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バックナンバー目次 アジアの街角から:記事集  迷子になったらここ!(^O^)  CHINACHIPS 総合トップ

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┃ ┌─────┐ ┌──────────────────┐ + ☆
┃ ☆ 金 曜 版 ☆  ≪ WEB 熱線 第413号 ≫2004/06/04_Fri  ++++ ☆
┃ │ (*^−^*) │ ├──────────────────┤ +☆
┃ ☆ WEB 熱線 ☆ ―― アジアの街角から:亜洲街巷信息 ―― ++++ ☆
┃ └─────┘ └──────────────────┘ + ☆
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐

│・ごあいさつ ------ 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿

│・満州回顧録続編 -- 自虐史観の枷を解く(25) --------- by gosakuさん

│・お知らせ --------「瀋陽―北京」自転車旅行のご案内 ---- by けんさん

│・マレーシアナウ -- マラッカの多様な文化遺産 ------- by 坪内隆彦さん

│・時事問題意見 ---- 小泉首相北朝鮮再訪パッシングに - by 遊庵散人先生

│・読者の広場 ------ 海人さん。

│・あとがき -------- 日・中、食に関する相違点。

└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇

│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│  「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。

│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│  別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。
│  更に頻繁不定期で「アジアビジネスの現場から」号が配信されます。

│3.ライター兼編集発行の私OJINと数人のライターさんで執筆しています。
│             ___________________
│4.バックナンバーは → http://chinachips.fc2web.com/aaa.html
│      「アジアの街角から題字の右横」→「バックナンバー書庫」
◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ 満州回顧録続編 ▽▼              by gosakuさん
 
☆ 自虐史観の枷を解く(25) ―――――――――――――― 2004/05/28
 

―――― 私見:憲法改正提起(3)
 

―― 日本国憲法のハイライトは、なんといっても第九条です。
 
そこには有名な「戦争放棄」条項があり、そのため日本国憲法は「平和憲法」
とも呼ばれています。
 
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発
動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段と
しては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は永久にこれを保持し
ない。国の交戦権はこれを認めない。
 
これを読むと1.と2.の部分に分かれていることが分かります。
そこで1.の部分と2.の部分に分けて、その意味を考えてみましょう。
 
1.の部分の「国権」というのは、国の主権という意味です。今日でも、侵略
戦争以外の「戦争」は「国の主権の発動」として認められています。しかし、
日本国憲法第九条では、国の「戦争主権」が制限されているのです。
 
日本と同じように戦争主権を制限する憲法は、1947年に制定されたイタリ
ア憲法にも見られます。
その第十一条には「イタリア国は他国民の自由を侵害する手段として、および
国際紛争を解決する手段として戦争を否認し・・・・云々」とあります。
 
2.の「戦力を保持しない」「交戦権は認めない」という規定は世界中に例が
ない極めて特異なものです。――どうしてこのような、世界に例のない特異な
条項が憲法に盛り込まれる事になったのでしょうか。
 
実はこれは、当時連合軍総司令官だったマッカーサー元帥の発案だったことが
明らかになってきています。ではマッカーサーは、どのような意図でこのよう
な憲法の原案を提示したのでしよう。
 
実は、侵略戦争を行ったとされる日本に対する「懲罰」として、日本を非武装
化することが占領軍の当初からの目標だったのです。日本国憲法の第九条二項
は、この占領目的に合致させようとするものだったのです。
 
ところで2.には「前項の目的を達成するため」という言葉が入っています。
この言葉は憲法の原案にはありませんでした。いつ、どこでこの言葉が入れら
れたのでしょうか。
 
1946年、日本国憲法案を審議するために、芦田均を委員長とする憲法改正
特別委員会が設置されました。「前項の目的を達成するため」という言葉は、
この小委員会の最後に、芦田によってまとめられた憲法案の中に入れられたも
ので「芦田修正」と呼ばれています。
┌──────────
│芦田均:福知山市芦田均記念館
 http://www.kisnet.ne.jp/~matikado/ashida01.html
└──────────
 
芦田は後に
「この修正によって、自衛のための戦争は放棄しないという解釈が可能となっ
たのだ」と語っています。これは自衛隊合憲論の有力な根拠となっています。
 
しかし政府はそのような考え方はとらず、国家の自衛権を根拠として、自衛の
ために必要な武力は保持できるとしています。
 
―― 一国平和主義は世界で通用するのか。
 
日本国憲法第九条では、外国との間に争いが起こっても決して戦争をしないこ
と、その他に、戦力を持たないことを定めています。
△△ 小学校社会科教科書記載文。
 
小学校の教科書の殆どは、憲法第九条を上記のように説明しています。これを
読んだ皆さんは、自衛隊という戦力は憲法に違反していると理解したかもしれ
ません。けれども、政府も国民の多くも、自衛のための戦争まで放棄したとは
考えていません。他国の侵略に備えて自衛のための軍事力を持つのは当たり前
のことだと憲法第九条を解釈してきました。
 
こうした議論のきっかけとなったのは、1990年、イラクのクウェート侵略
で始まった湾岸戦争です。
ーーこの戦争が日本国民に与えた教訓は二つありました。
 
ひとつは、なぜクウェートがあれほど易々とイラクの侵入を許してしまったの
か、という問題でした。クウェートは国民一人当たり所得が世界一というほど
の国でありながら、満足な軍備もなく、いざいうときの備えに欠けた「平和的
な」国だったのです。これは、無防備な国はかえって戦争を誘い、世界の平和
を乱す原因になる、という生きた教訓になりました。
 
