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バックナンバー目次 アジアの街角から:記事集  迷子になったらここ!(^O^)  CHINACHIPS 総合トップ

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┃ ┌─────┐ ┌──────────────────┐ + ☆
┃ ☆ 金 曜 版 ☆  ≪ WEB 熱線 第395号 ≫2004/04/23_Fri  ++++ ☆
┃ │ (*^−^*) │ ├──────────────────┤ +☆
┃ ☆ WEB 熱線 ☆    ―― アジアの街角から ――    ++++ ☆
┃ └─────┘ └──────────────────┘ + ☆
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐

│・ごあいさつ ------ 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿

│・満州回顧録続編 -- 自虐史観の枷を解く(19) --------- by gosakuさん

│・マレーシアナウ -- 復活するマレー伝統の影絵芝居 --- by 坪内隆彦さん

│・読者の広場 ------ 編集局秘密通信公開!

│・あとがき -------- ?壁の料理?

└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇

│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│  「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。

│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│  別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。
│  更に頻繁不定期で「アジアビジネスの現場から」号が配信されます。

│3.ライター兼編集発行の私OJINと数人のライターさんで執筆しています。
│             ___________________
│4.バックナンバーは → http://chinachips.fc2web.com/aaa.html
│      「アジアの街角から題字の右横」→「バックナンバー書庫」
◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇
 

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┃▼▽ 満州回顧録続編 ▽▼              by gosakuさん
 
☆ 自虐史観の枷を解く(19) ―――――――――――――― 2004/04/23
 

―――― 私見:台湾論(2)
 

「台湾も中国も同じ中華文明なのだから統一すべきだ」と思い込んでいる日本
人は多いようです。しかし文化が同じだから国家として合邦するのかというと
歴史は必ずしもそうは証明していない。例えば韓国と北朝鮮の場合、この半世
紀近く、ずっと『統一」を提唱してきたがほとんど前進していません。
 
むろん体制の違いがあるからです。公式には「統一」を提唱しながら、台湾が
中国と統一しないのは体制が異なるというだけではない、ちょうど印度とパキ
スタンが一つにならないのと同じように文化も異なるからです。
 
台湾の文化と中国の文化には勿論共通するものはあります。しかし、共通する
部分を以って「統一」の根拠になるとするのなら、沖縄も日本も、ベトナムや
北朝鮮、韓国まで、みな中国にならなければならないでしょう。
 
―― 台湾の文化と中国の文化が激突して、
 
流血の惨事となったのが1947年に起こった2・28事件です。
 
その2年前の1945年、敗戦した日本は台湾から去り、そこへアメリカ製の
武器で武装した国民党軍が、大陸で共産党軍に敗れて入ってきました。
国民党の兵士のほとんどは、田舎の前近代的な生活をしていた貧しい人々でし
た。
教育水準が高く、文化的生活を営んでいた台湾人との教育レベル差は、あまり
にも大きかったのです。
 
国民党軍兵士の多くは文字の読み書きもままならず、電気や水道すら知らない
兵士さえ少なくありませんでした。近代社会の都会のルールを知らず、何処へ
でもおかまいなしにゴミを捨て、他人の敷地にバラックを建て、人の店の前に
露店を広げ、物を盗み人を騙し、しかも当然の「生存権」だといわんばかりに
法の意識などさらさらなかった。
客観的にみれば、その時、台湾島全体が難民収容所になったようなものです。
 

―― 台湾はそれまで、あまりにも幸福な生活をしていたのかもしれません。
 
日本文化を受け入れて、人を信用し、見知らぬ他人にも礼儀と思いやりを持つ
ことが社会のルールになっていた。そんな台湾に上がりこんで来た中国人(=
国民党軍)はあまりにも無知で貧しかったのです。ーーそして2・28事件。
 
国民党は、台湾住民を自分の政権に従わせるために、強権ファッショ政治を行
いました。統治者側の外省人である彼らからみれば、それが短期間で台湾住民
を制覇する唯一の方法だったのかもしれません。
 
しかし、被統治者側の本省人にとっては、彼らのやり方は納得できないもので
あり、人々は彼らの政策に大いなる不満を抱きました。なぜなら、彼らは台湾
を建設発展させようとするよりも、中国大陸へ戻るための単なる基地、足場と
して利用するだけだったたからです。
 
そんな国民党にたいする不満は日に日に増していきます。
 
そしてちょうどそのころ(1947年2月27日)、あるヤミタバコ売りの本省
人女性が、外省人の取締官から銃床で殴られ、血を流して倒れるという事件が
起きました。
 
タバコは専売品として大きな利益の上がる商品でしたが、政府関係の役人やそ
の家族が特権を利用して大量に密輸し、闇売りで荒稼ぎをしていました。とこ
ろが、汚職役人は取締りの対象にならず、末端の小売り人ばかりが検挙された
のです。
 
この一件で周囲の台湾人たちの怒りが爆発、群集に追いかけられ取締官が発砲
し、翌28日には、専売局に押しかけた群衆に向かって憲兵が発砲、数十人が
死傷しました。ここにきて騒ぎはたちまち台北全市へと拡大し、翌日には全島
にまで波及したのです。
 
そのころ、蒋介石はまだ大陸で毛沢東との内戦を展開していましたが、南京で
「台湾民変」の電報を受けるや、すぐに軍隊を台湾へ派遣し、ほとんど武器を
持たない本省人に対し、重武装した国民党軍は惨烈な台湾住民虐殺を開始しま
した。――3月9日でした。
 
そしてホンの数日間に、数多くの死傷者・失踪者が生まれました。
 
李登輝総統時代になってからの調査では、事件の犠牲者は約2万8千人と報告
されましたが、その他になんらかの形で処刑された人の数は調べ切れないほど
あるそうです。
ーーこれが台湾中を震撼させた、先に申した「2・28事件」です。
 
この事件によって、本省人の、国民党と軍人に対する怒りと不満は、一般外省
人の市民へと拡大しました。そして、本省人と外省人との「敵」のような対立
関係が始まりました。特に、被害者側である本省人の外省人に対する「恨み」
は、事件から半世紀たった今日でも依然として解決されていません。
 
