカヤローと怒鳴られない日はなかった。何かをする度に暴
言を吐かれた。毎日泣きながら帰った。
 
そんな毎日が続いていたところ、ある日突然、シェフが田端さんにケーキの仕
上げを任してくれたのだった。これまでシェフの技術やアイデアから学んでき
た事を示すチャンスだと思って自信を持ってクリームを絞った結果がこれだっ
た。
 
それからも厳しい修行が続いたが、その店は区画整理にあって廃業となった。
別れ際にシェフは「残った者だけが本物になれるんだ」と言ってくれた。
 
新しく就職した店でも、田端さんは頑張っている。
┌--------
私はとにかくシェフから信用を得たかった。だから細かいことを疎かにせず、
常にシェフの行動から目を離さなかった。自信を持ちはじめた私は少しずつ成
長していった。そしてパティシエになるという夢は目標になっていった。
└--------
 
―― 2.「おいしーね」その一言がとても嬉しくて
 

清水敦さん(東京、38歳)は、高校生のときに寿司屋のアルバイトをした事が
縁で、和食の世界に興味を持った。仕事は、はじめのうちは出前専門だったが
2、3ヶ月やっているうちに、お客様に出す簡単な仕込みを教わった。
 
自分が仕込みをした魚を食べたお客さんから「おいしーね」と言われる、その
ひと言がとても嬉しかった。この経験が機縁となって、高校卒業後、料理界に
入った。
 
料理の世界は奥が深い。追い回し(掃除、洗い物などの下働き)から始まって、
魚・野菜の下ごしらえ、それができたら、サラダ、おしんこ、小魚のおろし。
野菜の切り方も種類によって異なる。これらができるようになるまで2年から
3年かかる。
 
その後でようやく「焼き場」を担当させて貰えるようになる。
 
魚を焼くにも野菜を焼くにも、一つひとつが違う。魚でも種類や大きさによっ
て、火加減を調整しなければならない。さらに春夏秋冬、旬のものが2ヶ月お
きに変わる。2年ではとても覚えられない。
 
次は天ぷらなどの「揚場」、それができると煮物をつくる「煮方」。
┌--------
レシピなどない、自分の舌がすべて。調理の世界は煮方で職人と、よくオヤジ
はいう、わかる気がする。・・・
 
その日の材料の生の味から味付けしていく、ジャガイモを煮るのに毎日味の調
味料が違う。でもそこがプロの調理人だ。毎日平均同じ味に味付けする、とて
も不思議だ。 [1,p77]
└--------
 
―― 3.「調理人は一生勉強していく世界だ」
 

清水さんは調理人の道を歩み始めて20年になる。職人といわれる煮方になる
までに約10年かかり、その後、煮方で10年過ぎた。
┌--------
親方に完璧にほめられたことはいまだない。昼休みにコーヒーやジュースを飲
んでも「味が分からなくなるだろ!」と怒鳴るオヤジ。とても厳しいしすごく
こわい。でもそんなオヤジの弟子で誇りに思うし、感謝している。
└--------
 
バブル後、大手会社の接待などに使われていた高級料亭がかなりつぶれた。安
くておいしい店がうけている。
┌--------
その流れに合わせ、なおかつ伝統の日本料理を守っていくオヤジの弟子で本当
に感謝している。そのオヤジの口癖は、「調理人は一生勉強していく世界だ」
とよく言う。その言葉の意味が分からなければ職人としてみてもらえないだろ
う。
 
それに、お客様に対し「真心」「愛情」「感謝」の気持を持っていれば、料理
の技術が進んでいても、決して手抜きはせず、手作りの料理だと、それがお客
様に返す真心だと思う。
 
そんな頑固オヤジは、今の時代どれだけ残っているのか?
私もそんな頑固オヤジの一人になるのはいつの日だろう。 [1,p78]
└--------
 
―― 4.「バケツの重みが分かった時、お前も一人前だぞ」
 

大塚博之さん(東京、25歳)は、父親が左官業を営んでおり、小さい頃から父
親が壁塗りをする仕事ぶりを見ていたので、いつか父親を超える職人になろう
と思っていた。
 
中学を卒業すると、電車で30分ぐらいのところにある別の左官業の会社に就
職した。父親の元ではどうしても甘えがでると思ったからだ。毎朝、5時前の
電車に乗り、会社に着いたら倉庫を開け、掃除をし、先輩の職人達が職場に現
れたらお茶を入れる。
 
