Mail-Magazine 09 BackNumber
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┃ ☆ 金 曜 版 ☆ ≪ WEB 熱線 第1143号 ≫2009/02/27_Fri  ++++ ☆
┃ │ (*^−^*) │ ├──────────────────┤ +☆
┃ ☆ WEB 熱線 ☆ ―― アジアの街角から:亜洲街巷信息 ―― ++++ ☆
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐

│・歴史再考 -------- 鎌倉幕府を乗っ取った平氏政権 ------ 竹下義朗さん

│・インド徒然 ------ 金高騰1千ドル超え、インド農民歓喜の声
│          └--------------------------------- はぐれ雲さん

│・わたしの主張 ---- 安全性と無関係の安心ならいらない 故郷求めてさん

│・ぽんずの蘇州生活 お休みさせて頂きます ---------------- ぽんずさん

│・読者の広場 ------ (=∵=)

│・あとがき -------- 雲南省と縁の深い hal_vvvさ〜〜ん!

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◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇

│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│  「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。

│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│  別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。

│3.ライター兼編集発行の私 OJIN とライターさん数人で執筆しています。

│4.内容の転載や引用は自由ですが、必ず「出典元の名称とURL」を併記
│  して下さい。一報頂ければこちらも案内リンクを架けさせて頂きます。

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┃▼▽ 歴史再考 ▽▼


☆ 鎌倉幕府を乗っ取った平氏政権 ――――――――――― 竹下義朗さん


「イイクニ(1192年)作ろう鎌倉幕府」ーーー昭和42(1967)年生まれの私が、
学校で教わった日本史では、鎌倉幕府設立の年次=1192年は源頼朝が征夷大将
軍に任ぜられた年)をこう暗記させられたものです。しかし今では、

・源頼朝が侍所[さむらいどころ]を設置した治承4(1180)年、

・朝廷より頼朝の東国支配権を認める「寿永宣旨[じゅえいのせんじ]」が下さ
 れた寿永2(1183)年、

・源氏が一ノ谷の合戦で平家方を破り、頼朝が公文所[くもんじょ;後の政所]
 問注所[もんちゅうじょ]を設置した元暦元(1184)年、

・源氏方が壇ノ浦に於いて平家を滅ぼし、源頼朝に守護地頭の任命権を認める
 「文治勅許[ぶんじのちょっきょ]」が下された文治元(1185)年、

・頼朝が右近衛大将[うこんえのだいしょう]に補[ぶ]せられ、日本国総守護地
 頭に任ぜられた建久元(1190)年、

ーーーと諸説様々。

そもそも、「鎌倉幕府」という名称自体、後世の人間が名付けた訳で、当の頼
朝自身が「幕府を開いた」と認識していたかどうかすらはなはだ疑わしいもの
があります。

----頼朝自身は武家社会の独立性=朝廷による武家社会への介入の排除は考え
ていたであろうが、朝廷をも含めた日本国全体の国家統治までは果たして意識
していたであろうか?

まあ以上の事を差し引いても、「源氏が平家を滅ぼして鎌倉時代が始まった」
というのが我々の一般認識である事には変わりないでしょう。

しかし、果たして本当にそうなのでしょうか?

「源平合戦」が実は「平平合戦」で、鎌倉幕府が源氏政権=頼朝・頼家・実朝
と三代に亘[わた]って源氏が将軍を輩出した政権という意味で)ではなく平氏
政権だったといったら、皆さんはどう思われるでしょうか?

という訳で、今回は鎌倉幕府を別の視点から眺めてみたいと思います。

鎌倉幕府は実は平氏政権だった!?ーーーこの事を語る前に、先ずは、源氏に
滅ぼされた平家の話から始めたいと思います。

皆さんは、平安末期、武門の棟梁=トップの座を巡って死闘が繰り広げられた
所謂[いわゆる]源平合戦に於いて、「源氏と平家」という呼び方がされる事に
何となく違和感を抱かれませんか?

