Mail-Magazine 09 BackNumber
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☆ ┃ ☆ 金 曜 版 ☆ ≪ WEB 熱線 第1155号 ≫2009/03/27_Fri ++++ ☆ ┃ │ (*^−^*) │
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐ │ │・帝国電網省 ------
日本にとっても壮大な実験場だった満州国 │ └---------------------------------
竹下義朗さん │ │・インド徒然 ------ ホーリー祭は‘愛の祭・大麻の祭’ -- はぐれ雲さん │ │・わたしの主張 ----
株屋はなぜあやしいと思われるのか 故郷求めてさん │ │・ぽんずの蘇州生活 お休みさせて頂きます ----------------
ぽんずさん │ │・読者の広場 ------ whypさん。 │ │・あとがき --------
笑える中国の日中戦争映画。 │ │〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 │ │・広告掲載は<(_
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◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!!
(^o^)丿 ――――――◇ │ │1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、 │ 「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。 │ │2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ │ 別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。 │ │3.ライター兼編集発行の私
OJIN
とライターさん数人で執筆しています。 │ │4.内容の転載や引用は自由ですが、必ず「出典元の名称とURL」を併記 │ して下さい。一報頂ければこちらも案内リンクを架けさせて頂きます。 │ ◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ 帝国電網省 ▽▼ ┃ ☆ 日本にとっても壮大な実験場だった満州国 ―――――― 竹下義朗さん 原著:2002/07/07
「国防委任=満州国傀儡国家という論は成立しない」「満州国を偽満と呼び、 満州を東北と称す支那の欺瞞」と、二回にわたって満州国が日本の傀儡国家で はないと論じてきました。
とはいえ、満州国に於ける日本の立場や、その影響力まで否定するつもりは毛 頭ありません。むしろ逆に、満州国という国家が、日本あっての満州国であっ たとさえ思っています。ーーーこれは傀儡国家論を否定してきたことと相矛盾 するかも知れません。
しかし、石原莞爾等の計画の下、関東軍の独断によって満州事変が勃発、満州 国建国に至った経緯と、その後、本国たる日本が満州国を正式に承認し、政治 ・軍事・経済と、あらゆる面で満州国を支援してきた点から考えてむしろ当然 の帰結といえます。
いや、それ以上に海洋国家(島国)である日本は、独仏両国を合わせたよりも遙 かに広大な大陸国家満州国の国土を、壮大な実験場としてフル活用しました。
というわけで、今回は満州国で開花した日本によるプロジェクトの一端を紹介 したいと思います。
昭和39(1964)年10月1日、東京─新大阪間に「夢の超特急」が開業、運転 を開始しました。これこそ、当時、東京オリンピック(同年10月10日開催) に合わせる形で、国鉄(現JR)が営業運転を開始した「新幹線」です。
しかし、実は新幹線開業を遡[さかのぼ]ること30年前、既に日本は「夢の超 特急」を完成、営業運転を開始していたのです。それも、満州の地で・・・・
昭和9(1934)年11月1日、満州国で世界を驚嘆させる列車が運行を開始しま した。満鉄=南満州鉄道株式会社)がその技術の粋を集め、日満両国がその威 信を賭け、世界に先駆けて完成実用化したその列車こそ、
大陸縦貫特別急行「あじあ号」だったのです。
初代新幹線(ひかり号)にも通ずる流線型のモダンな外観(フォルム)と、スカイ ブルーに塗装された「パシナ型=パシフィック7型」蒸気機関車に牽引された あじあ号は、当時の世界各国の主要鉄道を凌ぐ、平均時速82.5Km・最高時 速120Kmで運行。
