Mail-Magazine 09 BackNumber
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┃ ┌─────┐ ┌──────────────────┐ + ☆
┃ ☆ 水 曜 版 ☆ ≪ WEB 熱線 第1163号 ≫2009/04/15_Wed  ++++ ☆
┃ │ (*^−^*) │ ├──────────────────┤ +☆
┃ ☆ WEB 熱線 ☆ ―― アジアの街角から:亜洲街巷信息 ―― ++++ ☆
┃ └─────┘ └──────────────────┘ + ☆
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐

│・坂の上の雲を ---- 皇帝アウグストゥスに学ぶ(下) ---------- 紋起さん

│・表上海!裏上海? お休みさせて頂きます ------------ 半日半華人さん

│・インド事報 ------ 百年に一度という認識は大間違い ---- はぐれ雲さん

│・読者の広場 ------ Hal さん・あいぼんさん・Beroさん。

│・あとがき -------- 日本への便が満員!?

│〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

│・広告掲載は<(_ _)>σ http://chinachips.fc2web.com/pr/prindex.html

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◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇

│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│  「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。

│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│  別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。

│3.ライター兼編集発行の私 OJIN とライターさん数人で執筆しています。

│4.内容の転載や引用は自由ですが、必ず「出典元の名称とURL」を併記
│  して下さい。一報頂ければこちらも案内リンクを架けさせて頂きます。

◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇
 
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┃▼▽ 坂の上の雲を ▽▼
 
☆ 皇帝アウグストゥスに学ぶ(下) ――――――――――――― 紋起さん
 

横田増生著「フランスの子育てが日本の10倍も楽な理由」という本に、年越
し派遣村村長の湯浅誠氏が寄せている推薦文がある。
┌--------
広く世界に目を向けよう。正社員賃金カットの前に、家計負担を軽くしなけれ
ば少子化は進む一方だ。収入だけに目を向けるのではなく、家計支出にも目を
向けてみよう。
 
なぜ私たちはこんなに稼がないと、まともに子どもを育てられないのか。今の
日本は支出が高過ぎる。教育・住宅のセーフティネットがないために、働いて
も働いても余裕がない。
 
高すぎる教育費・住宅費が、長時間労働とサラリーマン戦士をつくる。取り残
された非正規社員は結婚もできないし、子どももつくれない。誰もが安心して
子育てできる国にしなければ、次世代はいったい誰が担うのか。
 
日本ほどの急激な少子高齢化は自然現象じゃない。本当の少子化対策のヒント
がここにある。日本の将来を憂うすべての人に読んでもらいたい。
└--------
 
彼の論の主旨は、お金がないから子供を作らないのだということに尽きる。
 
そしてその原因の全てが政治にあるというのだろう。なぜ全てが受身で、金が
あれば子供だって産みますよと言えるのだろう。
 
「皇帝アウグストゥスに学ぶ(上)」で述べたように、日本の合計特殊出生率が
下がるのは、日本が豊かになりつつある時からであった事実の他に、
 
世界各国の所得と合計特殊出生率の関係を端的に示す本川裕氏のデータがある
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1563.html
 
相関係数0.66という、社会科学では極めて高い関係で、豊かになるほど合
計特殊出生率が下がる、明らかな逆相関があるのだ。それは湯浅氏の「お金が
ないから子供を作らない」論とは全く相容れない。
 
ーーー豊かになると少子化になるのは人類の常なのである。
 
┌--------
その下に、先進国では、所得水準の高い国で合計特殊出生率が高いというデー
タが示されているが、私は違うと思う。相関係数は低く、また、マカオ、香港
などを入れると様相が異なる。
 
このデータは、出生率1.6を境にして、上のグループと下のグループに区分
されると見たほうが正しい。そして、2つのグループ内では、所得水準と合計
特殊出生率は全く相関していないというデータである。
 
上下のグループの区分は、有効な少子化対策の有無ではないかと思う。
└--------
 
確かに、フランスは先進国の中で少子化対策に成功している国である。GDP
比で、かなりの額を少子化対策にかけている。しかし、お金を掛けたら少子化
が改善されるかと言えば、そうではない。
 
