| Mail-Magazine Back Number |
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┃ ☆ 金 曜 版 ☆ ≪ WEB 熱線 第410号 ≫2004/05/28_Fri ++++ ☆
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┃ ☆ WEB 熱線 ☆ ―― アジアの街角から:亜洲街巷信息 ―― ++++ ☆
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐
│
│・ごあいさつ ------ 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿
│
│・満州回顧録続編 -- 自虐史観の枷を解く(24) --------- by gosakuさん
│
│・意見記事 -------- 人質問題自己責任論 ------------- by 平野信幸さん
│
│・読者の広場 ------ 気分は情報無限さん・岡崎溪子さん・hazukiさん。
│ E-Magazine読者さん。
│
│・あとがき -------- 落書き!
│
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇
│
│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│ 「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。
│
│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│ 別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。
│ 更に頻繁不定期で「アジアビジネスの現場から」号が配信されます。
│
│3.ライター兼編集発行の私OJINと数人のライターさんで執筆しています。
│ ___________________
│4.バックナンバーは → http://chinachips.fc2web.com/aaa.html
│ 「アジアの街角から題字の右横」→「バックナンバー書庫」
◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇
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┃▼▽ 満州回顧録続編 ▽▼ by gosakuさん
┃
☆ 自虐史観の枷を解く(24) ―――――――――――――― 2004/05/28
―――― 私見:憲法改正提起(2)
―― 占領下ではマッカサー司令官の意向は絶対です。
GHQの威光は、現在の皆さんが想像するより遥かに絶大でした。
占領政策の批判や誹謗は、当時、一切許されず、違反者は密かに裁判によって
重労働の刑に処せられました。また、郵便の検閲も実施されており、仇討ちを
する時代劇も禁止、旧時代を彷彿とさせるテーマでではGHQの許可が下りま
せんでした。もちろん教育の現場でも、教科書の忠君愛国や軍国主義を礼賛す
る個所は真っ黒な墨で塗りつぶされ、体操などで集団活動をすることさえ禁止
でした。
現在、お隣の朝鮮半島の北朝鮮の民衆は一切自由な発言は許されていません。
金正日を頂点とする労働党が絶対権力を握り、居住地や職業までも党によって
決定されるといわれています。つい50数年前には、日本でも似たような状況
があったのです。
アメリカは自由の国で、民主主義が発達した国だというイメージが強いので、
信じられないかも知れません。しかし現実には、当時の日本国民から見れば、
当時のマッカサーは、北朝鮮の金日成に等しい絶対権力者、独裁者として君臨
していました。
GHQから自分たちの案を言下に拒否された憲法問題調査委員会は、大慌てで
英文を翻訳し、作り直しました。その後、3月6日にGHQの承認を得、翌日
その草案が「憲法改正草案要綱」として公にされたという経緯を辿りました。
GHQの翻訳原案は、日本側の粘り強い交渉で一部修正が認められたものの、
政府案は、大筋ではGHQの作成した原案に沿った内容です。政府案とGHQ
案の最も大きな違いは、土地の所有制度に関する事項でした。
GHQ案には「一切の土地や天然資源の究極的所有権は人民の集団代表者とし
ての国会に所属する」という一文が入っていましたが、この部分は削除されま
した。もしこの項が削られていなければ。日本の土地は国有制になっていたわ
けです。
またGHQ案では、国会が一院制であったのに対し、政府案では衆参二院制に
修正されました。国会の審議過程でさらに、一部が修正されたものの、現在の
憲法はGHQの草案をほぼ全面的に受け入れ、GHQの承認により出来上がっ
たものであり、とても自主制定されたとは言い難く、植民地憲法だといっても
暴言ではないでしょう。
―― 憲法とはいうまでもなく、国の根幹を決する大事な取り決めです。
日本という国が、どのような方針で今後、国造りを進めていくのか、国民の幸
せをどうやって達成していくのか、我々日本人が今一度、自らの手で憲法を作
り直さなければ、真の意味での独立はありません。
そもそも一国の憲法に他国が介入すること自体、重大な違反です。
違法な憲法を守り続けるのは、どう考えても筋が通っていません。
どのようにして日本国憲法は作られたのか、もう少し詳しく検証してみます。
「米国の素人たち」が、たった1週間で作った憲法!?
