Mail-Magazine 09 BackNumber
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┃ ┌─────┐ ┌──────────────────┐ + ☆
┃ ☆ 水 曜 版 ☆ ≪ WEB 熱線 第1160号 ≫2009/04/08_Wed  ++++ ☆
┃ │ (*^−^*) │ ├──────────────────┤ +☆
┃ ☆ WEB 熱線 ☆ ―― アジアの街角から:亜洲街巷信息 ―― ++++ ☆
┃ └─────┘ └──────────────────┘ + ☆
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐

│・坂の上の雲を ---- 皇帝アウグストゥスに学ぶ(中) ---------- 紋起さん

│・表上海!裏上海? お休みさせて頂きます ------------ 半日半華人さん

│・インド事報 ------ 自動車設備投資過熱・GM、フォードも
│          └--------------------------------- はぐれ雲さん

│・読者の広場 ------ 半華人さん退院・Beroさん。

│・あとがき -------- 中国漢字(?)を習いました。(^^;

│〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

│・広告掲載は<(_ _)>σ http://chinachips.fc2web.com/pr/prindex.html

└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇

│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│  「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。

│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│  別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。

│3.ライター兼編集発行の私 OJIN とライターさん数人で執筆しています。

│4.内容の転載や引用は自由ですが、必ず「出典元の名称とURL」を併記
│  して下さい。一報頂ければこちらも案内リンクを架けさせて頂きます。

◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇
 
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ 坂の上の雲を ▽▼
 
☆ 皇帝アウグストゥスに学ぶ(中) ――――――――――――― 紋起さん
 

日本では、1970年代中頃から合計特殊出生率が下がり始めたことを、前レ
ポートで説明したが、その理由はなんであろうか。ーーー実は、世界の傾向と
同じく、日本でも女性の就業率の向上に起因していると思われる。
 
1960年代にあったウーマンリブ運動なども影響を与え、女性の自立、まず
経済的な自立を求める動きが先進国から始まり、日本にもウーマンリブ運動は
上陸した。
 
女性は男性の奴隷ではない、という主張は女性の間に広い支持を受け、性的な
開放もその一方で叫ばれ、ピル解禁を求めた中ピ連も目立つ存在だった。女性
の職場進出は、それ以前の結婚までの腰掛的な会社勤めではなくなり、
 
1970年代の初めには、「勤労婦人福祉法(1972施行)」が制定され、198
0年代には、オフィスレディなる言葉が一般化した。
 
そして、女性が仕事を持つと、未婚率が高まり晩婚化も当然のことになった。
 
仕事というものはストレスの種ではあるが、その一方では、エキサイティング
なものであり、面白いものだから、いつ帰るか分からない旦那を待ち、子供に
追い回される結婚生活より魅力的であると感じても不思議ではない。
 
会社では、明日は今日とは異なる出来事があり、飲み会とかアバンチュールも
あるが、家庭生活は同じ顔ばかりつき合わせ、ひたすら同じことの繰り返しと
感じるのであろう。
 
ーーー人間誰しもそう感じるのは、決しておかしなことではないと思う。
 
しかし、彼女らに「何故結婚しないのか」「子供を持たないのか」と質問すれ
ば、「日本の将来が不安だから」「こんな暗い社会で子育てできると思うの」
とか「こんな収入で育てられるはずはないじゃない」とか答える人が大多数で
ある。
 
不思議なことに、この建前の返答を額面どおり信じる識者が多いようだ。
 
本音に近い声は「育児か仕事かと言われれば仕事」であり、「仕事はできれば
続けたいーーー以上の価値あるもの」なのである。
 
子供を産むかどうかを決めるのは、ひとえに女性であり、それは時代を超えた
真実である。前報で、皇帝アウグストゥスが少子化に対応して法律を制定した
ことを述べたが、
 
その内容は、子供を持つプロセスに対する洞察から生じたものであろう。
 
元老院からの相当の反対を押し切って、「ユリウス姦通罪・婚外交渉罪法」と
「ユリウス正式婚姻法」を制定した。
 
頭につく「ユリウス」は、アウグストゥスの家門名であるが(アウグストゥス
はカエサルの養子でありユリウスはカエサルの家門名)ーーーそれまでローマ
ではこういう私的なことに国家は介入すべきではないと考えられてきた領域で
あった。
 