先輩の職人達が仕事を始めると、バケツでセメントを運ぶことだけが大塚さん
の日中の仕事だった。中学を出たばかりでまだ身体もできていなかった大塚さ
んには、25キロものバケツを一日数十杯も運ぶことは大変だった。その重み
が辛くて逃げ出したかった時もあった。
 
親方からは「その重みが分かった時、お前も一人前だぞ」と言われたが、15
歳だった大塚さんには全く意味が分からなかった。
 
壁塗りの練習は、毎日昼休みに30分ほどさせてくれた。親方は「お金も大事
だけど、自分達は物を作る仕事だよ、心をこめて初めて物と呼べるんだ」と、
繰り返し大塚さんに言い聞かせた。
 

―― 5.「その重みがあるから今の自分がいます」
 

弟子入りして3ヶ月目を迎えたある日、親方からこう言われた。「今日一日か
かってもいいから、自分の力で壁を仕上げてみなさい」
 
大塚さんが「無理ですよ」と言ったら、思いっきりひっぱたかれた。「やる前
から無理だったら、もう帰れ!そんなんじゃいつまでもバケツ運びだぞ!職人
が自信を持っていなければ仕事はいつまでもできないぞ!くやしかったら結果
を出せ」
 
その言葉に大塚さんはやる気を出した。
┌--------
夜遅くなっても親方は最後まで見守っていてくれました。でき上がった時の喜
びは今でも忘れません。仕上がりを見て親方に「やればできるだろう、その自
信を忘れずに、これからはたくさん壁を塗れ」と言われました。 [1,p11]
└--------
 
仕事を覚えはじめの頃は、先輩の塗り方が違うのにとまどった。最終的に仕上
がりは同じでも、皆仕事の進め方が違うのである。結局、大塚さんも自分に一
番あったやり方を見つける事ができた。
 
月日がたち、やがて大塚さんは、一つの現場を任されて、材料の搬入から職人
の段取りまで、親方の代わりにやれるようになった。その時、親方は、一人前
になったと認めてくれた。
┌--------
親方に「覚えているか?お前がバケツが重たいと言ってた頃に、俺が言った意
味が今なら分かるか?」と聞かれました。私は自信を持って言いました。「そ
の重みがあるから今の自分がいます。自分にも弟子ができた時、その辛さが分
かります。その重みがあるから一生懸命仕事を覚えることができました。今ま
でありがとうございました」と言いました。 [1,p13]
└--------
 
この道に入って11年。大塚さんは今は京都の寺院に残る伝統的な左官の技術
に興味を抱いている。「いつまでたっても職人は、修業の毎日だと思います」
と大塚さんは言う。
 

―― 6.「人の心に何かを響かせるようなものを彫りたい」
 

山形県で生まれ、埼玉県の会社に就職した佐藤努さん(29歳)は、何かを作る
仕事をしたい、と思いつつ、それが見つからないまま会社勤めも6年目に入っ
ていた。しかし、休みの日に鎌倉を訪れた時、転機が訪れた。
 
┌--------
山道にひっそりと佇[たたず]む野仏を見つけて、そのやさしい顔に心を奪われ
た。そうだ、自分もこんな仏像を彫りたい。人の心に何かを響かせるようなも
のを彫りたい。
 
その野仏は、石のようなものでできていたが、なぜか私はこの時、自分は木に
彫ってつくりたいと思った。木彫師になろう。仏や地蔵を彫る仕事がしたい。
 [1,p101]
└--------
 
木彫師の弟子入りをさせてくれるところを探していたら、ある雑誌に、浅草の
江戸伝統木彫りが紹介されていた。これは、と思って早速行ってみると、すで
に同様な希望者が何人も来ていた。
 
┌--------
師匠は海坊主のような風貌の人で、いかにも下町の職人という感じの、恐そう
な人だった。訪ねて行った私と少しだけ話をし、採用するともしないとも言わ
ず、ただ「見学なら勝手に来い」とだけ言われた。
 
それでもこれしかないと思った私は、次の日から弁当を持って毎日そこに通っ
た。
最初は見学、そして雑用、そのうち木片を与えられ言われたものを彫って見せ
たりした。 [1,p102]
└--------
 
