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バックナンバー目次 アジアの街角から:記事集  迷子になったらここ!(^O^)  CHINACHIPS 総合トップ

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┃ ┌─────┐ ┌──────────────────┐ + ☆
┃ ☆ 金 曜 版 ☆  ≪ WEB 熱線 第392号 ≫2004/04/16_Fri  ++++ ☆
┃ │ (*^−^*) │ ├──────────────────┤ +☆
┃ ☆ WEB 熱線 ☆    ―― アジアの街角から ――    ++++ ☆
┃ └─────┘ └──────────────────┘ + ☆
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┌―――――――――――☆☆ 今号の目次 ☆☆―――――――――――┐

│・ごあいさつ ------ 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿

│・満州回顧録続編 -- 自虐史観の枷を解く(18) --------- by gosakuさん

│・マレーシアナウ -- 緑の中のサイバーエリア --------- by 坪内隆彦さん

│・読者の広場 ------ 気分は情報無限さん。

│・あとがき -------- それは....宗教のような....。

└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
◇―――――― 新しい読者の皆様、ようこそ!! (^o^)丿 ――――――◇

│1.週3回・月水金のお届けですが、月→水→金 という流れではなく、
│  「月→月」「水→水」「金→金」というサイクルになっています。

│2.タイトルは同じですが、月曜日号・水曜日号・金曜日号は、それぞれ
│  別々のマガジン、と理解してもらったほうが分かり易いと思います。
│  更に頻繁不定期で「アジアビジネスの現場から」号が配信されます。

│3.ライター兼編集発行の私OJINと数人のライターさんで執筆しています。
│             ___________________
│4.バックナンバーは → http://chinachips.fc2web.com/aaa.html
│      「アジアの街角から題字の右横」→「バックナンバー書庫」
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┃▼▽ 満州回顧録続編 ▽▼              by gosakuさん
 
☆ 自虐史観の枷を解く(18) ―――――――――――――― 2004/04/16
 

―――― 私見:台湾論(1)
 

┏━━━━━━━━━━「十八子松戸さんからのお便り」
 
こんにちは、十八子松戸です。
 
台湾についての見方は、私見として、歴史の変遷よりは文化、習慣のほうから
台湾民族は大陸民族と合致しているかの点を考察する必要があると思います。
所属国については、あくまでも力によって変動しているものです。
 
例えば、中国という国の概念は何ですか。
 
中央の国だと、その発祥地である黄河の中原地域、一寸広げれば中原地域南方
の長江地域も加えることが出来るが、あの異文化のウイグル、チベット、モン
ゴルはなんなんですか。
 
確かにそれらより台湾の方がうんと中華民族の一部だと堂々と言えるのです。
しかし、まだ支配していないからどうしょうもありません。
ただ、中国の主権主張には私も賛成です。
 
┗━━━━━━━━━━
 ▼
┏━━━━━━━━━━「gosakuさんから」
 
十八子松戸さんのおっしゃる文化・習慣からみれば、当然中国大陸から流入し
た"ビン南語"を話す本省人(彼らは台湾人を自称している)が主流でしょう。
数の上からでは、本省人は全人口の85%、外省人は13%で、それに2%を
占める10万の(中国名)高山族と呼ばれる原住民がいます。
 
ーー彼らこそ台湾人ということになるのでしょうが、殆どが山際に追いやられ
てひっそりと暮らしています。
 
※ビン南語のビンの文字="門"の中に"虫"=1.中国の古代、東南地方に住ん
 でいた種族の名。2.現在の福建省の古名。中国語発音=min-3
 
今、台湾の政局は本省人と外省人とが激しく対立して大きく揺れていますね。
選挙前は不利を伝えられた陳水偏氏が(得票率50.11%)を得て再選されま
した。
・・・台湾人にとっては、中国による武力統一こそ脅威の悪夢・・・
 
台湾人にとって、外省人主体の国民党勝利による連戦政権の誕生は、38年前
の「2・28事件」の思い出に繋がり、その後の白色テロと38年に及ぶ戒厳
令下の屈辱の歴史を思い起こさせるのでしょう。
 
┌──────────(注:白色テロとは)

│毛沢東の共産党による「赤色テロ」に対して、蒋介石の国民党によるテロを
│指す。
│第二次大戦後、毛沢東に追われた蒋介石軍200万人以上が台湾に流入。
│この、いわゆる「外省人」たちは、傍若無人な振る舞いを繰り返した。

