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戦争に負けた国 ―――――――― by やせ我慢さん |
☆ ネットでできること個人のできること ―――――― 2009/08/17
威勢のいいブログなどを読んでいると、まるで直ぐにでも日本の状況を変えら
れそうな錯覚に陥りますが、そんなことはあるはずがありません。
冷静に考えれば当然の事なのですが、中には、ネットの議論がいきなり現実の
国政にリアルタイムで直結するように思ってしまう人もいるようです。
一方で、「ネットで吼えても何も変わらんよ」などと、したり顔でネットに書
き込んでいるおバカさんも少なくありません。
過大評価も過小評価も、極端な意見は大抵の場合、現実から乖離しています。
そこで、もう一度、ネットでは何ができるのか、そして個人は何ができるのか
を簡単に確認しておきたいと思います。
まず、現実社会にいる個人ができる事はなんでしょう。
直ぐに思いつくのが、選挙権の行使です。
あるいは、電話・メール・FAXなどによって議員に自分の意見を伝えたり、
デモなどの行動に参加したりする人もいるでしょう。
また、身近な人たちにテレビや新聞では判らない事実を広めたり、政治に興味
のない人たちに危機感を持たせることも、やり方次第では可能でしょう。
ただどの場合にも、自分自身に具体的な判断基準や目標などが必要です。
それは、外国人参政権に反対しようという個別の政策や、あるいは地方分権・
規制緩和などといった大きな枠組みだったりします。
そうした具体的な方向性や判断基準、個別の政策の是非などを、一人で形成で
きる人は多くありません。もし、それができたとしても、一人だけで形成する
と、どうしても歪みや偏り、見逃しが出てしまうものです。
そしたものの形成に大きな役割を果たすのが、ネットではないかと思います。
豊富な資料やデータが容易に読めますし、多様な人たちが意見を交わして、そ
れぞれの判断基準や方向性を提示しています。
その中から、自分が納得できる方向性や判断基準を選び、それに対する批判に
も目を通し、さらに資料や過去の事実、また現実社会と比較して修正し、自ら
のものとしていくなら、偏りや見落しが少ない考えを持てるのではないでしょ
うか。
ただ、こう書くと簡単ですが、実際にはかなり難しいのも現実です。
なぜならネットでは、資料や議論がまったく整理されていない状態で、特に政
治系ブログなどは、その時々に思いつくまま書かれるものが大半だからです。
つまり、体系的に議論が進められ、それに必要な資料が整理・明示されている
ようなネット上の場は、殆どないということです。
※仕事としてやっているわけではないので、それはある意味で当然の事です。
※啓蒙用チラシなどの集積場が幾つか生まれていますが、その前段階である、
考え方を纏める為の体系的な場はありません。
纏めてみますと、ネットは現実社会で行動を起こす人たちが、その判断基準を
作る補助となる場ではないでしょうか。
※前述のように、整理されていない不完全な状態ではありますが。
※個人の具体的な行動を呼びかけるブログも増えましたが、扇動に利用してい
る例も少なくないようです。
そうした点を意識するならば、議論の為の議論や、果てしない争いなどでエネ
ルギーを浪費している暇はありません。
また、ネットでいくら判断基準を纏めたとしても、各個人が投票やその他の行
動に活かさない限り、なんの意味もありません。
つまり、ネットだけでは、頭の体操とストレス解消で終わってしまいますし、
個人だけでは、広い視野も正確な情報も得られないということです。
ネットと個人行動が補完しあって、効果的で意味のある行動となり、それが間
接的に政治へ影響を与えるのです。
ごく当たり前の結論ですが、個別の売国法案とか政権交代だとかで盛り上がり
過ぎて当たり前の基本が忘れられている、ように思えたので、自分のためにも
一応書いてみました。
= おわり =
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┃●┃ 読後アンケートの結果。
┗━┛ ◇ この意見に賛成 -------------------------------------- 35人 (65%)
◇ どちらかというと賛成 -------------------------------- 12人 (22%)
◇ どちらともいえない ---------------------------------- 4人 ( 7%)
◇ どちらかというと反対 -------------------------------- 1人 ( 2%)
◇ この意見に反対 -------------------------------------- 2人 ( 4%)
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この記事はブログ「戦争に負けた国」より転載させていただきました。
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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