1946年2月4日午前10時、GHQの民生局員25人は、会議室に呼び集
められました。全員を前にしてホイットニー局長は「これから1週間、民生局
は憲法制定会議の役割を果たす事になるであろう」と宣言しました。
そして、
今の日本で、最も急がなければならない問題は新憲法の制定である。しかし、
日本側が作成した草案は全く不満足極まるものなので、マッカーサー最高司令
官は自分が介入する必要があると判断し、日本国民のための新しい憲法を起草
するという歴史的意義のある仕事を民生局に任せた、と述べました。
さらにホイットニーは、黄色い紙に書かれた「マッカーサーノート」をゆっく
りと読み上げ、憲法制定作業はリンカーン誕生日の2月12日までに終えるこ
と、作業は極秘にすること、秘密を守るため暗号を使うことなどを指示しまし
た。ーー出席していた民生局の人々は一様に驚き、興奮しました。
民生局の「憲法制定会議」の組織は、ケーディス次長(当時40歳)、ハッシー
海軍中佐(44歳)、ラウエル陸軍中佐(42歳)、エラマン嬢、で構成する運営
委員会が全体をまとめ、その下に八つの委員会を置きました。
委員会はそれぞれ、立法、行政、人権、司法、地方行政、財政、天皇、条約、
前文の各分野を担当しました。25人のメンバーの内訳は、陸軍将校11人・
海軍士官4人・軍属4人、秘書を含む女性6人で、弁護士資格を持つ人が3人
いましたが、憲法の専門家はただ一人としておりませんでした。
当時のメンバーは、ホイットニーの話を聞いたときの印象を、およそ次のよう
に話しています。(西修「ドキュメント日本国憲法」より)
「とても興奮しました。しかし、同時に私は、このようなことはとても不幸な
ことだと思いました。なぜなら、外国人によって起草された憲法は正当性を持
たないと思ったからです。私は、民主主義を理解している日本人を何人か知っ
ており、彼らに自国の憲法を作らせるべきだと思いました。そして、そのこと
を上司に述べたのですが、採用されませんでした」
△△ 行政委員会・エスマン陸軍中尉。
「興奮しましたが、私には憲法を作る能力も知識もなかったので不安でした」
△△ 立法委員会・ホージ陸軍中佐。
憲法草案は、極秘の内に、殆ど素人といえる人々の手によって2月10日にで
き上りました。・・・・・・たった1週間の憲法制定作業で。
このように、現在の日本国憲法は、アメリカ占領軍(GHQ)が英文で起草した
草案(マッカーサー草案)が基になっています。しかしこの事実を占領軍は厳格
な検閲体制を敷き、日本国憲法が米国製であることを少しでも匂わせるような
記事があると、全て削除させたり掲載禁止にしました。
内閣法制局で新憲法の制定作業に携わっていたある関係者が、1946年9月
「法律時報」という専門雑誌に発表しようとした文章に次のようなくだりがあ
りました。
「・・・この<政府発表の日本国憲法>草案要綱が、幣原内閣の自主的な作成
に関るものでなく、マッカサー司令部・・・の助言と促進とがなければ、この
草案要綱の誕生が不可能であったであろうとの印象を国民一般に与えたことは
故なきことではなかったのである」
この文章は、占領軍の検閲をおそれて、多少ボカした言い方をしていたのです
が、それでも上に引用した部分は占領軍によって全て削除されてしまったので
す。
また、アメリカの新聞に載った日本国憲法についての記事を対訳の形で紹介し
たときの場合には、・・・この記事は、元々この憲法は占領軍がお膳立てした
ものであるのに、あたかも日本人が自主的に定めたようにみせかけていること
に対して、鋭い批判を投げかけたものです。▽▽
┌--------
現在の日本政府は、豪華な新憲法を提案した。それは国家の、ピカピカと光る
流線型の乗り物であり、現代代議政治のあらゆる最新の付属品がついている。
しかしこれは、まづほとんど全く無価値である。
罪はこの草案にあるのではない。これが日本の憲法であるかの如き主張、彼が
日本を民主的平和愛好国たらしめるかの如き主張にあるのだ。
これは日本国の憲法ではない。――日本向けアメリカ憲法である。
└--------
このように、日本国憲法が米国製憲法であることは、米国人自身も認めている
ところだったのです。
ーーしかし占領軍は、この紹介記事を全文掲載禁止としました。
こうして占領下では、真実は覆い隠され、真相を知る少数の日本人は日記等の
中でしか本音を吐くことが出来ませんでした。たとえば小説家の永井荷風は、
日記に次のように記しています。
「米人の作りし日本国憲法、今日より実施の由、笑うべし」
また、
「あの憲法が当時の国民の総意によって、自由意志によって成立したなどとい
うのは、やはり詭弁だと断定せずにはおられない。ハッキリ言ってアメリカの
押し付け憲法である」
△△ 甲斐弦(GHQ検閲官)。