│これに対し、遂に1947年2月28日、「本省人」たちの怒りが爆発。
│台湾全土にまたがる衝突に発展し、蒋介石はこれを武力により鎮圧した。
│これが2・28事件といわれるもので、1万とも2万ともいわれる犠牲者が
│出た。

│当時、「本省人」の人口は約450万人であったから、殺された人が2万人
│とすると、約0.5%。現在の日本で同じ比率だと約50万人。
│それ程大きな大弾圧事件であった。

│2・28事件以後も、「外省人」率いる国民党は徹底した政治的迫害「白色
│テロ」を続け、事件後に布かれた戒厳令は38年間も継続した。この「白色
│テロ」を通じて、特に親日の知識階級は徹底して抹殺された。

│台湾の人々は、このような苦難と悲しみを乗り越えて今日の繁栄を築いてき
│た。また、かつての親日派の指導層は殆ど抹殺されてしまったにも拘わらず
│多くの方々は親日の感情を抱かれている。この方々に日本政府は何をもって
│報いるというのか。

│「台湾人の心に残っている傷」より転載
http://langue.hyper.chubu.ac.jp/komori/lingyokushin/data5.html
└──────────
 
日本での台湾総統選挙の報道は、ほとんどが「陳水偏と連戦の一騎打ち」とし
ており、得票率でみると確かにそう見えます。しかし、それは表面的な見方で
実態は「台湾人と中国人の戦い」であったといえます。
 
具体的にいえば「台湾人と在台湾の中国人(いわゆる外省人)の戦いでした。
 
現在の台湾の人口は約2300万ですが、1994年の国連の発表では、台湾
人は人口の86%「外省人」は14%となっています。概して「外省人」多く
は、台湾人に対して「優越感」を抱いており、台湾人と見なされる事に抵抗が
強く、「中国人」としての意識が強いとされています。
 
しかし、『中国人」が世界各国で疎まれていることは周知の通りであり、その
為もあってか「外省人」が中国以外の諸外国に入国するときには「台湾人」と
自称しているのが実情です。
 
―― 1945年10月17日、
 
国民党軍の先遣部隊が台湾に到着して、実質的な占領統治が始まりました。
 
日本の植民地であった台湾は「中華民国台湾省」と改められ、そして同月24
日、「台湾省行政長官」が米軍機で台湾に送られ、旧台湾総督府を行政長官公
署に改め、翌25日に最後の台湾総督兼台湾軍総司令官の安藤利吉将軍が行政
長官に投降する式典が行われました。
 
この日を国民党政府は「台湾光復節」と定め、在台湾の日本の公的・私的財産
を「敵産」として没収しました。
 
日本人の台湾引揚に際しては、一人につき現金千円までと、引揚途中の食料と
リュックサック2袋分の必需品のみの携行が許されただけで、50年間に亘る
投資と建設成果の殆どを残置して帰国しなければなりませんでした。
 
そしてこれらの没収された「敵産」は、全て国有または公有の財産となるべき
でしたが、国民党政府高官個人、及び国民党の所有とされました。
今日、2兆円の資産を有して世界一の「金満党」といわれる国民党や、外省人
高官の財産は「敵産」によるものなのです。
 
財産のみならず、武力を背景に権力も独占したことから、国民党の一党独裁と
「外省人」の優越性が確固たるものになったのは当然の帰結です。
そして国民党政権は、50年間の「日帝的奴隷化教育」「奴隷根性」が染み付
いているとして、台湾人を徹底的に差別しました。
 
たとえば、台湾の最高学府である台北帝国大学の出身者より、どことも知れな
い中国の「野鶏大学」を出た、あるいはそう称する「外省人」のほうが優位に
あり、様々な特権を享受してきました。
1990年に李登輝氏が、総統として積極的に「民主化」と「台湾化」を推進
するまで、このような「外省人」の優位性は著しいものがありました。
 
そして今日にいたるまでのどの選挙も、特権の温存を図る「外省人」と、その
解消を求める台湾人の戦いでした。
陳水偏氏が総統に再選された事は「外省人」の特権がますます減ることを意味
するでしょう。
 
そもそも、人口の86%を占める台湾人が、14%の外省人のおこぼれに甘ん
じているのには限界があります。台湾人の勢力が強まるのは必然であり、それ
だけに多数を支配する少数の「外省人」にとっては、選挙の度に危機感が募る
一方なのです。
 