1ヶ月半が過ぎてようやく弟子入りが認められたが、40人近く来た中で残っ
たのは二人だけだった。
 
怒鳴られることは当たり前、彫刻刀の柄で殴られることも日常茶飯事だった。
何度、師匠から「やめちまえ!」と言われたか分からない。
 

―― 7.「自分は今、夢の途上にいる」
 

そんな日が5年も続いて、ようやく、招き猫や七福神といった小物から、つい
に社寺彫刻までやらせて貰えるようになった。
 
┌--------
宮大工の手によって自分が彫刻したものが神社に組み付けられるのを見た時、
何ともいえない熱いものが胸に込み上げてきた。今まで社寺彫刻は工務店に納
めるだけで、実際に組み付けた状態を目にすることはなかった。
 
しかし今回はじめて、師匠の心遣いで、長野県のあずみ野まで職人たちと見に
来たのだった。会社員をやめて江戸彫刻師に弟子入りしてから5年、やっとこ
こまできた・・・そんな思いでいつまでも見上げていた。 [1,p100]
 
「そろそろ引き上げるぞ」
 
この5年間の様々な出来事を思い返していると師匠に肩を叩かれた。
 
職人の世界で5年目といったら、まだほんのひょっこだ。人の心を響かせる作
品を彫れる日はまだまだ遠い。「よしっ、これからもっともっと頑張るぞ」。
 
自分は今、夢の途上にいる。今にも雪を降らせそうなあずみ野の冷たい空気が
高揚した頬に気持ち良かった。 [1,p104]
└--------
 
―― 8.「職人」と「労働者」の違い
 

以上、職人への道を歩む4人の若者たちの姿を追ってみた。
 
『職人学』『職人力』などの著書で、職人の生きざまを小説やノンフィクショ
ンで描いている小関智弘氏は、「職人とは、ものを作る手だてを考え、道具を
工夫する人のことである」と述べている。そして、
 
「与えられる仕事を、教えられたとおりにすればよいなら、それは単なる労働
者にすぎない」と言う。
 
確かに、ここに登場する若者たちは、それぞれの仕事の手だてを一生懸命に工
夫している。マニュアルを与えられて、ロボットのようにそれをこなしていれ
ば給料を貰える「労働者」ではない。
 
さらに、ここで紹介した若者たちの生き方を見ていて気がつくのは、職人とは
もう二つの点で、労働者とは異なるという事である。
 
第一は親方の存在である。
 
若者達は親方に怒鳴りつけられたり、励まされたりしながら、職人の道へと導
かれていく。
 
第二は客の存在である。
 
職人たちは心を込めて作った物やサービスを、直接客に提供する。それによっ
て客が喜んでくれる事が、何よりの励みとなる。
 
親方や客とのつながりの中で、職人たちは自分の腕を磨いていく。人生の意味
も幸福も、人とのつながりの中でしか存在しない。仕事の修行すなわち人生修
行と考える日本の職人道の伝統は、まことに奥行きの深い人生哲学である。 
 
[a,b,c]
 

―― 9.様々な職場で心を込めて仕事をする「職人」が増えていけば
 

職人というと、ここで紹介したような調理師や彫刻師といった手仕事の分野の
みを想像しがちだが、「自分で工夫する」「師匠を持つ」「顧客の喜びを追求
する」という点から考えれば、コンビニでのアルバイトでも「労働者」と「職
人」がいるはずだ。
 
コンビニで指示された通りに働いている人間は「労働者」だが、商品をどう陳
列したらよく売れるのか、お客さんにどんな対応をしたら喜んで貰えるのか、
と工夫しながら仕事をしている人は「職人」なのである。同じ事は、サラリー
マンや教員、公務員の世界でも言える。
 
様々な職場で、心を込めて仕事をする「職人」が増えていけば、一人ひとりは
幸福な国民となり、その仕事を通じて国家は栄えるであろう。
 

                           = おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 関連リンク:
 
a.JOG(274) 日本の技術の底力
 幕末の日本を訪れたペリー一行は、日本が工業大国になる日は近いと予言し
 た。
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h15/jog274.html
 
b.JOG(294) ニッポンの明日を開く町工場
 誰もやらない仕事に取り組んでいるうちに、誰にもできない技術を開発した
 金型プレス職人。
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h15/jog294.html
 
c.JOG(321) 100万分の1グラムの歯車
 世界一の超極小部品を作る職人技が日本企業の明日を示す。
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h15/jog321.html
 