私達はこれまで、教科書で、日本国憲法は素晴らしいものだとばかり教えられ
てきました。しかし、その誕生と舞台裏には、日本人の自由な憲法批判を全く
許さない、このような占領軍の強圧があったという事実を銘記しておく必要が
あります。
= 私見:憲法改正提起(3)へつづく =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
↓
┌──────────
│「私見憲法改正提起」を著すに当り以下の文献を参考にさせて頂きました。
│
│・憲法改革 ――――――――――――(芹川洋一)
│・日本国憲法 ―――――――――――(瀧澤 中)
│・おじいちゃんの、日本のことを教えて(中条高徳)
│・有事法制か平和憲法か ――――――(梅田正巳)
│・二十一世紀日本の見取り図 ――――(芹川洋一)
│・痛快!憲法学 ――――――――――(小室直樹)
└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
↓
「自虐史観の枷を解く:私見:憲法改正提起(2)」は、
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ 前回の「私見:憲法改正提起(1)」のアンケート結果。
└─┘
◇ このとおりだと思う --------------------------------- 23人 (66%)
◇ そうではないと思う --------------------------------- 9人 (26%)
◇ どちらともいえない --------------------------------- 1人 ( 3%)
◇ よく分からない ------------------------------------- 2人 ( 6%)
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ コメントボードに頂きました感想。
└─┘
┌--------「ミカの赤い服さん」
gosakuさん、こんにちは。
諸外国の事情までは不勉強のため、私には分かりません。
でも、現憲法が出来た経緯については、私の知識の範囲内ではこの通りと思い
ます。また、実情に合わないのならば、改憲も必要だと考えています。
……なんだか私のコメントは、ワンパターンですね。(^_^;)
└--------
▼
┌──────────「gosakuさんから」
毎年、憲法記念日が近づくと、決まって改憲派と護憲派がマスコミを賑わしま
す。しかし、5月3日が過ぎると、いつの間にか両派ともなりを潜めて静かに
なり時は過ぎてゆきます。
総じてマスコミは改憲論には批判的で、護憲派の学者たちの意見を優先して掲
載していますが、憲法第九条を含めて、早急に検討する時期に来ていると思い
ます。
└──────────
┌--------「気分は情報無限さん」
確かに仰る通りです。一言半句の反論の余地も御座いません。
一刻も早く、国民全体の開かれた議論の中で自主憲法を制定すべきだと思いま
す。当然、徴兵制も復活させなければならないでしょう。しかし・・・・・・
└--------
▼
┌──────────「gosakuさんから」
5年を目途とする「論憲」の最終年を迎えた衆参両院の憲法調査会は、いよい
よ来年5月に示す最終報告に向けて大詰めの段階に入りました。
今年7月には参院の改選が行われます。改憲派が優位に立つか!護憲派が多く
の当選者を得るか!
来年自民党が提出を予定している、憲法改正案の行方が判明するでしょう。
└──────────
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ お便りで頂きましたご意見・感想。
└─┘
▽▽「満州回顧録」「自虐史観の枷を解く」を読まれての感想です。
┏━━━━━━━━━━「tanneiさん」男性@六十代@東京
私は昭和13年12月、旧満州の大連で生まれ、昭和18年に、牡丹江から母
の実家、福岡県に引き揚げてきました。
父が満鉄に勤務していましたが、生前に、満州時代のことは何一つ話してくれ
ませんでした。
gosakuさんの満州、および台湾のことは、大変、興味があり、丁寧に読んでい
ます。
┗━━━━━━━━━━
▼
┏━━━━━━━━━━「gosakuさんから」
ーーイラクの惨状を見るにつけ、かつての満州での地獄を思い出します。
国家は、窮地に陥った国民を守る義務がある、とはいっても、その国家が消滅
してしまえば、数百年も世界を流浪したユダヤの民のような希望のない生活が
待っています。
「tanneiさん」は、地獄を見ないで帰って来る事ができたのですから幸せでし
た。一足遅かったらどうなっていたでしょうか?