そしてこの事件後、国民党は直ちに台湾全土に「戒厳令」を発布、この戒厳令
によって、台湾住民は、完全に言論の自由と参政権を奪われました。
国民党に反発する考えや動きがチョットでもあれば、すぐ政治犯扱いにされた
り、拘置所に入れられたりしました。
 
その後、38年にも及ぶ恐怖の、いわゆる「白色テロ」と称される強権政治が
続けられました。こんな恐怖社会から脱出する本省人は数え切れない程で、こ
の時期、日本にも多くの台湾人が移住しています。
台湾が民主化された現在でも、本省人の国民党に対する憎悪感・不信感は解消
されるどころか雪ダルマのようにふくらむ一方です。
 
―― 台湾の史実をなぞって、その史実を知れば知るほど、
 
常に外来権力に統治されてきた彼らの悲しみが伝わってきます。
台湾を支配した外来政権は百年や二百年ではなく、三世紀半以上にも及びまし
た。
――オランダ統治時代(1624〜61年)
――鄭氏統治時代  (1661〜83年)
――清朝統治時代  (1683〜1895年)
――日本統治時代  (1895〜1945年)
――蒋介石政権統治期(1945〜88年)
 
台湾の歴史は、外来政権の歴史でもあると共に、移民の歴史でもあります。
 
ちょうど新大陸アメリカに希望を求めて移民したヨーロッパ人のように、中国
の福建や広東の余剰人口が新天地を求めて台湾へと移民しました。台湾先住民
を除くこうした人々は、オランダが行った台湾開発のために中国大陸から集め
てきた肉体労働者であったり、日明貿易に関係する人々であったり、或いは又
海賊であったりと様々でした。
 
どのぐらい人種が複雑かというと、このたった3万6千平方キロ(九州とほぼ
同面積)の島に、すでに歴史的名詞となった数々の平埔族以外に、9種の山地
民族、さらには大陸からの移民グループとして客家系、泉州系、[シ章]州系な
どの人々がいます。
┌──────────
│編集部注:平埔族(へいほぞく)

│「台湾の歴史:先史〜古代」
http://homepage2.nifty.com/HATAI/history/his1.html

│「高雄だより:原住民に関する話題から」
 http://www.town.kurodasho.hyogo.jp/kusugaoka_syo/tayori/takao/323.htm
└──────────
 
日常言語で分類すれば、先住民の言語、各地方移民グループの漢語方言の他、
日本語、英語、北京語など外来語が混在しています。それは原語文化の異なる
人種が、時の流れとともに集まってきたことを意味しています。
 
清朝支配下の台湾では、満州、モンゴル、新疆(ウイグル)、チベットと同じく
漢民族の移住は禁止され、中国大陸とは歩みを異にしたことで独自の台湾文化
というべきものが醸成されていきました。それはちょうど、大陸の文化と島の
文化との違いに相当するものです。
 
―― そして日本の統治下になり、台湾は日本文化の強い影響を受けました。
 
日本文化は西欧近代文明を伴っていました。台湾文化の多様性と多層性はこう
して出来上がっていったのです。たしかに台湾の文化には中華文明と共通する
要素はあります。漢字や年中行事などにそれが見られます。
 
しかし、文明を構成する仕組みが違います。日本が漢字を用いていても中国と
の共通性より相違性のほうが遥かに大きいように、韓国の文化と日本の文化も
また大きく違うように、中国と台湾は異質なのです。
 
今世紀に入って大陸中国は、内戦と共産主義革命による洗礼を受けましたが、
幸いにも台湾にはそれはなく、また大陸が、文化大革命の嵐の中で民衆に莫大
な犠牲者を生みながら貧苦にあえいでいる頃には、台湾は経済的に大きく発展
して近代国家の仲間入りし、そして蒋家独裁政権が終わりを告げ民主進歩党の
政権下、民主国家、自由な国に変貌しました。
ーー民族的アイデンティティーは、最早かつてとは明確に異なっています。
 
現在の日本人の多くは、台湾人は中国人の一部だと認識しているはずです。
日本人とアメリカ人・中国人とは際立った差異があると考えられていますが、
中国人と台湾人とは対立する範疇にはない、という考え方が一般的な日本人の
認識でした。
 
―― 台湾人も、漠然と自らを中国人だと考えていた時期がありました。
 
第2次大戦の後期、日本の統治が終わろうとしている事を漠然と感じながら、
台湾人が次の時代を考えていなかったことは確かです。朝鮮でも、3・1独立
運動などはあったものの、日本が去った後の政権については、なんら具体的な
準備がなされませんでした。
 
しかし、台湾人は1947年に起きた2・28事件とそれに続く国民党政府の
白色テロの経験によって、中国人がいかに自分たちと似ていないか、どれほど
異質な民族であるかを実感しました。「異質」の程度は、ほとんど同じ地球人
とも思えないほど隔絶したものでした。
 
戦後50年間、台湾では、国民党政府によって学校で「中国人」としての教育
が台湾人に施されました。かくして、戦前の日本時代や2・28事件を知らな
い若い世代が登場し、「中国大陸が故郷」だと思い込み、大陸に漠然とした憧
れを抱くようになりました。しかし、いったん中国へ渡った台湾人は、改めて
そこが自らの祖国ではないことを実感して帰ってくる結果になります。
 
ーーなかでも商人たちは、中国でビジネスを展開した結果、手酷い目にあわさ
れ「中国人は異星人」という実感をますます強めています。
 
彼ら台湾人が、最も悲しく感じ、最も許しがたく思っているのは蒋介石政権で
しょう。実際、第2次世界大戦の日本の敗戦時、あまりにも長かった外来政権
の統治で身も心も疲れ切った台湾住民は、同じ民族、祖国と称している中国に
期待していました。が、その期待とは裏腹に、台湾住民が目にしたのは、汚職
ばかりする国民党、そして貧困で道徳感のない中国の軍人たちでした。
 
更に、国民党独裁を押し通すため、2万数千に及ぶ台湾住民の命が彼らの手に
よって犠牲になりました。台湾住民の裏切られた気持ち、国民党の独裁政治に
対する不満は、後に中国大陸の共産党政権に対する不信、そして台湾独立への
原動力となっていきます。また同時に、植民地として統治されてきたにも関ら
ず、日本を批判しようとしない台湾住民の、日本に対する切ない気持ちへと繋
がっていきます。
 