それまで二日かかっていた大連─新京(満州国の首都、現・長春)間701.4 Kmを、なんと8時間30分で接続したのです。翌年、ソ連から北満州鉄道を買 収後、大連─ハルビン間944Kmに路線延長、当初は13時間30分、後に1 2時間30分で接続。
ちなみに、当時、日本国内で最も速かった営業車輌は、特急「燕[つばめ]」の 平均時速60.2Km・最高時速95Kmで、最高時速100Kmを超える蒸気機関 車は存在しませんでした。
そんな時代、超特急あじあ号は許容最高時速130Kmを誇ったのです。しかし 超特急あじあ号が誇ったのは速さだけではありませんでした。
超特急あじあ号は、前から順に、手荷物郵便車・3等客車(定員88名)2輌・ 食堂車・2等客車(定員68名)・展望1等客車(定員計48名、内展望1等車 30名・展望室12名)の全6両編成だったのですが、
なんと、全車輌が、寒暖の差が激しく厳しい満州の気候風土=真夏は摂氏30 度以上、真冬は氷点下30〜40度)に対応する為に密閉式の二重窓を備え、 客車には冷暖房装置(エアコン)を完備していました。
当時、日本国内の鉄道でさえ、前述の特急「燕」が食堂車に冷房装置を装備し ていた程度で、世界を見渡しても全車輌冷暖房完備の鉄道は殆ど類例がなく、
運行速度・豪華装備からみても、超特急あじあ号は、その優雅さで知られるオ リエント急行、あるいは現在の新幹線にも匹敵する、正に「夢の超特急」だっ たのです。
しかし、陸上交通はなにも鉄道だけとは限りませんでした。
昭和17(1942)年、満州国でアジア初の高速道路建設がスタートしました。
ハルビン(哈爾浜)から新京、奉天(現・瀋陽)を経て、大連に至る総延長900 Km超の高速道路は「哈大道路」と呼ばれ、満州国に於ける自動車道の大動脈と なることを期待されていました。
しかし、建設着手から3年後の昭和20(1945)年、路線の一部が完成した状態 で終戦を迎えました。その後「哈大道路」の建設は支那に引き継がれましたが
結局、支那の要請によって日本が技術協力し、平成2(1990)年、瀋陽─大連間 375Kmが完成、終戦後45年を経てようやく中国初の高速道路「瀋大高速公 路」として「哈大道路」は全線開通したのです。
ちなみに、哈大道路の建設着手は、昭和40(1965)年に全線開通した日本初の 高速道路「名神高速道路(愛知県小牧市─兵庫県西宮市)」を遡ること実に20 年も前です。
その他、世界屈指の豊満ダム(第二松花江)を始めとして、鏡泊湖(牡丹江)・桓 仁(渾江)・水豊(鴨緑江)といった巨大な水力発電用ダムが次々と建設されると 共に、
満鉄に続いて、日本産業株式会社=鮎川財閥)を母体とする「満業=満州重工 業開発株式会社」が設立される等して、日本は満州国という壮大な実験場で、 ちっぽけな島国ではできなかった大プロジェクトを次々と実現させていったの です。
そして、満州国の国土に於ける様々な実験を通して得たデータと技術力で、日 本は敗戦後の焦土から奇跡の復興を果たし、ひいては、世界有数の新幹線に代 表される鉄道網、東名・名神に代表される高速道路網が整備されるのに必要な バッグボーンを獲得したのです。
一方、現在の満州=現・中国東北部は、満州国時代に整備された多くのインフ ラによって、戦後半世紀を経た現在も、依然として支那における重工業地帯と して重要な地位を占めています。
そして、現在の中国=共産党が、国共内戦を制して支那の支配権を獲得できた のも、実は、彼らが傀儡国家と称する満州国があったからこそなのです。その 事は、昭和20年4月、毛沢東が首都・延安で開催された中国共産党七全大会 に於いて、
「もし、我々が全ての根拠地を失ったとしても、東北(満州)さえあれば、それ だけで中国革命の基礎を建設することが可能である」
と発言したことが、いみじくも証明しており、同時に、戦後、満州国の膨大な 遺産を食い潰して国家を発展させてきた中国の限界をも証明しているのです。
= この稿おわり = ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ▽ 102 「日本にとっても壮大な実験場だった満州国」
┌─┬───────────────────────────────┘ │●│「不逞外国人を排除し善良外国人は留めるべし」アンケート結果 └─┘ ◇ なるほどこのとおり!
-------------------------------- 57人 (58%) ◇ よく分からない・・・
-------------------------------- 10人 (10%) ◇ 外国人はいらない!