憲法論議以後、また朝鮮問題を検証していきたいと思っています。
引き続きご愛読をお願いいたします。
┗━━━━━━━━━━
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
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── みんなで作ろう!日中友好・遊学の大っきな輪ッ!!──
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┃▼▽ 意見記事 ▽▼ by 平野信幸さん
┃
☆ 人質問題自己責任論 ―――――――――――――――― 2004/05/28
イラクにおける「人質問題」の解決後、4月20日に帰国しました。
そして「自己責任論」の渦巻く日本の雰囲気を肌で感じ、その報道には大きな
違和感を覚えました。
私自身もパスポート1冊を携え、それを頼りに海外で生活している身にとって
は「他人事ではない」という思いがあります。
―― 1.生還と報道
人質となった方々の帰国映像を見ていると「生命の危機から生還した人の姿」
とはほど遠く、まるで「犯罪者の送還映像ではないか」と、感じるようなもの
でした。
何故このような姿で帰国しなければならなかったのか、人質となった経緯や家
族の対応云々は何であれ、同じ日本人として、「ご無事で、お帰りなさい!」
と、慰めの言葉もかけて上げることができない、思いやりや優しさが失われた
社会に鳥肌が立つような嫌悪感を覚えました。
このような世論が正論として支持される社会において、「公共心や道徳心、自
己犠牲によるボランティア活動の意義」を、若い世代にどのように伝えること
が出来るのでしょうか。昨年、中国で発生した「SARS騒動」における報道
と社会の反応に感じた違和感以上のものがあり、予てより社会問題となってい
る、「いじめの根源」を観たような気がします。
古来よりの、「出る杭は、打たれる」の諺通り、日本社会は大多数の人と違っ
た価値観を持って行動する人々を「社会悪」として排除し、「時の権力」や
「マスコミ報道」に安易に迎合して「多様性」を受け入れることが出来ない、
「原始的村社会」が、いまだに存在しているように感じます。
日本の報道を見聞していると、被害者の方々への擁護やいたわりは少なく、む
しろ海外の報道に救いがあることに戸惑います。
―― 2.「反日分子」発言とマスコミの対応
26日、自民党の柏村武昭議員(広島選挙区)は、参院決算委員会おいて、イラ
クでの人質事件に関して、人質になった人たちを「反日的分子」と批判し、人
質事件にかかった費用などについて、「人質の中には自衛隊のイラク派遣に公
然と反対していた人もいるらしい。そんな反政府、反日的分子のために血税を
用いることは強烈な違和感・不快感を持たざるを得ない」と、発言しました。
「これが日本の民主主義の実態なのでしょうか」
「お上に盾突くことは、罷りならない」と言われているようで、政府による言
論や行動に対する抑圧を感じます。そして、言論の自由を盾に、個人のプライ
バシーを平気で暴露するマスコミが、そのことに対しては黙していることが不
思議でなりません。
「日本国憲法」では「思想・信条」等によって人を差別してはならないと規定
し、全ての国民は平等であることが保証されています。国民の代表である国会
議員がこの憲法を無視する発言を行い、そのことが大きな問題とならない社会
の異常さに「強烈な違和感、不快感を持たざるを得ません。」
―― 3.救出費用の請求
被害者救出に掛かった費用が請求されるに至っては「何をか、言わんや」。
仮に百歩譲ったとしても、救出に際し「費用請求の説明」はなされたのでしょ
うか?されていないとするならば、その「説明責任」は?また、圧倒的立場の
優位性による費用請求の問題は?
今後、被害者が費用請求を理由に救出を辞退・拒否したら、どのような対処を
するのでしょう?