二つ目は、中東に平和を回復するための戦争に、日本はどんな協力ができるの
かという問題でした。アメリカをはじめ30ヶ国が軍隊を派遣し、国連の支持
の元にイラク軍と戦いました。ーー侵略戦争は断じて許さないという国際社会
のルールを示したのです。
 
当然のことながら、日本も協力を求められました。政府はなんとかしてこれに
対応しようとしましたが、ついに自衛隊も民間人も派遣することが出来ません
でした。――論議の中心が憲法第九条だったことはいうまでもありません。
当時はまだ、どのような理由であれ、自衛隊を海外に派遣することは憲法上許
されないという意見が強かったのです。
 
そこで日本は、総額130億ドルもの資金を負担することにしました。
国民の多くは、これで世界平和に対する責任を果たせたと考えました。
ーーけれども世界の国々は、そう認めてはくれませんでした。
 
日本は、正義も責任もお金で片付け、危険な仕事は他国に押し付けようとする
自分勝手な国だと思われたのです。――平和回復のために汗と血を流した国々
からみれば、憲法第九条は、危険な仕事から逃れるための言い訳に使う都合の
いいものということになるのでしょう。
 
日本人の多くは、日本だけは戦争に関らない、、ことが平和主義だと考えてき
ました。
けれども湾岸戦争の教訓は、そうした一国平和主義のまやかしを、目に見える
形でハッキリと示したのです。こうして、世界平和を維持するために、日本も
積極的に貢献していかなければならない、それこそが真の平和主義ではないか
という考え方が理解されるようになってきました。
 
日本国憲法の成立過程に、例えどのよな問題があったとしても、日本人はその
下で、既に半世紀余りの年月を過ごしてきたという事実の重みがありあます。
この憲法の下で日本人は経済の復興を成し遂げ、高度成長を達成し豊かな社会
を築き上げてきたのです。
ーーこのことは、それ自体として尊重しなければならないでしょう。
 
しかし、だからといって日本国憲法が万全のものだと思い込んだり、その条文
に少しでも手を入れることは許されないと考えたり、さらには憲法改正の論議
そのものをタブーにしたりするのは、全く正しいことではありません。
 
現在の日本国憲法が、全体としてアメリカ占領軍に押し付けられたという性格
を持つことは明らかです。それに伴う欠陥や悪影響も大きなものがあります。
その欠陥に目を瞑っていては、日本人はいつまでも精神的に自立できません。
 
なぜならそれは、国の最高法規を自分たち自身で検討することもできない、と
いう意味だからです。
いろいろな前提や思い込みを排し、虚心坦懐に日本国憲法を読んでみてはどう
でしょうか。
 
――まず、問題が集中している憲法第九条について考察してみましょう。
 
憲法九条第二項は次の通りです。
 
<前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権はこれを認めない>
 
この文を、普通の日本語として素直に読むならば、どう考えても軍備を持つこ
とを禁じています。現行の教育課程では、小学校6年生で憲法を学習します。
ですから、日本国の憲法は、小学校6年生ぐらいの国語力で素直に解釈できる
ものであるべきではないでしょうか。
憲法の専門家が、特別の理屈を捏ね回さなければ正しい解釈ができないという
のは、とてもおかしなことだと思います。
 
1990年からの湾岸戦争の時期に、憲法第九条の学習をしたある小学6年生
の女子児童の感想文を紹介します。
 
「わたしは、憲法はおかしいと思います。戦争は放棄、武力は持たない、自衛
隊はつくるで、言っていることとおこなっていることが矛盾していると思う。
これは、憲法の書き方の問題があると思います。攻められてしまったら国を守
らないと滅ぼされてしまうから、自衛のための戦争はやむをえないし、しょう
がない事だから、もう少し書きかたを工夫して「侵略戦争はしてはいけないが
自衛のための戦争はやむをえない」などということをくわしく書けばよいが、
今の憲法は少しおかしいとおもいます」
 
「国の交戦権はこれを認めない」という部分も、虚心坦懐に読むと真に奇妙な
文です。――誰が誰の交戦権を「認めない」のかが曖昧なのです。
 
自分の権利を自分が「認めない」などという言い方は、日本語としては成り立
ちません。だから唯一の可能な読み方は、「アメリカ占領軍」が「日本国」に
対して「日本国の交戦権」を「認めない」ということです。
 
そうするとこの規定は、戦争直後の一種の懲罰的な性格を持った、条約のよう
なものだったと考えざるを得ません。
 

                   = 私見:憲法改正提起 完 =
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┌──────────
│「私見憲法改正提起」を著すに当り以下の文献を参考にさせて頂きました。

│・憲法改革 ――――――――――――(芹川洋一)
│・日本国憲法 ―――――――――――(瀧澤 中)
│・おじいちゃんの、日本のことを教えて(中条高徳)
│・有事法制か平和憲法か ――――――(梅田正巳)
│・二十一世紀日本の見取り図 ――――(芹川洋一)
│・痛快!憲法学 ――――――――――(小室直樹)
└──────────
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 「自虐史観の枷を解く:私見:憲法改正提起」は、
 
◆−このとおりだと思う
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00021138a31 >
◆−そうではないと思う
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00021138aa2 >
◆−どちらともいえない
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00021138a13 >
◆−‥‥よく分からない
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00021138a84 >
■途中経過・最終結果を見る
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■コメントボード
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☆締切:2004年06月07日18時00分
★協力:メールマガジンをおもしろくする『クリックアンケート』
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┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◆感想やご意見をお待ちしています。 ojindesu@hotmail.com
 http://form.tok2.com/home/Chinachips/otayori.html
 