---------------------------------- 32人 (32%)
┌─┬───────────────────────────────┘ │●│ お寄せいただきましたご意見や感想。 └─┘ ┌──────────「lonsome
carboyさん」
総論賛成、各論反対です。 具体的には、
少子高齢化社会にとって、善良な、若しくは優秀な移民は歓迎すべきところで す。しかし、不法入国・滞在している時点で、善良ではない外国人を合法的に 受け入れるとなると、現在考えられる懸念は中国と朝鮮半島からの大量移民で す。
既に、外国人犯罪者数および件数の過半数を占めるのはこの国々であるばかり か、善良な市民として振舞いながら「スリーパー」としての工作員が大量に埋 め込まれるでしょう。
今回は比較的同情を集めやすいフィリピン人の少女を使った「人権屋」の工作 でしたが、本来の目的は、中国および朝鮮半島の人間を大量に合法的に移住さ せるための布石であった可能性があります。
嘗てケ小平が日本の政府高官との対談で「日本に1億人ぐらい送ろうか?」と 言ったとか言わなかったとか。人口爆弾に晒されれば日本国での日本人はあっ という間にマイノリティになるでしょう。
頂門の一針ではありませんが、フィルタリングを徹底しないと、国の「合法的 乗っ取り」が起きる可能性があると思います。
└────────── ▼ ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
lonsome carboyさん「若い女を2千万人ぐらい」ではありませんでしたっけ?
└──────────
┌──────────「虎兎さん」
カルデロン・ノリコに関して。日本の戸籍に登録されていないのに、ノリコで なくて何故「のり子」なのでしょう。また、本人はタガログ語も不自由なく話 せるとか。フィリピン政府は一家の帰国、迎えいれに前向きです。
皆で本国に帰国すれば、親子離れて住むこともなく「悲劇」も生じません。法 を緩めることにより、多くの違法滞在者を勇気付けることになりませんか。
└──────────
┌──────────「B.B.さん」
カルデロン一家のニュースを見ながら複雑な思いを抱いておりました。
「善良外国人」が来たい、住みたいと思わせる日本になって欲しいと切に願い ます。
└──────────
┌──────────「あ〜さん」
ーーー不逞外国人(←私)としては難しい問題です。
まず、嫌われ者の在日としてはそうだったの?って感じですね。(笑)
強制連行は知ってますが、私の祖父は大正13年に入国し、叔父は大正15年 に日本で産まれました。以後、母と叔母が産まれ、私に続いています。私の家 族は誰も強制連行されたと言っていませんし、知り合いにも強制連行の祖先は いないはずです。(笑)
合法的に入国したか不法で入国したかは分りませんが、大正時代から昭和初め にかけては、随分日本に渡ってきた人がいたようです。土人生活からの脱却を 求めていたのかもしれません。(笑)
私の目から見ると、今現在の最大の不逞外国人は偽者の日系人ですね。
友人の日系U世が言うには、殆どが日本と関係のない血筋で、仕事をするだけ の理由で、日系人に頼んで証明してもらい、簡単な審査で日本に入国するよう です。だから母国意識もなく、やり放題犯罪を犯し、都合が悪くなると南米に 逃げ帰るのだそうです。
どちらにしても、不法に入国した事は間違いのない事実であれば、入管の頑な な姿勢は仕方のないことでしょうね。
1位決定戦で韓国に負けるな侍JAPAN!!
└──────────
┌──────────「やまさん」
私は、フィリピン人父母の下で育った子供が母国語を話せない、ということが 信じられない。
私の友人の、英語圏に住んでいる日本人夫婦の子供は、日本語を普通に話す。
ーーーマスコミの同情報道だけでは判断できない。
└──────────
┌──────────「白波さん」
日本語しか話せないとか、友達と離れたくないとか、子供の権利条約とか何と かいろいろ言ってますが、この問題、まず両親が不法入国したわけです。
ワガママ言いたい放題のこの一家は、当然100%強制帰国させるべきです。
マスコミも「かわいそう」などといって煽っています。しかも「のりこ基金」
ーーーなんだかんだいって金目当じゃないですか。
この一家に対して、もうウンザリです。とっとと帰ってほしいです。
└──────────
┌──────────「権兵さん」70代@男性@関東
この論も妄説 珍説である。よくもまあーこじつけたことを書くものだ。
中国戦線は、昭和20年には後退に転じている。補給も途絶え敗残の1歩手前 の情況にあった。
中国という局地的な場面では勝っていたことを勝った勝ったと言うことは、世 界大局から見れば敗戦している。
稚拙な感情論的な文である。まあ、稚拙な論の展開は見苦しいことである。 アハハと言える・・・
└──────────
「帝国電網省」の凄いところは、英語バージョンのページがあり「歴史再考」 の記事で、外国人に知らせたほうがいいと思われるものについては、英文にし て掲載していることです。たくさんの題目がありますが、卑近な例では「従軍 慰安婦問題」や「南京大虐殺問題」などです。
我々は日本語では主張していますが、英語ではしておりません。しかし、世界 中に訴えるべき主張は、やっぱり英語でやったほうが効果があるわけで、その ご努力には頭が下がります。
自分の勉強にもなります、著書を購入して応援を!しようじゃありませんか!