税金の有効利用(費用対効果)の観点から考察すれば、恒例のように実施されて
いる、5月ゴールデンウィーク中の国会議員の外遊は、如何なのでしょう。
被害者が経験したことは、今後のイラク活動に極めて貴重な情報となるのでは
ないかと推測されます。(費用対効果は極めて有益)
しかしこれも、犯罪者扱いされた今となっては、彼等の本心は決して明かされ
ることはなく、その経験を生かすことも、殆ど不可能になるのではないかと思
われます。
社会性を持った「ボランティアや報道関係者の取材活動」が、全く個人的動機
の「山登りや遊泳禁止域での水泳」と同じ次元で論じられ、「だから自己責
任」と、見識ある方々の意見が正々堂々と通る社会に、疑問を抱きます。
人道的支援を目的として、イラクに自衛隊派遣を決定した政府(国民)と、人道
的支援を行うためにイラクに入った個人(国民)と、何処にその異差があるので
しょう。
支援の手段こそ違え、イラクへの人道的支援には、「共通した国民多数の願い
がある」のだと、思います。
―― 4.政府の義務と責任
私が持つパスポートには、下記のように明記されています。
「日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要
な保護扶助を与えられるよう、関係の所管に要請する。日本国外務大臣」
国語辞典によれば、
「保護」(名)
1)危険・破壊・困難などが及ばないように、かばい守ること。
2)身体的精神的機能や生活に必要な能力などが低下している者や未熟な者な
どについて、その環境や他者による害悪また本人が自分を害する行為に対
して、安全の確保、環境の調整、また必要な援助の付与など、その者のた
めになるように取り計らうこと。
「扶助」(名)
(経済的に)たすけること。援助すること。
「保護扶助」は外務大臣の名において、関係機関に「日本国民の援助を要請し
ている」もので、どのような解釈をしても、費用負担が援助を受ける者の義務
とは解釈は出来ません。日本人に対する「保護扶助」は日本国政府の義務であ
り、責任なのではないでしょうか。それには、例外も条件(退避勧告等)も付い
てはおりません。
まして今回の事件は、人質を捕った側の交渉相手は「日本国政府」であり、人
質となった方々ではありません。交渉する術もなく、問題解決の「当事者能力
を持つことが許されない人」に、その結果について自己責任を追及するのは、
「筋違いではないか」と思います。
―― 5.「人質事件」の背景
今回発生した人質事件の背景には、米軍がファルージャで続けてきた大規な包
囲模掃討作戦で多くの子供や女性が殺害されたため、一部の武装組織だけでな
く、地域住民全員が米国に対する憎悪を抱き、彼らの「反米、反占領」の抵抗
運動があったのではないかと推測されます。
日本政府は、米国が起こした「イラクへの武力介入と軍事占領」を支持してい
ます。
そして、自衛隊派遣によってイラク国民は、米国に同調する日本への「反日感
情」を抱いたことは歴然たる事実です。拉致された五人の自己責任を言うのな
ら、当然その背景を醸成した、日本政府の責任も問われて然るべきではないで
しょうか。
自衛隊派遣の目的は、「人道的支援」であったとしても、それは出す側(日本
政府)の論理であって、受ける側(イラク人民)が「人道的支援」として受け
取ることが出来ない状況において、目的を達成するのは困難であることを、実
証したと言えるでしょう。
今回の、開放費用の請求を含め政府がとっている個人への「自己責任の追求」
は、国民保護の責任を負う政府の職務放棄であり、人質事件が「自衛隊の派遣
問題という背景の本質」への議論が発展することを回避するための、「問題の
すり替えではないのか」という気がします。
「退避勧告によって、政府は責任を果たしている」と、いう事が認められると
したら、あらゆる事象において「勧告」が行われて、責任回避の体制が作ら
れ、国民の自由な行動が制限されることになるでしょう。
―― 6.ジャーナリズムの責任
イラクには日本国の自衛隊が人道的支援を目的として派遣されており、その現
地情報は、政府関係機関や家族にとっても、国民にとっても極めて重要あり、
必要不可欠なものです。今回の自己責任論では、報道機関の現地取材の是非も
問われており、自由な取材活動に制限が加えられるとしたら、それは報道制限
にほかなりません。
