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わたしの主張:賛否何論可希望討論
☆ 竹中平蔵と田沼意次 ―――――――――――――― 2009/03/20
                        by 故郷求めてさん

竹中平蔵への悪評は、江戸時代の老中田沼意次に対する悪評に似ているように
思います。こんなことを思ったのは、何年か前に『悪名の論理(江上照彦著)』
を読んだことがあったからです。

私が歴史の時間に学んだ頃の田沼意次は、「幕府の政治を賄賂まみれにし、と
んでもない金権政治と腐敗を招き、あとを襲った松平定信はそれを軌道修正す
るのに大変な思いをした」というような評価でした。

そしていまの竹中評は、「日本に弱肉強食の市場原理主義を持ち込み、アメリ
カ資本に日本を売り渡し、日本を格差社会にし、日本的経営を否定したお陰で
労働者が悲惨な目に遭っている」というようなものだと思います。

ーーーどちらも、事実に照らして考えれば「言いがかり」に近いものであると
思います。

田沼と竹中について共通項を挙げてみましょう。

◆能力でのし上がった、血統のあやしい「成り上がり」

田沼は紀州の足軽の子孫。竹中は和歌山の商店の倅。奇しくも出身地が同じな
のですが、2世・3世議員のような高貴な出自ではありません。

竹中氏が小泉首相に重用されたことが、既存の勢力にはずいぶん面白くなかっ
たようで、「ただの慶大教授に政治が分かってたまるか」というような批判が
竹中の大臣就任時に沸騰したのを覚えています。

◆経済合理性で政治のあり方を変えようとした

田沼は、税収を年貢に頼っているそれまでの税制が、今後は通用しないことを
悟っていました。つまり、税収の基本を農業から商業に移そうとしていたので
す。

貨幣経済が浸透している状況下で、農家の上がりに頼っているようでは財政は
保たない、これからは商業の上がりを元手にして政治を行うべきだと考えてい
たのです。

そうした考えを実践するために、田沼は官による新事業を矢継ぎ早に展開しま
す。官業で儲けるという、当時としては考えられないような逆転の発想をして
いるのです。

さて、竹中の行なった改革について見てみます。

彼は、小泉政権のもとで、郵政民営化を実行しました。この過程で彼は、儲か
らない官業を滅茶滅茶に切り崩しました。

郵政事業に関わっている219もの関連企業をあぶり出し、そこへの天下りと
不透明な発注をやめさせることで、郵政事業の儲けを格段に増やしたのです。

田沼とは逆に、損失を出す官業を切り捨てて儲けを出したのです。

◆「儲けることは悪」という呪縛

竹中も田沼も、やっていることは本質的に同じ事です。つまり、国を運営する
に当って、赤字を垂れ流すような事業は捨て、儲けをとらねばならない、とい
うことだと思います。

これが、旧態依然とした政治勢力に嫌われる要素であろうと私は思います。

なぜなら、税金で運営している組織は利益を上げてはならない、というような
考えを持っているからです。

しかし、今までの流れを見る限り、年金も社会保険も失業保険も、国民から集
めたお金は不当に運用され、損失ばかり重ねています。実際に行なっているこ
とは、預かったお金をドブに捨てているだけです。

こんなことが許されていいはずがありません。

儲からない事業に手を出せば出すほど「国はいいことをしている」という烙印
を押されるのであれば、国や自治体は経済合理性を無視して滅茶苦茶な事業に
走るでしょう。

でも、お金は無いところには生まれません。儲からない事業は、赤字を生み出
すだけでしょう。

結論を申し上げます。

竹中平蔵は、平成の閣僚の中で唯一、経済合理性を判断できる人物であったた
め、田沼意次と同様の悪名を着せられることになりました。ーーーしかし、そ
の行なった政策には間違いと言えるようなものは殆どなかった、と言えそうで
す。

「政治が分からない閣僚」という汚名は、「経済の分からない政治家」と比べ
て、どれほどの意味があったでしょうか?

ーーー私は、もう一度この意味を問いなおしたいと思います。

                           = おわり =
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┌──────────「fusamaさん」 『竹中平蔵と田沼意次』の記事で少し書きます。 他人だから素直に感じるのですが、竹中平蔵さんは、複数の媒体をもっと有効 に使い、もっともっと正当性を単純で具体的な例で宣伝する必要があると感じ ます。(例えば改革で赤字▲△公社が、逆に毎年税金を納めるようになった等) 露出度&宣伝力は金子慶応教授に負けています。 また、小泉元首相も、次男坊の将来は最後の最後に留め、もっと改革の成果を 共に宣伝する必要があると思います。 先日の、定額給付金の実施反対での国会欠席は非常に良かったと思いますが、 20年後にその借金を返す世代(多くの非正規社員を含むでしょう)から今世代 だけが『貰い特』をした法案採決(何も麻生首相から国民各位へのポケットマ ネーではない)は、歴史的に非難されるとか国会議員に訴えて貰いたかった。 さもないと、このままの歴史的評価では「×」の烙印が付くでしょう。さらに 今の日本社会の改革が頓挫すると思います。 もう日本には、再度『失われた○○年』を送る時間的余裕はありません。これ は、このお二人が全身全霊を賭ける使命と判断します。
└────────── ┌──────────「故郷求めてさんから」
竹中氏は、産經新聞紙上で、国会でも話題になるような反論をしています。し かし、掲載になるのは月1回程度。 最近は別の面にも載っていますけれど、彼の政策をまともの概観できる人より も、印象と感情で批判する人のほうが圧倒的に広い紙面をもらっているように 感じます。 まだ産経新聞はまともなほうじゃないかと予想しますが、とにかくメディアを にぎわしている評論家たちの程度の低さにはあきれます。 └────────── ┌──────────「あ〜さん」 いったい何を考えているのか。(笑) 新自由主義は完全に間違っていたと結果が出ているにも関わらず、一つの考え から脱却できないのは、どこかオカシイのではと思えてしまいます。
└────────── ┌──────────「故郷求めてさんから」
新自由主義とは何か、竹中氏の政策のどこが新自由主義なのか、具体的に例示 してください。また、完全に間違っていた結果とはなんだったのか、そこも含 めて教えてください。 └──────────
本当にそうだこのとおり!‥‥と思われた方!「誰でもできる!1人1日1回の愛国活 動」は、ここをクリックして頂くことからはじまります!ーーークリックして頂くと票数がアップして、この問題を多くの 人々に知らせる事ができます!
    
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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