「走了犬来了豚=犬が去ってブタが来た」は、台湾で云われてきた言葉です。
台湾人は、皇民化政策で台湾人に吠えていた日本人を「犬」と呼び、蒋介石政
権の貪欲強権政治にガッカリして、彼らを「豚」と呼びました。
 
台湾住民は、この言葉に託してその独裁政治に対する不満、憎しみを表してい
ます。そして国民党政権を嫌い、逆に日本統治時代を懐かしむようになってい
ます。ーーこの他にも「嫁豚不如嫁犬」という言い方がありました。お嫁にい
くなら外省人よりも日本人、という意味になります。どうも、本省人の外省人
に対する憎しみは、政治面だけではなく一般の人々の間にも浸透していったよ
うです。
 
               = 自虐史観の枷を解く(20)へ続く =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

┌──────────
│「私見:台湾論」を著すにあたり、以下の文献を参考にさせて頂きました。

│・台湾 朝鮮 満州日本の植民地の真実(黄 文雄)
│・「NO」と言える台湾 ――――――(黄 文雄)
│・台湾をもっと知ってほしい日本の友へ(張 超英)
│・一つの台湾一つの中国 ――――――(楊 中美)
│・台湾人と日本人 ―――――――――(謝 雅梅)
│・台湾は今日も日本晴れ ――――――(謝 雅梅)
│・日本論と台湾論 ―――――――――(謝 雅梅)
│・諸君2003年7月:台湾統治と朝鮮統治はどう違ったか(金 美麗)
└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 「自虐史観の枷を解く:私見:台湾論(2)」は、
 
◆−このとおりだと思う
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020395ac1 >
◆−そうではないと思う
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020395a32 >
◆−どちらともいえない
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020395aa3 >
◆−‥‥よく分からない
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020395a14 >
■途中経過・最終結果を見る
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☆締切:2004年04月26日18時00分
★協力:メールマガジンをおもしろくする『クリックアンケート』
         →→  [ http://clickanketo.com/ ]
 
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◆感想やご意見をお待ちしています。 ojindesu@hotmail.com
 http://form.tok2.com/home/Chinachips/otayori.html
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ 前回「私見:台湾論(1)」のアンケート結果。
└─┘
◇ このとおりだと思う --------------------------------- 28人  (80%)
◇ そうではないと思う ---------------------------------  2人  ( 6%)
◇ どちらともいえない ---------------------------------  3人  ( 9%)
◇ よく分からない -------------------------------------  2人  ( 6%)
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ コメントボードに頂きました感想。
└─┘
┌--------「ミカの赤い服さん」
 
gosakuさん、こんにちは。
 
私の知識内では、この通りだと思います。
植民地支配していた日本人が去った後で「外省人」たちが来た時、「本省人」
達は次のように言ったと聞いています。
「(うるさい)犬が去って、(意地汚い)豚が来た」
 
外国人が支配するのは、どこの民もイヤだと思います。でも、日本人が植民地
支配していた時期は、法に基づいて公平に処理していたそうですね。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
僕たち日本人は、台湾社会内部の集団的アイデンティティを「本省人」と「外
省人」に二分しますが、どうもそれは正しい表現ではないような気がします。
 
お便りでの「hazukiさん」のご指摘にもありましたが、現在ではこの「省籍」
意識はそれほど強くない..とりわけ「外省人」の半分を占める、台湾生まれの
若い世代の人たちの増加と共に、全く問題にしない世代がますます増える傾向
です。
 
しかし「党=国民党」「政府」「軍」「秘密警察・情報機関」等の中枢権力は
外省人の一世・二世が握っていて、またテレビや新聞といったマスメディアも
彼らが独占していました。するとどうなるかは、自虐史観に塗れた現代日本の
状況を考えてみれば想像がつくと思います。
 
それが「本省人」李登輝総統の出現によって、台湾人系の有線テレビや小出力
のラジオ放送局が各地に開設され、戒厳令下で禁じられていた新規の日刊新聞
の発行も可能になりました。なかでも注目されているのは「自由時報」の発行
で、「自由時報」は台湾優先、自由第一を掲げ、台湾の新興財閥である「聯邦
グループ」の会長の林栄三氏が創設したものです。
 
しかし、司法機関はまだ「外省人」により牛耳られているため、しばしばこれ
また幹部の殆どが外省人の検察の告訴により裁判沙汰になったいます。このよ
うに政府の中堅職員は「外省人」で占められているのが現実です。
 
今回2期目の陳水偏総統は、規定上も3期目はないことから、その任期中によ
り大胆な改革を推進することになるでしょう。そして「台湾共和国」に向かっ
て前進する台湾の動向を座視できない中国政府は、直接、または「外省人」を
通じて干渉するでしょう。ーー武力による威嚇も想像できます。
 
――台湾海峡は、今後さらに緊迫した状況が続きそうです。
 
└──────────
 
┌--------「ブラジル人さん」
 
今回の台湾に関する記事を全面的に支持します。
私も数年前に台湾を仕事で訪問するまで、中国の一部と看為すような考えでし
たが、その後の勉強でこの記事の正しい事を知り、台湾の人たちに申し訳あり
ません。今では貪欲な大陸政府の発言に接する度に忌々しく思っています。
 
日本人はもっと台湾を理解し、台湾の独立性を支持すべきと思います。
麗しの島フォルモーザ台湾と、そこに住み日本を古くからの友人と遇してくれ
る人達を大切にすべきと思います。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
「ブラジル人さん」ばかりでなく、日本人の殆どは台湾は中国の一つの省だと
認識していました。現在もそう思っている人が多いと思います。日本で発行さ
れている地図には全部そのように描かれています。
 
私も、今回台湾問題を書くにあたって多くの参考文献を検証して、台湾人=中
国人ではありません)の怨念と、中国人の偽善を実感しました。
 
台湾人は、日本からも中華民国からも、それぞれ半世紀にわたる植民地統治を
経験しています。そこで両者を比較してみれば、その統治方式がいかに異質で
あるかは極めてハッキリしています。
 