合計特殊出生率と少子化対策費との相関よりもかなり強い相関で、老齢化対策
費と少子化対策費の比率と合計特殊出生率との間に関係がある。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1586.html
 
相関係数0.41だから、かなり良い相関とみなせるから、少子化対策にお金
をかけることが決め手ではなく、老齢化対策に比して少子化対策を多く施すこ
とが肝要なのである。
 
その理由は、本川氏のコメントの主旨通りで、
┌--------
少子化対策レベルそのものより、高齢化対策に対する少子化対策の相対ウェイ
トが高い国ほど出生率も高いという傾向が見られる。福祉国家の発達により、
高齢者扶養が私的扶養=自己負担扶養)から社会的扶養=社会保険や税による
扶養)に変化したのに、
 
子育てが私的扶養でのみあり続けると、子供を産み育てることなく、高齢者に
なったときは社会的な便益を受けよう、とする者が増えることが示されている
と思われる。
 
即ち、子育ての費用を負担せずに相対的に豊かな生活をして、高齢者になった
ときには、若い世代から子育した人と同じだけの社会的扶養を受けられるため
子供を産み育てないほうが有利、とする者=フリーライダー)が増えるのであ
る。
└--------
というものである。
 
私は基本的にこれが少子化の大きな原因だと思っている。特に女性にとって、
子供を産み育てることから解放されて自由に生き、そして子育てした人と同等
の老後が送れるのなら、こんな得した人生はないと思うのではなかろうか。
 
これは子供を育てようとする外因的動機が弱いことを証明しているのである。
 
従って、外因的動機が強くなるような施策が必須といえる。
 
しかし、日本の少子化対策は、主として既婚者を対象にしたものである。すな
わち、子供を持ちたいと思っている人が、出会う困難をできるだけ少なくする
対策で、いわゆる阻害因子の排除が主となっている。
 
だが、問題は内因的、外因的動機を強めて、未婚率を低下させねばならないこ
となのだ。ーーーそのためには、子供を持った人と持たない人との税負担を、
明確に変えるべきである。
 
なぜなら、子供を持ち育てるのは、次世代を支える公共財に対して投資をして
いるのと同じである。その額は、生まれてから21歳までで1人当り2400
万円とも3000万円とも言われている。
 
現在の所得税の扶養家族控除は38万円/年だから、扶養家族の期間21年と
しても、約800万円の基礎控除でしかない。この基礎控除では、税金が高い
人でも、せいぜい300万円強の税額控除でしかないのだ。
 
従って、子供を持たない独身者や夫妻に、40年で子供2人分の養育費に相当
する税金=税額が5〜6千万円)をかけるべきなのだ。ーーー年平均として、
少なくとも120万円の税金を増やすのである。
 
これは、公共財に対する投資をしない人が当然負担すべきペナルティである。
 
子供のできない夫婦には残酷だという意見があるかも知れないが、公共財への
投資をしていないのは変わらないのだから、負担すべき責任は変わらない。
 

                        = この稿つづく =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 「皇帝アウグストゥスに学ぶ(下)」
 
 
締切:2009年04月18日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│「皇帝アウグストゥスに学ぶ(中)」読後アンケート結果。
└─┘
◇ この説に賛成 ---------------------------------------- 23人 (56%)
◇ どちらかといえば賛成 -------------------------------- 12人 (29%)
◇ どちらともいえない ----------------------------------  3人 ( 7%)
◇ どちらかといえば反対 --------------------------------  2人 ( 5%)
◇ この説に反対 ----------------------------------------  1人 ( 2%)
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ お寄せいただきましたご意見や感想。
└─┘
┌──────────「西さん」
 
高率な独身税を導入・不妊治療を保険扱い・高額育児手当・職場近接保育園・
ということで進めるとしたらうまくいくのだろうか。
 
仕事のほうが楽しいか否かは個人の自由だが、国家として困るならペナルティ
を払って堂々と独身を満喫する自由も必要。ーーー但しこの場合、能力が高い
人間は米国等に住居を移すこともありえる。
 