真のジャーナリズムとは何でしょう。自らの危険を省みず危険な地域に足を踏
み入れて、現地の生の情報を取材することは、報道機関に属する人々の「義務
と責任」ではないでしょうか。その重要性は、「米英軍によるイラク人捕虜虐
待」をみれば明らかなことです。
戦場取材でのリスク回避は不可能であり、あえて其の地に赴くプロ意識に徹し
たジャーナリストの活動によってのみ情報が得られていることを認識しなけれ
ばならないのではないでしょうか。彼等の行動は「賞賛されて然るべき」であ
り、「軽率な行動」として批判されるべき問題ではないと思います。非難され
るべきは、「現地取材を行った人ではなく、それをしない報道機関」ではない
でしょうか。
イラクに駐留する自衛隊員も国民であり、その人達を送り出した責任も国民に
あります。国民は「人道支援」を目的として送り出した自衛隊が、その目的を
達成することが「出来るのか否か」を知る必要があます。そして、そのことに
「義務と責任」を負わなければなりません。現地の情勢の変化によっては、
「撤退」の決定(行動)もしなければならない時がくることにも留意する必要
があり、その為にも何のフィルターも掛かっていない現地情報が必要です。
報道取材の制限は、「人々を目隠しにする」ことに、思いを向けなければなり
ません。体制維持のために国家や組織がやってきた、「情報隠匿の危険性」
は、過去にも現在にも経験していることです。
「真実を伝える使命」を持った報道機関が、その前線で活躍する人を非難し、
ましてや影響力のあるテレビ番組が、意図的と言われても弁解出来ないよう
な、アンケートを実施する等(朝日放送・「朝まで生テレビ」)言語道断の振
る舞いで、その使命を忘れたジャーナリズムの社会的責任は、極めて重いので
は、ないでしょうか。
ジャーナリズム:
新聞・雑誌・ラジオ・テレビなど,活字や電波を媒体とする報道その他の伝達
活動、およびその経営体。
―― 7.個人的価値観の優先
「個人的な価値観を優先させて政府・国民に迷惑を掛けている」、「だから費
用負担、自己責任当然」と、非難されるとするならば、まさに、頑固に、個人
的価値観を優先させて、反日感情が増大することに全く配慮せず、「言いたい
ことを言う、自治体の長」、「したい事をする政府の長」、彼の御仁こそ
「甚大な国益を損ねていると、糾弾されるべきでは、ないのでしょうか。」
勿論、彼らにも「基本的人権」があり、思想・信条の自由があります。
しかし、それは一般市民と同じレベルで論じられるべきではなく、「社会的利
益・国家的利益が優先されてしかるべき」と、思います。
彼の人に、個人的立場でも、人質となった人々を非難する資格が「あるや、否
や」
海外で生活する者は、社命であれ、個人であれ、政府機関以外の人は、個人的
価値観によって行動をしていると言えます。当然ながら私も、日本で生活して
いる時以上に自己責任は自覚しております。(常駐者ゆえ日本に税金も払って
いない)、「個人的価値観の優先」を理由に、「政府や世論に見捨てられて当
然」、「全て自己責任」なのでしょうか。海外居留邦人に対する政府の責任
は、「退避勧告を出したか、否か」で、その範囲が決まるのでしょうか?
改めて、昨年のSARS騒動(渡航自粛勧告)における、自分の決断を思い出し
ます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ 読者の広場 ▽▼
┃
┏━━━━━━━━「気分は情報無限さん」男性@三十代@大阪 2004/05/28
―― CHINA,20YEARS AGO を完読して
徹夜で読み通しましたが、全然眠くないです。
やはり、先人の苦労のお陰で今があるのだと実感しました。
未だ日本から一歩も外に出た事のない若輩者なので、こんな下らない感想しか
書けません。
ーーどうぞいつまでもお健やかであられますよう。
┏━━━━━━━━━━「気分は情報無限さん」
―― WEB熱線第409号のあとがきを読んで
全くもって OJIN さんの意見に同感です。いくら拉致被害者の家族とはいって
も「救う会」の発言には同じ日本国民としても疑問を感じざるを得ません。
結局、マスコミに踊らされているだけなのか!!と思います。
ーー恐ろしい世の中ですよね。
別に小泉首相のした事を全肯定する必要はないですが、何故また日本のマスコ
ミは全否定するのでしょうか?