私はそれが、根源的に、日本文化と中国文化の相違からくるものではないかと
推測します。すなわち日本人は「法治社会」を教え、中国人は「人治社会」に
戻した、と!――日本型植民地と中国型植民地を比較してみると、明らかに大
きな相違がみられます。
 
例えば日本の台湾植民地経営は、それこそ鉄道、港湾、道路、上下水道、電力
教育などインフラの建設、殖産興業に狂奔し、巨大投資をしました。台湾の植
民地経営の初期は赤字で、台湾軍の給料の全ては日本の中央政府から支給され
ていました。ーーこのような採算に合わない植民地経営は、欧米各国の東南ア
ジア経営とは全く違っていました。
 
一方、中華民国の台湾植民地統治をみると、すべて台湾総督府の植民地遺産を
継承するだけでなく、日本人の私企業や個人財産まで「敵産」として接収し、
台湾人にたいする植民地的収奪は、スペイン人やポルトガル人の近世、近代の
初期植民地略奪を遥かに上回っています。
 
もちろんそれは台湾に対してだけでなく、海南島に対してもそうだったので、
「辺地」や「化外の地」の住民に対する収奪は、中国の文化伝統でしょうか。
 
日本の軍人や警察官は、植民地住民から略奪をしなかった。これは日本の伝統
的武士社会から引き継がれた誇りであるのに対し、中華民国の軍や警察が台湾
住民に対して恐喝や略奪を繰り返したのは、これも中国文化の伝統からくるも
のでしょうか。
 
韓国人も台湾人も、第二次大戦後、民族意識を育成するためズッと反日教育を
行ってきましたが、今日、「反日」の韓国人、「親日」の台湾人が多いのは何
故でしょうか。――この問題は稿を改めてまた述べさせて頂きます。
 
└──────────
 
┌--------「気分は情報無限さん」
 
先頃実施された台湾総統選挙の結果に関しては、裏で色々取り沙汰されている
ので何とも言えません。
私の聞く限りでは、外省人も自らの特権や利権が失われかねないので、大陸と
の合併は本心では望まぬ人が増えているとの事。
 
そもそも「中国人は考えている事と言っている事とやっている事が全部違う!
?」という民族ですから当然かも知れません。
大陸の近代化を推進する為にも、チベットや台湾そして東北は独立させたほう
が好ましいと考えますが、今の北京政府には国家を分裂弱体化させる話なんで
しょうね。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
戦争が終わって、日本人に代わって中国人が台湾にやってきました。
ーーそして日本文化の一掃を計りました。
 
しかし中国人は、日本文化にとってかわるべき新しい論理や価値観を提示する
ことができなかったので、社会は紊乱し、遂に台湾人の叛乱と弾圧の大虐殺を
招来する結果となりました(2・28事件)。
 
その後も中国人は、常に日本の悪業を論う(あげつらう)ような歴史教育を実施
してきたが、多くの台湾人は皮肉なことに、それを言うのが中国人であるが故
に信じようとしなかったという側面があります。
 
李登輝総統の登場による言論の自由化に伴って、それまで厳しいタブーとされ
てきた日本統治時代の肯定的評価が一気に噴出しました。これは誰が促進した
のでもない、民心の自由な発露であったとされています。一人一人が真実を語
ることができるようになれば、何が嘘かは自ずとハッキリしてくるものです。
 
ーー今、台湾が目指しているのは、そのような開かれた社会でしょう。
 
――「親日」も「反日」も関係ないのです。
 
└──────────
 
┌--------「tombiさん」
 
今回のご意見の中で、小さなことですが以下の文面につきまして断定的に記載
されていることにつきましては、同意できません。
 
>『中国人」が世界各国で疎まれていることは周知の通りであり
 
疎まれているのは場所によってであり、たとえば現在イラクではアメリカ人・
イギリス人そして日本人は疎まれているでしょう。中国人が疎まれている国は
世界中にあるでしょうが、すべての国という表現は如何なものでしょうか。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
「tombiさん」ご指摘の「世界各国で疎まれている中国人」という表現は確か
に不適切でした。
 
中国の人口13億、いや大中華圏といわれる華僑の人たちまで加えれば、さら
にもう1億、世界人口の5人に1人は中国人だと云われます。世界中のどこへ
旅行しても中国人経営の中国料理店がないところはありません。だから当然、
その土地に溶け込んでその国の人となって歓迎され、生活している方も数多く
いるでしょう。
 
僕も、数多くの在日中国人の友人・知人がおります。
一般的に皆真面目で勤勉な生活している人たちです。
中には、日本人より日本的だと思われる長期滞在の中国人もいます。
しかし一方、
これは来日してから日が浅い人が多いのですが、中国での生活習慣の延長なの
でしょうか?「旅の恥は掻き捨て」的感覚でしょうか?
ーー生活マナーを守らない。
約束を平気でスッポカス、時間にルーズ、等々、疎まれる理由は数え上げれば
キリがありません。
 
そして中国へ旅行して驚かされるのはコピー商品の氾濫です。
 
小はCDから家電・バイク・自動車に至るまで有名メーカーの偽モノ天国です
ね。全く罪の意識はないようです。
待ち時間の節約でしょうか列の割り込みは当たり前。
そして我慢できないのは、商品価格の出鱈目さです。
 
外国人旅行者にはビックリするほどの値段で、半分に値切ってもまだ通常価格
の2倍、3倍というのでは、知らずに正札で買った人はどうなるのでしょう?
当然そのお返しは中国人自身に還ってきます。
 
「中国ではもう買い物はしない」という知人もいます。「値切るのも買い物の
楽しみの一つだ」ということもありますが、僕のような気が弱い者は、いつも
買い物をして、他の店で同じ商品の値段を見て不愉快な気持ちになります。
 
ーーどうも話が飛んでしましました、ゴメンナサイ!
 