「検定不合格 教科書になれなかった史実」 雷韻出版1500円 「検定不合格 教科書になれなかった史実2」 雷韻出版1500円 「汝の敵中国を知れ 知られざる反日国家の顔」雷韻出版1350円
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ インド徒然 ▽▼ ┃
☆ ホーリー祭は‘愛の祭・大麻の祭’ ――――――――― はぐれ雲さん
3月11日はホーリー(カラー・フェスティバル)、前夜、各家庭で‘魔除けの 火’を焚き、篝火に浮かぶ満月を楽しみつつ、朝を待つ。
ホーリー祭は年一回の‘無礼講の祭り’カーストは無関係、老若男女も一切差 別なく、誰彼構わず‘色付け合戦’となる。多くの旅行者も外人も巻き込まれ る。
色水をかけられた人、色粉を付けられた人は、今年は幸運に恵まれる、とされ ている。色を付けた者と色を付けられた者が、笑顔で‘ハッピー・ホーリー’ と祝い合う。
インド中の皆が笑顔になる。インドでは春を迎える祭りだが、日本人にとって は暑く厳しい夏の到来である。
‘色の祭り’‘愛の祭り’とも言われる。
色粉はスターチとハーブに香料を加えたもので、洗えば色は落ちるというが、 実際は洗ってもなかなか落ちない。従い、色に染まった衣服は祭りの後で処分 されることになる。古くなった衣服の‘衣替え’でもある。
捨てても良い服を身に纏い、気兼ねせず、相手構わず、そこいら中の人と色付 けに興じ狂喜する。バケツや柄杓で色水をかけ、色水入り風船を投げ合う。
最近は、水鉄砲などの新手の玩具や、色粉だけでなく油性染料や蛍光染料、色 つきの泥、牛糞入りなど、工夫された新手の着色剤も出てきている。年々新た な楽しみ方が考え出されているようだ。
皆、狂人の如く笑い楽しみ騒ぎまくる。だが、
何故、色の付け合いであんなに狂喜するのか長年の謎であった。が、やっと謎 が解けた。
この日だけは、宗教上禁じられている‘幻覚作用のある飲料’を飲むことが許 される「年に一度」の祭りである。多くの老若男女が幻覚作用のある飲み物を 飲み、酔っ払って勢いに乗って大騒ぎして楽しむ。
「バーング」という名前の、一種の幻覚作用のある植物の実をすりつぶして入 れた甘いミルク状の飲み物で‘バーング・ラッシー’などはポピュラーなよう だ。
実際飲んだことはないが、その植物の実は多分、大麻の一種?だろう。飲んで から暫く経って幻覚症状が出てくるらしい。法律では禁じられていない弱い植 物の実といっているが…。実際は何だろうか?
