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戦争に負けた国 ―――――――― by やせ我慢さん
☆ 偽善者たちの自己陶酔月間が始まった ―――――― 2008/08/06
八月は私の生まれ月です。だから夏は大好きですし、一番元気が出る季節でも
あります。

ところが一方で、八月は嫌な季節でもあります。ーーーなぜなら日本中の偽善
者と嘘つき達がテレビや新聞をにぎわすからです。平和、平和と声高に叫び、
戦争経験者や遺族を利用して自分の欲を満たそうとする連中です。

それが自分の思想の為なのか、あるいは自己陶酔の快感なのか、なんらかのメ
リットの為なのかは人それぞれでしょうが、いずれにしても醜い姿に違いはあ
りません。

議員・学者・教師などの責任ある立場の人たちは無論、タレントからそのへん
のオバサンまで、誰も彼もがしたり顔で嘘を語るのです。曰く、平和は尊い、
だからいかなる理由があっても戦争・暴力を否定すると。

いかなる理由があっても戦争や暴力を否定する…、

これほど嘘と偽善と無責任にまみれた言葉を私は知りません。戦争や暴力の本
質とは何かといえば、力によって相手を屈服させることであり、人を殺すかど
うかは二義的な要素に過ぎません。

普通に社会で生きていれば、そうした事を経験したり、自分自身が行ったりし
たことのない人がいるでしょうか?? 企業間の争いも、夫婦の喧嘩まで戦争
に喩えられるのは、その本質が同じだからです。

生きていく以上、個人だって国家だって、自己の利益や安全を守る為に戦いま
す。個人レベルですら、正当な防衛行為であれば殺人が許される場合もあるの
です。

テレビやメディアの前で、戦争や暴力を否定する人たちは、そうやって人前に
出られる立場を勝ち取る為に、戦ってこなかったのでしょうか?? いやそれ
どころか、平和を訴える団体の中に、数百人を殺してきた極左殺人集団の人た
ちがいるのは一体なんの冗談でしょう??

※ 反戦と平和を願う行進に、なぜ殺人集団がいるのか??

現実の中での体験や事実に基づかず、綺麗な言葉だけを並べて公然と嘘をつき
その美しい言葉に自己陶酔する彼らほど、醜いものを私は知りません。本来は
社会から尊敬され、社会のお手本といわれるべき人たちが、そうしたことを言
うという異常な状況をとても正視できません。

ところが、平和とか戦争反対という錦の御旗の前には、ほとんどの人が口を閉
ざしています。

どこか胡散臭いと思っても、その立場や周りの反応を恐れて避けようとするの
でしょう。

でもここで、ちょっと言いたい事を言ってみましょう。
(※ 一部不快な表現がありますのでご注意下さい)

そうしないと、いつの間にか一つの考え方しかないように信じてしまうからで
す。

取り上げるのは、夏の定番「核兵器廃絶」「平和憲法」「沖縄の悲劇」です。

―― 日本は世界唯一の被爆国

はっきり言います。それがどうしたんだ?と。

勿論原爆によって亡くなられた方々、そしてその遺族の方々を侮辱するつもり
はありません。但しそれは、東京や大阪、日本各地での空襲で亡くなった方々
や、あるいは外地で亡くなった方々と同様という意味でです。

つまり、原爆によって亡くなったことが特別なことだとは思いませんし、他の
死者よりも優先されるべきものだったとも思いません。確かに、歴史上で唯一
の核による被災でした。その意味で、科学的・軍事的には、特別の意味を持つ
でしょう。

しかし、その悲惨さにおいて、他の戦争による死と比べ、特別なものだとは思
いません。

被爆直後の悲惨な状況や死、そして被爆後一ヶ月程度で死んでいった人たち。
彼らと、各地の空襲で焼かれた人たちと、何が違うのでしょう。

いわゆる放射能の後遺症も、どの程度のものだったのかよく分かりません。
50年、100年は人が住めないだろうといわれた広島は、被爆後数年で人々
が普通に暮らし始めています。

もちろん、被爆や胎内被爆によって、何年も後になって症状に苦しんだり、亡
くなっている人がいるのは知っています。確かに悲惨ですが、それは枯葉剤の
後遺症で苦しむ人たちや、残された地雷で今も手足を失い死んでいる東南アジ
アの子供たちと、それほど違う悲惨さでしょうか。