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 転載元:「国際派日本人養成講座」伊勢雅臣氏主宰
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogindex.htm
 
現在の日本は情報鎖国時代。え?情報は溢れていますよ?----情報とはなんで
しょうか?自分が誤りのない道を歩んでいくための栄養素----海外の正確な事
情は?歴史の正しい事実は?これから進むべき方向は?----それが情報です。
 
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 感想やご意見をお待ちしています。 ojindesu@hotmail.com
 http://form1.fc2.com/form/?id=273573
 
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◇「心が元気になる話:若者たちの職人道」
 
◆−うーん!心が元気になった!
http://clickenquete.com/a/a.php?M0000088Q0024947A16688
◆−今のヘタレ若者ではどうか?
http://clickenquete.com/a/a.php?M0000088Q0024947A2e7e2
◆−こんなの少数派の骨董品だ!
http://clickenquete.com/a/a.php?M0000088Q0024947A30c2b
○結果を見る
http://clickenquete.com/a/r.php?Q0024947C7cfa
○コメントボード
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締切:2008年03月08日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│「自決があったのは沖縄だけではない!」読後アンケート結果。
└─┘
◇ そうだ! -------------------------------------------- 93人 (83%)
◇ しかしね --------------------------------------------  5人 ( 4%)
◇ 無言‥‥ -------------------------------------------- 14人 (13%)
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ コメントボードに頂きましたご意見と感想。
└─┘
┌──────────「lonsome carboyさん」
 
東京在住の沖縄の友人(40代)が、東京空襲ほか米軍による本土無差別爆撃の
事実を最近まで知らなかったことに驚いた。
 
戦艦大和が、沖縄へ向かう途上で撃沈された事や、満州や樺太での悲劇も知ら
ないで育ったという。
 
そんな教育を受けてきた上で、新聞は左系しかない土地柄なら、被害者は自分
達だけだと思い込むでしょうね。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
 OJIN なんてですよ、小学4、5年生ぐらいから本の虫になり、小学校の図書
室の蔵書を2周も3周も読み漁り、6年のときに左傾の社会科の先生が毛沢東
の話をしたのをこれ幸いと、
 
先生が持っているそういう関係の本を借りて読みまくり、疑問が解けずにその
先生に食い下がって質問の雨あられ・・・けれどその先生は、田舎の小学生が
納得できるような回答を与えてはくれませんでした。
 
もしあのとき、あの先生が納得できる答えを示してくれていたら、 OJIN なん
かバリバリのサヨクになっていたんじゃないだろうか・・・そんな本の虫じゃ
なかった同時代の人なんかは、わりかし簡単に刷り込まれてしまったんでしょ
うか――――。
 
終戦後、天皇陛下は、日本の復興には100年かかるだろうと仰られたそうで
すが、もう既に60数年、、あと30数年、石に齧り付いてでも頑張るしかな
いですね。
 
└──────────
 
┌──────────「御座候さん」
 
マスコミを通じて本土に入ってくる情報だけ聞いていると、全ての沖縄県民が
反本土・反米軍であるかのように錯覚しがちですが、実際に沖縄の人たちの話
を聞いてみると、決してそんなことはありません。
 
著しく左傾化している沖縄のマスコミや市民団体は、必ずしも県民の総意を代
表していません。いたずらに沖縄をバッシングしては、本土と沖縄の分断を図
る左翼の思うつぼです。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
フレンドリーメルマガ「縄文塾通信」に時々寄稿されている沖縄の高校教師の
トラネコさんの記事を見ておりますと、たしかに沖縄県民の大多数はノンポリ
というか普通の考えをもっているようです。
 
結局沖縄も内地と同じで、偏向マスゴミがガンなんだということなんでしょう
けれどーーー、しかし所詮は商業マスコミなんですから、みんなで不買運動や
広告を発注しない運動を起せば、ヘタヘタと直ぐに転向するんじゃないでしょ
うか?
 
直接ああじゃこうじゃと攻撃してもラチがあきませんけれど、どうです?そう
いう方法に作戦を変えたら効果的だと思われませんか?
 