イラクでの被害者の人達が良い例ですが、視聴率を稼ぐためなら「被害者」で
も「加害者」にするのが日本のマスコミなのだと実感します。
もちろん逆もまた然り・・・・
┗━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━「気分は情報無限さん」――――――― 2004/05/28
OJIN さんへ
お薦めに従って「南通の日系企業」を読んでみました。
しかし申し訳ないのですけれども、私の認識は変わりません。
「NHKスペシャル」で、EUに進出する日系企業を取り上げた事それ自体に
意味があると思います。
一応NHKは公益社団法人と云う事になってはいますが、実質的に国の意見を
代弁しています。日本国政府は日系企業を欧州にシフトさせたがっています。
HAJIMEさんは、中国の人達が必死になって働いているといいます。しかし必死
になって朝から晩まで単純労働に勤しむのと、熟練労働者が技術革新に励むの
は根本的に異なる筈です。
具体的実例を挙げると、今現在全世界中で使用されているコンピューターは全
てノイマン型ですが、このノイマン型コンピューターを開発したノイマン博士
はハンガリー人です。
アメリカのハイテク企業は、英語が出来る人材の多いインドに目を付けていま
す。恐らく中国にも、天才的な頭脳を有する人材は数多く存在するのでしょう
が、そういった人達はより多い収入になる海外へ流出したりしませんか?
南通で頑張っていらっしゃる日系企業が沢山あるのは良く分かりました。
なにも知らずに暴言を吐いてしまい、非常に反省しております。しかし旧ソ連
が崩壊したロシアですら、大統領選挙を実施している現在、インターネットの
海外への接続も認めない国に、未来はあるのでしょうか?
ーー分かる範囲で結構ですから教えて頂きたいと思います。
┗━━━━━━━━━━
▼
┏━━━━━━━━━━「(^^) OJIN です(^^)」
「インターネットの海外への接続」については、以前「Yahoo!」「infoseek」
などに接続できないようになった(された?)問題がありましたが、現在は接続
できるようになっています。
確かに、経済の分野で一国に投資が偏って集中するのは国の安全保障の面から
も問題であるとは感じます。理想からすれば、インドやEU、その他の地域に
も分散させるべきなんでしょうが、ただ、現在中国に進出している日系企業の
場合、生産した商品の販売先が、圧倒的に日本が多いという現実があります。
そうしますと、インフラや人件費などの問題よりも、産品を消費地まで届ける
輸送コストが大きく関ってきます。なので、インドやEUへの進出の場合なら
ば、日本へ持っていくというよりも、その域内で販売する、という戦略で進め
なければならないことになります。
また、中国の選挙のやり方....というか政治の仕組みについては、いろいろと
問題となる部分も含まれてはいますが、 OJIN は今のやり方がこの国には合っ
ていると思います。「没有共産党、没有新中国」という歌がありますが、まあ
..バラバラになる民族性が強いこの国を、兎にも角にも纏めて発展させてきた
のは共産党、、というか、この組織です。
日本と同じように、或いはアメリカのように?‥民族性が異なるのですから、
あの国でうまくいっている方法が、この国でもまったく同じように適用できる
‥‥それは無理でしょう。現在のイラクを眺めてもそうは感じられませんか?
┗━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━「岡崎溪子さん」―――――――――― 2004/05/28
「本溪湖会」の鈴木靖夫さん、浜松の岡崎溪子です。
私の名前を見て頂ければばお分かりでしょうか?