└──────────
 
┌--------「wangyueさん」
 
私は台湾という島の真実を知りたく、ここ数年来閑を見つけては台湾各地を歩
いては台湾人と向かい合い、見聞を広めております。いまいえることは台湾は
中国との統一はありえない、この先は独立に向かう道しかないであろう。
 
中国政府に気を使う今の日本政府の外交のありかたを疑問視する。
台湾に対し中国はその昔主権を放棄した歴史的事実を認識すべきでは・・・。
 
私が台湾の人々と接するたびに感ずることは、古き良き日本の心と精神を継承
していることであり、今の日本人は見習うべきではないだろうか。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
「wangyueさん」の台湾論は、僕のような付け焼刃ではないようですね。
一度じっくり、台湾問題をお聞きしたいですね。
 
よく耳にします、牛「台湾人」から見た犬「日本人」と豚「中国人」、台湾人
と中国人は、いったいどこがどう違うのか?
――また中国人は、一人では「龍」だが大勢集まると「豚」だ、と。
 
ある台湾人の話では、中国人が「龍」から「豚」になったのは、日常生活習慣
が不潔で、「牛」と違ってあまり働かず、世間知らずで非常識。
「豚に真珠」という諺にピッタリだったからだということです。
 
日本人が「犬」と称されるのは、非常に主人に忠実にして狡賢いからである。
その上、よく外で小便をするので、その行動は「犬」に似ているからだと貶し
ているのです。
「牛」は、台湾では昔から農耕用として田を耕し、牛車もひく、だから忍耐力
があって勤勉で、家畜としては他の動物以上に苦労し、いつも外来支配者から
使役されているシンボルだというのです。
 
└──────────
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ お便りで頂きましたご意見・感想。
└─┘
┏━━━━━━━━━━「hazukiさん」
 
一台湾人の家庭に溶け込んでいる私の、あくまで個人的な意見ですが、
 
ーー今回は、やはり陳氏か連氏かという問題なのだと思います。
 
連氏の応援側は、ただ単に過去4年間の陳総統時代がいいものではなかったか
ら、と言う人も多いのです。
票の再確認を求めているのは、無効票を合わせると連氏の当選になるという話
もあるし、開票に問題があったという話もあり、その辺をハッキリさせたいと
いうところでしょう。
 
ーーまあ、もちろんそれらは負けた側の言い分ですから、全部を鵜呑みに出来
るわけではないのですけれど。
 
デモストレーションに関しては、最初の要求は票の再確認がメインだったと思
います。それが時間がたつにつれ、話が大きくなるにつれ、他の問題も取り合
わされてきて....今じゃあ、何のデモなんだか、私にはわかりません(;^_^A
 
確かにお国柄、夫婦で支持政党が違えば喧嘩になる人たちも多いです(笑)
 
でも今じゃ、本土中国からのお嫁さんも多く、外省人台湾人間の結婚も当たり
前です。私の周りでの話ですが、それが結婚の障害になったという人を聞いた
ことがないぐらいです。
皆さんが考えてらっしゃる程、外省人台湾人という確執はないと思いますよ。
 
「台湾独立論」が交わされるのも、政治討論会か、酒飲んだ時などに、酔って
話題がそっちへずれた時ぐらいですね。(^_^)
 
ーー台湾の今の雰囲気をお伝えできたらなと思いメールしました。
 
最後に、重要ではないので詳細は書きませんが、台湾の原住民は大きく9つに
分かれます。それぞれ文化も違います。
 
┗━━━━━━━━━━
 ▼
┏━━━━━━━━━━「gosakuさんから」
 
hazukiさんの主張は一般老百姓=一般庶民)の側からの雰囲気を伝える貴重な
ご意見として参考にさせて頂きます。
おっしゃるとおり、現在の若い世代の方たちには本省人とか外省人とかいった
特別な認識はないでしょう。
 
しかしこれは、僕の知人である高雄在住の台湾人に問い合わせた結果ですが、
本省人の年配の方々の殆どは国民党に対する不信感が根強く残っていて、選挙
がくると、たとえ立候補者の出身が本省人でも、国民党がその候補者を推薦し
ているのなら絶対彼を応援しないと言っていました。
 
僕たちはあくまで限られたニュースソースからの、限られた小さい窓から見え
る台湾は日々のマスコミ報道以外、例えば国民党恐怖政権の圧政で日本に避難
してきた人(金美麗さん、黄文雄さん等)、また、逃れてきた人ではありません
が、国民党独裁政権のもとで良き日本統治時代を懐かしむ父母をもつ謝雅梅さ
ん等々、どうしても外省人と本省人の対立が強いという印象を受けます。
 
数年前、李登輝総統が登場し、省籍による対立を解消するため「身分証」から
「籍貫」という項目を削除して以来、本人の戸籍を調べなければ「本省人か外
省人かは「身分証」を見ても判断できないようになったということです。
 
それ迄は、先祖が戦前台湾に移り住んでいた人ならば「身分証」に「台湾省」
と書かれ、戦後に台湾にやってきた人なら大陸の省が記入されていた、それに
よって「本省人」と「外省人」がハッキリと区別できたといわれています。
 
1987年7月、人類史上最も長いといわれた台湾の戒厳令が廃止されるまで
の、38年間におよぶ外省人主体の国民党政権は、数多くの「民主運動家」を
拘束し、弾圧を繰り返してきました。
それも、台湾の最大の貿易相手国であり、また最大の武器供給国であるアメリ
カの圧力によるものでした。
 
1985年8月、時のレーガン米大統領が国民党政権に対し「米国が保護して
いる台湾に戒厳令は無用」と強硬に台湾の民主化を勧告し、このような状況下
台湾人の政党である民進党が結成され、そして蒋経国総統の死後、後を引き継
いだ李登輝総統の手で、民主化と台湾化「主権在民」政策が進められてきまし
た。
 
このような現象は、裏を返せば「外省人」の優越性や特権が脅かされることを
意味しています。それだけに「外省人」の抵抗も強く、このたびの選挙の激戦
ぶりと、選挙後の混乱ぶりにも反映されている、というのが私の見方です。
 
┗━━━━━━━━━━
 
┏━━━━━━━━━━「名古屋育ちさん」男性@六十代@愛知
 
最近、キム・ワンソプの「親日派のための弁明」を読み、感激しました。
 
彼は、韓国に対する日本の統治は「民衆を抑圧する旧体制を清算・・・近代的
な法の統治を実現させ・・・(国民は)より人間らしい暮らしを享受できた・・
・」(P24)と書いています。
ーー日本人としては、こそべったくなるような賛辞です。
 
