Mail-Magazine 09 BackNumber
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☆ ┃ ☆ 金 曜 版 ☆ ≪ WEB 熱線 第1164号 ≫2009/04/17_Fri ++++ ☆ ┃ │ (*^−^*) │
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐ │ │・帝国電網省 ------
海自艦隊ソマリア沖派遣にみる歪んだ思考 │ └---------------------------------
竹下義朗さん │ │・インド徒然 ------ 日本のパキスタン支援 -------------- はぐれ雲さん │ │・わたしの主張
---- 子供を駄目にするTVニュースに抗議! │ └-------------------------------
故郷求めてさん │ │・ぽんずの蘇州生活 お休みさせて頂きます ---------------- ぽんずさん │ │・読者の広場
------ (=∵=) │ │・あとがき --------
中禍論の根っこ。 │ │〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 │ │・広告掲載は<(_
_)>σ http://chinachips.fc2web.com/pr/prindex.html│ └―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!!
(^o^)丿 ――――――◇ │ │1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、 │ 「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。 │ │2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ │ 別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。 │ │3.ライター兼編集発行の私
OJIN
とライターさん数人で執筆しています。 │ │4.内容の転載や引用は自由ですが、必ず「出典元の名称とURL」を併記 │ して下さい。一報頂ければこちらも案内リンクを架けさせて頂きます。 │ ◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ 帝国電網省 ▽▼ ┃ ☆ 海自艦隊ソマリア沖派遣にみる歪んだ思考 ―――――― 竹下義朗さん
地中海─スエズ運河─紅海─アデン湾─印度洋。これは欧州とアジアを結ぶ主 要な海上輸送路、言い換えれば「海の動脈」とも言える極めて重要なルートで す。
しかし、アフリカ東北端、印度洋に面するアフリカの角ソマリアは、1992 年以降、無政府・無法状態にあり、地元漁民がアデン湾での海賊行為を「生業 [なりわい]」とするようになり、2001年以降、この海域を航行する船舶の 海賊被害は増加の一途を辿ってきました。
海賊被害に遭わず安全に航行する為に一番手っ取り早いのは、地中海─大西洋 ─喜望峰(アフリカ大陸最南端)─マダガスカル沖─印度洋というアフリカ大陸 周回ルートですが、これでは航海日数もさる事ながら、燃料費の大幅消費も避 けられません。
つまり、どうしても海賊が多発するアデン湾を通らねばならない。
そこで、この海域を利用する船舶の船籍国海軍が各々軍艦を派遣し、主に自国 船団の護衛を始めた訳です。
ここまで他人事のように書いてきましたが、これはなにも他国に限った事では ありません。ご存じの通り、日本の船舶もこの危険な海域を日々利用しており
今年3月22日には、商船三井が運航する自動車運搬船「ジャスミンエース」 (基準排水量13038t/英領ケイマン諸島船籍)が海賊の高速艇2隻に追尾 銃撃されるという被害が発生しています。
つまり、日本も国として何らかの対応を取らなければならない状況に追い込ま れていた訳で、その対応策として自衛隊法第82条「海上における警備行動」 と同第93条「海上における警備行動時の権限」に基づく海上自衛隊の護衛艦 による船団護衛が実施された訳です。 ----以下、自衛隊法第82条及び第93条を総じて「海上警備行動」と略