源氏のほうは「源家」ではなく「源氏」なのに、何故平家のほうは「平氏」で
はなく「平家」なのか?と。ーーーここが第一のポイントです。

平家も元々は平氏なのです。

とはいえ一口に「平氏」といっても、その祖となる天皇が異なるので、各々天
皇の名を冠して、桓武[かんむ]平氏、仁明[にんみょう]平氏、文徳[もんとく]
平氏、光孝平氏と呼ばれています。

この内、仁明・文徳・光孝の三平氏は主に公家(くげ;貴族)としての平氏で、
武家となった平氏は桓武平氏のみです。後に「東国の源氏、西国の平氏」と呼
ばれる桓武平氏ですが、元々は東国に根拠地を築いていた訳で、

承平天慶[じょうへいてんぎょう]の乱(935−941)の際、西国(瀬戸内海)で海賊
を率いて反乱を起こした藤原純友[ふじわらのすみとも]に対し、東国(坂東)で
「新皇[しんのう;新たな天皇の義]」を称して朝廷よりの独立を図った平将門
[たいらのまさかど]は、桓武平氏、とりわけ坂東平氏として夙[つと]に有名で
す。

つまり、桓武平氏の勢力圏は元々東国だった訳ですが、源氏の東国進出を契機
に伊勢国(現三重県)に移った平氏一族がいました。これを「伊勢平氏」と呼び
ます。更にその中でも、京の都に上って武家による初の政権を樹立した平清盛
[たいらのきよもり]の一族は「平家」と呼ばれました。

つまり「平家」とは、あくまでも清盛一族の事であり、「平家」イコール「平
氏」ではないのです。そして「平家に非ずんば人に非ず」といわれ、栄耀栄華
を極めた「平家」とは、勿論清盛一族の事であり、その他多くの平氏は平家か
ら見下されていた訳です。

治承4(1180)年、平治の乱(1159−1160)に座して伊豆国に流されていた源頼朝
が、以仁王[もちひとおう]が諸国の源氏に対し発した平家追討の令旨を受けて
挙兵。

以後、東国を平定した頼朝の許に馳せ参じた異母弟・義経らの活躍により、元
暦2(1185)年、平家が壇ノ浦で滅んだ話は皆様もご存じの事でしょう。しかし
ここで滅んだのはあくまでも「平家」であって、決して「平氏」ではないので
す。

「源平合戦→平家討滅」の裏で、源氏=源頼朝を支えた有力御家人の中には、
多くの「平氏」が含まれていました。そしてその中には、初代の時政から守時
に至るまで16代に亘[わた]り執権職を世襲、鎌倉幕府の実権を握り続けた北
条氏も含まれていたのです。

その事を踏まえた上で、この系図を眺めて見て下さい。
http://chinachips.fc2web.com/illust/kanmu-heishi.gif

平家=平清盛の家系は、桓武天皇の曾孫、高望王[たかもちおう]、名を改め、
平高望を祖とする桓武平氏高望王流ですが、実は嫡流=直系本家)ではないの
です。

高望王流の嫡流は、初代の高望から、子の国香[くにか]、孫の貞盛[さだもり]
曾孫の維将[これまさ]、玄孫[やしゃご]の維時[これとき]へと続きますが----
貞盛の子の維叙[これのぶ]は一説に藤原済時卿の子とも言われているので除外
----
平家は、曾孫の代で維将と兄弟の維衡[これひら]から分かれています。

この維衡を祖とするのが伊勢平氏であり、更にその伊勢平氏から分かれたのが
清盛の一族なのです。つまり、権勢を誇った平家は、血統的には桓武平氏の中
でも分家のその又分家筋。亜流だった訳です。

そんな亜流の平家が、桓武平氏元来の本拠地であった東国から遠く離れた京都
で、「平家に非ずんば人に非ず」などといわれて権勢を誇っているのを、東国
に根を下ろしている坂東平氏が快く思わないのは当然の事です。