「ユリウス姦通罪・婚外交渉罪法」は、男女の性的交渉は子孫繁栄の為のもの
であって、アバンチュール等のためのものではないとの国家からの宣言であっ
た。
この法律により、当時の男には、女奴隷や娼婦との性的関係は姦通罪には問わ
れないが、それ以外の女性との関係は公的な罪となったのである。
 
有夫の婦人との関係は姦通罪であり、先述の2つの区分の女性以外の独身の女
性と関係があった場合は、なんと「強姦罪」が適用されたという。
 
「ユリウス正式婚姻法」は、ローマ社会の上層・中間層にのみ適用される法律
であるが、25〜60歳の男子、並びに20〜50歳の女子は、独身でいると
不利を忍ばねばならないような制度になった。
 
未亡人でも、1年以内に再婚しないと独身と見なされる。独身の男子、並びに
子供のいない男子は、近親者でない人の遺産を相続できないと定められた。
 
ローマは、血の繋がりがなくても遺言で、知人、友人に遺産を相続させる制度
となっており、それが一般的な風習であった。従って、相続ができないことは
経済的に痛手であった。また、公的な役職に就任する場合も、子供のない人は
不利となるように定められていた。
 
ーーー独身女子の不利はそれ以上であった。
 
ローマ市民は無税なのに、一定額以上の資産を持つ独身女性は、資産から上が
る収益の1%を税として国庫に収めねばならず、税が免除されるのは、第3子
の誕生以降である。
 
子を持たない独身女性は、50歳を超えると如何なる相続も許されないし、一
定額以上の資産は、強制的に誰かに譲らねばならないこととなっていた。
 
塩野氏は、「子を産み育てることで国家に奉仕をしなかったのだから、私有財
産の保護というローマ法の基本である権利も、もはや享受する資格なしという
ことか」と書いておられる。
 
健全な「国家」は、健全な「家族」の保護と育成なしには成り立たないと考え
る皇帝アウグストゥスは上記2法律を定めたが、それ以降で若干の修正はあっ
たものの、彼以降の皇帝もこの路線を踏襲している。
 
この法律が消えるのは、ローマ帝国がキリスト教に下り、独身が価値あるもの
との認識が広まった時だったようである。
 
皇帝アウグストゥスの行ったことを人権意識の異なる現代に当てはめよと言う
つもりはないが、実施したことの本質を考えることは、参考になるだろう。
 
実施したことの第一は、子供を成すには、内因的動機では弱すぎるので、外因
的動機を強める社会・経済的な仕組みを設定したことだろう。
 
その仕組みとは、子供を持てば不利益を蒙らなくて良く、利益を得ることもあ
り得ることとなり、反対に、独身であると自動的に不利益になってしまう社会
制度である。
 
第二は、そういう場を設定しても、それを無視してしまう一群の人がいるのだ
が、不利益でもかまわないという動機は、恋愛とか享楽とかいわゆる「情事」
であり、そういう不利益無頓着が蔓延したのでは困るので、それをするのが困
難になるように刑罰という障壁を設けたのであろう。
 
現在の日本の社会で語られる言葉に「肉食女子」「猛禽女子」「草食男子」が
あるのをご存知だろうか。
 
日経ビジネス・オンライン連載の「平成女子図鑑」の著者であるコラムニスト
・編集者の深澤真紀氏によれば、
 
「肉体的肉食女子」は、
┌--------
スポーツをするようにセックスが好きで、セックスをすることに拘りがない。
「付き合う前にセックスしないなんてあり得ない」というタイプです。
 
「肉体的肉食女子」にとって、性的に自由な女性が許される今の時代は、それ
なりに楽しいかもしれません。
└--------
と述べている。
 
「猛禽女子」とは、
┌--------
彼女たちは、かわいくて、天然で、相手の話を丁寧に聞きます。ですから、合
コンなどでも男性にモテて、気がつくと一番いい男性をさらっていく。
└--------
女子らしいのです。
 
