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〜〜〜 業界の内部から 〜〜〜 |
☆ 厚生労働省で起きた瑣末な出来事 ―――――――― 2009/11/02
by Beroさん
ーーーこの4月以来、厚労省内ではちょっとした事件が起きていました。
あえて大袈裟に「事件」と書きましたが、それぐらいでないと、当事者たちの
問題に対する過小評価とつりあいませんので。
ーーー事件のあらましとては…
1.本年4月28日、「平成21年度の厚生労働省ホームページのコンテンツ
作成とホームページにコンテンツを掲載する業務一式」の業務委託に関する入
札の告示が出される。
2.6月19日、(財)日本科学技術振興財団が3千42万3193円で落札。
ただちに業務委託される。
3.業務委託されて約1週間内外で、落札者である前出の財団にはこの業務を
請け負う能力(主に技術的な問題として)が欠落していることが判明。契約を破
棄する。----以来9月の上旬まで同省のホームページの一部機能が不正常な状
態が続く。
4.8月10日、再度同じ内容の入札を公示する。
5.8月24日、(株)インフォクリエイツが4千389万399円で落札。
6.9月上旬、同省ホームページは復旧するが、不正常時のデータ等は本来あ
るべき頁から欠落したまま。
〜〜〜だいたいこういったところでしょうか。
以下、証拠の数々…
┌--------
◇一度目の入札公示です。
http://chinachips.fc2web.com/tiny/091102_1.html
◇二度目の入札公示です。
http://www.mhlw.go.jp/za/0810/c02/c02.html
◇一度目の落札公示です。
http://www.mhlw.go.jp/za/0811/d02/d02.html
↑↑一回目の落札業者の不祥事発覚→二度目の落札公示以後に公表されている
という間の抜け方には目を瞑って下さい。
◇二度目の落札公示です。
http://chinachips.fc2web.com/tiny/091102_2.html
◇一定の期間、ホームページに異変が起きていたことが見て取れます。
http://www.mhlw.go.jp/sinsei/chotatu/chotatu/
◇従って、その間のデータが今だに抜け落ちています。
http://www.mhlw.go.jp/sinsei/chotatu/chotatu/kobetu.html
└--------
言うまでもありませんが、私は意図してこんなことを調べたわけではありませ
ん。他の調べごとをしていた際、例によって「たらい回し」にされ、その中で
偶然に知り得た事実です。
低額ではありますが、私も一応納税者の1人です。そちらの立場からの関心事
として、「その場合、最初に落札した財団に対して、
1−代金は支払うのですか?
2−基本、代金を支払わないのは当然だとして、損害賠償等の請求はするので
すか?
と、二つの質問をしてみました。
正確にいうと「1」に関しては、「まさか払うわけないですよね!」という、
いわゆる付加疑問文調だったのですが、担当官の反応は「は?」というもので
した。
受話器の向こうから伝わる雰囲気は、少し戸惑い、考えを巡らせた結果として
「あぁ、それは多分支払わないと思いますが…」というもの。
要するに「そこまでは知らんがな」とおっしゃったのだと理解しました。
「1」について「知ったこっちゃない」のですから、「2」についても回答な
ど期待するべくもありません。「まあ場合によってはそういうこと(損害賠償)
も…」てな具合。
この際、何の「場合による」のかさっぱり分かりませんが、つまりはやはり、
「知ったこっちゃない」のでしょう。これは要するに、
この代金を支払うのが国民なら、できもしない業務に入札するという不届きな
業者によって迷惑するのも国民だ、という意識など微塵もない、ということな
のです。有り体にいえば厚労省的には「何も起きてなどいない」のです。
「ブロガー」=「ヒマなやつ」だと思われて他のブロガーさんに迷惑がかかる
といけないので一応言いますけど、私もそれ程ヒマではありません。それ程…
つまりこの件についてその後の追跡調査をする程…ということです。
「やれ」と言われれば(誰に??)担当部署や担当官を知っているわけですから
その後の顛末について訊いてみるぐらいのことはしてもいいのですが―――。
莫大な国家予算からみれば微々たるもの、という意識なのかもしれませんが、
3千万円はやっぱり3千万円です。ただむしろ、問題はその金額の多寡ではな
いのかなぁ、、と。
上でも書いたとおり、要するにこういう感覚なんです。
私がこの件を知ったのはミラクルに等しい偶然なのか、はたまた氷山の一角に
たまさか行き当たっただけなのか、その判断やご想像は読んで頂く皆様にお任
せしますが、
彼らが、税金というものは天から降る無尽蔵の授かりもの、程度にしか考えて
いないということの、端的な証左ではないでしょうか――――。
八ッ場ダムが無駄か無駄でないか、アニメの殿堂が如何なものか、と、この手
の案件には話題性もあり、目に見えやすい類の無駄の議論といえるでしょう。
もっとはっきり言えば、天下りの問題でさえ今となっては視認性の高い部類に
属します。が、私のいう「無駄の本丸」とは、ここで書いてきたような、一般
の者には極めて見えにくい無駄が、各省庁の方々[ほうぼう]に隠れているとい
う事実なのです。いえ、
たぶん一般の者どころか、国会議員や閣僚の視野にも入っていないのではない
かと危惧します。
先日、過去最大規模の額を、なんの臆面もなく要求した、各省庁がいう予算=
国家行政が必要とする経費、とは、
ーーーこんなふうに扱われているのが決して少なくないのでしょう。
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(^^) OJIN です(^^)
わ、わたいなら2千万円で!そん中から..担当者にリベートを払ってもいい!
= おわり =
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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