そこで、反平家の旗頭として担がれたのが、伊豆国に配流されていたとはいえ
清和源氏の嫡流として毛並みの良かった源頼朝でした。因[ちな]みに、

頼朝を支え幕府創設に尽力した有力御家人として名を連ねた梶原景時、和田義
盛、三浦義澄[よしずみ]・義村父子、畠山重忠、熊谷直実[くまがいなおざね]
そして、頼朝の妻であり、2代将軍頼家・3代将軍実朝[さねとも]の生母であ
る「尼将軍」政子の父、つまり頼朝の舅であった北条時政、

ーーーいずれも高望王流に連なる平氏だったのです。

さて、反平家を旗印に結束していた平氏諸氏でしたが、共通の敵であった平家
が滅亡すると、今度は平氏一族による権力闘争=内輪揉めが繰り広げられまし
た。そのバトルロイヤルを制したのが、

同族でありながらも政敵であった梶原氏(1200年)、比企氏(1203年 非平氏)、
平姓畠山氏(1205年)、和田氏(1213年)、三浦氏(1247年)、千葉氏秀胤流(1247
年)を次々と滅ぼし、執権職を16代に亘って世襲独占し権勢を誇った、あの
北条氏です。

平家滅亡後、鎌倉を拠点に武家政権を確立した源頼朝でしたが、その源氏に、
この後、次々と不幸が襲いかかります――――。

文治5(1189)年、頼朝の異母弟で平家討滅の最大の功労者共いえる義経が奥州
藤原4代泰衡[やすひら]に襲撃され自害。----泰衡が頼朝による度重なる義経
捕進命令に抗しきれなかった為と言われているが、私自身は義経が奥州衣川で
死んだなどとは露とも思ってはいない----

建久4(1193)年、同じく頼朝の異母弟(義経の異母兄)で幕府重鎮であった範頼
[のりより]が謀反の嫌疑を掛けられ誅殺。

建久9(1198)年末、「武門の棟梁」であり初代征夷大将軍=将軍でもあった頼
朝が、御家人・稲毛重成の亡妻追福の相模川橋供養に出掛けた帰路に落馬。そ
れが元で翌建久10(1199)年正月死亡。

ーーー吾妻鏡に頼朝死亡に関する記事が欠落している事から見ても、その死が
尋常ならざるものであった事は疑う可くもない。

建仁3(1203)年9月、比企能員[ひきよしかず]の変に座して、2代将軍頼家の
側室・若狭局(比企能員の娘)とその子=頼家の嫡男一幡[いちまん]を北条義時
=時政の子で後に2代執権)が弑逆。

同月、北条時政が頼家を幽閉し、弟の千幡[せんまん:実朝]を将軍に擁立。自
らは執権に就任し幕府の実権を掌握。

翌元久元(1204)年、伊豆国修禅寺=修善寺)に幽閉されていた頼家を北条氏が
弑逆。

建保7(1219)年正月27日には、「父頼家を殺したのは実朝[さねとも]だ」と
吹き込まれた(一説)頼家の次男・公暁[くぎょう]が、鶴岡八幡宮に於いて3代
将軍実朝を暗殺。その公暁も暗殺直後に討たれ、

英国生まれの推理作家アガサクリスティ女史の代表作『そして誰もいなくなっ
た』よろしく、清和源氏嫡流はここに断絶。以後、将軍には京都から摂家=九
条家二代)・皇族=親王四代)が迎えられましたが、

実権は執権北条家が掌握しており、実質的には「北条幕府」、いや、北条氏が
平氏の流れを汲む一族(北条氏は平維将の子・維時を祖と仰ぐ)であった事を考
えれば、平清盛ら平家に次ぐ事実上の、

ーーー第二の平氏政権だったといえるのです。


これら一連の出来事ーーー平家討滅から幕府創設、源氏将軍断絶から権力奪取
が、北条氏による周到な策謀だったとしたら?