自衛隊法第82条:海上における警備行動 ┌-------- 防衛大臣は、海上における人命もしくは財産の保護又は治安の維持のため特別 の必要がある場合には、内閣総理大臣の承認を得て、自衛隊の部隊に海上にお いて必要な行動をとることを命ずることができる。 └-------- 自衛隊法第93条:海上における警備行動時の権限 ┌-------- 警察官職務執行法第7条の規定は、第82条の規定により行動を命ぜられた自 衛隊の自衛官の職務の執行について準用する。
第2項 海上保安庁法第16条、第17条第1項及び第18条の規定は、第8 2条の規定により行動を命ぜられた海上自衛隊の三等海曹以上の自衛官の職務 の執行について準用する。
第3項 海上保安庁法第20条第2項の規定は、第82条の規定により行動を 命ぜられた海上自衛隊の自衛官の職務の執行について準用する。この場合にお いて、同法第20条第2項中「前項」とあるのは「第1項」と「第17条第1 項」とあるのは「前項において準用する海上保安庁法第17条第1項」と「海 上保安官又は海上保安官補の職務」とあるのは「第82条の規定により行動を 命ぜられた自衛隊の自衛官の職務」と、「海上保安庁長官」とあるのは「防衛 大臣」と読み替えるものとする。
第4項 第89条第2項の規定は、第1項において準用する警察官職務執行法 第7条の規定により、自衛官が武器を使用する場合及び前項において準用する 海上保安庁法第20条第2項の規定により、海上自衛隊の自衛官が武器を使用 する場合について準用する。 └--------
平成21(2009)年3月14日、広島県呉市の海上自衛隊(以下「海自」と略)呉 基地から、護衛艦隊第4護衛隊群第8護衛隊所属の「さみだれ=むらさめ型6 番艦DD−106 基準排水量4550t」と「さざなみ=たかなみ型4番艦 DD−113 基準排水量4650t」の2隻の護衛艦がアデン湾へと向けて 出航していきました。
この護衛艦派遣に対しては賛否両論、何であれ派遣には絶対反対という意見か ら、派遣には賛成するものの、海賊対策なのだから海自護衛艦(実質的な軍艦) ではなく、海上保安庁(以下「海保」と略)の巡視船を派遣するのが筋ではない かとの意見まで様々です。
ちなみに、私は今回の護衛艦派遣には賛成です。前述の通り、このルートを日 本船舶の多くが利用している事を考えると、護衛艦による船団護衛は極めて有 効な対処法です。
海自護衛艦ではなく海保巡視船をとの意見もありますが、我々が想像する「昔 ながらの海賊」とは異なり、彼らは自動小銃はおろかロケット砲まで装備する 充実ぶり。
いざという時、船体色がグレーの軍艦ではない巡視船では、なめられる事は目 に見えており、海賊船に近接して警告でもしようものなら、ロケット砲を撃っ てくるであろう事は想像に難くありません。----実際、グレーの船体色=軍艦 を目にした海賊は往々にして退散するという。
また、派遣されたのは「護衛艦」である訳ですが、その名称が意味するもの
「何か」から「何か」を護衛する為の艦船
という観点からすれば、
「海賊の襲撃」から「日本の船団」を護衛する為の艦船
という解釈は当を得たものとも言えます。
さてここまでは「序破急」でいえば本小論に於ける「序」、いわば「前書き」 でして、皆さんに考えて頂きたい「破」に相当する部分はここからなのです。
その事を論じる前に、皆さんには今しばらくお時間を頂いて、以下の新聞記事 をお読み頂きたいと思います。
┌──────────「2009年04月05日 山梨日日新聞」
海自護衛艦が外国船救助 ソマリア沖 脱法活動の疑い
防衛省によると、ソマリア沖で海賊対策活動中の海上自衛隊の護衛艦「さざな み」が、4日午前2時40分(現地時間3日午後8時40分)ごろ、海上警備行 動の警護対象外のシンガポール船籍のタンカーから「海賊らしい小型船舶に追 われている」との国際無線連絡を受け現場海域に急行、約20分後に追い払っ た。
海上警備行動での警護対象は日本船籍、日本人、日本の貨物を運ぶ外国船など 日本関連の船舶に限られており、脱法的な活動だった疑いがある。
防衛省は「船員法の遭難船舶等の救助を適用した。武器などの強制力を使って おらず問題はない」としている。
防衛省によると、さざなみはタンカーから約7Km離れた位置で無線を受け、約 10分後に、約5.5Kmまで接近。約10分間にわたりサーチライトを照射し たり「長距離音響発生装置」と呼ばれる大音量を出す機器で現地語を使い「こ ちらは海上自衛隊」などと呼び掛け、追い払ったという。