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│●│ 前回の「私見:憲法改正提起(2)」のアンケート結果。
└─┘
◇ このとおりだと思う --------------------------------- 28人  (72%)
◇ そうではないと思う ---------------------------------  6人  (15%)
◇ どちらともいえない ---------------------------------  3人  ( 8%)
◇ よく分からない -------------------------------------  2人  ( 5%)
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ コメントボードに頂きました感想。
└─┘
┌--------「ミカの赤い服さん」
 
gosakuさん、こんにちは。
いつも同じコメントで恐縮ですが、私の知っている範囲では「このとおりと思
う」です。
 
◆大正時代には婦人の参政権はなかったものの、デモクラシーは既にあったと
聞いています。
◆昭和15年生まれの私の母は体験していませんが「教科書の墨塗り」は想像
すると凄いショックだったでしょうね。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
昭和15年生まれのお母さんですか!なんと、お若い!うまらやしいー(羨望)
 
日本が近代国家の仲間入りした大正初めから、デモクラシー運動は活動してい
ましたが、軍事優先で白眼視され、実を結ぶところまではいきませんでした。
 
全成人男性に参政権が認められたのは1925年(大正14年)。
それまでは国税納税者だけが選挙の投票を認められていました。
 
女性の参政権は、敗戦直後の1945年末、連合国軍総司令部の指示でやっと
実現したのです。日本国憲法<参政権>第15条第3、第4項に明記されまし
た。
「黒塗り」教科書もそうですが、当時の教師の困惑はかなりのものだったと思
われます。天皇陛下一辺倒、教育勅語の世界から、突然のデモクラシーですか
ら大混乱でしたね。
 
└──────────
 
┌--------「気分は情報無限さん」
 
自分の知らない事は、よく分からないとしか言えません。
 
しかし、gosakuさんの話を伺う限りでは無理矢理日本国憲法の草案を作成した
アメリカ人にも良心はあったという事なのでしょうか?
イラクでの人質事件に関して、正気を失った言論が飛び交う日本が大いに見習
うべき点であるような気がします。
 
それから、GHQの検閲も、マスコミ各社の「自主規制」を正当化する口実に
利用された点も見過ごせないですね。
ーー結局、日本はマスコミに滅ぼされるのかも知れません。
 
私は昔から再軍備論者ですが、北朝鮮絡みの狂気の沙汰としか思えない主張を
散見するにつけ、今直ぐに憲法改正して大丈夫なのかと感じます。
個人的に、失われた地域の連帯を取り戻す為に徴兵制復活をと考えてきました
が、ひょっとすると陰惨な「虐め」を招くだけで何ら意味がないのかも知れま
せん。
再軍備だけを目的として憲法改正する訳では無いと思いますが、昨今のマスコ
ミの報道姿勢を見ていると、我々が戦場に送られる日は近いような気がします
ね。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
「気分は情報無限さん」は再軍備賛成派ですか!?
 
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めな
い」――皆さんご存知の憲法第九条の一節です。イコール、現憲法下では「自
衛隊は軍隊ではない」という事になるのでしょう。
ーーこれが明らかに詭弁だということは、国民周知の事実でしょう。
 
現行憲法には実に素晴らしい条項もあり、その条項に盛られた精神は、これか
らの日本の為に大いに育てていかなければならないものもあります。
だが一方、現実に合わない条項も見受けられます。
 
急激に変転する国際情勢のなかでは、こういう条項では日本の国益が損なわれ
る恐れがある、というものもあります。そういうものを一つ一つ検討して、残
すべきは残す、改めるべきは改める、そういう作業を行って、改めて新憲法を
制定することが絶対に必要だと思います。
 
この際、
「国民の総意に基づいて、新に制定し直すという手続きが必要だ」
というのがgosakuの提案です。
 
└──────────
 
┌--------「クッキーさん」
 
日本国憲法については、GHQからの草案で作成されたことで否定する考えは
如何なものでしょうか。
草案が日本独自であれ他国からの押し付けであれ、現在の日本国憲法は概ね良
いものではないでしょうか。第8条等、現在の状況を考えると、一部の改正の
論議を行っていくので充分ではないでしょうか。
 
知っている範囲では、当時日本側から提示した草案では「天皇」主権となって
おり、大日本帝国憲法とあまり差がなかったと聞いております。
GHQからの押し付けであれ、現在の日本国憲法は「国民」主権が定義されて
いる点だけでも、「天皇」主権を捨て切れなかった終戦当時の日本側の草案よ
り評価できると思っております。
 
└--------
 ▼
┌--------「気分は情報無限さん」
 
クッキーさんが仰るところの「天皇主権」だから駄目というのは、了見の狭い
考え方だと思います。そもそも「立憲君主制」で立派にやっている国は沢山あ
ります。
 
しかし現行憲法にも長所は数多くあるのだから、丸ごと否定するのは良くない
との考えには賛成です。取り敢えず今の日本国憲法も、当時の事情はどうあれ
国民全体で受け入れたわけですし、他の法律との整合性の問題もありますから
全否定はやり過ぎでしょうね。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
「クッキーさん」のおっしゃる、『当時日本側から提示した草案では「天皇主
権」となっており』云々は、僕の勉強不足ではっきり申し上げられませんが、
当時の憲法は、敗戦により「主権」が日本には無く、全て連合国軍=マッカー
サー)の手にある状況で作られたものである、ということを考えなければなり
ません。
 
形の上では、日本が主権を持った独立国で主権在民の素晴らしい憲法がつくら
れた、といわれていますが、戦後の7年間は、日本は主権がなかったのです。
日本人による内閣や議会は形ばかりで、GHQによって強力にコントロールさ
れていたことはいうまでもなく、GHQの意向が何より優先され、日本の内閣
の施策や議会の決議も、GHQが認める範囲に限定されていました。
 
マッカサーのGHQ命令が絶対、ということは日本には主権がない、即ち独立
国ではなかったということになります。そういう状態でいろいろなリフォーム
が、文字通り「マッカサーの命令」によって実行されました。
 
そのリフォームの核心となるものは、1947年5月3日に制定された日本国
憲法です。そしてこの憲法は、今でも日本の憲法であり続けています。自国の
国益を最優先にするのは当然であり、アメリカもその例外ではありえません。
 
当時作られた日本国憲法がそうでなかった..ということがいえるでしょうか?
 