「草食男子」とは、
┌--------
恋愛にもセックスにも興味を示さない男子。
└--------
だそうです。
 
別の保険会社が行ったアンケートによれば、「肉食女子」比率は26%ぐらい
らしいが、こういう話がビジネス雑誌に連載される時代であるということは、
 
ーーー少子化問題解決が極めて難しいことを理解して頂けると思う。
 
「肉食女子」は、結婚し子供を産んだとたんに欲望が満たされなくなるのだか
ら、結婚や子供に縛られることを避けるでしょう。しかもその一方、
 

ーーー若者男性の70%が草食男子だといいますから、先が思いやられます。
 

                        = この稿つづく =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 「皇帝アウグストゥスに学ぶ(中)」
 
 
締切:2009年04月11日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│「皇帝アウグストゥスに学ぶ(上)」読後アンケート結果。
└─┘
◇ この説に賛成 ---------------------------------------- 35人 (63%)
◇ どちらかといえば賛成 -------------------------------- 14人 (25%)
◇ どちらともいえない ----------------------------------  2人 ( 4%)
◇ どちらかといえば反対 --------------------------------  3人 ( 5%)
◇ この説に反対 ----------------------------------------  2人 ( 4%)
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ お寄せいただきましたご意見や感想。
└─┘
┌──────────「さぶろうさん」
 
賛成に投票しました。勉強になります。続編もがんばって下さい。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」
 
応援のメールありがとうございます。お互いの知見を交換しつつ、少しでもこ
の国が良くなるような行動を心がけたいと思っています。
 
└──────────
 
┌──────────「lonsome carboyさん」
 
明治時代も戦前の昭和も、みんな貧乏だったけど子だくさんだった。
 
平和で、物質的にも経済的にも恵まれている現代だからこそ、少子化だろうと
思う。ーーー先進国病でもある。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」
 
おっしゃるように、文明病の面が強いですね。平和が長く続くとこうなるとも
言われています。
 
└──────────
 
┌──────────「年金生活者さん」
 
かつて、子供は「生む」のではなく「生まれる」ものでした。あらゆる生物は
ヒトを含めて、子孫を残すために生きる。それが自然の摂理でしょう。
 
自然の反対概念は都市、城壁によって自然から隔離された空間です。ちなみに
civilization(文明)の語源はcivitas(都市)。
 
40年以上昔、アメリカの雑誌「TIME」で読んだ記事が妙に思い出されます。
ある研究所で、ネズミを過密状態で数世代飼育したところ、その生殖活動に異
常が現れたという実験報告でした。
┌--------
同性愛;未成熟のメスを犯すオス;インポテンツのオス;育児をしないメス;
捨てられた子供を食べる大人、妊娠率の低下と流産率の上昇;先天的異常児の
発生、闘争の増加、等々。
└--------
これらの現象を、人口抑制の生得的メカニズムと考えれば、ヒトもやはり動物
の域を超えていないということになります。
 
アウグストスの時代のローマは、巨大な城塞都市であり、人口密度はかなり高
かったと思われます。「子を産み育てることの他に、快適な人生の過ごし方が
増えた」とはいえ、ローマ人がセックス嫌いとは聞いたことがありません。
 
避妊・中絶の手段が未発達な時代、人口の減少は、ローマ市民の意志の結果と
いうより、生物学的なメカニズムが働いたと考えるほうが「自然」ではないで
しょうか。ーーーまた、当時、育児は奴隷の仕事でした。
 
「子供を持とうとする動機」を話題にする社会は、自然から遠くかけ離れてい
ます。「人間は自然を超越した理性的存在」であり、その行動は自らの意志に
よるもので、その理由は科学的に説明できると考えるのは、現代人のある種の
「信仰」と思われます。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」
 
動物を過密状態にすると生殖行為に異常が出るという話は、私も他の本で読み
よく記憶しております。イナゴが異常繁殖をして草原や畑を食い尽くすのも、
イナゴが過密状態となった時だったと記憶しております。
 