鎌倉幕府の正史『吾妻鏡[あずまかがみ;東鑑]」は、初代頼朝の死に関する記
述が欠落しているばかりか、2代頼家・3代実朝と、源氏将軍に関して尊厳を
少なからず貶める記述があり、逆に北条家を持ち上げる記述が見られるところ
から、北条家により編纂されたものであろう事は想像に難くありません。

その「正史」=北条家にとって都合の良い歴史、を基に鎌倉幕府の歴史が構築
されているとしたら?ーーー当事者は皆、鬼籍にあり、今更物的証拠を挙げろ
と言われても無理な話です。しかし状況証拠を挙げる事ぐらいはできます。

例えば建久10(1199)年、頼朝の死により後継相続した頼家の親裁=幕府決裁
権を、頼朝の妻であり頼家の実母とはいえ、政子が停止させ、実父である北条
時政を含む有力御家人による合議制とし、頼家の将軍就任が3年も遅れた事。

建仁3(1203)年、頼家が自らの実権を嫡男の一幡と弟の実朝に分割委譲しよう
とするや、北条時政がクーデターを起こし、頼家に替えて実朝を擁立。自ら執
権となり実権を握った事。

更に、実朝が将軍に就任してから僅か2年後の元久2(1205)年、実朝を廃して
時政が女婿の平賀朝雅[ひらがともまさ]を将軍に擁立しようと画策した事。
----陰謀が娘の政子と息子の義時に露見、反対に遭い失敗----

そして、実朝がわざわざ大船の建造までして宋国=南宋に渡ろうとした事。
----表向きは宋僧・陳和卿に傾倒、宋の医王山参拝が目的とされているが、身
の危険を感じての亡命計画ではなかったのか?

源氏将軍三代が三代とも不可解且つ非業の死を遂げ、北条氏が謀略を以て他の
有力御家人=政敵を次々と排除、遂には北条氏による専制体制が確立された事

これら様々な事件の点と点を線で結ぶと、矢張り、北条氏=平氏政権の確立と
いう結論に至るのです。

源氏将軍は単なる捨て駒だった!!

平家を滅ぼし、平氏たる北条氏による政権確立。その目的の為に源氏は利用さ
れるだけ利用され、用済みとなった事で排除=嫡流断絶されたのではないか?

ーーー私にはそう思えてならないのです。


                        = この稿おわり =
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▽                                100
 「鎌倉幕府を乗っ取った平氏政権」

◆−なるほどこのとおり!
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◆−よく分からない・・・
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◆−そうじゃないと思う!
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締切:2009年03月02日18時00分
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│●│「台湾問題に見る支那の矛盾、割譲の意味」の読後アンケート結果。
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◇ なるほどこのとおり! -------------------------------- 72人 (86%)
◇ よく分からない・・・ --------------------------------  2人 ( 2%)
◇ そうじゃないと思う! --------------------------------  3人 ( 4%)
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の記事で、外国人に知らせたほうがいいと思われるものについては、英文にし
て掲載していることです。たくさんの題目がありますが、卑近な例では「従軍
慰安婦問題」や「南京大虐殺問題」などです。

我々は日本語では主張していますが、英語ではしておりません。しかし、世界
中に訴えるべき主張は、やっぱり英語でやったほうが効果があるわけで、その
ご努力には頭が下がります。

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┃▼▽ インド徒然 ▽▼


☆ 金高騰1千ドル超え、インド農民歓喜の声 ―――――― はぐれ雲さん


20日のNY金市場、昨年3月以来久々に1トロイオンス1千ドルを超えた。

インド人は大喜びである。インドでは、金の価格動向は殆どの新聞の1面に掲
載されており、国民の関心度は高い。インド‘The Economic Times’紙は、ム
ンバイの金専門店の様子を写真入りで1面記事にしている。