タンカーに近づいた船は、はしけ船の後ろに3隻の小型船をつなげて航行して いたが武器は使っておらず、防衛省は「海賊船かどうかは不明」としている。
海上警備行動では日本関係船舶以外の警護はできず、政府は対象を日本と関係 のない外国船舶に広げる新法「海賊対処法案」の早期成立を目指している。
船員法14条は「船長は、他の船舶または航空機の遭難を知ったときは、人命 の救助に必要な手段を尽くさなければならない」と定めている。
海自の護衛艦は日本時間の3月30日夜から警護活動を開始し今回が3回目。 オマーン側からジブチ側に西向きに、日本関連船舶3隻を護衛しながら航行し ていた。
└──────────
┌────────── 「ズーム:ソマリア沖の海賊対策」
海上警備行動での警護対象は日本船籍、日本人・日本の貨物を運ぶ外国船など の日本関連船舶に限定。武器使用は警察官職務執行法を準用、海賊側に対する 射撃は正当防衛か緊急避難の場合に限っている。
政府は今国会に「海賊対処法案」を提出、成立後は活動根拠を海上警備行動か ら新法に切り替える。
└──────────
┌──────────「2009年04月12日01時46分 読売新聞」
海自護衛艦、ソマリア沖2度目の不審船対処・武器不使用
11日午後3時10分(現地時間午前9時10分)頃、アフリカ・ソマリア沖の アデン湾で、海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」が、約18Km離れた海上を航行 していたマルタ船籍の商船「パナマックス・アンナ」から「海賊に追われてい る」との無線連絡を受けた。
パナマックス・アンナの近くで航行していた不審船に対し、さみだれは5キロ 余りの距離まで接近。大音響発生装置を使い、海自の護衛艦であることを告げ たうえで搭載ヘリコプターを現場に飛ばしたところ、不審船はパナマックス・ アンナから離れた。さみだれの武器使用はなかったという。
高速移動できる襲撃用小型ボートをえい航しているのが海賊船の特徴とされる が、防衛省によると、今回の不審船も小型ボートのようなものを伴っていた。
ただ、実際に海賊船だったかどうかは確認できていない。さみだれは、5回目 の警護活動を終え、次の警護対象船が集まるのを待っていた時に無線連絡を受 けた。
今回の派遣は海上警備行動に基づくため、警護は、1)日本籍船 2)運航主 が日本の事業者 3)外国籍船でも日本人が乗船――などのどれかに該当する 船舶が対象。
パナマックス・アンナは対象外だが、さみだれは同省統合幕僚監部などに連絡 したうえで活動した。同省幹部は「人道上の観点から対処した」と説明してい る。
護衛艦が不審船に対処したのは、今月3日に続き2回目。前回も警護対象外の 船舶から救援を求められた。
└──────────
今回のソマリア沖への海自護衛艦派遣に関しては、4月12日現在、政府が進 めている新法=海賊対処法)が成立しておらず、依然として暫定措置として自 衛隊法の「海上警備行動」に基づく活動が行われている訳ですが、派遣当初か ら問題視されていた事があります。
それは、護衛艦による警護対象が、
・日本籍船 ・運航主が日本の事業者 ・日本人が乗船する外国籍船
の、いずれかのケースでなければならないというものです。
しかし当該海域は、日本以外の外国船も多くが航行しており、等しく海賊被害 を蒙っているのが実情です。ですから、上記2件の記事のようなケースは今後 も発生する事は目に見えています。
それに対して、やれ「脱法活動」だのといって現地で任務に就いている護衛艦 に制約を課して良いものなのか? 護送船団が航行する近くで外国船が海賊の 襲撃を受けていたり、そこまでいかずとも、受けつつある状況下で、護衛艦が 「見て見ぬふり」を果たしてできるものなのか?
よしんば、艦長が法律を厳格に解釈し警護対象外だからといって何の対応もせ ず、その結果外国船が海賊に制圧されたり、乗組員に死傷者が出た場合、国際 社会はどのような目で海上自衛隊を、ひいては派遣国である日本を見るのか?
事は脱法云々のレベルに留まらず、日本の国際的地位や国益にも影響を及ぼす 極めて重大な要素を含んでいるのです。
皆さん、考えてもみて下さい。例えば、某県の現職警察官が、非番を利用して 都内にやって来たとします。すると、繁華街の路地で、自分の目の前で強盗事 件が発生!彼は他県の警察官ですから都内は管轄外、ましてや非番という理由 で、見て見ぬふりをしても許されるものなのでしょうか?