ーーー収入が低い独身者には税金もかけられない。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」
┌--------
高率な独身税を導入、不妊治療を保険扱い、高額育児手当、職場近接保育園と
いうことで進めるとしたらうまくいくのだろうか。
└--------
今より、絶対によくなると思います。海外に移住するか、国内にとどまり育児
をするかは、子育ての好き嫌いによるでしょうね。子供は、持ってみると可愛
いものですから、移住する人は限られた数ではないでしょうか。
 
貧しい独身者は、雇用を拡大する起業の振興をなし、そこに就職できるように
職業訓練を受けることに尽きると思います。働かぬ人に対して、分配のやり方
だけで皆が幸せになる時代は終わったのではないでしょうか。
 
└──────────
 
┌──────────「やせ我慢さん」
 
とても参考になりました。子供を産まない理由を言葉通りに真に受けるのは、
ずっとおかしいと思っていました。
 
戦後の苦しい時にベビーブームが起こり、ニューヨークの大停電で出産が増え
るのです。ーーー本当の理由は、非常に動物的なものだろうと思います。
 
でも、女性の人権や人間のプライドから、それを公の制度に取り入れることは
できないでしょう。
 
また、可能なのに子供を作らなかった夫婦が、子供を育てた人と同じ老後保障
はおかしいと思います。年金を支える世代を意図的に作らなかった人は、当然
それに見合ったものにするべきです。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」
┌--------
可能なのに子供を作らなかった夫婦が、子供を育てた人と同じ老後保障はおか
しいと思います。年金を支える世代を意図的に作らなかった人は、当然それに
見合ったものにするべきです。
└--------
全く異論なしの賛成です。年金が賦課方式で成り立っている以上、自分が先輩
世代の年金を拠出する義務を果たした上に、自分たちの世代の年金を拠出して
くれる世代の誕生・育児を果たして、はじめて年金を受取れるように設計すべ
きところを、
 
先輩世代の年金を拠出しただけで受取れるように設計したのが大きな間違いで
あります。そして、そのことで起こる少子化が、次の世代に過酷な問題を担わ
せるのですから、いささか酷いですね。
 
└──────────
 
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「坂の上の雲を」▼ 過去記事はこちら!
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┃▼▽ インド事報 ▽▼
 
☆ 百年に一度という認識は大間違い ―――――――――― はぐれ雲さん
 

――― 地球規模の自然の変化
 
ヨーロッパやアメリカで大雪が降り、多数の死者が出ている。大した積雪量で
はない、精々数十cm、電気や車に頼る近代社会の弱点だろう。
 
電気や車がなくては生きられない社会、人災でもある。電柱が倒れ、電線が切
れれば人が死ぬ。道路の積雪・凍結で人が死ぬ。
 
アメリカで頻繁に起こる大規模な山火事、原因は異常乾燥と放火によるものと
いわれている。
 
ハリケーン‘カトリーナ’の災害から、アメリカは常にハリケーンに怯えてい
る。ハリケーン上陸の予想が出る度に、数十万の人間が集団避難を余儀なくさ
れる。それでもゼロメートル地帯から離れられない住民も多い。
 
昨年は大洪水もあった。毎年繰り返されるハリケーン騒ぎや山火事、何ら打つ
手が無いのが実情のようだ。山火事は、大量のCO2を発生し、火事の跡の荒
野はCO2吸収に寄与しなくなる。
 
オーストラリアは、数年前からの異常旱魃、穀倉地帯は大打撃を受けている。
最近、集中豪雨で大洪水になった。これで旱魃の危機から逃れられると思った
だろう。しかし、今度は異常熱波襲来、メルボルンでも摂氏47度を観測し、
熱射病の死者がでている。
 
更に、50箇所を超える場所で山火事が発生し、オーストラリア史上最多を記
録する死者がでている。オーストラリアは元来山火事が多い。乾燥地帯の自然
現象で、一種の‘自然サイクル’といわれていた。自然に発生する野焼きのよ
うなものだろう。
 