               = 自虐史観の枷を解く(19)へ続く =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

┌──────────
│「私見:台湾論」を著すにあたり、以下の文献を参考にさせて頂きました。

│・台湾 朝鮮 満州日本の植民地の真実(黄 文雄)
│・「NO」と言える台湾 ――――――(黄 文雄)
│・台湾をもっと知ってほしい日本の友へ(張 超英)
│・一つの台湾一つの中国 ――――――(楊 中美)
│・台湾人と日本人 ―――――――――(謝 雅梅)
│・台湾は今日も日本晴れ ――――――(謝 雅梅)
│・日本論と台湾論 ―――――――――(謝 雅梅)
│・諸君2003年7月:台湾統治と朝鮮統治はどう違ったか(金 美麗)
└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

 「自虐史観の枷を解く:私見:台湾論(1)」は、
 
◆−このとおりだと思う
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020270a01 >
◆−そうではないと思う
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020270a72 >
◆−どちらともいえない
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020270ae3 >
◆−‥‥よく分からない
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020270a54 >
■途中経過・最終結果を見る
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00020270a90 >
■コメントボード
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/cb.cgi?q0002027072 >
 
☆締切:2004年04月19日18時00分
★協力:メールマガジンをおもしろくする『クリックアンケート』
         →→  [ http://clickanketo.com/ ]
 
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◆感想やご意見をお待ちしています。 ojindesu@hotmail.com
 http://form.tok2.com/home/Chinachips/otayori.html
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ 前回「続・君が代と日の丸と、カルタゴの平和」のアンケート結果。
└─┘
◇ このとおりだと思う --------------------------------- 38人  (76%)
◇ そうではないと思う ---------------------------------  5人  (10%)
◇ どちらともいえない ---------------------------------  4人  ( 8%)
◇ よく分からない -------------------------------------  3人  ( 6%)
 
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ コメントボードに頂きました感想。
└─┘
┌--------「日本バンザイさん」
 
長すぎて読む気もおきん。わかりやすく読みやすく。これ基本だよ。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
「日本バンザイさん」お急ぎですか?
どうせ短い人生ですよ、そんなに急いで何処へ行くつもりですか!
 
そういわずに腰を落ち着けて読んで下さい。そして具体的に間違った点を指摘
して下さい。事実間違っていることを訂正するに吝かではないつもりです。
 
書くことには素人なので読みにくいでしょうが、真心を持って書いたつもりで
す。「日本バンザイさん」は、拝察いたしますと文には精通していらっしゃる
ようです。分かり易く、基本的な書き方を教えて下さい。
 
└──────────
 
┌--------「ミカの赤い服さん」
 
gosakuさん、こんにちは。
 
勉強不足の故、カルタゴのことは、よく分かりません。
でも、国歌や国旗についての考え方には、賛同いたします。
 
普段は意識しなくても、W杯や五輪では「君が代」や「日の丸」を日本の象徴
としてほとんどの国民が認めていると思います。
 
自由や安全は、国家が保障してくれているからこそあるのは、ユダヤ人の歴史
を観たら明らかですね。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
戦後、日教組が熱心に進めて来た反日教育の結果、戦後世代といわれる四〇代
・五十代の人たちは「愛国心」とか「国歌」「国旗」という言葉を聞いただけ
で抵抗を感じ、また、何か後ろめたさを感じる人が多いようです。
 
先日ある知人がアメリカに旅行して、ディズニーランドに行ったときのことを
話してくれました。――それによると、
 
閉園時間の5時になったら、楽隊がアメリカ国歌を演奏し始め、掲げられてい
た星条旗が静かに降ろされだしました。すると、ベンチにグッタリして座って
いた父親も、その子供の世話をしていた母親も、スックと立ち上がって姿勢を
正し、降ろされていく星条旗をじっと見つめていたということです。
 
知人はその様子を、なんと、涙をうかべながら話していました。
 
みんなが見つめる星条旗の向うには、国のために戦争で斃れた人々の姿がある
に違いないと考え、あの戦争で斃れた日本の将兵たちが、一度でもこのような
敬意を国民から捧げられたことがあっただろうかと思うと、涙がにじんできて
どうしようもなかったと・・・・。
 