警察官とはいえ「部外者」である以上、所轄の警察官に任せるのが筋であり、 自分自身は何もしなくても問題ないという「論理」、これ自体は決して間違っ てはいません。
勝手な行動が現場(所轄)にいらぬ混乱を生じさせるかも知れない以上、自分自 身は余計な事をせず、現場に任せるという考え方にも一理あります。しかし、 例え管轄が異なろうが、同じ警察官である以上、指をくわえて唯々傍観してい る事に対する「道義的責任」は免れ得ないでしょう。これと同じ事です。
「管轄」は違っても、海賊の襲撃を受けている外国船があるのであれば、護衛 艦が対処するのは当然の事です。それを、やれ「脱法活動」等といって問題視 する事自体が、むしろ私に言わせれば問題、それも「大問題」である訳です。
阪神・淡路大震災で被災した神戸市街。震災自体は確かに「天災」だが、災害 救助部隊の派遣出動要請の遅れ等による被害拡大や死傷者増加は明らかに「人 災」であった。
法律を遵守する事が法治国家としては極めて重要な事である事は私も認めると ころです。しかし、平成7(1995)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災に 於いて、近傍派遣した現地自衛隊部隊を除き、周辺の部隊は迅速に災害救助出 動の準備を整えたにも関わらず、
「法律」に基づく災害派遣要請の大幅な遅れから、初動段階で「迅速且つ有効 な救助活動ができず」その結果、被害の拡大と死傷者の増加という結果を生ん でしまいました。
----自衛隊の名誉の為に言いますが、彼らに非は全くありません。実際、地震 発生後、早い段階で準備を完了、要請が来れば即時出動できる態勢を整えてい たのですから。
寧ろ、悪いのは、自衛隊部隊に派遣要請をしなかった当時の貝原俊民・兵庫県 知事(派遣要請は、機転を利かした野口一行・兵庫県消防交通安全課課長補佐 が知事への事後承諾で行った)であり、未曾有の大災害にも関わらず、何の役 にも立たなかった総理の村山富市である----
これは「法律」を厳格に守ったが為の「悲劇」──私はそのように考えていま す。
法律は様々なケースを想定して制定されているものですが、人間が考え出した ものである以上、完璧なものなどあり得ません。法律の隙間を突く欠陥もさる 事ながら、「想定外の事象」もなきにしも非ず。ーーーそれが「法律」の宿命 である訳です。
しかし、その「法律」の為に人命が危険に晒されるのであるとすれば、そこは 機転を利かして対応する。緊急避難的な措置で乗り越える。それが法律を補完 する人間の智慧ではないか?ーーーと私は思う訳です。
ソマリア沖へ派遣された2隻の護衛艦「さみだれ」と「さざなみ」。様々な制 約の中で粛々と任務を遂行されている隊員の皆さんには頭の下がる思いです。
日本が、そして日本人が、先の大戦の敗北により失ってしまった事、忘れてし まった事を、今回の「脱法活動」云々の話が思い出させてくれるのだとすれば それはそれで決して無駄ではないでしょうし、
「大事な事」を大事な事として当たり前のように認識する事ができる国として 日本が蘇る契機[きっかけ]となる事を願ってやみません。
= この稿おわり = ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ▽ 105 「海自艦隊ソマリア沖派遣にみる歪んだ思考」
┌─┬───────────────────────────────┘ │●│「ラストエンペラー愛新覚羅溥儀は漢奸ではない」アンケート結果 └─┘ ◇ なるほどこのとおり!
-------------------------------- 75人 (90%) ◇ よく分からない・・・
-------------------------------- 0人 ( 0%) ◇ 戦後、新中国に属したんだから漢奸で当然
-------------- 5人 ( 6%) ◇ 知らなかった..初めて知った -------------------------- 3人 (
4%)
┌─┬───────────────────────────────┘ │●│ お寄せいただきましたご意見や感想。 └─┘ ┌──────────「紅河治水さん」
日本人の発想で「中華思想」をトヤカク言ってもあかんよね。
このような発想をする集団が隣人、という現実に対し、日本人はどう発想し、 行動するかでしょうか。ーーーそれが「国際化」かもね。
└──────────
「帝国電網省」の凄いところは、英語バージョンのページがあり「歴史再考」 の記事で、外国人に知らせたほうがいいと思われるものについては、英文にし て掲載していることです。たくさんの題目がありますが、卑近な例では「従軍 慰安婦問題」や「南京大虐殺問題」などです。
我々は日本語では主張していますが、英語ではしておりません。しかし、世界 中に訴えるべき主張は、やっぱり英語でやったほうが効果があるわけで、その ご努力には頭が下がります。
自分の勉強にもなります、著書を購入して応援を!しようじゃありませんか!