だが、今回の場合は異なる。滅多に山火事が発生しない地域で発生、従い、民
家が建っている地域にも影響が及び、既に数十人が死亡している。放火の噂も
出ている。
 
穀倉地帯での旱魃の被害も出始めている。「百年に一度」の異常熱波と報道さ
れているが、異常乾燥は今年だけの問題ではない。「野生のカンガルーや駱駝
が繁殖し過ぎて、草や木々を食い荒らしている」と聞く。
 
最近はカンガルーや駱駝の肉を食べる運動が展開されているようだ。自然保護
に熱心と定評があるオーストラリア、だが、自然に対する考え方が少々甘いよ
うだ。
 
「自然を守る」「自然のままに保存する」のも良いが、増え過ぎたカンガルー
や駱駝、増え過ぎさせたのは人災だろう。過保護は保護とはいえない。
 
中国も旱魃の危機にある。中国政府は非常事態と捉え、人海戦術や人口降雨な
どを検討しているが、旱魃・水不足は今始まった現象ではない。
 
黄河流域の水量減少、井戸枯れ、砂漠化現象、かなり前から騒がれていた問題
である。都市化の波と森林伐採が水不足を助長している。異常乾燥も‘単なる
自然現象’ではあるまい。経済成長を優先し、自然保護を怠った事が自然の変
化」に影響しているだろう。
 
最近は森林保護に力を入れているが、自然を回復するには数十年〜数百年かか
る。農業用水として使えないほどに河川が汚染されている地域もあるとの報道
もあった。酸性雨の問題もある。
 
公害問題は封印して公表されない国だが、かなりの被害者が出ていることは予
想に難くない。重金属も垂れ流しだろう。
 
一番身近で深刻な影響は、自然災害もさることながら、食糧生産に与える影響
である。穀物生産、特に小麦生産に与える影響は大きい。中国、インド、アメ
リカ、オーストラリア、カナダ、アルゼンチン、欧州、ロシア、ウクライナ、
これらの国の気象には要注意である。
 
コメは、高温多湿地帯であるアジアが生産の中心地、地球温暖化はむしろ雨量
増加の可能性もあり、アジアのコメ生産にとっては好条件にもなる。
 
これら世界各地の異常な現象は「百年に一度」のハプニングではなく、ダイナ
ミック、且つ有機的に繋がっている地球の自然の変化と捉えるべきだろう。
 
気象は刻々と変わりつつある。ハリケーンの大型化、異常乾燥、熱波、いつも
は降らない場所での積雪…、これから変わるであろう地球の自然の変化の前触
れ現象、変化の兆しと捉えるべきではないだろうか。
 

――― 日本版ニューディール
 
米国に端を発した金融危機、世界中で「百年に一度」の危機という表現が良く
使われている。百年に一度とは「大恐慌」をイメージしているのはいうまでも
ない。
 
1929年10月24日(木)、ウォール街の株価大暴落。所謂、「ブラック・
サースデー」である。ウォール街の大混乱はあっという間に世界に波及し世界
大恐慌となった。
 
混乱状態は1933年まで続き、各国各様、政策的解決を模索・実行し、第二
次世界大戦に突入する。人類史上「大恐慌以前に大恐慌はなく、大恐慌以降に
大恐慌はない」。
 
戦後、小規模な恐慌現象はあったが、資本主義経済の宿命である景気循環程度
の事象であった。「大恐慌以来の異常なほどに大規模な経済危機」という表現
のほうが正しいのだろうが、政治家は「恐慌」という言葉を忌み嫌っており、
使いたがらない。むしろ恐怖感を抱いているようだ。
 