しかしどうでしょうか。立場をかえて、日本が韓国の植民地だったとしたら。
 
もし韓国の友人に「昔、植民地にして申し訳ない」と言われたら、私は笑顔で
「そんな過去を振り返るよりも、これからのことを考えましょうよ」と必ず言
うと思います。
しかし、そう言いつつも腹の中の不愉快感は消えないでしょう。
 
どの民族でも、理由はどうであれ、他国に支配されたという記憶は不愉快なこ
とでしょう。
台湾(本省人)は非常に親日的であるようですが、日本人もその情況に甘えてい
ては駄目だと思います。
 
┗━━━━━━━━━━
 ▼
┏━━━━━━━━━━「gosakuさんから」
 
「台湾人が親日、韓国人が反日なのはなぜか」
 
台湾人にとって中国による武力統一こそ脅威の悪夢です。台湾の「本省人」に
限っていえば、南北朝鮮の場合のような「分断国家の悲劇」も「離散家族涙の
再会」も、全く無縁の話ということを一般の日本人はほとんど理解していない
ようです。
 
70年代の終わりから80年代の半ばにかけて、数多くの政治事件が台湾各地
に陸続と発生し、その結果アメリカの圧力により、遂に世界記録であった38
年間の戒厳令の解除となり、台湾における言論の自由化が実現しました。
 
―― その頃から、日本人の間で台湾人親日論がしきりに言われ出しました。
その背景には、次第に激化していた中国・韓国の執拗な対日批判があります。
 
その引き金になったのが「侵略」を「進出」に書き換えたとされる「教科書訂
正誤報事件」です。このバカのように下らない「事件」が揉めに揉め、拗れに
拗れた背景には、これを拡大再生産しようとした日本の一部勢力の策動があっ
たことは誰の目にもミエミエでした。
 
中国語で新聞記者をからかう言葉に「唯恐天下不乱」(ただ天下の乱れざるを
恐れる)という表現があります。当時の一部マスコミの振る舞いは、正にこの
言葉を地でいく醜悪なもので、火のないところにムリヤリ煙を立て、中国や韓
国に出向いては“ご注進”を繰り返し、教科書に加えて従軍慰安婦・靖国参拝
・南京虐殺・強制連行・・と、これでもかこれでもかと煽り立てていました。
 
中国側は、内政上の思惑からこの日本の一部勢力の“そそのかし”に便乗し、
どうせ日本の与党の一部首脳も反省と恭順を繰り返していることだし、「中国
にとって損な話ではない」と踏んだのでしょう。
ーー「天安門事件」後の民心の不満を日本に振り向け、その日本から経済制裁
の解除をいち早く勝ち取り、事件後の難局をうまく乗り切ったのです。
 
韓国はといえば、日本の一部勢力の折角の“好意”と慫慂を無碍にするのも付
き合いが悪いし、中国に遅れをとるのは男がスタルしで、ある種の朝鮮的美学
から日本批判の陣営に加わった感があります。
 
それに、戦後一貫して日本と厳しく対立してきた北朝鮮への対抗意識も、この
ことに与って大いに力があったものと想像されます。日本に対してどれだけ厳
しく対応できるかということが、朝鮮民族主義の度合いを測るバロメーターと
なっていて、韓国と北朝鮮が対日強硬姿勢において互いに張り合わなければな
らない状況は、日本にとって本当に不幸なことです。
 
しかし、これは日本外交の拙劣さと、一部マスコミの不見識が自ら招いた災難
だという面があることを忘れてはなりません。
 
┗━━━━━━━━━━
 
┏━━━━━━━━━━「Why さん」
 
ミカの赤い服さんのコメントはますます的を外れていると思いますから、反論
せざるをえません。
 
1.総論の面から
 
貴方が言っている「国際的に通用する文献」に基づいて議論することは大賛成
です。しかし、そもそも貴方が重宝にしている、現代にて翻訳・編纂されてい
る日本語の書籍は「国際通用」なものだとお考えでしょうか?
あまりにも独善的、ローカルな考え方ですね…
 
なにしろ、今回の件は中国の歴史に関する議論なので、敢えて厳しく言わせて
もらうと、当時=元、明、清朝の時代)の文献記録=後世に情報加工がされて
いない原始ドキュメント)を引用しなければ、偉く喋る立場・権利がないと思
います。今後はこの方針で議論の展開をお願いします。
 
2.事実の面から
 
少なくとも、以下の論述は全く間違い(嘘)です。(他の項にも問題が多いが)
2)1624年にオランダが占領するまで、中国大陸のいずれの政権も台湾を
  領土と認めていなかった。
3)1624年にオランダが占領するまで、いわゆる漢民族は台湾に住んでい
  なかった。
6)清国政府が積極的に台湾統治を始めたのは「台湾省」を設置した1885
  年以降である。
 
こういった判断の根拠(歴史文献)の一部は次の通りです:
申しわけないですが、詳しい日本語訳はしない。
こちらの時給も高いから^O^)
 
------------------------------------
・紀元230年 三国時代の呉国皇帝(孫権)が大将軍衛温、諸葛直と1万人の
 兵士を台湾に派遣、"浮海求夷洲"。
――記録文献:「臨海水土異物志」(三国・廟&#38451;太守 沈Ying 氏)
 
・紀元1292年、元朝政府は澎湖で行政管理機関「巡検司」を設置、大陸の
 晋江県の管轄に属す。
 
・康熙23年(1684年)、清政府は台湾府と、台湾、鳳山、諸羅三県を設置
 し、福建省の管轄に入った。なお、台湾と澎湖諸島に兵士1万人ずつ派遣し
 日常管理に当たった。
 
・康熙皇帝本人の言葉:“台湾弃取,所関甚大。弃而不守,尤為不可”
 (《康熙起居注》二十三年正月二十一日)。 等等…
------------------------------------
 
3.ロジックの面から
 
会社でも国でも、組織の代表者はその組織の意思を代表するのは当然なことで
すが、「代表者=組織」ではないとのことはお分かりでしょうか?
例えば中国側がよくいう「抗日戦争って、日本の軍国主義が悪いが、日本人民
は戦争の被害者だ」とか、日本そのものを否定していないわけです。
 
同じように、日清戦争時代の「中国支配政権」と「中国大陸」と「今の中国」
とは別々のコンセプトなので、勝手に「中国が図々しい」と論結にしないでく
ださいとのことです。
 
論議的展開の中、主語(主体)がぐるぐる換えられるのは、本当に困ります。
もっと簡単に言うと、「Japanese」と「The Japanese」が違う ← なんでこ
こまで説明しないとならないのか?
 