「検定不合格 教科書になれなかった史実」 雷韻出版1500円 「検定不合格 教科書になれなかった史実2」 雷韻出版1500円 「汝の敵中国を知れ 知られざる反日国家の顔」雷韻出版1350円
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ インド徒然 ▽▼ ┃
☆ 日本のパキスタン支援 ――――――――――――――― はぐれ雲さん
――― 汚職助長の可能性
麻生政権、最近、発展途上国へ「支援金」を「ばら撒き」まくっている。それ も10億ドル≒1000億円単位…。
問題は金額だけではない。問題は、真の支援として、支援金を有効活用させる 為の人材・組織が見えない点にある。
外務省や経産省、各国在の大使館の役人では、支援実務は不可能だろう。机上 の案、金額もアイデアも立派に見えるが、実務に関しては他人事である。
実務に関係すれば汚職に繋がるので、「実務には一切関与せず」が鉄則なので 無理もない。1〜2年後に「予算が余ったから、何とか消化して形を整えてく れ。金銭的に‘辻褄’が合えば何でも良い」という「官僚的な要請」が世界各 地から聞こえてくる醜い状況が目に浮かぶ。
日本各地の役所でも、長年、年度末になると「このような会話」が役人の間で 繰り返されてきたのが実態だろう。年度末には、予算消化を目的とした公的機 関の「海外視察ミッション」派遣も多い。しかも予算に織り込み済みである。
中央から派遣された若手官僚の「卒業旅行」?…。
今度はパキスタンに支援金1000億円供与、20数カ国で40億ドルの支援 を検討しているが、日本は25%負担すると粋がっている。所詮、裏でアメリ カから要請され肩代わりするのだろう。
暗殺されたブット元大統領の夫であるザルダリ大統領は、富豪の親米実業家、 最大野党のリーダーであるシャリフ元大統領は、反米のイスラム原理主義者、 両人ともに‘汚職の傷’がある。
パキスタン状勢は、先月復職したチョードリー最高裁長官がKEYを握ってい る。特に、選挙では長官の復職を公約として掲げておきながら、大統領就任後 は「自らの汚職が再審される可能性が大きい」と怯え、長官の復職を拒んでい たザルダリ大統領、今は戦々恐々としているだろう。
パキスタンに「汚職はつき物」である。政変の度にリーダーの汚職に関する非 難合戦が繰り広げられる。だが一向に汚職は止みそうもない。アフガニスタン も同様である。政治権力は利権でもある。
パキスタン経済支援、反米感情の高いパキスタンでは、「アメリカの直接的支 援」は反感を買う。パキスタンの政治家が「親米」「アメリカ寄り」と非難さ れ攻撃される。
それ以上に、今のアメリカには資金的余裕がない。オバマ大統領は日本に肩代 わり=資金的協力を要請しただろう。当然、麻生首相は満面に笑みを浮かべ、 「OK」した事だろう。オバマ大統領に個人的に「頼られている」と勘違いし たのかも知れない。
――― 汚職醸成効果?
パキスタンでの支援事業は、「貧困対策」「インフラ整備」「教育関連設備設 置」を柱にしているらしいが、実際に事業を行う主体の殆どは「民間企業」で ある。
支援事業=支援ビジネスである。政治家・政府の役人・パキスタン実業家が関 与する。当然、ビジネスは利益を生む。日本の企業も関与するだろう。交渉相 手はパキスタン政府の役人とパキスタン民間企業、そこに政治家が登場するの が常…。中国と同じである。中国の場合、殆どは共産党員であるが…。
支援事業で大きな利益が出れば日本のマスコミに叩かれる。パキスタン政府の 役人との接触や、もし政治家が絡むような事があれば、日本のマスコミが大騒 ぎする。コンプライアンスに過敏になり過ぎた日本企業は、積極的な関与は避 けるだろうし、むしろ消極的だろう。
では、日本政府・関係省庁が具体的に事業に関与できるか?
日本の国家公務員はビジネスに関与できないし、よしんば規制を変え関与可能 としても、能力的に無理だろう。日本政府は「公益法人」に協力要請している が、公益法人は「調査・検討・案作成・評価」ぐらいはできるだろうが、一切 ビジネス当事者にはなれない。具体的交渉は民間企業任せになる。
汚職が助長・醸成される可能性が大きくなる。
麻生政権、IMF支援、ODA、アフガン支援、パキスタン支援、アフリカ支 援、アジア支援、アジア食糧生産支援…、支援・支援の連発で莫大な金額を各 国に公約しまくっている。
中国のアフリカ支援…、天然資源確保、中国人労働者の派遣、中国製品の市場 拡大、中国製武器販売…「中国のアフリカ植民地化政策」と批判されている。 アフリカの独裁者に対する支援に繋がっているという「人道的批判」も渦巻い ている。
「人道問題」以外は全て中国の思惑通りだろう。中国はミャンマーでも同じよ うな支援を行っている。
では、日本政府は何を考えて支援金をばら撒いているのだろうか?