「偏向マスゴミに広告を出す企業の製品は買わない運動!」
 
└──────────
 
┌──────────「竹下義朗さん」
 
正にそのとおり!戦争は一国だけでできるものではない。相手があってはじめ
て成立するものであり、交戦相手の米国という存在がすっぽりと抜け落ちてい
るなかで自決云々を論じるのは、全く以て当を得ない論議であり、
 
沖縄集団自決に関する「日本軍関与」とは、歴史を追求しての真実というより
も寧ろ「神話」「伝説」といった類であるものと私は思っています。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
竹下先生のように真っ正面からの堂々攻撃も勿論大事でございます。しかし、
ただそれだけでは敵もなかなか手を上げませんから、それに加えて兵糧攻め、
 
「偏向マスゴミに広告を出す企業の製品は買わない運動!」これは効くと思う
んでございますよ〜〜
 
我々はミニコミですけれども、共同してやったらかなりのウエーブを起せるの
ではないでしょうか。
 
└──────────
 
┌──────────「vida.consagradaさん」
 
「アジアの街角から」を購読している者(女)です。今回「無言‥‥‥」に投票
しました。‥‥‥記事の内容があまりにも強烈過ぎて、どうのこうのと判断す
ることができなかったためです。
 
私事ですが書かせていただきます。
 
大学時代、韓国人留学生の友人(女)がいました。よく日本の韓国への侵略のこ
とを話し、日本人は軍国主義時代をよく反省すべきだ、と主張していました。
あまりにも主張するので辟易し、以下のことを話したのを記憶しております。
 
「戦争で取り残された家族の悲劇を知っていますか?私のおじいちゃんは職業
軍人でした。蘭印に行っていました。戦後、オランダ軍の捕虜となり、7年後
かろうじて、屍に近い状態で帰国しました。おじいちゃんの属していた師団の
生還者は少なかったと聞いています。戦争は、どちらの当事者にとっても悲劇
なのです」
 
自分でもびっくりしましたが、この話をしている最中に、自分の目から大粒の
涙が大量にあふれ出てきたのです。
 
その後、(少なくとも私に対しては)友人の口から日帝時代の批判を聞くことは
なくなりました。おそらく軽い気持ちで日本を批判していたのだろうと思いま
す。軽々しく日帝批判ができなくなった友人は、誠実なほうだと思います。
 
沖縄の集団自決問題を利用する人たちは卑怯だと思います。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
どうも、、女性からのお便りは苦手な OJIN でございますーーー。(^^;
 
女性にはかなり衝撃的な内容でしたが、しかしあれは紛れもなく現実に起こっ
たことでございます。それをキチンと認識して、戦争にならないようにするに
はどうしなければならないのかを考えていく。
 
また、ヘラヘラと阿諛迎合するのではなく、自分の言い分をキチンと相手に主
張するということは、大袈裟に言うならば、戦争抑止行動の一部と言えるもの
だと思います。阿諛迎合ばかりしているとナメられてミクビられる。
 
こういう態度は戦争誘発の一番危険なやり方だと思います。そういう意味では
今の日本の首相なんてホントに女子供以下!(女子供の皆様、スミマセン)
 
まあ、反面教師が出れば、その後揺り戻しがかかるでしょうから、もう少しの
辛抱かもしれませんですね。
 
└──────────
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ お便りで頂きましたご意見と感想。
└─┘
┌──────────「爺さん」
 
何事につけて政府もマスコミも、何故こんなに自虐的なのか?何故もっと強く
自己主張しないのか?
 
常々腹が立っている。
 
戦後の60年間、日本人は日本が悪いと叩き込まれ、日本が正しいと言っても
せせら笑っている。
 
次から次へと日本の悪い一部分を穿[ほじく]り出し、こういう人たちの賛同を
得たいと願っている識者たち。
 
それでも、我々戦中派がもっと強く主張しなかったから責任の半分はお前らに
ある!ーーーといわれてシュンとなったのも事実。
 
勿論、同調してくれる人も居たが、殆どの人たちは今生きるのが精一杯で真剣
に聞いてくれる余裕はなかったーーーーと、思いたい。
 
サイパンで飛び降りた婦人たちの中には沖縄の人達も多かった――――。
 
戦後、沖縄の知人で、サイパンで奥さんを亡くされた人が、よくサイパンでの
話をしてくれたが、つれあいをなくした悲しい顔はしても、一度だって日本軍
を恨む愚痴は無かった。
 
“戦後”のロシヤ兵やアメリカ兵の、日本人に対するあくどい行為を追及もし
ないで、“戦中”の、やれ従軍慰安婦だのと問題にされて黙っているに如かず
と決め込んでいる国もさりながら、同調する戦後生まれの“識者たち”め。
 