今、教育の場である学校には、国旗や国歌というと悪そのものといった感覚が
あるようで、これを忌避する風潮は依然として根強いものがあります。
さまざまな機会に国歌を演奏し国旗を掲げるのは、国家意識の醸成に大きな力
となります。
 
国家という公に捧げた命への敬意も自ずから芽生え、そこから「公」と「個」
のバランスをとる感覚も育っていくものです。
 
└──────────
 
┌--------「気分は情報無限さん」
 
いやはや何とも、私自身の稚拙な意見に対してわざわざ箇条書きで丁寧な返答
を頂いて恐縮です。
昨年六月に失業して以来、なるべく本を読むように心掛けているのですが駄目
ですね。誰が言ったか「中途半端な知識は無知より怖い」と申しますが、余計
に自分の知識や価値観が偏ったみたいです。
 
取り敢えずバイトしながら勉強を継続しようと考えてはいますが・・・・
 
因みに私憤を公憤にすり替える輩とは「筑紫哲也」や「久米宏」そして「田原
総一郎」の事です。
 
└--------
 ▼
┌──────────「gosakuさんから」
 
読者から「sosaku」の意見は長すぎて読む気がしない、解りやすく読みやすく
が基本だ」というご指摘がありました。いつも長々と難解な文で申し訳けなく
思っています。
 
ある程度資料の裏づけはありますが、大部分は独断と偏見によるものです。
当然反対のご意見もあるでしょう。gosakuの意見は「けしからん」といって、
具体的に間違った個所を指摘してくだされば、間違ったことは訂正するに吝か
ではありません。
 
――テレビニュースを見ていて、ため息がでることがしばしばあります。
 
ニュースキャスターや、有識者と称する人々の安易なコメントがあまりにも多
過ぎるからです。たとえば、ちょっと古いかもしれませんが、テレビ朝日の夜
の人気番組「ニュースステーション」の久米宏さんや「ニュース23」の筑紫
哲也さんなど。
 
いかにも耳障りのよさそうなコメントしか述べません。国の行く末や、それに
よって国民の生活にどのような影響が出るか、などといった肝心な視点を等閑
(なおざり)にして、消費税率のアップが取りざたされると、国民生活を圧迫す
る増税には反対式の、無責任でいかにも大衆が好みそうな耳障りのよいコメン
トに終始します。
 
「小善は大悪に通じ、大善は非情に似たり」と言います。
 
増税反対とか、軍事費ゼロにして福祉を手厚くといった、国の大系を抜きにし
て語るお題目は、いかにも善のように聞こえます。しかし、その結果、国の基
がつぶれてしまえば、善どころか大悪です。小善はまさに大悪に通じます。
 
広い視野から日本の将来を真剣に考えれば、時には、国民にとってとても受け
入れ難い提案をしなければならないケースも往々にして出てきます。百年先、
二百年先の日本がより良い国に生まれ変わるためには、今の人々に我慢を強い
なければならないことはよくあると思います。
 
大衆迎合が当然になってしまったマスコミほど、恐ろしいものはありません。
ジャーナリストとして鋭い指摘をするどころか、多くのマスコミは衆愚を作り
出す装置と化してしまっています。
 
└──────────
 
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
 
「Why さん」よりコメントボードに以下の書き込みを頂きました。
 
「ミカの赤い服様のコメントは全く同意できないもので、反論いたしました。
 OJIN 様にお問合せください。」
 
??どういう形で送っていただきましたか?ーー届いておりません・・・。
 
Why さんのPCは、もしかして中国語ベースのOSですか?
だとしたら「件名」が文字化けしますからウィルスメールと誤認して、開かず
に削除してしまった可能性があります。
 
また、件名を英語で書かれた場合も、基本的にウィルスメールと判断して開か
ずに削除しています。
中国語ベースのOSをお使いの場合は ▼ フォームメールからお送り下さい。
http://form.tok2.com/home/Chinachips/otayori.html
 
└──────────
┌─┬───────────────────────────────┘
│●│ お便りで頂きましたご意見・感想。
└─┘
┏━━━━━━━━━━「h.k.さん」
 