ただ、ローマの過密状態は、カエサルの時代に城壁を取り払う街づくりをやり
始めていますので、酷い状態ではなかったと思われます。
 
ガリアを平定し、ゲルマニアからの侵入を防ぐ防衛線を確立したことにより、
ローマが、侵入してきた外敵に囲まれる危険性がなくなったことから、それま
での城壁の外側にも居住区を設けています。
 
城壁・門も場所によっては取除いています。
 
ローマの少子化は、パクス・ローマニアで、人生を楽しめる時代になったこと
が大きいのではないでしょうか。
 
ローマ人はセックス好きだったと思われますが、当時は不倫が当たり前だった
ようです。カエサル自身、不倫の名手だったと言われてますから。
 
└──────────
 
┌──────────「シンボーさん」
 
江戸に3代住むと、子種が絶える。という言い回しがあったはず。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」
 
存じませんでした。でも、あるだろうなと思います。文明化は男をひ弱にしま
す。
精神的作業は下半身を弱くし、肉体的作業は強くすると俗に言われますが、首
肯できるものだと思います。
 
次のレポートにも書きますように、最近の若者男性の70%は、恋愛にもセッ
クスにも消極的だそうです。ーーー理解に苦しみます。
 
└──────────
 
┌──────────「まいさちさん」
 
ーーー私の体験から申しますと…。
 
バブル期は、忙しくて結婚を考える間がなかったです。
 
バブル直後見合いをしましたが、なんだか女性の考え方が変わってきているの
を感じました。〜〜〜一生独身でも良いという風に。
 
その後、会社倒産で派遣社員になりましたが、年収で見合いは断られました。
 
今は正社員になれましたが、独身生活が確立しましたので、もう結婚する気は
起きません。
 
私も含めた世間の考えが非婚化に向かっているところに、経済状況が追い打ち
をかけているということではないでしょうか?
 
考えが変わった原因については仰るとおりではないかと思います。他にもまだ
ありそうな気はしますが…。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」
 
ご自身のご経験をご教示下さりありがとうございます。
 
私達の若い時代に、親や先輩によく言われましたのは、「一人口[ひとりぐり]
は食えないが、二人口は食える」ということでした。すなわち、経済的に一人
で生活できなくても、同じ給料で二人なら生活できるということでした。
 
家庭を持って、妻がやりくりすれば生活費は安くできるのだから、思い切って
結婚すればよいということでした。今はそういうことを言いませんね。
 
経済的に貧しいから結婚できない論ばかりです。しかしデータを見ても、結婚
したカップルは、年収とは関係なく子供を産んでおられますね。
 
└──────────
 
┌──────────「bystanderさん」
 
はじめまして。
 
この問題に、このようにゆったりとした見方で、落ち着いて考える事の大切さ
を再認識させてもらえるレポートです。
 
翻って、なんでもかんでも「小泉改革」に起因させる風潮は一体なんなんだろ
う? まだ「小泉改革」の定義やら歴史的位置付けやら全然定まってないよう
に思われます。今だからこその政治状況が依然進行中だからだと思います。
 
時の流れとともに何れ明らかになりますが、なんか維新前のその前みたいな位
置かな?と、私は肯定的に、不安とともに期待しています。
 
抽象的ですいません。理性的ないい文章を読んで、少し感傷的になりました。
 
└──────────
 
┌──────────「尊野ジョーイさん」
 
以前に、私と紋起さんとの間で、大東亜戦争に関する見解の違いでやりとりが
ありました。ーーーその後、私の考えも少しずつ変わってきました。
 
紋起さんの以下の言葉があります。
┌--------
確かに、戦争には相手があるのですから、日本の側だけでなく相手方の分析も
必要な時もあると思います。しかし、大東亜戦争の対米開戦について言えば、
米国がいろんな挑発を繰り返して日本を戦争に誘い込んだ部分は極めて乏しい
と思っています。
└--------
私はこれに反論したのですが、なんだかモヤモヤした気持が残っていて、バッ
クナンバーの「短慮と不覚の路 上・中・下=1224号、1128号、11
33号」をもう一度読み返してみました。
 