内閣は目先の出来事の後始末に追われ、野党のここぞとばかりの追及を甘んじ
て受け容れている。ーーーもっと前向きの大きなテーマを持ち出して、野党を
マイペースに引きずりこむぐらいできないものか。
 
沖縄の少女問題も今に始まったことではない。何故もっと強く鉄槌を振り下ろ
せなかったのか。ーーー沖縄県民の怒りは、これを咎めているのではないか。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
「我々戦中派がもっと強く主張しなかったから」
 
 OJIN の父親はもともと口数の少ないほうでしたが、搾乳を手伝いながらラジ
オで「帝国海軍かく戦えリ」みたいなノンフィクション放送を聞いていると、
ーーー昭和30年代でもそういう番組があったんです。
 
「兵隊の戦争はこんな格好のいいもんじゃないんだぞ。うまく頭でも撃ち抜か
れればイッパツで死ねるから楽だけど、そんなのはまず無くて、大概はどこか
やられて、死ぬより痛い思いをしなけりゃならないんだ。戦争なんて無いほう
がいいんだぞ」
 
ーーーというような類いのことをよく聞かせられました。
 
一兵卒にそんなものはないでしょうが敗戦の責任?自信喪失?そして占領軍に
よる洗脳教育を受けた若い者は、ただ観念的で闇雲な戦争否定の風潮。仕方が
なかったんでしょうけれど、もう少し実体験した人々が声を出してくれていれ
ばと、残念に思うときもあります――――。
 
けれどまだまだッ!
 
間もなく江藤一市さんの「シベリア抑留記」の連載を開始します。「悲惨な暮
らしの中にもあった、明るさ、楽しさ、笑い、喜びなどを、一コマ一コマを拾
い上げて綴ってみようと思い立った」という、暗さだけではない抑留記です。
 
1年近くの連載になると思いますが、ご愛読いただけますよう!
 
また、爺さんも、美瑛町での開拓苦闘記とか、海軍航空隊での話とか、思い出
した都度で結構ですからご寄稿いただけますよう、お待ちいたしております。
 
└──────────
 
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「硬派的題目」収載ページは ▼ こちら!
 http://chinachips.fc2web.com/repo/001000.html#t3
 
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┃▼▽ 読者の広場 ▽▼
 
┌──────────「駐日営業部長さん」
 
先週上海で、北京政府が「中国から日本へ」の食料品の輸出を全面禁止してい
るという噂を聞きました。通関検査を必要以上に厳しくして、通らないように
しているそうです。同様の噂は、青島でも聞きました。本当でしょうか???
 
本当だとしたら、明らかに例の餃子事件の報復ですよね。本気でケンカ売って
んのかぁー!つまり、「そんなに中国産の食いもんがいやなら売ってやらない
よ!」とケツをまくったということです。
 
当座、この喧嘩は日本が負けるでしょうが、食糧自給、国産食品の見直しに繋
がれば、長期的には結構なことだと思うのは小生だけでしょうか?
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
さ〜〜て、確認はできておりませんが、この話は多分中国に進出している日本
の食品企業がそうやられて広まったんでしょうから、おそらくそういうことな
んでしょうけれど、
 
それにしても「中国側には責任がない」発表にしてもこれにしても、なんとい
うか、子供の喧嘩並の対応・・・だから信用をなくして余計に売れなくなるな
んて思いも及ばないのかな?
 
しかしこういうことは日本側が先ずビシッ!とやるべき処置じゃないのかい?
 
ーーー女子供以下の首相じゃムリか・・・・(-ε- )
 
└──────────
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
┌― 知っていると得な話 ―――――――――――――――――――――┐


├― 抗ガン漢方薬?それで癌が治るのか?
│  http://chinachips.fc2web.com/merit/071117.html

├― 自分の年金を確認してみましたか?
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├― 国際電話☆海外で使うケータイの比較検討レポート
│  http://chinachips.fc2web.com/merit/071106.html

├― 発想の転換で(クレジット)カード業界に革命か?!
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├― 自分の健康維持は自分でやらなきゃ!
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└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ あとがき ▽▼
 
金曜日の午後から上海へ行きまして、東京の老上海さんと遊びまくっておりま
した!
 