今回の危機は、大恐慌とは質が違う。一番大きい違いは、その規模だろう。
 
戦前の欧米列強時代の経済とは異なり、現在は「全世界が資本主義・自由市場
経済化」し、大市場である中国やインド、ロシアをも巻き込んだグローバル経
済体制。
 
そこに強大化し過ぎた金融資本と、無政府的に暗躍しているファンド・マネー
更には、巨額なオイル・マネー、チャイナ・マネー、ロシア・マネーなどが絡
んでいる。
 
今回の危機は世界規模の現象であり、その規模も巨大である。日本国内の事ば
かり考えず、グローバルに対処しないと、日本は方向を誤る危険性がある。
 
他方、世界的に貧富格差が拡大し、余裕のある者も多い。運良く金融危機の影
響が軽微な者も多い。逆に「投資のチャンス!」とみている者も多いだろう。
「風吹けば桶屋が儲かる」の如く、危機を逆手にとって儲けている者もいる。
 
政治家や経済界、マスコミは大騒ぎしているが、冷静に世の中を見守っている
者も多い筈である。その意味でも、百年に一度は当たらない。時代は時と共に
変化しており、「人類史上未経験の珍事」という表現も正しいかも知れない。
 
一過性の経済現象と楽観視している者も多い。給付金騒ぎの冷静な世論、嘲笑
的意見を見れば明らかである。これが現実だろう。
 
これから数年間、世界中で「合理化」と「自然淘汰」の時代が続くだろうが、
「政府がどのように関与するか」「それとも自由経済行動に委ねるか」が大き
な焦点となる。
 
「保護主義」=「変質資本主義経済」…。政府が資金力を武器に企業経営に影
響力を持つようになれば、企業経営形態は変わらざるを得ず、一種の「保護」
に通じる。「新型天下り構造」も出来易い。
 
一方「合理化」と「自然淘汰」の過程で、大量の失業者が発生するのは必至で
ある。「新規雇用機会の拡大」を図らなければ、大きな社会問題となる。失業
保険等の社会保障や、慈善事業などに頼っていては、そのうちに破綻するのは
目に見えている。
 
犯罪も増加し社会不安が高まる。最近「解雇され、新たな職にも就けず、生活
苦による犯罪」という報道が目立つようになってきた。マスコミが犯罪を煽っ
ているような感じさえするが、「そのような犯罪」が増える事は間違いないだ
ろう。
 
百年に一度などという訳の判らぬ言葉ではなく、人類が初めて経験する「未曾
有の危機」であり、「自由主義経済・資本主義へ変質」の時代に入る。従来と
は全く新しい形での思い切った解決策が必要だろう。現体制の延長上の小手先
の策では大して期待は持てない。
 
日本は、世界的に貧困な低レベルにある高齢者問題、医療体制=特に産婦人科
・緊急医療体制、少子化対策、その為の教育機関・訓練機関設置と指導員育成
更に、農水林産業問題、環境問題…、為になる改善・改革の事業は手付かずに
近い。
 
殆ど全てが、新規開拓事業となる。雇用機会の拡大につながる。
 
この際、既存の産業はある程度「自由競争社会の原理」に任せ、「社会福祉国
家」への基盤整備に国民の税金を回したらどうだろうか。それが功あるもので
あれば、文句を言う納税者はいないだろう。
 
それらの基盤整備を公共事業とすべきと思う。予算?…。軽々しく数兆円もば
ら撒ける政府、頭を使えばやり繰りできるだろう。「社会福祉国家へのニュー
ディール政策」である。
 
特に、高齢者の多い地方の医療体制の整備は急務である。
 
少子化が国の重要な問題であるならば、地域毎の産婦人科体制整備も重要だろ
う。仕事がきつく、その割には給料が低く過ぎるのが理由で、産婦人科医の希
望者が減っているのであれば、業務に見合った給料水準にすれば良い。
 
日本の‘国家的重要案件’であるならば、国費で補うべきだろう。希望産婆さ
んも増えるだろうし、地方に根付いた医療体制の確立は、地方活性化にもつな
がり、地方Uターンの可能性をも拡大する。費用対効果よりも重要な‘国民安
保’体制構築だろう。
 
ーーーそれとも、票数が少ないので無視しているのだろうか?
 