また、政治的に特別な意味を持つ体験だとも思いません。

被爆地広島が、あるいは日本が幾ら叫んでも、世界の核戦略に何一つ影響を与
えてきませんでした。

有体に言えば、日本人の核兵器に対する異常なアレルギーは一種のプロパガン
ダだったと思います。

もう、被爆体験を錦の御旗にするのは止めましょう。強力な兵器によって多数
の日本人が殺された、それ以上でも以下でもないのだと捉えるべきではないで
しょうか。

※ もう一つ、核兵器の恐怖としていわれるのが、全面戦争になると人類の破
滅だという点です。しかし、これは日本の動向に関わらずその事実は変わりま
せん。

―― 平和憲法の力で日本は平和に

嘘をやめよ!

繰り返し繰り返し、教師によって誘導された小学生から、被爆や空襲体験者ま
で利用して行われているプロパガンダです。事実や歴史を無視し、死者を蔑ろ
にしてまでも日本を武装解除したいという人たちの存在を、ただただ嫌悪する
だけです。

今年も、さっそくこんな報道があったようです。

この森さんという方が、どういう意図でこうした発言をしたのかわかりません
が、報道する側の意図は明らかです。
┌--------
【長崎】「戦後、日本人は1人も戦争で死んでいないし、誰も殺していない。
これは平和憲法の力」 平和式典の被爆者代表の森さん
2008/08/02付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/38595
└--------

このような発言を切り取り、見出しにすえる新聞社にとって、或いはその言葉
に頷く人たちにとって、シベリア抑留や李承晩ラインで殺された人たちや、朝
鮮戦争の掃海作業で亡くなった人たち、拉致に伴って死んだ人たち、占領下や
それ以後に米兵によって遊びで殺された人たちなどは、いったいどのような評
価なのでしょう。

彼らは、事故や病気で亡くなったのではありません。

彼らの死は、敗戦国に力で自分たちの望みを押し付けてきた他国によってもた
らされたのです。ーーー先に書いた私の定義でいえば、正に戦争という行為に
よって、戦後も日本人が殺されてきたのです。

しかし、敗戦国日本には、彼らを守る力も、報復する力も無かったのです。

これでも、平和憲法によって日本人が守られてきたというのでしょうか。

また、大戦後から戦争をしていない国がいくつかありますが、それらの国々が
憲法9条のようなものを持っているとは聞いたことがありません。

平気で嘘を語り、同胞の死を無視しする人たちと、それを得意げに報道するメ
ディア、本当に、醜さに目を背けたくなります。

―― 沖縄の声を聞け

沖縄の犠牲に対して、日本と日本人はどのように報いてきたか知るべきです。

沖縄については以下のエントリーで詳しく書きました。一部を抜粋しますが、
要は、日本と日本人は、沖縄に対して可能な限りの厚遇をしてきたということ
です。

沖縄の特殊性といわれる3つの犠牲に対して、経済的には充分な補償をしてい
ると思います。また、民間人犠牲者につていは、沖縄の悲劇と東京大空襲の悲
劇に違いがあるとは思いません。

一部極左や左翼勢力は、日本人の沖縄に対する贖罪意識を利用してきました。
だからこそ事実を知り、あまりにも沖縄を特別視するのは、もう止めるべき時
期が来ていると思います。

※沖縄とそれを取り巻く問題について 

まず、沖縄県選出の衆議院議員 下地幹郎のサイトから引用します。
┌--------
沖縄県が、他の都道府県と違って特別な立場であることは、大きく次の三つの
要因によって語られます。

1.日本で唯一の地上戦が行われ、20万人余の尊い命が失われた。
2.二つ目は、戦後27年間にわたり、アメリカの施政権下におかれた。
3.日米安保条約に基づく多くの米軍基地の負担を背負わされた。

一方、沖縄の本土復帰後、日本政府は沖縄振興開発特別措置法に基づいて、毎
年約3千億円、復帰後35年間に、7兆5千億円を沖縄に投入しました。その
当時の沖縄県の普通予算は、昭和50年度で1千5百億円です。