└──────────
 
┌--------「土地国有賛成なのにさん」
 
土地の国有制が草案にあったのは初めて知りました。
どうせなら、なぜ日本の提案を受け入れて削除したのでしょうか?
押し付けなら全て押し付けにしてほしい。
 
土地が国有の中国がいかに早く都市開発が進んでいるかを見れば、国有のほう
が、戦後復興にはむしろ向いていたといえるし、土地の値上がりばかり待つよ
うな一部のバブル経済と日本人の堕落もなかったと思う。
 
今の日本で、土地の非効率活用がなければ、もっと経済・金融が発展していた
と思うが、まことに惜しい限りだ。
 
└--------
 ▼
┌--------「気分は情報無限さん」
 
土地の国有化賛成の方に申し上げますが、日本の全ての土地が国有化されてい
たなら、それはそれで別な問題を引き起こしたと思いますよ。
 
バブル一つ取り上げても、「土地バブル」にならなかっただけで、別な商品で
バブル経済になったでしょう。例えば「株バブル」とかね。
 
ただ、今後の日本で、土地を国有化するか否かは議論すべきかと思われます。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
土地の国有化は出来ませんでしたが、GHQ最大の功績の一つとして農地解放
があります。
 
現在、発展途上国といわれている国の多くでは、一部の大地主が土地を独占し
て、沢山の小作人を使って小王国を築いています。封建時代の日本でも自作農
と呼ばれる農地所有者はごく僅かで、各地に大地主が存在し、小作人の子供は
殆ど一生小作人、自分の土地など持つことは許されませんでした。
 
1947年から50年にかけての3年間に、当時の幣原内閣が農地改革を謳っ
て地主から強制的に農地を買い上げ、農民に分配する法律を立ち上げましたが
地主勢の猛烈な抵抗で頓挫します。そして占領軍の「農地解放指令」の援護を
受け、やっと成立させたものです。
 
この法案は、GHQが土地国有化を準備しているのを察知した日本政府が、先
手を打って、すべての土地国有化より穏便な農地改革でお茶を濁そうとしたも
のですが、この法案すらGHQの強権発動なくしては成立し得なかったでしょ
う。
 
└──────────
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ お便りで頂きましたご意見・感想。
└─┘
┏━━━━━━━━━━「PACKMANさん」男性@六十代@会社員@神奈川
 
憲法のいきさつは確かにここに書かれているような事とおもいます。
つまり国民は騙されていた、または黙らされていた、ということですね。
 
しかしその割りに良く出来ていたと思います。なにしろ60年ももっているん
です。それはなぜでしょうか?憲法を作る人たちの心が間違っていなかったの
でしょうか?
 
アメリカ製だからよくないとか、押しつけだからだめだというより、良くない
ところを直すのは必要ですね。
 
┗━━━━━━━━━━
 ▼
┏━━━━━━━━━━「gosakuさんから」
 
アメリカの押し付け憲法に違いはありませんが、その理念は大変素晴らしいも
のです。前文、平等、基本的人権、参政権、等々。どれをとっても非の打ちど
ころがないものです。
しかし詳細を検討してみますと、実情からズレたり、合わなくなったものも見
受けられ、再検討しなけらばならないものも多くあります。
 
憲法は聖域で手をつけてはならない、という考え方は、主権がなかった時代に
遡り、日本を閉じ込めてしまうことになるのではないでしょうか。
その時の為政者の都合で憲法を作り直す事などは、絶対にあってはならないこ
とですが、憲法が存在する事によって、国民が不利益をこうむるようなことが
あれば、これを変える勇気こそ必要だと思います。
 
┗━━━━━━━━━━
 
┏━━━━━━━━━━「たろおじさん」
 
憲法問題については、マッカーサーのことがあるとはいえ、同じような
イラクでの大規模な反発や、アフガニスタンのゲリラや、ベトナムなど
を思い起こせば、
戦争に負けた・・・全面降伏・・・精神的にも無条件降伏・・・
指令をそのまま受け入れ・・・・・国民全体が従った・・・・・
 
というのは、国際的には不気味な光景なんではないでしょうか?
神戸の大震災のときに、略奪が起きなかった(一部の泥棒は別にして)
ことや大勢の人々が粛々と行動したことが不思議と報道した国があった
やに聞いたことがあります。(うろおぼえ)
 
日本の常識を他国に押し付けるな・・・
 
中国大陸とそこに住む多様で、自己主張・自己利益の過剰ともいえる
追求・社会にはるかに優先する自己利益(のように見える行動様式)
原理主義の国に、日本の異常に従順な国民文化と押し付けられた憲法を、
金科玉条としてさらに押し付ける愚を犯すまい。
 
政治の大きな責務の中に、結果としての国民生活の安定があります。
いまだに毛沢東・ケ小平が尊敬されているのは、それぞれの時代に
それしか選択肢がなかった(ように見える)選択を、断固として
実行したことにあるのではと思います。
 