腹の中には「理想論」が渦巻いているのだろうが、理想論だけで具体性が見え ない。金額だけが先走りし、支援を実施する主体の姿が見えない。 何故か? 支援に日本人と日本企業が余り関与していないからだろう。支援の 結果も日本国民には余り知らされていない。公益法人のPRに、わずかな成功 例が紹介されているぐらいである。
莫大な支援金、どんぶりの中に入れられ、地元の政治家・政府の役人の裁量で 使われる。金には色も国もない。汚職の資金源になりやすい。
汚職大国、BRICs・韓国・パキスタン・アフガニスタン・バングラデシュ ・ASEAN諸国・アフリカ諸国…、ベネズエラのチャベス大統領の疑惑も、 公然とした事実のようだ。支援は良いが、支援金は汚職を助長し、政治的混乱 を醸成する可能性もある。物言えば「内政干渉」になるが…、
「支援する側にも責任はある」だろう。正に北朝鮮が典型的な例である。
昔、日本のODAでパキスタンに学校が建てられた。その学校は神学校として 今でも活用され、イスラム原理主義過激派の温床となり、タリバンを育ててい る。心の通わない支援は、どのような結果になるか将来にしか判らない。
支援事業は良いが、先ずは、支援する日本側の人的協力体制構築、支援事業に 関するルールの明確化、日本政府・公益法人と日本企業の役割の明確化=コン プライアンスと利益、NGO・NPOの役割の明確化と支援体勢、安全性の確 保等々の作業が重要だろう。
具体的作業をしていない現在の状態でばら撒きを行えば、逆効果=汚職助長に 繋がりかねない。経済効果はあるだろうが、被支援国の政治が乱れる。国民の 自主性・自立性が損なわれる危険性もある。
それとも、公益法人の役割を拡大・多角化し、天下りポストを「海外」に増や す算段だろうか? 最近、公益法人の各種「調査レポート」がかなり増えてい る。 ーーー皮肉り過ぎでしょうか?
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ わたしの主張 ▽▼ ┃
☆ 子供を駄目にするTVニュースに抗議! ―――――― 故郷求めてさん
不法入国者が強制退去になるのは当たり前。
これほど当たり前のことはあるまい。
日本で生まれた娘に特別に在留資格を与えてやった温情を逆手に取って、
「両親と離ればなれになる娘がかわいそう」
などという扇情的な台詞をそのまま垂れ流す売国テレビメディアは恥を知れ!
離ればなれがイヤなら、今すぐ、親子揃って日本から出て行け!誰もそれを止 めてはいない!
親子の離散がそんなに悲惨か? こうしている間にも、何の罪もない子が交通 遺児になっているではないか!事故で我が子を失う親だって、ほぼ毎日発生し ているではないか!
何故不法入国者だけ、悲惨そうな取り扱いをするのか??
それとも、拉致被害者とも同列か??
我が子が腐ったニュースを真面目に受け止めて、信じてしまうではないか!
こんな甘ったれ親子を報道するメディアに、教育を語る資格があるのか!
糞ほどの存在意義も示さない報道機関なら、消えてなくなれ!
= この稿おわり = ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ▽ 「子供を駄目にするTVニュースに抗議!」
┌─┬───────────────────────────────┘ │●│「規制緩和と事後主義」読後アンケート結果。 └─┘ ◇ この意見に賛成
-------------------------------------- 34人 (76%) ◇ どうか?よく分からない
------------------------------ 8人 (18%) ◇ この意見には肯けない
-------------------------------- 3人 ( 7%)
┌─┬───────────────────────────────┘ │●│ お寄せいただきましたご意見や感想。 └─┘ ┌──────────「まいさちさん」
いつも誰かに守って欲しいと思う依存心の強さ、約束事は、あくまで理想なん だから、少しぐらい破ってもいい、という甘えが我々には少なからずあるので はないでしょうか?