4.今後のお願い
 
また不慣れの外国語で読みにくい文章を書いて申し訳ないですが、少なく本件
に限って中国の歴史に関する論争だから、ミカの赤い服さんには今後少し中国
語を勉強して、古代の原始文献を研究してからご発言をして頂きたいのです。
 
中国語での意思表示はもっと歓迎しますよ^O^)。
 
┗━━━━━━━━━━
 ▼
┏━━━━━━━━━━「ミカの赤い服さん」
 
あなたのメールを転送して頂き、拝読しました。
〜〜〜〜〜〜〜
Why さんとの話は立場が違いますので、いつまでやっても結論は出ないと思い
ます。これを最後に、Why さんからの問いかけは無視させて頂きます。
〜〜〜〜〜〜〜
なお、書かれていた内容に2つだけ応じておきます。
 
◆私が引用している資料について:
〜私は、ごく常識的なものを使用しています〜少なくとも「エンカルタ総合大
百科」は、国際的に通用する常識が書かれた資料です。
これは、OSのウィンドウズを販売しているマイクロソフト社が、世界各国向
けに販売している百科辞典のソフトです。
ですから、国際的に通用している「常識」が書かれた資料です。
 
もう1つの「広辞苑」は、日本では最も権威のある国語辞典です。
日本の執筆業に従事する人は、この本で知識を確認するのに使っています。
 
◆「エンカルタ総合大百科」などの資料を調べても、台湾が中国の領土に正式
になったのは、清国が成立した前後です。それ以前の中国王朝の勢力範囲とし
て台湾が含まれているものは見たことがありません。
「元」国のことについては、資料がないのでコメントを控えます。
 
でも「「呉」国が台湾に兵を派遣したこと」は「当時から台湾が中国の領土」
だった証拠にはならないでしょう。
「元国が日本に兵を2回派遣したこと」は史実ですが、「当時から日本が中国
の領土」ではなかったですよね。
 
┗━━━━━━━━━━
 ▼
┏━━━━━━━━━━「(^^) OJIN です(^^)」
 
どうも本旨から外れかかってきておるようなので、 OJIN めがしゃしゃり出さ
せて頂きます。
 
台湾についての歴史認識が誤っているとか、そんな言葉を言ったとか言わない
とかが発端になって始まった議論ですが、これをまともに論争していけば、そ
れだけで1シリーズの本ができるほどにもなってしまうでしょう。
 
またお互いに、論拠の確かな、そこそこ以上の知識がなければ議論として丁丁
発止とはかみ合いません。文面によりますとお二方ともお忙しいようで、時間
をかけて調べたり、まとまった文章にする時間を確保するのが困難なご様子。
 
しかし、中途半端なものを延々と掲載し続けるのでは、他の読者には煩わしい
印象を与えるだけになってしまい、当誌としても困る事態....。
 
ミカの赤い服さんはメルアドが分かっておりますので、当該趣旨につきご理解
を頂きました。Why さんにも、該事情にご理解を願えますよう、よろしくお願
い申し上げます。
 
――なお、台湾の歴史認識につき、一般の読者にも読み応えのあるレポートを
頂けるようでしたら、何れの立場、どなたを問わず大歓迎いたします!
 
┗━━━━━━━━━━
 
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「自虐史観の枷を解く」収載ページは ▼ こちら!
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┃▼▽ マレーシアナウ(現在) ▽▼          by 坪内隆彦さん
 
☆ 復活するマレー伝統の影絵芝居 ――――――――――― 2004/04/23
 

影絵芝居はトルコから中国まで、ほぼアジア全域に広がる伝統芸能である。
この中で、ジャワやバリの影絵芝居はワヤン・クリッ(Wayang Kulit)と呼ば
れ、同種のものがマレーシアのクランタン州などにも伝わっている。
 
ワヤンの歴史は千年にも及ぶ。もともとは魔除けの儀礼であり、人形の原型は
祖先の姿を模したものだった。その後、インド渡来の2大叙事詩「ラーマーヤ
ナ」「マハーバーラタ」を素材として物語性を加え、14、5世紀にワヤン・
クリッとして確立したとされる。
 
ワヤンの語り手、人形遣いはダランと呼ばれる。ダランは、何十体もの人形を
操りながら芝居を演じる。背後では、ガムラン音楽が演奏される。
 
日本でのワヤン普及に努力してきた日本ワヤン協会代表の松本亮氏は、次のよ
うに書いている。
「ワヤンの上映に接した時、ひとはみな多少とも祖霊と相対するのだ。しかも
あまたのドラマに生きるその姿は善も悪も、喜びも怒りも悲しみも、それらは
また自分自身の体内に宿る善と悪、喜びと怒りや悲しみの葛藤のかげであると
されるのだ」
△△「ワヤンを楽しむ」
 
まさにワヤンは、単なる娯楽ではなく、一つの精神世界なのである。いまや、
ワヤンは日本にも浸透し、独自の展開を見せている。2000年の福岡アジア
文化賞を受賞したのは、マレーシアのダラン「ハムザ・アワン・アマット」氏
だった。
 
ところがどういうわけか、マレーシアにおけるワヤンの本場、クランタン州で
は、1990年代からワヤンの上映が禁じられてきたのである。2002年に
は、トレンガヌ州でもワヤンが禁じられた。それは両州でイスラーム復興主義
を唱える全マレーシア・イスラム党(PAS)が権力の座についたからである。
 
彼らは、ワヤンが偶像崇拝的側面を持ち、その劇内容に呪文やお伽噺の世界が
含まれているため、反イスラーム的だと判断したのである。
 
だが、ワヤンがマレーの伝統文化になっていることは否定しようもないし、ワ
ヤンを単純にヒンドゥー的ということもできない。もともと、ワヤンが発展し
たジャワでは、スーフィズム(イスラーム神秘主義)の伝説的9聖人、ワリ・ソ
ンゴ(Wali songo)が、ヒンドゥー文化とスーフィズムの調和を唱えることに
よって、同地でのイスラーム布教を進めた。
 