┗━━━━━━━━━━
 ▼
┏━━━━━━━━━━「gosakuさんから」
 
あれだけ勇敢に戦い、米軍に大きな損害を与えた日本軍が、8月15日を境に
借りてきた猫のように従順になった日本人をみて、米兵は信じられなかったに
違いありません。
その最大の理由は、なんといってもは天皇陛下による終戦の詔勅でしょう。
 
天皇がもし、イラクのフセインのように無責任な徹底抗戦を呼号していたら、
大混乱となり今の日本はなかったでしょう。
 
8月15日の正午、ラジオから流れて来る天皇の声(玉音放送)を、私達は直立
不動の姿勢で聞いていました。雑音が激しくてよく聞き取れず、初めは日本が
負けたということが理解できず、ソ連が参戦し、関東軍は撤退を重ねていまし
たし、広島と長崎に米軍が新型爆弾を投下したニュースは知っていましたから
このような状況だからこそ、天皇はさらに一層奮励努力するように我々を激励
されたのだ、そう受け止めていました。
 
それでも、どうやら日本は、連合軍側の発したポッダム宣言を受諾し、無条件
降伏したようだ、という話が伝わってきました。無条件降伏の敗戦!まさか、
と思いました。ーー茫然自失、頭の中が真っ白になり、何も考えられなかった
というのが、終戦の時の状態でした。
 
その後は皆さんご存知の通り、GHQは日本人を骨抜きにするため次々と巧妙
な手を打ってきました。日本国民に「戦争贖罪意識」を叩き込むために「ワー
・ギルト・インフォメーション・プログラム」と呼ばれる綿密な手を打ってき
たのです。
 
もともと温和しく、法に対しては従順な気質の日本人は、アメリカ製の憲法を
後生大事に60年守ってきました。アメリカ製だから駄目だというわけではあ
りませんが、日本が主権を持たない状況下で作られた憲法は、形の上では国会
決議を経ていても、国民の総意を結集して、日本が日本人の意思で作ったもの
ではなく、アメリカの意思に基づいていることは自明であります。
 
いまの憲法はその成り立ちからいって、「押し付け憲法」であるという性格は
免れません。新たに制定し直す手続きが必要でしょう。その手続きを行ってこ
そ、日本人は、アメリカが狙った「カルタゴの平和」を克復して、日本人とし
ての真の精神を回復し、真の独立を果たすことが出来るはずです。
 
┗━━━━━━━━━━
 
┌──────────
│(^^) OJIN です(^^;
 
―― 或る会話..コッソリ公開: go:=gosakuさん、O:=OJIN
 
409号の半華人さんの記事「中国人はウソツキだ?」に対するgosakuさんの
コメント ▼ ですが、
 
┌--------「gosakuさん」

│自慢じゃないが!僕も随分騙されましたよ!
│日本人はお人好し?(僕だけかも?)

│お金も、高きより低きへ流れる法則に従っているのでしょうか?
│〜〜恥ずかしながら、もう上海人は懲り懲り!!
└--------
 
O:しっかし、、gosakuさんが上海小姐に苦い目に遭っていたとは、、
  ーー意外でした。(^^;
 
go:ちょ、ちょっと!、僕は「上海小姐」とは言ってませんよ!
   OJIN さんのエロ(色)眼鏡に映るのは、厳ついオノコでも「漂亮小姐」に
  見えてしまうの??ーーイロ関係じゃありません..嫌いじゃないですが..
 
  *を**されて**万ばかり・・・まあ、その話はto an endにします。
 
O:なーーんだ、恍惚感‥‥?ん?ーー硬骨漢gosakuにも艶話!?と思ったの
  に、つまんねーーのーー・・・・。
 
└──────────
 
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「自虐史観の枷を解く」収載ページは ▼ こちら!
 http://chinachips.fc2web.com/repo1/015gosaku.html
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ おしらせ! ▽▼

┌─┬───────────────────────────────┐
│♪│ 「瀋陽―北京」自転車旅行のご案内。
└─┘
 
経 路:瀋陽――北京 102号国道沿い 約750キロ
 
期 日:9月8日〜9月20日 12泊13日
 
参加者:中国人=夫婦を含む男子10名、女子10名。年配は60〜77才。
   :日本人=いまのところ私(けんさん)一人。
 
費 用:参加者自弁
 
費用見積もり例:
    自転車   600元 
    宿賃    600元 50元×12(日)
    食費   1000元 60元×13(日)+鉱泉水等。
    携帯電話 1500元 既に持たれている方は要りません。
   ―――――――――――――――――――――――――――――
    小計   3700元  (約50000円)
 
――以上の他に、
 
・瀋陽までの旅費
・北京からの帰りの旅費
・前後の滞在費(人により異なるが、約5日程度)
・保険、等
 
因みに私の場合の予算は、日本からとして約27万円を予定しています。
 
条 件:医者の健康証明があること。
 
望む事:60才以上。中国(語)に興味があること。
 
年寄りばかりなので、日に60キロ平均でゆっくり行きます。
勿論若い方も歓迎ですが、却って辛いかもしれません。
中国語は喋れなくても、同じ仲間ですから、身振り手まね筆談でも通じるはず
です。
 
中国側の参加者は、日本統治時代、内乱、建国、朝鮮動乱、文革、下放、改革
開放と、激動の歴史を生きてきた人達です。
隊長の李樹祥さんは、77才。身体のあちこちに戦傷の跡がありますが、小柄
で穏やかな人です。元大学教授で、離休幹部です。旧満州国の教育も受けてい
るので、日本語は、話すのは忘れたが聞く方はゆっくりなら分かるそうです。
 