この数ヶ月、インド国内の金取引は活況を呈しており「今が売り時」「まだま
だ上がる。今は買い時」と、庶民の間で諸説が飛び交っているようだ。

インドでは、金は特別の意味を持つ。

宗教的な意味もあるようだが、むしろ財産保全の為、金は一番確実な資産であ
り資産管理方法でもある。金に替えておけば、何かあった場合でも持ち運びに
便利である。

歴史的に、異民族による略奪も度々経験している。盗賊団もいた。更に、盗人
が多いインド社会、「盗人の罪」より「盗まれたほうの不注意」が非難され、
嘲笑される社会でもある。

資産を金に替え、常に身に着けていれば、盗まれる心配も少ない。従い、宝飾
品として常に身に着けている。ファッションでもある。見栄もあろう。富の象
徴でもある。当然、箪笥預金・退蔵金になっている場合も多い。

女性は、鼻の片方に丸い小粒の金の玉を着け、イヤリング、ネックレス、ブレ
スレット、バングル、指輪(手足)、男性は大きく重そうな金の指輪をはめてい
る。宗教行事では金箔をふんだんに使う。兎に角、金の需要量は大きい。

世界の金の年間生産量は約2500トン、その内の約28〜30%はインドが
輸入している。毎年700〜800トンの‘現物の金’がインドに流れ込んで
くる。

一部は宝飾品として加工され再輸出されるが、大半がインド国内に留まる。
金の一部は、歯の充填剤や産業用に使われてはいるが、極々微量であり、殆ど
の金は宝飾品、もしくはコイン状にされ、個人退蔵される。

金の需要は都市部が35%農村部が65%、インド国内に満遍なく行き渡る。
農村部の人口は約7億5千万人で約65%、金は貧富の差にはあまり関係なく
殆どのインド人が何らかの形で所有している。

この金は外貨準備金には勘定されていない。統計上は純粋の消費物資として扱
われている。だが、金・銀の宝飾品は、時に換金され、純貨幣に変わる。

街で取引される金は‘セカンドハンド・ゴールド’若しくは‘リサイクルド・
ゴールド’として輸入純金と区別され、多くは‘重さ売り’であり、通常輸入
純金より2〜3%安く取引されている。

銀行で売っている金価格は、20日は10グラム税込み約16000ルピー≒
30400円)街中では約15500ルピー≒29450円)ぐらいで取引さ
れている。ーーー1月は約13000ルピー≒24700円)であった。来週
は更に上がるだろう。

インド人の一人当たりの所得は少ないが、人口が巨大である。11億5千万人
の内、5億5千万人は女性、殆どの女性は何かしらの金を身に着けている。

街の物乞いの女の子でも、鼻に小さい小粒の金の玉やブレスレットを着けてい
る。一人1グラムで550トンになる。10グラムであれば5500トンにも
なる。

インドの金の需要は今始まったことではない。長年輸入し続けている。今現在
インド国内に退蔵されている金はどのぐらいの量なのか…、想像もつかない量
だろう。

2000年のNY平均金価格は1トロイオンス279ドルであった。2001
年271ドル、2002年310ドル、2003年364ドル、2004年4
09ドル、2005年444ドル、2006年604ドル、2007年695
ドル、2008年872ドル(田中貴金属資料)

2000年以降、コンスタントな右肩上がりの商品になっている。

「金価格は、インドのモンスーンの良し悪しに影響される」とも言われ始めて
いる。世界の金生産量の20%=インドの輸入量の65%)がインド農村向け
である。

モンスーンの雨量が良ければ豊作となり、収入が増え、金の需要が増える。
一人当たり数グラムの金需要でも、7億5千万人の農村人口、合計すれば莫大
な量となる。

金価格が1千ドルを超えれば、かなりの個人資産増となる。インド社会、徐々
に消費社会になりつつあり、欲しい物が着実に増えている。大量の金が現金化
され、消費に回る可能性は大きい。