事大主義とホンネタテマエの論理からの脱却、が我々の課題ではないかと思い ます。
└────────── ▼ ┌──────────「故郷求めてさんから」
人間社会には、少なからず依存心・約束破りは存在すべきものでしょう。しか し、規則が厳し過ぎるのは考えものだと思うんです。
言われてみれば確かに事大主義とも通じるものがありますね。
└──────────
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ 読者の広場 ▽▼ ┃
┌──────────「keikoway1022さん」
OJIN
さん、同胞を笑いものにしちゃいけませんぜぇ。 よく教えてあげてくださいよぉ。 それでこそ株も上がるというもの!じゃありませんか。
ーーーちょっと、ガッカリ。
└────────── ▼ ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
笑い者にしてるんじゃなくて、いつも啓蒙記事を載せてるんですが、染み込ん でいる日本優越意識は変わらず、現実に気付いてもらえません・・・・
たまには逆説的にやってみるべーか、、というので書いたんでございます。
└────────── ▼ ┌──────────「keikoway1022さん」
そうですか。そんな輩は相手にしないことにしましょう。
でも、絶世の美女のお店、教えていただく事はできませんでしょうか? って、女の私が言うのもどうでしょうかねぇ。ーーー失礼しました。
└────────── ▼ ┌──────────「(^^) OJIN
です(^^)」 ┌-------- そんな輩は相手にしないことにしましょう。 └-------- ところが・・・そういう輩が今の日本人には多いんですよ〜〜〜〜
だから人気がないんです。とほほ・・・・
┌-------- でも、絶世の美女のお店、教えていただく事は出来ませんでしょうか? └-------- 女性のあなたがそれを聞いてどうするんですか!?小姐やるの?!
見つけるのは簡単、台湾人の後をついてゆけばいいんです。でも、
〜〜〜高いよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
└──────────
┌──────────「向日葵のらさん」 ┌-------- いま中国の飲み屋で、金払いを含めて遊びの人気順は、 台湾人>中国人>日本人&欧米人>韓国人 └-------- 日本人が台湾人、中国人の後塵を配している理由は何なのでしょう?
逆に、台湾人、中国人が人気の理由は?
└────────── ▼ ┌──────────「(^^) OJIN
です(^^)」 ┌-------- 日本人が台湾人、中国人の後塵を配している理由は何なのでしょう? └-------- 十年以上前の日本と中国の経済格差が今でもある、かのような態度で接するの がひとつ。あとは下の各理由の裏返し。
┌-------- 逆に、台湾人、中国人が人気の理由は? └-------- 1.金払いがいい。
2.女の子を口説くにも、ぽんと札束を積み上げる。----もちろんその前に、 手練手管を駆使して、ちゃんと女の子の心を掴むようにしている。
日本人は、決め手の札束ポンをしない。(できない?) &女の子の心なん か関係なく、直ぐに体の関係を迫るやつが多い。
3.店の決まりなんかに関係なく、女の子にチップを上げる。
4.消費金額のケタが違う。
5.楽しく騒ぐ。日本人はカラオケぐらいしかない。
6.言葉が100%通じる。どんなワイ談でもすぐ通じる。
└────────── ▼ ┌──────────「向日葵のらさん」
傲慢なくせに金払いが悪く、その上、情を無視してただスケベなだけ、なんて 最低じゃないですか?? なんや、情けない日本男児!!!!
慎ましやかな金額しか払えなくとも、せめて礼儀正しく折り目正しく、女性へ の接し方もスマートに、心を込めた情を大切にすれば、こんなに不評にはなら なかったかもしれませんね。ーーー残念です。
それにしても、台湾は不景気だって聞いてましたが、中国に行く台湾人はリッ チなんですね。「大盤振る舞い」は、台湾人・中国人の気質だなと思います。
└────────── ┌──────────「やせ我慢さん」
ばっ、バカにするなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜 : : : : でも、台湾人用のお店、行きたい^^)
追記:中国・韓国の庶民は、本心か無意識かで、日本が好きなんですよね〜
└────────── ▼ ┌──────────「(^^) OJIN
です(^^)」 ┌-------- ばっ、バカにするなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜 └-------- だから、バカにしてるんじゃないってば〜〜〜
┌-------- 台湾人用のお店、行きたい^^) └-------- こらこら〜〜〜
┌-------- 中国・韓国の庶民は、本心か無意識かで、日本が好きなんですよね〜 └-------- そうですね〜〜〜、少なくともわたしが知ってる範囲ではそうです。
└────────── ▼ ┌──────────「やせ我慢さん」 ┌-------- 1.金払いがいい。 └-------- 使える金が有るなら、綺麗に使います^^)
┌-------- 2.女の子を口説くにも、ぽんと札束を積み上げる。----もちろんその前に、 手練手管を駆使してちゃんと女の子の心を掴むようにしている。 └-------- 積み上げるお金があるなら、いくらでも積みます^^)
┌-------- 3.店の決まりなんかに関係なく、女の子にチップを上げる。 └-------- 上げなくていいなら、絶対に上げません^^)
┌-------- 4.消費金額のケタが違う。 └-------- 使える金があるなら…以下省略
┌-------- 5.楽しく騒ぐ。日本人はカラオケぐらいしかない。 └-------- う〜〜〜ん、真面目だからね〜
┌-------- 6.言葉が100%通じる。どんなワイ談でもすぐ通じる。 └-------- こりゃしょうがない。
└────────── ▼ ┌──────────「(^^) OJIN
です(^^)」 ┌-------- 使える金が有るなら、綺麗に使います^^) 積み上げるお金があるなら、いくらでも積みます^^) └-------- ところが、日本人はそうじゃないから人気ないんです! お金は持ってるくせにチビチビとしか使わない・・・・
┌-------- 上げなくていいなら、絶対に上げません^^) └-------- ほらこれだ!・・・日本人の典型的標準型・・・だからモテないの・・・
└──────────
┏━━━━━━━━━━「(^^) OJIN です(^^)」
皆様からどのぐらい情報をお寄せ頂けるか、にもよりますんですが、できれば 「業界の内部から」をシリーズ化したい、と考えております――――。
その業界の中では周知の事実のような事柄でも、一般の我々には窺い知ること のできない情報は山ほどあるんじゃないかと思います。
既にリタイアされた方なんかだと、更に書き易いのではないでしょうか?