13日間、この人達と起居を共にし,苦楽を共有するのは、必ず意義があると
信じています。
 
途中の道路は平坦で、道もかなり整備されています。もし不幸にして途中リタ
イアされる場合も、鉄道が平行して走っていますので汽車で帰れます。
人口密集地帯なので、10キロも走れば集落があります。しかし高級ホテルは
ありません。食事も屋台みたいなところが主になります。 
便所も共同、シャワーも水だけだだと思いますが、どうぞみんなと一緒に行動
しましょう。
 
後 援:NPO団体「エネルギー、エコロジー、フォーラム」
    愛媛日中友好協会
 
もしご関心がございましたら yamasaki@myad.jp までご連絡下さい。
 
申込期限:6月末日。
 
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☆ マラッカの多様な文化遺産 ――――――――――――― 2004/06/04
 

マラッカ王国の起源は、15世紀初頭に古代交易帝国シュリビジャヤ(7世紀
末〜15世紀後半)の首都パレンバンから難をのがれたパラメスワラ王子が、
ここに自由港を開いたときに遡る。まもなく、ヒンドゥー教徒だったマラッカ
王はイスラームに改宗、マラッカ王国は交易の中心地としてその栄華を誇るよ
うになった。
アラビア、中国、インド、シャム、ジャワの商人たちが移り住んでいた。
 
琉球人も、この豊かな交流の歴史に参画していた。
 
すでに、1463年から琉球王国はマラッカ王国と通商を開始、琉球人たちは
各国の商人と渡り合って活躍していたのである。当時のポルトガルの外交官、
トメ・ピレスが書き残した
『Suma Oriental que trata do Maar Roxo ate os Chins』は、
琉球人を次のように描写している。
 
「彼らは色の白い人々で、中国人よりも良い服装をしており、気位が高い」、
「彼らは正直な人間で、奴隷を買わないし、たとえ全世界とひきかえでも自分
 たちの同胞を売るようなことはしない。彼らはこれについては死を賭ける」
 
△△ 生田滋訳『東方諸国記』岩波書店、1966年 △△
 
沖縄の古い民謡「安里屋ゆんた」は「マタハリヌ・チンタラ・カヌサマヨ」と
謡うが、ここにある最初の2語はマレー語である。「マタハリ=matahari」は
「太陽」、「チンタ=cinta」は「恋に落ちる」の意味。
ーー深い文化交流の跡を物語っている。
 
沖縄県教育委員会は、1997年に首里城に隣接して造営された琉球王家の菩
提寺、円覚寺の跡発掘調査を開始、2002年初めにクリスが出土したと発表
した。そして、神戸女学院大学の真栄平房昭教授と、(財)沖縄県文化振興会公
文書管理部史料編纂室の漢那敬子主任が、同年夏にマラッカでの調査を行い、
同地のクリスと円覚寺跡から出土したクリスとが、蛇行の形などで共通してい
ることを確認したのである。
 
クリスとは、マレー半島に広く見られる短剣で、王や貴族の権威の象徴物と考
えられている。交易の中心地マラッカからもたらされた文化的影響は、今後さ
らに明らかになってくるだろう。
 
さて、マラッカ王国は1511年にポルトガルの手に落ち、その後オランダ、
イギリスの植民地支配を受けた。この歴史の跡が、マラッカの文化には色濃く
出ているのである。
 
東南アジア最古のオランダ建築といわれるスタダイス(旧オランダ人総督の邸
宅)、16世紀初めにポルトガル人が築いたサンチャゴ砦、1521年にポル
トガル人によって建てられたセント・ポール教会跡等々。
 
海峡に面した一画には、ポルトガル村がある。毎年6月下旬には聖ペテロ祭が
開催され、伝統舞踊が披露される。ポルトガル系の住民の間では、舞踊などの
伝統文化を保存しようという機運も盛り上がっている。
 
こうした中で、州政府は観光振興の立場から、ポルトガル村の再開発に取り組
む姿勢を示している。2004年3月に、州の都市再開発計画の一環として、
ポルトガル村の改修プロジェクトがスタートしたのである。
まず、海岸沿いの埋立地に新店舗と遊歩道を造り、次のステージではポルトガ
ル建築様式のショッピングモールやホテルなどを建設する計画だという。
 
マラッカは、日本を含めた世界交易、文化伝播の歴史遺産の宝庫であると同時
に、ヨーロッパを含めた各民族文化の伝統が生き続ける貴重な文化都市なので
ある。
 
                        = この稿おわり =
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◆感想をお待ちしております。 ojindesu@hotmail.com
 http://form.tok2.com/home/Chinachips/otayori.html
 
┌──────────
│坪内隆彦さんのプロフィール:

│ジャーナリスト。拓殖大学日本文化研究所附属近現代研究センター主任研究
│員兼創立百年史編纂室編纂委員・(社)日本マレーシア協会理事・マハティー
│ル研究会主宰。

│1965年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社、貿易記
│者クラブ(日本貿易振興会記者クラブ)担当記者として通商問題などの取材に
│あたる。1989年退社後、フリーランスで取材・執筆活動に入る。

│1991年に「国連における大国協調の光と影」で佐藤栄作賞(国際連合大学協
│賛財団懸賞論文優秀賞)を授賞。
│1994年に『アジア復権の希望マハティール』を、1997年に『キリスト教原理
│主義のアメリカ』を、1998年に『岡倉天心の思想探訪』を上梓。

│『日馬プレス』で「マハティール十番勝負」を、
│『月刊マレーシア』で「明日のアジア望見」をそれぞれ連載中。
└──────────
 
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「マレーシアナウ(現在)」は ▼ こちらに収載!!
 http://chinachips.fc2web.com/repoas/05malaysia.html
 