つまり、毎年、普通予算の二倍の資金が通常の交付税や税収以外に投入された
のです。当時の国の一般会計の約1.4%です。これは莫大な額です。

昭和50年の沖縄県民が約100万人ですから、一人頭なら年に30万円、五
人家族なら150万円に相当します。ーーー昭和50年の150万です。

日本人は、高度成長期で必死に働き税金を収めていました。もちろん県の予算
として使われたわけですが。ちなみに、沖縄県の平成18年度一般会計当初予
算規模は5958億円ですから、その二倍の1兆2千億円が別途入ってくるよ
うなものです。

その他にも、各種の優遇税制や政策がおこなわれています。また現在も、毎年
100億、10年で1千億の予算が組まれています。

メディアはほとんど報じませんが、日本は=つまり国民は)充分ではないかも
しれないが、出来る限りの優遇を沖縄に対してしているのです。----それらの
お金が効果的に使われたかどうかは別の問題----
└--------

以上、特に核と沖縄については、まるでタブーのようになっているのでかなり
強く書いてみました。批判や反論もあろうかと思います。

・核兵器への、事実以上の恐怖や嫌悪感は作られた意識だ。

・沖縄を必要以上に特別視する時期は終わった。

                           = おわり =
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ お寄せいただきましたご意見や感想。 ┗━┛
┌──────────「匿名さん」 この意見全く同意します。常々、正義の味方の話ばかりでおかしいと思ってい ました。 悪魔が正義の味方に守られ、または正義の味方の仮面を被ってぬくぬくと生き ているのです。
└────────── ┌──────────「やせ我慢さんから」
拙文へのコメント、ありがとうございます。 仰るとおり、偽善者は他人の犠牲の上に居て、自分の手を汚しません。 └────────── ┌──────────「早とちりさん」70代@男性@無職@近畿 暑中お見舞い申し上げます。今日、立秋なので残暑となるようですが、とても そんな感じではありません。 「偽善者たちの自己陶酔月間」我が意を得たり!です。私も8月生まれです。 常々商業マスコミはマスゴミかと思うことしきりでした。 昨日、海軍墓地の清掃に悪老連れだって大汗を流してきましたが、「偽善者た ちの自己陶酔月間」で涼感を覚えています。 いっそうのご健筆を祈念致します。
└────────── ┌──────────「やせ我慢さんから」
拙文へのコメント、ありがとうございます。 ーーーわたしの父も海軍でした。 暑い中の清掃奉仕、ご苦労様です。 人は善人だけではいられないという当たり前の事を誰も言わなくなりました。 └────────── ┌──────────「あの日からずーっとさん」60代@男性@近畿 一般にタブーと言われるものに、よくぞ切り込んでいただきました!!! 戦後60有余年の永きに亘り、特定の団体によって政治的に利用され続けてき た平和運動なるものを、原点にもどって見つめ直す時が来ていると思います。 人権、環境等々、一般の国民が正面から反対しにくいテーマを振りかざしなが ら、実はその陰に隠れて己の(或いは団体の)利権構造の隠れ蓑に利用している のを無数に見聞きするにつけても益々その感を深くします。 反核、沖縄----そして第9条 彼らの示すところに共感する部分も多々ありま すが、現在のそれらの運動には些かの違和感が感じられます。 日本に核を持たせず、沖縄の過去、そして現在の被害を言い募る現地のマスコ ミ、そして独立国家として当然の国防を、一編の条約だけを頼みに他国に丸投 げして事足れりとする恐るべき軍事オンチが、恰も進歩的であるかの如く大衆 を洗脳し続けて止まない組織の背後霊は一体何者? 念の為に申しますが、小生は所謂右翼ではありません。あの戦いで実の父を亡 くしました。当時一歳七ヶ月でしたから、父の声も温もりも知りません。それ どころか、潜水艦の魚雷攻撃で沈没した父の最期の様子も知らず、遺骨さえも ありません。 戦いの空しさも悲しみも人並みに知っているつもりですが、それでも今の平和 運動はどこかおかしいです------。
└────────── ┌──────────「やせ我慢さんから」