もともと私の考えは、西尾幹二先生の受け売りだったのですが、西尾先生の意
見が必ずしも絶対ではないのではないか、と思うようになりました。
 
先の、秦郁彦との論争についても、岡崎久彦さんまで批判しましたが、ちょっ
と言い過ぎであったような気もします。
 
西尾先生は、アメリカを敵視し過ぎているような気がします。アメリカは最初
から日本をつぶす気でいたというのが西尾先生の主張ですが、果たしてそこま
で考えていたのでしょうか。
 
最近は、GHQの封書問題について本を書かれていますが、大東亜戦争は欧米
列強が植民地支配を開始した長期的な歴史の視点から見て必然であった、とい
う主張をしています。=林房雄の大東亜戦争肯定論の視点ですね。
 
果たして、これも正しい認識なのかどうか、ちょっと疑問に思うようになりま
した。ーーーもっとバランスの取れた歴史認識が必要であると思います。
 
〜〜〜開設ブログ
 
『僕らの世代が「政治」を創る!』  http://mijikanaseiji.jugem.jp/
『目指すは「超一流」の学者だぜ!』 http://723mylove.blog51.fc2.com/
 
└──────────
 ▼
┌──────────「紋起さんから」
 
貴殿の思索過程をお聞かせ下さってありがとうございます。
 
私が大東亜戦争を勉強する目的は、再び負けるような戦争をしないためには、
何を変え、何を付加しなくてはいけないかを考察することであります。
 
その目的からしますと、渡部先生、西尾先生の論は全く別の領域にあります。
 
日本人に誇りと自信を与えることは良いことだと思いますが、その結論に導く
ために、意図的に事実を選択したり、無視したりすることは、再び負ける戦を
始める危険性を除けないと思います。
 
近々「短慮と不覚の路」の続編を投稿しますので、その際に、またご批判をお
願いいたします。
 
└──────────
 
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「坂の上の雲を」▼ 過去記事はこちら!
 http://chinachips.fc2web.com/argue3/monki.html
 
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┃▼▽ アナウンスメント ▽▼

┌─┬───────────────────────────────┐
│♪│ 収益を伴う業務の広告宣伝:メールマガジンへの掲載について。
└─┘ http://chinachips.fc2web.com/pr/prindex.html#1/4
 
┌─┬───────────────────────────────┐
│♪│ 収益を伴う業務の広告宣伝:サイトページへの掲載について。
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┌─┬───────────────────────────────┐
│♪│ 会社やお店の情報発信ページを当サイト内に設けてみませんか?
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│♪│ (中国やアジア関連で)収益を伴わない公告広報:メルマガへの掲載。
└─┘ http://chinachips.fc2web.com/pr/prindex.html#free
 
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┃▼▽ インド事報 ▽▼
 
☆ 自動車設備投資過熱・GM、フォードも ――――――― はぐれ雲さん
 

2ヶ月以内に破産するかも知れないGM、どう転んでも‘インド戦略’だけは
計画通り推進する覚悟のようだ。GMばかりではない。大手自動車メーカーの
小型車生産拠点インドシフトが加速している。
 
各国が自国の自動車産業保護を推し進める中、生産拠点=輸出拠点のインドシ
フトは、各国の国内対策を益々厳しくさせる事になりそうだ。
 
タタ・モーターズの10万ルピー車「ナノ」が発売開始された直後の3月25
日、GMは「ナノ」工場と同じグジャラート州のハロールで、年産8万5千台
の設備を年内に完成させ、生産販売開始すると公表した。
 
GMは、昨年9月、隣のマハラシュトラ州プネ地区で、年産14万台の小型車
生産設備を完成させ、既に生産に入っている。同じプネ地区では、先月フォル
クスワーゲンが小型車生産産工場(年産11万台)を完成させ、5月にも生産に
入る予定だ。フィアットもプネ進出を検討している。
 
他方、グジャラート州のドレーラ地区には、大型の新港開発計画が進行中で、
自動車輸出専用ターミナル建設も計画されている。
 
タタ、GM、フォルクスワーゲン等は、ドレーラ新港からの輸出を視野に入れ
ているようだ。新港完成予定は、早ければ2010年末である。その頃には世
界の景気も多少は良くなっているだろう。
 