「アジアの声」▼ 坪内隆彦さんのホームページ。
 http://park5.wakwak.com/~asia/
 
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ 時事問題意見 ▽▼              by 遊庵散人先生

┌──────────
│(^^) OJIN です(^^)

│遊庵散人先生の書かれた「CHINA,20YEARS AGO =紅い中国の時代」を完読さ
│れた読後感想を、気分は情報無限さんから頂きました。

│さっそく遊庵散人先生にお送りしましたら、感想に対するコメントというよ
│りも、時事問題についてのご意見を書かれたお返事がまいりました。

│真っ紅っ紅な中国の時代にご苦労をなされた経験に基づくさすがの識見で、
│意見記事として掲載させて頂くことにいたしました。
└──────────
 
☆ 小泉首相北朝鮮再訪パッシングに思う ―――――――― 2004/06/04
 

ーー久しぶりにメール頂戴し驚きました。
 
相変わらず(これは最も貴重で、努力を要することですが)南通より、楽しく有
益なメール情報を発信しておられるご様子、心より敬意を表します。
 
私自身は中国ビジネスを離れ十年近くになりましたが、メルマガで連載した、
私の中国思い出の記は、薦める人もあり共同出版非売品の形で「私の中国今昔
物語」と題し限定製本し、お世話になった方々を中心に配布しました。
 
お陰で、愚作ですが私の中国ビジネスに関連した商社では、それを新しく中国
ビジネスに飛び込む人たちへの必読書として推薦してくれているようです。
 
―― 話は飛びますが、
 
今、北朝鮮を再訪問し、帰国した小泉首相に対し、世論は賛否半ばし、中には
「何のため行ったのだ」「どうしてあんないい加減な事で帰ってきた」等の、
厳しいパッシングも出ています。それを見、聞きするにつけ、今から30年近
く前、私が訪中帰国した際、国内のビジネスの関係者より受けた、全くそれと
変わらないパッシングをつい思い起こします。
 
「いい歳をして子供の使いで行ったのか!」「高い経費と日数を使い交渉した
結論がこれか!」「どうして自己主張も通さず、先方の言いなりになるのだ」
等々の非難に、いつも無念の涙をのみました。
 
現地中国では、あの血がにじむ様なこちらの真剣で必死の要求交渉も、厳しい
社会主義体制下にあり、常に責任回避の言い逃れと、その場しのぎの回答に終
始していた当時の中国国営企業責任者の態度に、何度激しい怒りをぶつけて、
席を立ち去ろうとしたことか。
 
北朝鮮の現状も、当時の中国より更に厳しい統制下にあるのでしょう。これの
解決は、中国が改革開放路線で国際化した結果、大きな変革を遂げたように、
北朝鮮も年月をかけ、徐々にその方向へ導く以外に手はないでしょう。
 
ただ、日本で待つ拉致家族の老齢化が進むだけに、それは待てないという主張
も理解はできますが、手品のような一転解決はあり得ないと、私の激動の中国
を見てきた目からはそのように映ります。
 
又、駄文を述べました。ご健闘を祈ります。
 
                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◆感想をお待ちしております。 ojindesu@hotmail.com
 http://form.tok2.com/home/Chinachips/otayori.html
 
 CHINA,20YEARS AGO「紅い中国の時代」
 http://chinachips.fc2web.com/repo/002000c20ya.html
 
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ 読者の広場 ▽▼
 
┏━━━━━━━━━━「海人さん」男性@四十代@無職@中国 2004/06/01
 
 OJIN 様、半華人様 先日は私の愚問に対してご回答ありがとうございます。
 
私としては、悩んでいるというより、相手を知るためのもっといい方法がある
のではないかという気持ちが強くありまして、中国に長く住まわれ、かつ中国
人女性に詳しい方の一般論を聞きたかったのです。
そしてその一般論から、私の個別の事象に掘り下げて行きたかったのです。
 
私は本来、感情移入があまり得意ではありません。身も焦がす情熱?などとい
うものに会ったことも食したこともない人間です。もちろん人間でありますか
ら感情の起伏はありますし、寝食を忘れ熱中する時もありますが、でもいつも
自分を冷静に見ているもう一人の自分がいるので、何かを始めるに当っても、
出来る限り自分を納得させる理由が必要なのです。
 
最近よくニュースで取り沙汰されるストーカーには、善悪とは関係なしに感心
してしまいます。ホント。その集中力を違う方面に発揮すればいいのになあ、
女性は他にもイッパイいるのになぁ、などと考えるのは私だけでしょうかネ?
ただそんな一方的な思い込みも、物事を成就させるには、時には必要なんだな
と、、歳をとると思うようにもなりました。
 
恋愛というものは、ある種のゲームだと思います。相手の心を知るためのゲー
ム。そして相手の感情を高めるゲーム。その心理作戦を、どのように展開して
ゆけるか?もちろん難しい!相手のことのみならず、自分自身のことも十分に
分析しなければなりませんし。
 
10年以上前に、海外に住むまではこういう風に考えたことはありませんでし
た。文化、風習等が全く違う異国では、日本人特有の価値観=誠意とか義理人
情?)を訴えてもそれはムダですし、ムリです。そこでは何が重要視されてい
るのか?どの様にこれを受け取るのか?いろいろな複雑に絡む要因を分析しな
がら進めるしかありません。
特に生存すること自体がとても厳しいところでは。
 