このバーング以外にも、最近では朝から強いアルコールを飲んで騒ぐ若者も増 えている。ウォッカ、ジン、ラム酒、カシュナッツを原料とした蒸留酒「フェ ニー」などもある。ゴアの地酒で少々臭いが結構強い。
だが、バーングは年に一回のお祭り用の特別の飲み物らしい。宗教的意味合い もあるのだろう。
様々な色を顔や頭に塗りたくった若者が、酔いに任せて騒ぎまくり、暴走族の ように街中をバイクで突っ走る。ーーーベロンベロンになっている者、ヘロヘ ロになって笑っている者、老若男女皆ホーリーを楽しむ。少々危なっかしい状 態になる。
だが、年に一度だけ許される‘無礼講の日’、酔っ払いには、多少のことなら 目をつぶって許し、春の到来を皆で楽しむ祭りである。日本の花見と同じよう なものだろう。
見ているより参加するほうが面白い。ホーリーの日の街は、ホラー世界に変わ る。だが、夕刻には正常に戻る。十分馬鹿騒ぎを満喫し、酔っ払って安らかに 寝てしまうのだろう。
春の祭りに酔いつきもの、万国共通のようだ。
色粉の売り上げは、全インド満遍なく増加傾向にあり、毎年平均約15%増加 しているとの事。インドが成長している証でもある。「祭り、良き哉」
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ わたしの主張 ▽▼ ┃
☆ 株屋はなぜあやしいと思われるのか ―――――――― 故郷求めてさん
麻生総理の“舌禍事件”に対して、多くのブロガーさんは産経新聞の取り上げ 方に疑義を呈し、または愚かな言葉狩りだと憤慨されているようです。
総理の発言の意図は「どうして日本人は貯蓄が好きで、投資をしないのか」と いう設問に対する、普通の庶民感覚に基づいた答えです。べつに、聞いていて 違和感のある言葉ではないでしょう。
なぜ日本では預金は善=投資は悪、となるのかは、単純な理由だと思います。
それは、投資と配当という、株式市場を健全に運営するための根本原則が確立 していないからなのです。
日本の株式は、おそらく先進国の中でもっとも配当が少ないんだと思います。 一部上場企業にまで「会社は株主のものではない」とする思想が蔓延している 我が国では、利益はほんらい株主に配当すべきであるという根本原則が身に付 いていないのでしょう。
ではそんな日本で、株式は何のために買うのか?それは、売買の差額を手にす るため、ということになってしまいます。
どの国でも、株式市場を賭場と思っている投資家はたくさんいるはずですし、 大きな金額を張る相場師は、市場が存在する限り、絶対に存在するものでしょ う。信用売り・信用買いなどはその最たるものです。
しかし、株式が短期に上げ下げしても、配当がしっかりもらえるならば、企業 に投資する意志のある人は「安い時に買い、高い時に売れば儲かる」という発 想で株を買うことはないでしょう。
投資とは、配当のためにするものです。そして投資家から資金を集めて事業を 行う以上、つまり株式会社である以上、最終的な儲けはすべて配当に回される べきなのです。
その原則が日本に定着しない限り、株式をやっている人は他人を出し抜いてで も儲けたい人種であり、株屋とは、顧客を騙してでも儲けたい人である、とい うことになりかねないのです。
産経新聞ともあろうものが、麻生総理の発言の裏を読み、市場経済の大原則に 立ち還って日本の社会の悪弊に踏み込むことができなかったのは、非常に残念 であると思います。
―― 相場師と投資家の違い
株式を売買する人を、相場師と投資家の2つに分類してみます。
相場師とは、株価の値上がりと値下がりを利用して儲けようとする人のことで す。相場師は、周囲の環境と、個々の企業の業績を照らし合わせて、自分の相 場観に基づいてあるべき株価をはじき出し、現状の株価がそれに対して高いと 思えば売り、安いと思えば買います。
例えば、いまは景気が悪く、欧米の投資家も活発ではない。それなのに、東証 1部のA社は何年も前から5000円の株価を維持している。A社にはこれと いった新製品もなく、売上も増やしていない。だったらA社の株は4000円 ぐらいまで落ち込むはずだから「A社の株は売り」。
そう判断した相場師は、5000円のA社株を売りに出します。相場師の見込 みが当たって、4000円まで落ち込めば、その株を買い戻します。これで、 相場師は1株当り1000円の儲けを出すわけです。
株式が現実離れした高い価格である時、相場師の行なう空売りは、株価を正常 化するために必要なのです。
市場に相場師がいると、株式は「あるべき価格」に向かって、常に修正されま す。そのかわり、相場師の力が大きすぎると、「あるべき価格」からかけ離れ た株価が人為的に作り出されてしまいます。
一方の投資家は、相場師とは全く違う買い方をします。
投資家は、将来有望だが資金不足だろうと思われる企業・事業にお金を出しま す。株式を買うのも、その企業が利益を上げることに期待しているからです。
ですから、基本的に投資家は「買い」しかしません。「売り」は、他の企業に 乗り換える時か、経営方針に抗議する時だけにすることです。
投資とて慈善事業ではありません。それどころか、明確な利益追求行為です。 投資家は、企業からの配当が目当てなのです。配当の利益率が銀行金利よりも 低ければ、株式を買わずに銀行に預けるでしょう。
さて、相場師と投資家は、自分の儲け方について、全く逆の発想をします。
相場師は、自分が儲けるためにその他大勢を犠牲にします。ゼロ・サムゲーム をしているからです。ゼロ・サムゲームとは、勝ち負けを合計するとゼロにな る、というゲームの形態です。