ドレーラ新港の水深は15〜118m、大型船も着岸可能である。将来、北イ
ンド物流の玄関口の一つになることは間違いない。
 
インドでは、貿易量拡大に伴い、港湾整備が急務となっている。
 
現在、インド各地で港湾整備が急ピッチで行われているが、インドの変化を顕
著に示すのが自動車輸出専用ターミナルだろう。
 
グジャラートに建設中のムンドラ港、ドレーラ港、そしてチェンナイ港(複数
の専用ターミナル建設が計画中)この3地区を基地に、小型車が全世界に輸出
される構想も現実味を帯びてきた。
 
ムンドラ、チェンナイの自動車輸出専用ターミナル建設にはNYKも参画して
いる。
 
スズキ、ホンダ、日産、トヨタ、GM、フォード、フィアット、ルノー、現代
アウディ、BMW、タタ、マヒンドラ…。最近生産設備完成、若しくは建設中
若しくは、投資を決定したメーカーである。
 
タタ・モーターズの「ナノ」に対抗するか、それとも対抗しない車種=ニュー
コンセプトの小型・エコカーにするかは各社各様、各社は続々とニューモデル
を発表している。
 
現在のインドの乗用車市場規模からすれば、とてもさばき切れない生産台数で
ある事を判った上での設備投資であり、各社とも輸出を念頭に置いている事は
明らかである。
 
インドを小型車の輸出基地にする戦略。この1〜2年の内に、インドの自動車
輸出台数は飛躍的に増加するだろう。
 
世界の大手自動車メーカーは、販売不振の最中、景気回復に備え着々とリスト
ラを進めている。コストの高い世界各地の工場を閉め、コストの安いインドへ
のシフトが加速している。
 
一件毎の生産規模は、まだそれほど大きくないが、新規設備の総生産台数=能
力は100万台を優に超し、この1〜2年で完成する。自動車部品メーカーも
同じ状態だろう。
 
自動車産業の構造が変わりつつある。
 
リストラ、保護主義、失業問題。メディアは社会問題として大騒ぎしている。
 
しかし、どのように足掻こうと‘資本主義の合理性の原理’に基づいた弱肉強
食・業界再編が‘結果’だろう。これが資本主義の基本的ルールである。政治
・政策も無力。
 
これに気が付くか、気が付かないか、流れに上手く乗れるか、乗り遅れるか。
 
当たり前の事だが、乗り損なう企業は淘汰されるのが資本主義経済のルールだ
ろう。経営者の能力が試される時でもある。
 

                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 感想やご意見をお待ちしています。 ojindesu@hotmail.com
 http://form1.fc2.com/form/?id=273573
 
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

「インド事報・インド徒然」過去記事は ▼ こちら!
 http://chinachips.fc2web.com/repoas/06haguregumo.html
 
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「はぐれ雲さんのブログ」→ http://dankaisedai.iza.ne.jp/blog/
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ 読者の広場 ▽▼
 
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
半華人さんから7日のお昼頃「今から退院します」という電話がありました。
 
暫くは自宅療養をするということですが、とりあえず読者の皆様に、ご報告と
お見舞いや激励の御礼を掲載して下さいということでございます。
 
ーーー特に後遺症のようなものはないということです。
 
〜〜〜原稿復活までには、まだ暫くお待ちくださいとのことです。
 
└──────────
 
月曜日号のあとがき「大根オロシ状のもの」に。
http://chinachips.fc2web.com/repo/001191.html
 
┌──────────「Bero さん」
 
ご存じかとは思いますが…こんなことが横行するので、農水省が日本食「お墨
付き」制度を設けています。アノ脳衰省がやることにしちゃーこの制度はなか
なかのモノだと思いました。
 
どこまで実行が進んでいるのかよく分かりませんが。
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
┌--------
ご存じかとは思いますが…
└--------
知りませんでした・・・
 
┌--------
農水省が日本食「お墨付き」制度を設けています。
どこまで実行が進んでいるのかよく分かりませんが。
└--------
少なくとも我が町南通においては一切進んでいないようです。
 