ゲームのように割り切った考え方のほうが私には必要でした。
 
中国人女性と結婚したいというのではなくて、結婚したい相手がたまたま中国
人であったというのが、私にとっては正直なところです。
どうしてこんなに一緒に居て心地よいのかわかりません(笑)。
特別親切でもなく、気が利くわけでもなく、おまけに若くもなく、美人でもな
い彼女。----別に謙遜でもノロケ?でもありません、ただの描写のつもりです
ハハハ?----
 
OJINさんが仰るような“砂浜で見つけたケシ粒なんだ!”とは思っておりませ
んが、長江のデカイ川原(あるのかな?)で見つけた、ちょっと回りの石ころと
は色合いも形も違うものだとは思っています。
 
でも半華人さんのいうように、結婚後は激変するのかな?若くないので小変ぐ
らいにして欲しいなぁ。
別に結婚が目的で付き合っているわけではありませんが、ただ友人以上の関係
になりたくて。
 
少し脱線しますが、以前北京の高給カラオケクラブにいったことがあります。
みんな同じような背の高さ(170センチぐらい)、細面の美人顔。なんか変に
緊張しました。いやちょっと怖いというのが正直なところでしょうか。もちろ
ん人によって価値観が違いますので、そういうモデル並みの美女と一緒にいる
だけでとても幸せだという方もいらしゃるのでしょう。何を求めるかによって
その支払うべき代償は違って来るのは当然のことだと思います。
 
10年以上前に、東アフリカに住んだことがありました。日本の援助というの
は、お金はイッパイばら撒くけれど、その割には住民にあまり感謝されていま
せんでした。日本の援助というものには哲学がないのが一番大きな原因のよう
に思えます。もちろん日本人自身も尊敬されていません。
 
とてもフレンドリーという言い方もできますが、一歩間違うと蔑まれる、既に
そうなっている存在?かもしれません。
 
一方欧米人は主義、哲学が明確であり、尊敬されていました。前例に囚われる
ことなく、主義主張を貫く姿勢は、やはりクールで分かり易いのでしょう。
知り合いのアフリカ人女性は、白人だけが本当の愛を知っていると言ったこと
を今でも不思議に覚えております。
 
国際援助も恋愛も似ているのではないでしょうか?
安易な方法としていくらお金を使っても、はたして得られるものは? 
湾岸戦争でのあの恥ずかしい?教訓を生かして欲しいものです。
 
もうひとつ余談を。
 
ケニヤの首都ナイロビは、私が今まで経験したことのないところでした。
誰一人、カバン或いは荷物を持った人がおらず、また誰一人立ち止まっている
者がいない異様な町でした。何故か?真昼間でも襲われるからからです。たと
え数人で行動したとしても。
 
そういったところに日本人が来るとどうなるかは、お分かりの通り。ナイロビ
ではその当時、日本人は恰好のターゲットとなっていました。争わないし、お
金を持っているし、すぐお金を出すし。まさに欧米人とは対照的でした。
 
そういうところでは“お前は本当に日本人か?”と聞かれ、その金払いの悪さ
(?)に“Bad Japanese !”と言われたこともありました。
(本人は適正な価格と思っておりましたが)
 
海外に住み始めて、日本人であるということをあまり意識して行動してはおり
ません。ましてや、日本の看板を背負っているなんて、考えたこともありませ
ん。ただ自分に対する責任は持っているつもりです。毎年必ず歳をとっていき
ますが、その時その時カッコヨク――他人より自分に対して、大いなる自己満
足の世界?――生きてゆきたいといつも考えています。
 
どこの国に行っても、悪い奴だけの国もなければ、いい奴だけがいる国もない
と思って接しています。ただその国の文化、風習等を知らなければ誤解してし
ましまうことは多々あるので、固定観念だけは持たないようにはしています。
 
その国の価値観等を理解することは、本当に骨の折れることです。また時間も
必要とします。本を読むような理解とはまた違った理解が必要だと感じます。
 
中国はいろんな意味で面白いところだと思いますので、出来る限り長く住もう
と今は考えています。最近一段落したので、上海で職探しを始めました。さて
何をやることになるのやら?
 
それと、彼女との関係はいい方向に(ホントかな?)向かいつつあるような気が
します。
 
┗━━━━━━━━━━
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ みつけよう面白・有益メルマガ ▽▼
 
┌─────────── (^O^)

│ ○●○ ダンドリ達人の仕事・あれこれ能率アップ術 ○●○


│ハッキリいって私の夫は人付き合いが下手で、要領が悪く、いい人ではある
│のにいつもなんだかサエない感じでした。
│そんな夫が変わり始めたのは、ある人から
│チョットしたコツを伝授してもらってからでした。


└→ http://melten.com/osusume/?m=18318&u=6254
 

│いままで紹介してきたメルマガ達が勢揃い!してますヨ〜 (^○^)
http://groups.msn.com/ChinaNantong/page9.msnw
└───────
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ あとがき ▽▼
 
―― 日・中、食に関する相違点。―― 料理が出る前には
 
日本:
注文した料理が出来上がるまでのつなぎで、必ず酒や飲物の注文品が先に出て
きて、まあまあ、じゃあじゃあ、と、料理が出てくるまで適当に飲んで待つ。
 
中国:酒到没有菜、不礼貌
レストランで、料理が出てくる前に酒を出すのは不礼貌=失礼)なこと。
席に着いたら、先ずはお茶が注がれる。料理が出だしたら酒や飲物の栓が抜か
れ、さあ食事を始めましょう!となる。
 


ではまた、ホントに愉快な月曜日号!で、お会いいたしましょう!(^o^)丿
 
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┃ ┌─────┐
┃ ☆ 月水金日 ☆ &≪ WEB 熱線 ≫≡アジアの街角から≡
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