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戦争に負けた国 ―――――――― by やせ我慢さん
☆ 崇高な理念は単なる間接目標に過ぎない ――――― 2009/02/16
時々っていうか、よく思うんですけど、日本の主権在民と民主主義って、今の
ままで良いんでしょうか?

ーーー何か、手直しや修正は必要ないのでしょうか?

以前に書きましたように、「反戦・平和」とか「平等」「可哀想の心」などと
いった理念が、今の日本では神聖不可侵の如くになっていますが、良く考えれ
ば、理念とは最大多数の幸福を実現する為の間接目標にしか過ぎません。

平和になって、大勢の人が死んだり、平等になって多くの人が苦しんだりする
なら、誰もそんなものを理念として掲げないでしょう。

立派な理念が、単なる間接的な目標に過ぎないならば、それが「最大多数の幸
せ」という最終目標に対して、本当に有効なのかどうか、今までの結果を検証
して、見直しや修正をするのは当然のことだと思います。

主権在民・民主主義は人類の歴史で、もっともマシだと思われる理念です。

それを否定するつもりはまったくありませんが、しかし、そのやり方には様々
な工夫の余地があるような気がします。

成人した全国民が選挙権を得る…、一見とても公平に見えますが、本当にそう
なのでしょうか?

また、それは最終的な目的である「最大多数の幸福」にとって、一番良い結果
を出してきたのでしょうか?

そうした検証なり見直しなりがあって当然だと思うのですが、皆さんはどう考
えられるでしょう。

あるいは、すべての成人国民が選挙権を持つことが大事であって、その結果は
二の次であると思われるでしょうか。

有権者の半数近くが選挙には行かない、というだけでも、この制度には重大な
欠陥があると私は思います。

また、政治には興味ないと公言し、総理の名前さえ知らない人が、誰かに頼ま
れたからと言われるままに投票する現実を見ても、やはり何かの改善策が必要
ではないのかと思わざるを得ません。

それもこれも、結局は有権者の選択なのだから仕方がない…、そう受け止める
べきでしょうか。

ーーー定員を遥かに超えた船に、後から後から人々が押し寄せて来ます。

あなたは、船室どころか甲板まで満員で、これ以上人が乗れば転覆する恐れが
あると知っています。

もちろん、声を枯らしてこれ以上は危ないと叫ぶのですが、人々は聞いてくれ
ません。

おまけに、拡声器を持った数人の人たちが、「あいつの言ってるのは自分勝手
だ!定員なんて余裕をみてるから大丈夫だ!俺たちには乗る権利がある!」と
繰り返し叫んでいます。

みんなの選択だから仕方ない、船が沈んだ後に生き残った人たちが教訓とすれ
ば良いと考えるべきでしょうか。

あるいは、誰かが、乱暴だとか横暴だとか批難されても、乗船を止めるべきで
しょうか。

選択する権利を持つならば、せめて、船には定員というものがあり、その倍以
上の人が乗り込めば転覆するという最低限の知識や、少し我慢して次の船を待
つというぐらいの自制心を持つのは、義務であり資格ではないでしょうか。

選挙権を得るには年齢以外にも、なにか一定のハードルを設けるべき…、そん
なことを言えば、大多数の人は顔をしかめるでしょう。

しかし、60年以上続く制度を、その結果を検証し、必要であれば見直すこと
はそんなに不思議でも不謹慎でもないと思うのですが、如何でしょう?

                           = おわり =
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┌──────────「井口君夫さん」 賛成ですね。常に議論する風土を作ることはよいことです。大きく変化してし まってから、こんなはずではないと騒ぐのは、かえって解決を難しくすると思 います。少しずつ状況は変わるのですから、常に手直しの必要性は募ります。 例えば、憲法の解釈を曲げてきた自衛隊なども本音で対応すべきことですね。 日本人は議論を避けて、人ごとにして、あとから愚痴をいう癖が染みついてい ますね。今世紀には改めたいことですね。
└────────── ┌──────────「やせ我慢さんから」
上手くいっていない、問題が膨らみつつある、そう感じたら今の方法を見直す のは当然だと思います。ーーーそれがどんなに立派で崇高な理念だろうと。 └────────── ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ▽  この記事はブログ「戦争に負けた国」より転載させていただきました。
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