トンカツなんて、5ミリ厚ぐらいの「豚肉の薄切りフライ」ですもんね〜〜
 
└──────────
 ▼
┌──────────「Bero さん」
 
誠に申し訳ありません。構想をぶち上げたのは事実ですが、内外の反発にあっ
て頓挫したらしいです。ミスインフォーメーション、お詫び申し上げます。
(民間団体がその方面の動きを模索しているようではありますが…)
 
┌--------
少なくとも我が町南通においては一切進捗はないようです。
└--------
どっちゃにしても南通まで行くのには…
 
┌--------
トンカツなんて、5ミリ厚ぐらいの「豚肉の薄切りフライ」ですもんね〜〜
└--------
ギャハッ そういうところは案外、無頓着というか、むしろぶ厚過ぎるぐらい
のモンが出てきそうですがね。(^^)
 
└──────────
 ▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
┌--------
ギャハッ そういうところは案外、無頓着というか、むしろぶ厚過ぎるぐらい
のモンが出てきそうですがね。(^^)
└--------
かなり本格的なトンカツを出す店はあるんですが、そういう店は客が少ない。
日本人の味覚は・・・いや、客の多い店はおねーちゃんの愛嬌で保ってる・・
 
まったく最近の日本人ってのはッ!!
 
└──────────
 
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
皆様からどのぐらい情報をお寄せ頂けるか、にもよりますんですが、できれば
「業界の内部から」をシリーズ化したい、と考えております――――。
 
その業界の中では周知の事実のような事柄でも、一般の我々には窺い知ること
のできない情報は山ほどあるんじゃないかと思います。
 
既にリタイアされた方なんかだと、更に書き易いのではないでしょうか?
 
ーーー皆様からのご寄稿を、切に切にお待ち申し上げております。<(_ _)>
 
└──────────
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ あとがき ▽▼
 

ーーーだいぶ暖かさが戻ってまいりましたですね〜〜〜
 
前数日、風邪を引いてしまってヘタヘタしておりましたが、ようやく本復!
 
明日は日本からお客様が見えるので上海浦東国際空港まで出迎えに行きます。
 
ということは措いときまして、


ーーー酒場のアルバイト女学生から中国漢字(?)を習いました。
 
「尸の中に穴という字」と「尸の中に吊という字」
 
発音はそれぞれ「bi_1―」「diao_3∨」
 
もちろん、そういう場所での漢字教室ですから、真面目な意味であるわけがご
ざいません。(^^;
 
大字典では調べておりませんが、普通の字典には載っておりませんでした。
 
中国人ならば・・・どうでしょうか? 分かる人は分かる?
 
日本人ならば・・・どうでしょうか? 分かる人は分かる?
 
うふ、
 
〜〜〜推理してみてくだしゃりませ〜〜〜♪ → 答は ojindesu@hotmail.com
 
 
 
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┌―――――「ロシア政治経済ジャーナル」北野幸伯氏発行

ロシアKGB大学卒でロシア在住の北野幸伯氏が、的確且リアルな視点から国
際情勢を分析解説する、将来予測的中率ナンバーワン!の無料メルマガです。
でも堅苦しくはないんですよ〜♪硬い話を軟らかく書くところが凄いんです。
 
 

┌―――――「軍事情報」おきらく軍事研究会発行

軍事知識は、グローバルビジネスには欠かすことのできない常識です。軍事は
政治や経済と同列、という世界の常識に則った立場で分かり易く切り捌いて読
者に提供してくれる、日本でただひとつの軍事「情報」メルマガです。
 
 

┌―――――「国際派日本人養成講座」伊勢雅臣氏主宰

現在の日本は情報鎖国時代。え?情報は溢れていますよ?----情報とはなんで
しょうか?自分が誤りのない道を歩んでいくための栄養素----海外の正確な事
情は?歴史の正しい事実は?これから進むべき方向は?----それが情報です。
 
 

┌―――――「縄文塾通信」中村忠之氏主宰

コップに半分の水。「まだ半分も残っている」と喜ぶ人「もう半分しかない」
と嘆く人。いまの日本は圧倒的に後者が優勢だ。今年は、極力縄文の有り様に
沿って「陽=プラス思考=楽天的」でいくつもりです。乞うご期待を!
 
 

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ではまた、ホントに楽しい金曜日号でお会いいたしましょう。(^o^)丿

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