金価格高騰もインドにとっては消費拡大の大きな要因となる。更に、今年の春
の収穫は豊作予想、インド農民が大喜びしている顔が眼に浮かぶ。

「瓢箪から駒」「世界政治不安や恐慌になれば金価格が上がり、インド農民が
喜ぶ」図式である。


                        = この稿おわり =
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 感想やご意見をお待ちしています。 ojindesu@hotmail.com
 http://form1.fc2.com/form/?id=273573

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「インド事報・インド徒然」 ▼ 収載ページはこちら!
 http://chinachips.fc2web.com/repoas/06haguregumo.html

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「はぐれ雲さんのブログ」→ http://dankaisedai.iza.ne.jp/blog/

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┃▼▽ わたしの主張 ▽▼


☆ 安全性と無関係の安心ならいらない ―――――――― 故郷求めてさん


http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/07ef51bb88135fc84842851fc9df9572
より、引用します。
┌--------
姉歯元建築士の設計した建物は「震度5で倒壊する」とされて取り壊されたが
同じ論法でいけば、1981年の建築基準法改正以前の建物は、みんな取り壊
さなければならない。

しかし、役所もメディアもそれは問題にしない。震度5でコンクリートの建物
が倒壊した事件はほとんどないからだ。つまり、建築基準法に違反することは
「大震災のときにはあっさり崩壊する」ことを意味しないのだ。

国交省がそれを摘発したのは、法律に違反するからであり、メディアが集中攻
撃したのも、耐震データの偽造という明白な違法行為を本人が認めたからだ。

役所やメディアが攻撃するのは、実質的な安全性ではなく、手続き的な違法性
なのである。
└--------

私もこのことを、業界にいる人間として言っていました。もしあの建物が「殺
人マンション」だとすれば、私の住んでいる家も「殺人住宅」だし、その辺の
古い建物はみんな同じ事ですよと。

実際問題、古い住宅に住んでいる人に聞けば、たいていは「ああ大地震きたら
壊れるでしょうね、でも建て替えるお金もないし、しょうがないじゃない?」
というぐらいの認識だと思います。

ところが報道では、大地震で倒壊の危険性のある建物がまるで「危険」を通り
越して「倫理的に許せない」代物にまでなっていたように思えます。

そして“汚染米”事件の時に私が訴えていたことも、根っこは同じことなんで
す。さらに引用します。
┌--------
どうでもいい違法行為が摘発されることで企業が「思考停止」し、形式的な法
令遵守に多くの労力がさかれ、法務部の発言力が社長より強まっている。

それをいいことに、メディアは、一連の食品偽装事件のように「改竄」や「捏
造」があると、実質的な安全性に関係なく大騒ぎする。この負のループを断ち
切らないと、日本はいつまでも「官製不況」から脱却できないだろう。
└--------

問題でないものを大袈裟に取り上げて、本来問題にすべきことはウヤムヤにす
る。消費者を「安心」させるために、安全とは全く関係ないことまで法律で守
らせようとする。法に基づいて、役人はどうでもいいことまでチェックする、
ーーーそれがちゃんと行なわれているかをさらにチェックする。

いま問題にされている税金の無駄遣いというのは、こうしたことの積み重ねな
のです。環境問題も、食の安全も、すべて利権になっているんです。

ダイオキシンもBSEも、無駄に税金を投入して「安心」を手に入れたのです
が、その安全性について、専門家の声はまともに取り上げられませんでした。

いつまでこうしたことが続くのでしょう?

ーーー科学的根拠のない「安心」から私たちの意識が解放されない限り、続く
と思うのです。

心配だったら専門家の意見を聞きましょう。ーーー聞いても理解できないのは
その人の勉強不足なんですから、そうした人を安心させるために無駄なことを
するのはもうよしにしませんか。


                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

「安全性と無関係の安心ならいらない」

◆−そうだ!このとおり!
http://clickenquete.com/a/a.php?M0000088Q0028634A15a20
◆−そうなのかな〜?
http://clickenquete.com/a/a.php?M0000088Q0028634A2883e
◆−いや、そうではない!
http://clickenquete.com/a/a.php?M0000088Q0028634A349e6
○結果を見る
http://clickenquete.com/a/r.php?Q0028634Cdc6f
○コメントボード
http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0028634P00C332f