つまり、相場師がたくさん儲けるためには、反対になるべく沢山の人が、沢山 の損を出す必要があります。
投資家は、投資先が健全に利益をあげられるよう、企業を支援するし、株主同 士で協力もします。投資家が儲かるためには、企業はなるべく儲かるほうが良 いし、その他大勢の投資家と同じ利益を分け合います。黒字なら共に儲かり、 赤字なら共に損をするという運命共同体です。
相場師は株価の乱高下を好みますが、投資家は株価の安定を望むでしょう。
その意味でも、相場師と投資家は、考え方が逆です。
こうして考えてみると、日本の株式会社は配当が低いから、投資家不在となる のです。その結果、株式市場は相場師の独壇場となります。池田信夫氏のブロ グで、法人税を撤廃せよと訴えている理由は、儲けを国に献上するより株主に 配当するほうが、投資家が育ち、市場が健全化するということだと思います。
株式投資をすることが、他人の損失を当てにして儲けることと考えるか、将来 性を見込んで事業を育てることと考えるか、その違いこそ、株を買うことが善 か悪か、という分岐点になるのではないでしょうか。
= この稿おわり = ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ▽ 「株屋はなぜあやしいと思われるのか」
┌─┬───────────────────────────────┘ │●│「竹中平蔵と田沼意次」読後アンケート結果。 └─┘ ◇ この意見に賛成
-------------------------------------- 35人 (52%) ◇ どうか?よく分からない
------------------------------ 16人 (24%) ◇ この比喩は荒唐無稽だ
-------------------------------- 16人 (24%)
┌─┬───────────────────────────────┘ │●│ お寄せいただきましたご意見や感想。 └─┘ ┌──────────「fusamaさん」
『竹中平蔵と田沼意次』の記事で少し書きます。
他人だから素直に感じるのですが、竹中平蔵さんは、複数の媒体をもっと有効 に使い、もっともっと正当性を単純で具体的な例で宣伝する必要があると感じ ます。(例えば改革で赤字▲△公社が、逆に毎年税金を納めるようになった等)
露出度&宣伝力は金子慶応教授に負けています。
また、小泉元首相も、次男坊の将来は最後の最後に留め、もっと改革の成果を 共に宣伝する必要があると思います。
先日の、定額給付金の実施反対での国会欠席は非常に良かったと思いますが、 20年後にその借金を返す世代(多くの非正規社員を含むでしょう)から今世代 だけが『貰い特』をした法案採決(何も麻生首相から国民各位へのポケットマ ネーではない)は、歴史的に非難されるとか国会議員に訴えて貰いたかった。
さもないと、このままの歴史的評価では「×」の烙印が付くでしょう。さらに 今の日本社会の改革が頓挫すると思います。
もう日本には、再度『失われた○○年』を送る時間的余裕はありません。これ は、このお二人が全身全霊を賭ける使命と判断します。
└────────── ▼ ┌──────────「故郷求めてさんから」
竹中氏は、産經新聞紙上で、国会でも話題になるような反論をしています。し かし、掲載になるのは月1回程度。
最近は別の面にも載っていますけれど、彼の政策をまともの概観できる人より も、印象と感情で批判する人のほうが圧倒的に広い紙面をもらっているように 感じます。
まだ産経新聞はまともなほうじゃないかと予想しますが、とにかくメディアを にぎわしている評論家たちの程度の低さにはあきれます。
└──────────
┌──────────「あ〜さん」
いったい何を考えているのか。(笑)
新自由主義は完全に間違っていたと結果が出ているにも関わらず、一つの考え から脱却できないのは、どこかオカシイのではと思えてしまいます。
└────────── ▼ ┌──────────「故郷求めてさんから」
新自由主義とは何か、竹中氏の政策のどこが新自由主義なのか、具体的に例示 してください。また、完全に間違っていた結果とはなんだったのか、そこも含 めて教えてください。
└──────────
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ 読者の広場 ▽▼ ┃
┌──────────「whypさん」30代@男性
国旗の白は純粋 国旗の赤は情熱
それで良いじゃない。
国旗国歌を法律にしてもしなくても、心の中で分かっているのだから。
└────────── ▼ ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
法で定められていないことには従えない、などと屁理屈をこいて秩序を乱す輩 がいるので、仕方がない処置ではないでしょうか。
└──────────
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
皆様からどのぐらい情報をお寄せ頂けるか、にもよりますんですが、できれば 「業界の内部から」をシリーズ化したい、と考えております――――。
その業界の中では周知の事実のような事柄でも、一般の我々には窺い知ること のできない情報は山ほどあるんじゃないかと思います。
既にリタイアされた方なんかだと、更に書き易いのではないでしょうか?