税金の有効な使い道はいくらでもある。職と共に「生きがい」も再生できる。
 

                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 感想やご意見をお待ちしています。 ojindesu@hotmail.com
 http://form1.fc2.com/form/?id=273573
 
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

「インド事報・インド徒然」過去記事は ▼ こちら!
 http://chinachips.fc2web.com/repoas/06haguregumo.html
 
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「はぐれ雲さんのブログ」→ http://dankaisedai.iza.ne.jp/blog/
 
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ 読者の広場 ▽▼
 
┌──────────「Hal さん」
 
老玩童OJINさん、
 
海外で食糧生産を!(下)も拝見しました。残念ながら、ちょっとラオスのほう
に出かけていましたので、貴提案を見る時間帯が、ちょうど1週間ずれてしま
いましたから、当然アンケートは無効だろうと思いますが、当方の感じた事を
書かせて頂ききます。
 
今回のお話で述べられた今村均将軍と兵士の皆様の立派な業績は、先号の感想
でも述べましたが、1986〜7年頃に訪れたカリマンタンの奥地の村々でも
確実に語り継がれていました。
 
その時は、バナナ育成の専門家であるアメリカ人の友人との調査旅行を兼ねた
旅でした。
 
当方も、指導者になるほどの器量は持ち合わせておりませんが、20数年前に
現地で実感した「ここは世界の食糧庫になる場所だ」という夢を改めて蘇らせ
て頂いた老玩童OJINさんの心意気に、少しでも賛同できればと思います。
 
先駆者藤田氏の情報もお教え頂ければと思いますが、来月以降に時間を見つけ
て、ぜひ再度カリマンタン島を訪ねてみたいと思います。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
Hal さん、こんにちは!
 
そうですか、ラオスへ行かれていたんですね。----賛成1票損した----
 
スマトラやカリマンタンの面積は、それぞれが日本の本州よりも広いですから
やる気になれば本当に「ここは世界の食糧庫になる場所」だと思います。
 
さらに、もしかすると、アメリカのテキサスではないですけれど、ある日突然
敷地内から石油が噴き出して億万長者!ーーーという幸運だってあり得ないと
はいえません。現にスマトラには大油田が存在するんですからーーー。
 
ーーーしかし、日本人は確実なものにしか手を出さない。
 
中国市場が開放された初期の頃、その他の国の企業に対するよりも日本企業に
対しては、かなり有望なオファーが数多く寄せられたそうですが、
 
まだ計画の前段階とか、海のものとも山のものともという感じのものが多く、
日本企業が適当な対応をしているうちに、他国企業がしっかり喰らいついて、
 
現実味を帯びてきてから慌てて巻き返しを図るも後の祭り・・・という事例が
多かったと聞きますが、まあ、日本人の国民性なんでしょうから、仕方がない
んでしょうか――――。
 
└──────────
 
┌──────────「あいぼんさん」10代@女性@学生@関東
 
はじめまして。私は19歳で彼氏は24歳の中国人です。
 
付き合って半年が経つんですけど、最近知ったことではないんですが、彼氏は
中国で産まれ日本で育ちました。
 
家族のビザで来たらしいんですが、彼の母が働いて見つかってしまい、彼が中
学3年の頃みんなで中国に帰ってしまいました。
 
でも彼は日本にしか友達がいない、日本で暮らしたいとのことで友達のビザを
300万円で買い日本で暮らしています。それしか方法がなっかったとはいえ
違法してることにはかわりないんで、私はとっても不安です。
 
彼は周りの友達にも恵まれ、家も友達の名前を借りて住んでいます。
 
この先私はこの人についていってもいいのでしょうか? 籍を入れるしか日本
の国籍はもらえないらしいのですが、それまでが不安です。いくら普通の生活
していても、違法してると考えるとこわいです。
 
身分を証明するものもないのに、どうやって生活できるんですか?
 