締切:2009年03月02日18時00分
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│●│「麻生総理の責任「感」を問う」読後アンケート結果。
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◇ なるほどこのとおりだろう! -------------------------- 27人 (47%)
◇ そうなんだろうか? ---------------------------------- 19人 (33%)
◇ いや、そうではない! -------------------------------- 11人 (19%)

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│●│ お寄せいただきましたご意見や感想。
└─┘
┌──────────「やすおさん」

本来、首相の評価は、政策でなされるべきではないでしょうか。未曾有の経済
危機のなか、土建や対策ではない定額給付金や国際協調のIMFの基金増額な
ど、頑張っていると思います。

└──────────
 ▼
┌──────────「故郷求めてさんから」

仰せの通りですが、しかし、結果を出していない状況で評価することはできま
せん。
我々に判断基準を与えてくれる、明示的なことだけを取り上げたつもりです。
ーーー取り上げ方が偏っているというご指摘なら、甘んじて受けますが。

└──────────

┌──────────「ma-chanさん」

彼にはまとめる力もないと思います。政策を実行しようにも、まとめられない
が故に前にも進まない。

責任感とか、自分を客観的に見る目とか、決断力とか‥‥リーダーに必要なも
のを何か持ってるのかな?と疑問を感じます。本当に責任感と信念があったら
“自分が責任を取るからこうしよう!”って言えますよね?

保身に終始し、個人的な感情で総理の座に固執しているとしか見えません。典
型的なボンボン育ちに映ります。資質に欠けるけど、世襲制で、周りが必死に
お膳立てしたレールがあってここまで来れた人なんだと感じます。

└──────────
 ▼
┌──────────「故郷求めてさんから」

鋭い分析、その通りだと感じます。

└──────────

┌──────────「うーんさん」

擁護するつもりはないですが、私も政策で評価するべきだと思います。

今のマスコミは、首相が何か言うと、どうでもいいようなことを大きく取り上
げて報道するので、逆に何も言えないのだと思います。こんなことをしたとは
報道しませんし。

IMFは一番の貢献なのではないでしょうか?

└──────────
 ▼
┌──────────「故郷求めてさんから」

IMFへの拠出金は、日本に経済力があるからできる、だけの話ではありませ
んか? その経済力を、今後中長期的にどう守り、育てるかという発信は非常
に弱いと思います。

株価も円も下がっている状況がそれを象徴しているように思えるのですが・・

└──────────

┌──────────「ryu さん」

たぶん最近の日本人って、首相だけでなく日本人が全員こんな感じでは?

例えば この前日本に帰った時に、子供のお土産を買う為にトイザらスに行っ
たときのこと――――。

ある小さなウサギの人形のサンプルで遊べるコーナーで何人かの子供が遊んで
いたのだが、その中の一人の女の子が、他の子も沢山遊んでいるのに、全ての
人形を自分の手の届く範囲にかき集め、他の子が触ろうとするとその子らの手
からその小さな人形をはぎ取って、全ての物を他の子に触らせないようにして
自分一人で遊んでいた。

子供のやる事なので、その子の行動自体はそんなに驚く光景ではない。

実際に驚いたのは、その子の親。

その子の親は、側にいて自分の子供のその行動を見ているのにも関わらず何も
言わなかった事に驚嘆。

そこはサンプル品コーナーであり、自分の固有物ではないにも関わらず、自分
の子に注意もできない保護者って? それがその子の個性とでも?