ーーー皆様からのご寄稿を、切に切にお待ち申し上げております。<(_ _)>
└──────────
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃▼▽ あとがき ▽▼ ┃
街角の中華食堂に入って食事をしておりましたら、目の前のテレビで日中戦争 物の映画をやっていました。
ーーー日本軍の相手は、お定まりパターンの中国共産党軍。
べつにこの映画に限りませんが、中国の日中戦争映画に出てくる日本軍の相手 は必ず中国共産党軍――――。本当に日本軍の相手をして戦った国民党軍が出 ている映画なんて見たことがありません。
そりゃまあ共産党軍も、延安を根拠地にして黄河の中流域で散発的なゲリラ戦 はやりましたけれど、そんな、こんな映画のような正規軍同士の戦闘なんて、 一度でもありましたっけ?
日本軍に大勝利!と大宣伝している「百団大戦」にしたところで、鉄道や炭鉱 などに対するゲリラ戦、もっとありていに言うならば同時多発テロ、となんも 変わらない程度のものであり、ーーー結局は日本軍に駆逐されています。
中国共産党軍が本格的に戦ったのは、日中戦争の終戦後の国共内戦においての 国民党軍ですが、共産党政権下での日中戦争映画は、ちょうど共産党軍と国民 党軍が入れ替わったような感じになっています。
まあそこらへんまではいいんですけども‥‥‥日本軍を悪逆非道に描く‥‥‥ それもいいんですけど‥‥‥
相手の日本軍が、なんともオマヌケ日本軍で、それにようやく勝ってメデタシ メデタシとなるんですが、どうせウソで固めるんならば、アメリカ映画のよう に、強力なドイツ軍に悪戦苦闘させられ、薄氷を踏んでようやく覆して勝利!
ーーーそのぐらいの筋立てにすれば、紅軍だってもっと光り輝くのに‥‥‥
またあるとき、中国のご家庭にお邪魔して、そこの家の中学生の坊主とTVで 日中戦争映画を見ていましましたらーーー日本軍機が中国の集落を爆撃する場 面で・・・その爆撃機がクローズアップされたら・・・ん?胴っ腹に書かれて いるのは英語??
「US Air Force」
隣で見ていた中坊が「あ?あれ?あれは美国軍=アメリカ軍)の爆撃機?!」
ーーー中国の日中戦争映画は笑えます。日本で公開すれば大ヒットかも (^O^)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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┌―――――「ロシア政治経済ジャーナル」北野幸伯氏発行 ▽ ロシアKGB大学卒でロシア在住の北野幸伯氏が、的確且リアルな視点から国 際情勢を分析解説する、将来予測的中率ナンバーワン!の無料メルマガです。 でも堅苦しくはないんですよ〜♪硬い話を軟らかく書くところが凄いんです。
┌―――――「軍事情報」おきらく軍事研究会発行 ▽ 軍事知識は、グローバルビジネスには欠かすことのできない常識です。軍事は 政治や経済と同列、という世界の常識に則った立場で分かり易く切り捌いて読 者に提供してくれる、日本でただひとつの軍事「情報」マガジンです。
┌―――――「国際派日本人養成講座」伊勢雅臣氏主宰 ▽ 現在の日本は情報鎖国時代。え?情報は溢れていますよ?----情報とはなんで しょうか?自分が誤りのない道を歩んでいくための栄養素----海外の正確な事 情は?歴史の正しい事実は?これから進むべき方向は?----それが情報です。
┌―――――「縄文塾通信」中村忠之氏主宰 ▽ コップに半分の水。「まだ半分も残っている」と喜ぶ人「もう半分しかない」 と嘆く人。いまの日本は圧倒的に後者が優勢だ。今年は、極力縄文の有り様に 沿って「陽=プラス思考=楽天的」でいくつもりです。乞うご期待を!
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