ーーー皆様からのご寄稿を、切に切にお待ち申し上げております。<(_ _)>
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ あとがき ▽▼ ┃
中国にいて日本の報道を眺めておりますと、悲観的・自虐的・ネガティブな内 容が多いように感じます。片や中国の報道は、ちょうどその裏返しのようで、 中国には悪いことはないの?ーーー極端にいえばそんな感じです。
弊誌の記事の場合は、総論的なものに対しては賛成が多いですけれど、各論的 なものへの反応はぐっと低くなります。
また、マスコミ報道と同じ傾向で、何かの事象を批判したり叩いたりする記事 のほうが、こうすればどうか、ああすればどうか、という提起的な記事よりも 人気(?)があるようです。
そりゃ提起する内容の問題だよ、といわれればそりゃそうかもしれませんが、 なんかそれだけではなく、日本人の国民性みたいなものが投影されているよう な気がしてなりません。
月曜日号で「外国から1千万人の花嫁を」を書かせていただき、さらに次弾と して「中国一部地域ノービザ!買物客を呼び込もう!」を考えていましたが、
花嫁記事の拒絶反応の凄さに怖れをなして、当分見合わせることにいたしまし た――――。
今回の花嫁記事に対するコメントの中には、この人は記事の内容をキチンと読 んでくれてコメントしてるのか?と、疑問に思うような、思い込みが先に立っ て、記事の趣旨が頭に入っていないんじゃないか?と感じられるものがあった ように、
先入観や思い込みが強く、違う考えを受け入れられないんじゃないか?と考え ざるを得ませんでした。
ーーー躍進する中国を眺めるのは、日本人にとっては気分のいいものではない かもしれません。
しかしこれは、かつての時代(今も?)、欧米人が日本に対した感じも同じだっ たのではないでしょうか?ーーーしかも日本の場合は、日清戦争は東洋内のこ とですからともかく、
日露戦争でロシアを負かし、単独ではないとはいえ第一次世界大戦ではドイツ を負かし、第二次世界大戦では敗れたりとはいえ米英蘭中ソと全面抗争‥‥。 ーーーだからこそ黄禍論も蔓延しました。
そして戦後、あれよあれよという間に復興して世界第二位の経済大国。
ーーー白人諸国の人々の気持どうだったでしょう?
いま勃興している中国に対するどころの気分ではない、とは思われませんか?
わたしは、日本人がいま中国に対して感じている気分というものは、日本にお ける中国人犯罪がどうのこうのというよりも、グングン成長を続ける中国への 妬[ねた]み、嫉[そね]みが心の底に澱んでいるのではないかと思っています。
ーーーそれがいま日本を覆っている中禍論の根っこなのではないかーーー
日本と中国は、嫌いだからといっても、住いのように引っ越すことなどできは しません。であるならば、相手の成長を助け、こちらもそれを可能な限り利用 して自分のために役立てる。
対立して諍うより、そうしたほうがお互いのためになるとは思われませんか?
お互いに不毛の諍いをやっている間に、国際政治の遊泳テクニックに長けた欧 米のお国に、トンビに油揚げを攫われてしまう、結果になるような気がしてな りません――――。
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