〜〜〜いや違う。(^^;
 
目的は別にあったんですがそれはまあ措いといて、日曜日の夜、東京の老上海
さんが、「明日の昼間はなんか予定あるの?」
 
「昼間は特に予定入れてないけど..どうして?」
 
「いや俺のほうは展示会を見に行くんだけど、 OJIN は興味ないだろうと思う
から聞いてみたのよ」
 
「ふ〜〜ん、何の展示会なの?」
 
「広州交易会って知ってるでしょ、あれの上海版」
 
「へ〜〜そんなのがあるんだ、イクイク!一緒に連れてってよ」
 
ーーーということで翌朝9時に老上海さんの美人秘書嬢が迎えに来て、3人で
会場の浦東にできた国際博覧中心(だったかな?)へと向かいました。
 
途中で美人秘書嬢が「あら? OJIN さんの分がないけどどうするんですか?」
 
広州交易会と同じで会場に入るには招待者証が必要とのことでしたが、老上海
さんは「まあ、当日売りの入場券もあるだろうから大丈夫だろ」
 
で、
第18展中国華東進出口商品交易会(華交会)=第18回中国華東(地域)輸出入
商品交易会)の会場前に到着しましたが、その当日入場券売り場に向かって、
延々長蛇の列が連なっていました――――。
┌--------
中国華東地域:上海市・江蘇省・安徽省・浙江省・福建省・江西省・山東省
└--------
 
ーーー仕方がない並ぶべーか..と覚悟を決めかけていたら老上海さんが、
 
「まてよ、招待者証が2枚あるんだから、最初に俺と秘書嬢が入って、俺の招
待者証を秘書嬢が持って外に出て、それを OJIN に渡して2人で入ってくれば
いいんじゃないか!」ーーーまったく悪知恵の働く老上海さんでございます。
 
で、うまく会場にもぐりこむことに成功したんですが、ものすごい人・人・人
・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人の数。
 
東館と西館に分かれていて、東館は衣料品、西館は雑貨の展示。老上海さんが
興味のあるのは雑貨のほうで、西館のほうへ・・・しかしその広いこと!広い
こと!ーーー5棟に分かれているんですが、その1棟1棟がまただだっ広い!
 
端から順に「己」の字型に覗きながら巡り歩きましたが、そこで気がついたの
は「日本人がウジャウジャ!」ということでした。当日売りの一般入場者以外
では三分の二以上が日本人じゃないか?!ーーーという感じでした。
 
日本人がいうところの外人さんも勿論おりましたが、ホントにチョボチョボで
ほとんどが日本人ばっかり、、これじゃ〜日本国内がメイドインチャイナで溢
れるかえるわけだわい・・・・
 
10時過ぎに入場して、お昼を食べて閉館の午後5時までかけて、ようやく西
の5号館までを見終わることができました。延々と、どうでしょうか?6キロ
ぐらいも歩いたんじゃないでしょうか――――。
 

いや、お陰でその夜の「夜の探検隊」の酒の旨かったこと!
 

ーーー華交会は今日(5日)の夕方までやっています。
 
 
 
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┃▼▽ アジアの街角から」フレンドリーメルマガ ▽▼
 
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ロシアKGB大学卒でロシア在住の北野幸伯氏が、的確且リアルな視点から国
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でも堅苦しくはないんですよ〜♪硬い話を軟らかく書くところが凄いんです。
 
 

┌―――――「軍事情報」おきらく軍事研究会発行

軍事知識は、グローバルビジネスには欠かすことのできない常識です。軍事は
政治や経済と同列、という世界の常識に則った立場で分かり易く切り捌いて読
者に提供してくれる、日本でただひとつの軍事「情報」メルマガです。
 
 

┌―――――「国際派日本人養成講座」伊勢雅臣氏主宰

現在の日本は情報鎖国時代。え?情報は溢れていますよ?----情報とはなんで
しょうか?自分が誤りのない道を歩んでいくための栄養素----海外の正確な事
情は?歴史の正しい事実は?これから進むべき方向は?----それが情報です。
 
 

┌―――――「縄文塾通信」中村忠之氏主宰

コップに半分の水。「まだ半分も残っている」と喜ぶ人「もう半分しかない」
と嘆く人。いまの日本は圧倒的に後者が優勢だ。今年は、極力縄文の有り様に
沿って「陽=プラス思考=楽天的」でいくつもりです。乞うご期待を!
 
 

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ではまた、ホントに楽しい金曜日号でお会いいたしましょう。(^o^)丿

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