特に、ワリ・ソンゴの一人、スナン・カリジョゴ(Sunan Kalijaga) は、ワヤ
ンを利用してイスラームを布教したともいう。このため、ワヤンにはイスラー
ム的なものが混在しているとも言い得る。
 
松本氏は、「祖霊信仰としてのアニミズム、またジャワ化したヒンドゥー教、
仏教、道教、イスラム教に由来する処世観等がないまざる」とも書いている。
 
マレーシア与党のUMNOは、近代化と両立する穏健なイスラーム化の推進役
であると同時に、マレー伝統文化擁護者でもある。つまり、イスラーム的なも
のとマレー的なものとは、微妙な調和を保ってきたのである。
むしろUMNOが警戒しているのは、イスラーム化のあまりアラビア化に傾斜
することなのである。
 
こうした中で、2003年末にはカリリ情報相が、ワヤンを海外へ宣伝しよう
と呼びかけた。そして、ようやくPASもマレー文化尊重の姿勢を示すべく、
今年になってワヤン禁止を緩和しようとしている。反イスラーム的との批判を
受けないように、登場人形を変えた新版のワヤンに限って、上映を認めること
にしたのである。
 
マレーシアでは、
マレー伝統文化の復興と、イスラーム復興が同時に進行している。
 

                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◆感想をお待ちしております。 ojindesu@hotmail.com
 http://form.tok2.com/home/Chinachips/otayori.html
 
┌──────────
│坪内隆彦さんのプロフィール:

│ジャーナリスト。拓殖大学日本文化研究所附属近現代研究センター主任研究
│員兼創立百年史編纂室編纂委員・(社)日本マレーシア協会理事・マハティー
│ル研究会主宰。

│1965年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社、貿易記
│者クラブ(日本貿易振興会記者クラブ)担当記者として通商問題などの取材に
│あたる。1989年退社後、フリーランスで取材・執筆活動に入る。

│1991年に「国連における大国協調の光と影」で佐藤栄作賞(国際連合大学協
│賛財団懸賞論文優秀賞)を授賞。
│1994年に『アジア復権の希望マハティール』を、1997年に『キリスト教原理
│主義のアメリカ』を、1998年に『岡倉天心の思想探訪』を上梓。

│『日馬プレス』で「マハティール十番勝負」を、
│『月刊マレーシア』で「明日のアジア望見」をそれぞれ連載中。
└──────────
 
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「マレーシアナウ(現在)」は ▼ こちらに収載!!
 http://chinachips.fc2web.com/
 
 坪内隆彦さん ▼ の詳しいプロフィール
 http://park5.wakwak.com/~asia/taka-j.htm
 
 坪内隆彦さんのホームページ「アジアの声」
 http://park5.wakwak.com/~asia/
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ 読者の広場 ▽▼
 
┏━━━━━━━━━━「編集局秘密通信公開!」
 
―― 美:美龍@バリ島さん  O: OJIN
 
O:原稿がまいりませんですね〜〜〜、(-ε- )
 
美:Aduh! Maaf, sekali!(アチャ〜(ノ_< ;)、ごめんなさ〜い!)
 
新年早々から会社の方でゴタゴタがあって、そうこうしてるうちに忙しくなっ
て、そういう時にインドネシア人が使えなくて・・・エトセトラエトセトラ。
で、昨日、出張先から戻ってきて拝見しました。メルマガはちゃんと読んでた
んですよ。
誌上での OJIN さんの呼びかけ→「インドネシアとかベトナムとか・・・」も
拝見してたんですけど・・・(T▽T)アハハ!
 
O:最後の、
「インドネシアは来月1日(04年2月1日)から、入国時にVISA=査証)
が必要となります!!」問題が、その後いかなる影響を及ぼしているのか、、
についての続報を下さいよ〜〜。
 
美:( ̄ェ ̄;) エッ? うそ・・・?
その後に一回送ってるんですけど届いてませんか?
 
ちょうど、インドネシアの選挙前だったのと、
バリ・ヒンズー式新年が重なったので、ちょうどいいなと思って、
そのことに触れたものだったんですけど・・・?(・・∂) アレ?
 
O:エッ? うそ・・・??と、届いてませんよ??
‥‥時々あるんですよね〜〜、ネット上のどこかで消えてしまうやつが....。
スミマセンが、もう1回送り直して頂けませんか。
 
ーーということで、早速送られてまいりました。
近々、掲載させていただきますね〜〜〜♪♪
 
┗━━━━━━━━━━
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ みつけよう面白・有益メルマガ ▽▼
 
┌─────────── (^O^)

│ ○●○ トラブルレスキュー ○●○


│交通取締で納得が行かない!債務が多すぎて取り立てが怖い!
│突然解雇された!セクハラ・DVは耐えるしかないの?などなど
│トラブルに遭っても泣き寝入りしない知恵を経験に基づいて提供。


└→ http://melten.com/osusume/?m=17955&u=6254
 

│いままで紹介してきたメルマガ達が勢揃い!してますヨ〜 (^○^)
http://groups.msn.com/ChinaNantong/page9.msnw
└───────
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼▽ あとがき ▽▼
 
うーーー、今日は私の大好きなカベの料理を食べたんでお腹がイッパイ!








??カベの料理??壁の料理?








ねえ、カベの料理って....どんな料理なんですか?
 
えっ?またまたな〜にを冗談言ってるんですか。
この間あなたとも一緒に食べたじゃないですか!
 
ん〜、一緒に壁の料理を食べた??いつの事?
 
全く物覚えが悪いですねー、えーと、4日前だったかな〜、、。
 
??壁の料理??・・・・ねえ、それって“鍋の料理”の事なんじゃないの?
 
えっ?
ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッつ!!!!
またやっちゃった〜!!
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このあとがきは ▼ ここに収載「♪中国語講座みるアルね〜♪」
http://chinachips.fc2web.com/language/0202.html
 


ではまた、ホントに愉快な月曜日号!で、お会いいたしましょう!(^o^)丿
 
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