拙文へのコメントをありがとうございます。 平和を願う気持ちは誰しも同じです。しかし、過度な現状維持的な平和主義は チェンバレンの例を引くまでもなく、戦争を誘発するものです。まして、 虐殺と弾圧の歴史を持つ赤い国を崇拝する人たちがいう平和とは、いったい何 なのかと思わざるを得ません。 戦火に散ったお父上のご冥福をお祈り申し上げます。 ーーー犠牲に恥じない国の人間でありたいと思います。 └────────── ┌──────────「こばさん」 こんにちは。毎度配信頂きましてありがとうございます。 「平和憲法の力で日本は平和に」 平和だったのは、バックに在日米軍がいたから。お金持の子供が襲われないの は、背後にゴツいガードマンが控えているからです。(ガードマンが子供を襲 うことはありえます) 平和は重要、戦争は最も忌み嫌うもの、戦争はどんな手段を使っても回避する もの、と私も100%思います。だから、その裏づけとなる軍事力を持つ事が 重要なのです。 日本国も軍事力を行使する可能性があるぞ、と世界各国にご理解頂く、という のがより正確かもしれません。いくら理想を、正論を述べても、裏付けがなけ れば誰も相手をしないのが国際政治と思うのです。 あの国は本気になったら怖いぞ、侮れないぞ、というのが分かってこそ話し合 いの外交は成功するのです。軍事力を持っていても「絶対に使いません」とい うのでは持っていないのに等しいです。それであれば、今より防衛費を減らし ても、「使うかもね」と言ったほうが効果は絶大です。 国連が代わりに調整してくれれば良いのですが、数十年は無理でしょう。本質 は「連合国=戦勝国」ですから。 今までは憲法のおかげ(?)で自前の軍事力を強調しなくてもガードマンにお金 を払うことで事足りていましたが、アメリカも自国の事情が変われば、お金が 貰えるとしても海外へのガードマン派遣を止めるでしょう。 その時日本国はどうするのでしょうか・・・・ 今後も配信楽しみにしています。
└────────── ┌──────────「やせ我慢さんから」
コメントをありがとうございます。 そうした喩えもよくされていますね。ーーーその場合、ガードマンには幾つか の選択肢があると思います。 わざと危機を煽ってより多くの金と服従を日本に要求するとか、あるいは周辺 のワルと組んで、みんなでこの金持から毟るとか…。 自立自存以外に道はありません。 └────────── ┌──────────「hideおじさん」 やせ我慢さん、普段思っていることをズバッと言って頂いて小気味良い気持で す。 「平和憲法の力で日本は平和に」―――私も同じく「嘘はやめてください」と 言いたいです。「平和」と言えば全てが許されると勘違いしているのではない でしょうか。「平和」という美名の中に自ら浸り、自己満足しているだけのよ うに思えてなりません。 「憲法」で平和が創れるのなら、世界はとっくに戦争のない世の中になってい るはずです。 「話し合い」で紛争が解決されるのなら、世界中の軍隊は必要ないはずです。 世界中の人が「平和」と口にしながら、その「平和の祭典」の最中にも戦争が 起きている現実はいったいどう説明するのでしょう。現実から目を背け、口先 だけの言葉の自己満足はやめにしたいものです。 「戦後、日本人は戦争で一人も死んでいないし、誰も殺していない」その通り で、美しい言葉です。 しかし、裏を返せば「戦後日本は何もしてきませんでした」といっているのと 同様ではないでしょうか。厳しい言葉でいえば「自分さえ良ければよい」と思 われても仕方ありません。 それでいて「常任理事国入りに賛成して下さい」など、私は恥ずかしくて言え ません。
└────────── ┌──────────「やせ我慢さんから」
拙文をお読みいただき、ありがとうございます。 >「戦後、日本人は戦争で一人も死んでいないし、誰も殺していない」 > その通りで美しい言葉です。 この点につきましては、本文にも書きましたように、シベリア抑留・李承晩ラ インによる拿捕・朝鮮戦争・占領下の日本・北朝鮮拉致などで死んだ方々は、 すべて「戦争」によって亡くなったと思っています。つまり、終戦後も数万の 日本人が殺されているのです。 ーーーこのことを、ぜひ、忘れないで頂きたいと思います。 └────────── ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ▽  この記事はブログ「戦争に負けた国」より転載させていただきました。
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┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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