―― では一句。
 
・桜の地 離れてはこそ いとおしく
 
・にぎわいの そのなかにみる こころは外に
 
・散る花の ものおもわずの 幼などき
 
・国なくし またたちどまり またあゆむ
 
ーーちょっと堅い話ですので、少しゆるめにと思いまして。
 
┗━━━━━━━━━━
 ▼
┏━━━━━━━━━━「gosakuさんから」
 
ほのぼのとした雰囲気が伝わってまいります。
幾度も読み返して余韻に浸っています。
 
私も昨日、桜吹雪の下の喧騒の中を歩いてきました。
また「h.k.さん」の詩を拝見してホッとした一日でした。
 
有難うございました、また「ほのぼの一句」をお願いいたします。
 
┗━━━━━━━━━━
 
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「自虐史観の枷を解く」収載ページは ▼ こちら!
 http://chinachips.fc2web.com/repo1/015gosaku.html
 
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┃▼▽ マレーシアナウ(現在) ▽▼          by 坪内隆彦さん
 
☆ 緑の中のサイバーエリア ―――――――――――――― 2004/04/16
 

ソフトウェア開発などのアウトソーシング(外部委託)先としてはインドや中国
の優位が指摘されてきたが、ここに来てマレーシアが追撃している。
 
最近アメリカのコンサルタント会社A・T・カーニーがまとめた「海外投資誘
致人気度指数2004」では、アウトソーシング先として、マレーシアはイン
ド、中国に次ぐ人気となった。
 
いうまでもなく、ハイテク産業誘致を牽引しているのが、1996年に発表さ
れて以降、国を挙げて推進されてきたマルチメディア・スーパーコリドー(M
SC)である。
 
クアラルンプールから、車で南に約1時間、広大なヤシ林に覆われた緩やかな
丘陵地帯がひろがってくる。この縦50キロメートル、幅15キロメートルと
いう巨大な地帯を、先端テクノロジーの集結するインテリジェント・シティに
作り変えようという構想がMSCだ。
 
かつてマレーシアは、ゴムや錫などの一次産品の輸出に依存する国だったが、
1980年代以降、急速に工業化が進んだ。しかし、労働集約型産業では中国
などの追い上げが激しく、マレーシアは産業構造の高度化を迫られている。
MSCは、こうした要請にも応えようとするものだ。
 
当初MSCでは、次の7つの基幹応用分野が計画された。
 
1)行政のペーパーレス化
2)遠隔医療
3)遠隔教育
4)多目的カード(電子マネーやクレジットカード、身分証明用のIDカード
  などを一枚のカードに一元化したカード)の開発・利用
5)研究開発
6)世界中を結んだ製造業支援のための通信網
7)国境を越えたマーケティングセンター
 
ペーパーレス化を始めとする行政へのハイテク導入の目玉が、MSC内に建設
されている新行政都市、プトラジャヤである。――すでに1999年6月に、
首相官邸がプトラジャヤに移った。
 
MSCの中核都市がサイバージャヤである。
 
1999年7月8日にサイバージャヤの公式開設式典が行われ、翌9日には、
マルチメディア大学(MMU)の開設式典が催された。
ここで講演したマハティール首相は、同大学の設置が「マレーシアが情報時代
に向かう中での記念碑的な出来事」と述べ、MSC進出企業に人材を供与する
面でもMMUの開設は重要だと強調した。
 
すでに、マイクロソフトはMMUと研修プログラムや施設の共同開発プロジェ
クトを実施することで合意している。また、サン・マイクロシステムズは、J
AVA言語ベースのコンピュータ技術の研究・開発拠点をMMUに設置してい
る。
 
日本のNTTは、当初からMSCでの研究開発に意欲を示し、MMU開設に合
わせて、研究開発センター「NTT・MSCセンター」を開設した。敷地面積
6ヘクタール、総床面積3900平方メートルの規模を誇るこのセンターは、
同社のアジアの研究開発拠点として活用されている。
 
各国がハイテク産業の誘致を競い合う中で、これらハイテク産業の誘致は容易
ではない。MSCを世界のハイテク産業に売り込むために、マハティールは自
ら積極的なトップセールスを展開していたのである。
 
1996年2月には日本を訪れ、NTTを訪問した。同年5月に再び訪日し、
NTT主催の「マハティール首相を囲む『マルチメディアセミナー』」で講演
し、日本の先端企業のMSCへの進出を呼びかけている。
 
マレーシア政府は、MSCでの優遇措置も用意した。一定の条件を満たすMS
C進出企業には、税制上の優遇措置を受けられるMSCステータスが与えられ
る。また、マルチメディア産業で生まれた資産を保護する法律やコンピュータ
犯罪に対応した法律など「サイバー法」の整備もいち早く進めてきた。
 