安心して暮らせる方法はないんですか?
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
皆様からのアドバイスをお待ちいたしております。
 
└──────────
 
金曜日号のあとがき「中国で偽タバコがなくならない訳」に。
http://chinachips.fc2web.com/00sake/090410.html
 
┌──────────「Beroさん」
 
これまでに「本物の」と言われ、少なくとも10種類以上の「熊猫=パンダ」
タバコを吸わされました――――。
 
ーーーマオタイ酒も、依然どれが本物だったのか分かりません――――。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
自分のほうの体調(舌調?)もあるので、多少の違いなら決め打ちすることはで
きませんが、いつも喫ったり飲んだりしていないと分かるわけがありません。
 
おかーちゃんだって、ご無沙汰ばかりだと、浮気されて新しいテクを仕入れて
こられても、分からないのと同じですね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
 
└──────────
 
┏━━━━━━━━━━「(^^) OJIN です(^^)」
 
皆様からどのぐらい情報をお寄せ頂けるか、にもよりますんですが、できれば
「業界の内部から」をシリーズ化したい、と考えております――――。
 
その業界の中では周知の事実のような事柄でも、一般の我々には窺い知ること
のできない情報は山ほどあるんじゃないかと思います。
 
既にリタイアされた方なんかだと、更に書き易いのではないでしょうか?
 
ーーー皆様からのご寄稿を、切に切にお待ち申し上げております。<(_ _)>
 
┗━━━━━━━━━━
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ あとがき ▽▼
 

知り合いの中国のご婦人が、日本のマルチビザが取れたし、サーチャージが下
がって航空運賃も安くなったことだし、4月の下旬に日本へ遊びに行ってこよ
うかな〜〜♪
 
と予定しておりまして、さてスケジュールが空きましたからと、航空券代理店
に電話をかけたところ、
 
「4月中はもう満席で、席がありません」
 
と断られてしまいました。仕方がないからゴールデンウィーク後にまた聞いて
みよう、ーーーということでございました――――。
 
どうやら、航空運賃が安くなったので、ドッと買い物ツアー(?)、中国人観光
客が日本へと押し寄せているようでございます。
 
初めて海外旅行へ行く中国人の、一番行きたい先が日本で、二番目が香港だそ
うです。三番目はどこだったかな?オーストラリアだったと思いました。
 
タイ・マレーシア・シンガポール・韓国(済州島のみ)は、ノービザでも行けま
すが、あまり人気はないようです――――。
 
沖縄から来た好朋友が言ってましたが、沖縄でも中国人観光客が増えていて、
新婚旅行や、結婚記念写真撮影旅行(!?)で来るカップルまであるということ
です。
 
 
ノービザといえば、中国上海市と東莞市と、あとどこだったか更に2つの市の
市民は、ノービザで日本観光が可能になる(らしい)という噂も仄聞しました。
 
多少マナーに欠ける人も含まれてはいるでしょうが、----日本人だってかなり
ヒドイ奴がいます----今や、中国人観光客一人当りの買い物などの消費金額は
世界一と言われています。
 
イヤがってばかりいないで上手に利用して利を得る・・・・
 
ーーー日本人は本当にヘタクソだと思います。
 

憤懣を交えて、関係ないことですが、
 
いま中国の飲み屋で、金払いを含めて遊びの人気順は、
 
台湾人>中国人>日本人&欧米人>韓国人
 
それが何より証拠には、台湾人が行く店には絶世の美女が揃っています。
 
日本人が行く店には、あははのは・・・それが現実なのに気がつかない。
 
ーーーそれが今の日本国と日本人・・・
 
 
 
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しょうか?自分が誤りのない道を歩んでいくための栄養素----海外の正確な事
情は?歴史の正しい事実は?これから進むべき方向は?----それが情報です。
 
 

┌―――――「縄文塾通信」中村忠之氏主宰

コップに半分の水。「まだ半分も残っている」と喜ぶ人「もう半分しかない」
と嘆く人。いまの日本は圧倒的に後者が優勢だ。今年は、極力縄文の有り様に
沿って「陽=プラス思考=楽天的」でいくつもりです。乞うご期待を!
 
 

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ではまた、ホントに楽しい金曜日号でお会いいたしましょう。(^o^)丿

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