そうです、私の「溪」は本溪から採られたのです。
父が本溪の満鉄病院で死にました。その後生まれたじゃじゃ馬娘に「溪子」と
長兄がつけてくれました。
―― 本溪には2度行きました。
最初は日中国交が成った直後で、まだ未開放地区でしたので遼寧省と交渉して
外国人許可証を貰い日帰りで訪問しました。
瀋陽から黒塗りの高級ハイヤー『上海号』を雇い、女性のガイドつきでした。
運転手は飛ばす、飛ばす。車は人民解放軍のトラックだけ、アッ、荷車もあり
ました。
信号は無しでしたが、途中で一度だけ停止しました。
ーー道路を羊の大群が塞いでいたので…。
―― 本溪にはホテルがなく、招待所で食事をすることになりました。
そこで私は料理長を呼び、
「ここで作れる最高の料理をじゃんじゃん持ってきてください。お酒もビール
白酒(ぱいちゅう)、紹興酒なんでも持ってきてね」
とお願いしたのです。
『女一人でこんなに注文して、よほど大食いで、大酒飲みなのだろうか?』
いえいえ、瀋陽のガイド、本溪のガイド、運転手、料理長と私の5人で大宴会
を催したのです。ーーお勘定は、もちろん私の支払いです。
お役所勤めの人の1年間分の金額を、日本の女一人の昼食代で使ったのです。
私の本心は「観光は儲かる」ことを遼寧省の役人に教えたかったからです。
「未解放地区」が少なくなれば、私が行きたい秘境にも行けますからね〜。
帰りは運転手の酒酔い運転で大変でしたが、その後直ぐに「本溪」はだれでも
行けるようになりました。
私は父の死地の「旧満鉄病院」が職業訓練所になっていたのを写真に撮りまし
た。ーーでも内部に立ち入ることはできませんでした。
―― さてそれからおよそ15年。姉にねだられて「本溪」を再訪しました。
私をガイドにして無理難題を言う姉はケチでおまけに中国旅行は初めてです。
「本溪」の変貌振りに驚きました。
ホテルも3軒ありましたが、まあ、1階でカラオケを大音響でやっており、と
てもうるさくてロビーで紅茶も飲めません。
「旧満鉄病院」はさすがに古ぼけていましたが、なんと「宿屋」に変身してお
り、今度は宿の人のご好意で2階まで上がり、細部まで見学できました。
ベッドが病院用のものであることを発見し、父が横たわっていた姿を想像し、
感無量でした。ーーお庭でお線香をあげさせていただきました。
父のお骨のない日本のお墓にお参りするよりも実感が湧きました。
―― さあ、その帰りが大変でした。
なんと高速道路ができており、瀋陽までこれまたノンストップです。
しかし、その運転の乱暴なこと、無茶苦茶です。車の運転をしない姉は嬉しそ
うでしたが、運転歴30年の私はただ『恐怖』のみ。
150キロの猛スピードで、走行車線からいきなり追い越し車線の車をS字型
で追い越すのには驚きました。
ときたま住民が高速道路を横切ります。ハラハラして目を閉じて、
「どうか事故の起きませんように…」と仏様にお祈りする始末。
「2度と中国の高速道路は使用しないぞ!」と覚悟を決めたのです。
――『太子河』は愛読しております。
『本溪湖物語』は静岡の図書館にはないかもしれません。探してみましょう。
私の「シベリア決死行」(アルファポリス社刊)にも本溪のことを書きました。
ーーこれからも、温かく見守っていきたい街です。
┏━━━━━━━━━━「hazukiさん」
紹介ありがとうございました!
ーーご指摘の件ですが。
‥‥やはりそうですか。わざとあいまいなタイトルをつけて拡張で内容説明し
ようと企んだのですが、やはり分かりづらいものは分かりづらいですね。
わかりました!
画像は変更できませんので----だって、頼んで作ってもらったんだもん。
私にゃ無理だ!----他の方法で対処してみます。
〜〜それでは〜。
┏━━━━━━━━━━「E-Magazine読者さん」
―― 南通へいってみたい!
貴殿のHPを拝見しました。南通の魅力がひしひしと伝わってくるようです。
これを縁にメルマガを購読させていただきますので、よろしくお願いします。
また、貴殿の益々のご活躍をお祈りいたします。
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┏━━━━━━━━━━「(^^) OJIN です(^^)」
HPを見てメルマガの読者になって頂けるというのが、一番嬉しいことです。
ありがとうございます!
OJIN は、ある心掛りが吹っ切れまして、また、日本から戻ってきた好朋友に
!!辛し明太子!!をお土産に貰いまして食もモリモリ!、元気イ〜ッパイで
ございますので、なお長期にわたって活躍させて頂きますよ〜〜〜!!
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│ ○●○ 科学の目で見えてきた日本の古代 ○●○
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│ミカの赤い服です。いつもお世話になっています。<m(__)m>
│今日は面白いメルマガを見つけましたので、このメールを書いています。
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│そのメルマガでは、邪馬台国に関する謎を科学的に考察されているのですが
│大変分かりやすく、そして面白く書かれています。
│
│お手数を煩わせて恐縮ですが、バックナンバーをご覧頂き、
│お気に召されましたら「WEB熱線」でもご紹介ください。
│
│では、失礼致します。
│
│
└→ http://www.mag2.com/m/0000130028.htm
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ではまた、ホントに愉快な月曜日号!で、お会いいたしましょう!(^o^)丿

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