ーーー個性と言い切るのなら、日本人って落ちたんですねーーー

普段、中国で色々な国の色々な人種を見て、一人の日本人としてプライドと民
度を気にして生きている。

しかし、本国内で、日本人ってこんな民度の低い人種だったのだろうかなぁ?
と、疑問に思いながら現状を見てみると、マスコミや政治・官僚って、みんな
こんな感じ。

ーーーやっぱ、日本人の民度、急降下中!落ち続けてるな〜〜〜

└──────────
 ▼
┌──────────「故郷求めてさんから」

こうした例は、日本では珍しいと思います。むしろ、お互いに「大人の遠慮」
を前面に出すあまり、子供同士の普通のやり取りや、ちょっとした喧嘩すら未
然に止めてしまう親が多いと思います。

ーーー自然で素朴な「子供社会」がないのが私は心配です。

└──────────

└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

「故郷求めてさんのブログ」→ http://nerituti.iza.ne.jp/

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┃▼▽ 読者の広場 ▽▼


┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」

皆様からどのぐらい情報をお寄せ頂けるか、にもよりますんですが、できれば
「業界の内部から」をシリーズ化したい、と考えております――――。

その業界の中では周知の事実のような事柄でも、一般の我々には窺い知ること
のできない情報は山ほどあるんじゃないかと思います。

既にリタイアされた方なんかだと、更に書き易いのではないでしょうか?

ーーー皆様からのご寄稿を、切に切にお待ち申し上げております。<(_ _)>

└──────────

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┃▼▽ あとがき ▽▼


ーーー中国は、もう何日も、雨が降ったりやんだりの天気が続いています。

おかげで、旱魃で冬小麦の大減収が心配され、人民解放軍空軍が人工降雨弾を
大量にバラ撒いています、とニュースになった山西省・陜西省・河北省・河南
省・山東省・安徽省・湖北省などの作柄は回復して、

ーーー世界的な小麦価格の暴騰は避けられましたが、

え?中国の小麦生産量が世界的な小麦価格と関係あるのか?

はぐれ雲さんのブログより部分抜粋
┌--------
小麦の世界最大の生産国は中国、2006年度の統計数値では、小麦生産量は
約1億4千万トン強、第2位はインドで約7千万トン。世界最大の消費国も中
国、そして世界最大の輸入国も中国で約800万トン輸入している。

2006年度の輸出国はアメリカ2740万トンを筆頭に、フランス、カナダ
オーストラリア、第6位のアルゼンチンの輸出量は1042万トン。

中国の小麦生産量が10%減少すれば1400万トン減、20%なら2800
万トン減、20%減少すれば全アメリカの輸出量以上の減少になる。
└--------

中国人と会食して、別れ際に言われました。

「おかげで今度は雲南省のほうが大変よ〜」

?雲南省のほうで何が大変なんだ?

雲南省と縁の深い hal_vvvさ〜〜ん!

何が大変なのか、現地のご友人から実況取材をお願いいたしま〜〜〜〜す!!



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┌―――――「ロシア政治経済ジャーナル」北野幸伯氏発行

ロシアKGB大学卒でロシア在住の北野幸伯氏が、的確且リアルな視点から国
際情勢を分析解説する、将来予測的中率ナンバーワン!の無料メルマガです。
でも堅苦しくはないんですよ〜♪硬い話を軟らかく書くところが凄いんです。

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軍事知識は、グローバルビジネスには欠かすことのできない常識です。軍事は
政治や経済と同列、という世界の常識に則った立場で分かり易く切り捌いて読
者に提供してくれる、日本でただひとつの軍事「情報」マガジンです。

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しょうか?自分が誤りのない道を歩んでいくための栄養素----海外の正確な事
情は?歴史の正しい事実は?これから進むべき方向は?----それが情報です。

└───── http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogindex.htm


┌―――――「縄文塾通信」中村忠之氏主宰

コップに半分の水。「まだ半分も残っている」と喜ぶ人「もう半分しかない」
と嘆く人。いまの日本は圧倒的に後者が優勢だ。今年は、極力縄文の有り様に
沿って「陽=プラス思考=楽天的」でいくつもりです。乞うご期待を!

└───── http://www.mag2.com/m/0000184916.html


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ではまた、ホントに愉快な月曜日号!で、お会いいたしましょう!(^o^)丿

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