「日本の政局ネットアンケートの結果」で、次期衆院選後に期待するのはどん
な政権?という問いに対する一番多かった答えは、
自民・民主その他の憂国議員が結集した新党政権 --- 774人 (33%)
またかなりの割合で、今の自民党ではダメだから、一度下野させて政界再編を
促そうという人も増えているように感じます。
要するに、自主憲法を掲げた保守政党だったはずの自民党が、保守・ノンポリ
・左翼と、まるで違う政治信条の人間が集まっただけの党になり、同じように
民主党も右から左まで揃っている状況では、政党で選べないということです。
そのために選択肢がなくなり、フラストレーションを溜めている人が多いので
しょう。
ーーーでは、同じ政治信条を持つ人たちだけの新党はできるでしょうか?
この、同じ政治信条といってもいろいろですが、おおざっぱに国家観・世界観
を同じくする人だと考えます。
しかし、政治信条を同じくする者だけの党には大きな問題がついて回ります。
つまり、多数派にはなれないという問題です。
実際に、新党は過去にもいくつか生まれましたが、ほとんどが少数政党に留ま
り、やがて吸収されていきました。
民主党のように、政治信条がかけ離れている相手でもどんどん合併していった
党だけが巨大化しています。
政治信条の同一性を重視すれば少数政党に甘んじ、政治勢力としての力を求め
れば同一性が薄まっていきます。
一方で、政治は数であり、政党助成金の要件には5人以上の議員が必要ですし
衆議院で議案提出するには10名以上の議員が必要です。
最低でも5名、実際には10名以上の議員が所属しないと、党としての政治力
はないに等しいでしょう。
さらに、キャスティングボートを握ろうとすれば30名以上、政局を主導しよ
うと思えば100名以上から過半数越えまでの議員が必要になります。
しかし、同じ政治信条を共有できるとすれば、多くても五人から十人程度----
根拠はありません----ではないでしょうか。そのぐらいの数でも、大筋で一致
するが方法論などに相違が出てくると思います。
まして30名、100名といえば、ごく僅かな一致点しかなくても招き入れる
しか方法はありません。
政治信条だけの問題ではなく、各議員の支持団体や個人的な繋がり、官僚との
関係など、人数が増えるほど多くの要素が入ってきて、結局いろいろな人がい
る党になるでしょう。
それは、現在の民主党や自民党と、どこが違うのでしょうか。
そうした大きな政党の議員たちを従わせるのは、選挙の強さしかありません。
小泉氏のように、大衆の支持があり、選挙で大勝するリーダーには、絶対に逆
らえません。
郵政族といわれる議員が何人いても、大事な票田であっても、結局は民営化を
成立させてしまいました。
一人のカリスマと数名の側近、そして各分野の専門家を備えた内閣ならば、党
の多数が反対しようと変革が可能だという実証です。
そして、その程度の人数なら、今の自民党でもしっかりした保守議員が居るの
ではないかと思います。
そうした可能性を感じるので、一旦自民党を下野させるという選択に躊躇って
しまうのです。
ーーーどうなんでしょうね。^^)
= おわり =
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┃●┃ 読後アンケートの結果。
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◇ カリスマリーダよ!出でよ〜! ------------------------ 27人 (43%)
◇ 主義主張で纏まってくれれば‥ ------------------------ 16人 (25%)
◇ 今の政党なんて選挙協同組合よ ------------------------ 20人 (32%)
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┃●┃ お寄せいただきましたご意見や感想。
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┌──────────「つけめんだいおうさん」
国民の多くは、失われた10年の記憶が薄れてしまったのでしょうか? 村山
政権時の阪神淡路大震災の初動体制の遅れや、北朝鮮拉致被害者への対応 そ
のそも烏合の衆の民主党に政権担当能力はありません。
現在の参議院の状態は、有権者が自ら求めたものです。肥大化した官僚組織を
リエンジニアリングできるのは自由民主党です。支持基盤が労働組合で、どう
やって政権基盤を維持するのでしょうか??
ーーー国民の審判を受ける前に国家が荒廃してしまいます。
└──────────
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┌──────────「やせ我慢さんから」
社会党政権が大きな足枷を残したように、小沢政権が残すものが心配ですね。
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┌──────────「Jan さん」
ーーー本当に困ったものです。
しかし、愚民であろうとなかろうと、彼らの選挙でリーダーが選ばれてしまう
のですから、カリスマ性がある優れたリーダーが必要ですね。
ヒットラーみたいなのが出ても困りますが、それに匹敵するほど優れた人はい
ないものでしょうかね。ーーー自民党にも民主党にも、小物ばかりで今はいな
いということが日本の不幸だと思います。
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▼
┌──────────「やせ我慢さんから」
歴史を見ると、動乱や変革期には必ずカリスマが現れます。これは、大衆の雰
囲気が大きく関係しているのでしょう。
しかし今の日本では、多くの人が文句言いながらも目の前の生活しか考えてい
ません。案外、それで満足している人が大半なのでしょう。
ーーーこれではカリスマも出ないかもしれません。
└──────────
┌──────────「ようちゃんさん」
もう日本には曖昧な民主主義ゴッコをする余裕はないと思います。煮え切らな
い「小田原評定」=「正反する意見中間を狙って着床する灰色決議」をしてる
余裕はないのです。ーーーソマリア沖海域の海賊行為で出遅れました。
中国は、石油の道(シーレーン)で、その安全を保証する海軍基地を多数設置し
ている。このため日本は、昔からシーレーン防衛と騒いできたが、その防衛を
蔑ろにしてきた。そのシーレーンを完全に抑えているのが中国である。
そして、米国の力が弱り、インド洋までは米艦艇を送り込めないまでに弱って
いる。米軍はグアムまで引くことになっている。
この事は、日本政府が掌握できない、この地域の海賊をコントロールできる実
力者は中国ということを意味します。この重大な「生命のシーレーン確保」=
「輸出入を安全に保障できるシーレーン保有戦闘能力」の軽視を意味します。
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┌──────────「やせ我慢さんから」
世界的な、力の序列や役割の再編成が始まったのは間違いないでしょうね。
この、チャンスであり危機である時に、漢字の読み間違いや怪しげな派遣村で
騒いでいるのですからどうしようもありません――――。
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この記事はブログ「戦争に負けた国」より転載させていただきました。