すでに、2003年時点で約1千社がMSCステータスを取得し、雇用総数は
2万人を超えた。
 
緑の中のサイバーエリアでの研究開発の成果も、まもなく出てくるであろう。
 

                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘

◆感想をお待ちしております。 ojindesu@hotmail.com
 http://form.tok2.com/home/Chinachips/otayori.html
 
┌──────────
│坪内隆彦さんのプロフィール:

│ジャーナリスト。拓殖大学日本文化研究所附属近現代研究センター主任研究
│員兼創立百年史編纂室編纂委員・(社)日本マレーシア協会理事・マハティー
│ル研究会主宰。

│1965年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社、貿易記
│者クラブ(日本貿易振興会記者クラブ)担当記者として通商問題などの取材に
│あたる。1989年退社後、フリーランスで取材・執筆活動に入る。

│1991年に「国連における大国協調の光と影」で佐藤栄作賞(国際連合大学協
│賛財団懸賞論文優秀賞)を授賞。
│1994年に『アジア復権の希望マハティール』を、1997年に『キリスト教原理
│主義のアメリカ』を、1998年に『岡倉天心の思想探訪』を上梓。

│『日馬プレス』で「マハティール十番勝負」を、
│『月刊マレーシア』で「明日のアジア望見」をそれぞれ連載中。
└──────────
 
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
 
「マレーシアナウ(現在)」は ▼ こちらに収載!!
 http://chinachips.fc2web.com/
 
 坪内隆彦さん ▼ の詳しいプロフィール
 http://park5.wakwak.com/~asia/taka-j.htm
 
 坪内隆彦さんのホームページ「アジアの声」
 http://park5.wakwak.com/~asia/
 
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┃▼▽ 読者の広場 ▽▼
 
┏━━━━━━━━━━「気分は情報無限さん」
 
―― 2004/04/07 表上海!裏上海!☆中国の貸金庫にご用心!?を読んで
 
日本の貸金庫に関して、私が多少なりと知っている事を述べたいと思います。
ただし、この情報は最新ではありませんから御注意下さい。
 
私は学生時代に病気で相次いで両親を亡くした為、相続絡みで彼方此方の銀行
巡りをする羽目にあいました。その際に数カ所で貸金庫の中に入る機会があっ
たのですが、素人目に見ても一応は耐火構造(そもそも銀行の建物自体が堅牢
ですけどね)になっていますし、何処の銀行でも貸金庫室は二階に設けられて
いましたので水害でも浸水しないと思います。
 
仮に、金庫室の内部でガソリンを撒いて放火しても大丈夫じゃないか!?と思
うぐらい頑丈に造ってあります。あくまでも素人判断ですが・・・・・・
 
ただ、日本には地震という天変地異が存在します。
なんでも阪神大震災の時には、各銀行が建物ごと倒壊したそうです。が、知り
合いの銀行員が申すには、建物が壊れても金庫は無事であり、警備員が24時
間体制で常駐警備を実施していたそうです。
 
しかしそれでも、地震が発生すると貸金庫本体は無事でも、銀行の受付業務が
停止する恐れがあります。
ですから貸金庫に預ける物は当然ながら貴重品でしょうが、当座の必要がない
物に限定したほうが良さそうですね。
 
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│自ら経験した事、お客様から聞いた事、クラブママから教わった事などを
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┃▼▽ あとがき ▽▼
 
「あなたは○○党員ですけれど、あなたにとっての○○党というのは、どんな
位置付けになるんですか?」
 
十数年前の事....ある親しくしていた工場幹部に尋ねたことがありました。
 
内面はともかく表面的には....お前さん、看板に偽りありじゃないのかい?
まあ、腐敗幹部とまではいいませんが、清廉潔白..とは言い難い彼の答えは、
 
「まあ、、、、その、、、、まあ、、、、
まあ何と言えばいいか、、、1種の宗教のようなもの、、、ですかね....。」
 
文化大革命期に少年時代を過ごした彼の..たぶん正直な心情の吐露。
 
数年後、
貪汚罪(=汚職罪)で逮捕されたという噂を仄聞しました....。




ーー真冬の日、暖房など何もない工場の1室で、唯一温かい茶杯でこごえる手
を温めながら語っていた....壮年も後半にかかろうかという頃の彼の姿を思い
出します。
 


ではまた、ホントに愉快な月曜日号!で、お会いいたしましょう!(^o^)丿
 
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