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わたしの主張:賛否何論可希望討論 |
☆ 安全性と無関係の安心ならいらない ――――――― 2009/02/27
by 故郷求めてさん
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/07ef51bb88135fc84842851fc9df9572
より、引用します。
┌--------
姉歯元建築士の設計した建物は「震度5で倒壊する」とされて取り壊されたが
同じ論法でいけば、1981年の建築基準法改正以前の建物は、みんな取り壊
さなければならない。
しかし、役所もメディアもそれは問題にしない。震度5でコンクリートの建物
が倒壊した事件はほとんどないからだ。つまり、建築基準法に違反することは
「大震災のときにはあっさり崩壊する」ことを意味しないのだ。
国交省がそれを摘発したのは、法律に違反するからであり、メディアが集中攻
撃したのも、耐震データの偽造という明白な違法行為を本人が認めたからだ。
役所やメディアが攻撃するのは、実質的な安全性ではなく、手続き的な違法性
なのである。
└--------
私もこのことを、業界にいる人間として言っていました。もしあの建物が「殺
人マンション」だとすれば、私の住んでいる家も「殺人住宅」だし、その辺の
古い建物はみんな同じ事ですよと。
実際問題、古い住宅に住んでいる人に聞けば、たいていは「ああ大地震きたら
壊れるでしょうね、でも建て替えるお金もないし、しょうがないじゃない?」
というぐらいの認識だと思います。
ところが報道では、大地震で倒壊の危険性のある建物がまるで「危険」を通り
越して「倫理的に許せない」代物にまでなっていたように思えます。
そして“汚染米”事件の時に私が訴えていたことも、根っこは同じことなんで
す。さらに引用します。
┌--------
どうでもいい違法行為が摘発されることで企業が「思考停止」し、形式的な法
令遵守に多くの労力がさかれ、法務部の発言力が社長より強まっている。
それをいいことに、メディアは、一連の食品偽装事件のように「改竄」や「捏
造」があると、実質的な安全性に関係なく大騒ぎする。この負のループを断ち
切らないと、日本はいつまでも「官製不況」から脱却できないだろう。
└--------
問題でないものを大袈裟に取り上げて、本来問題にすべきことはウヤムヤにす
る。消費者を「安心」させるために、安全とは全く関係ないことまで法律で守
らせようとする。法に基づいて、役人はどうでもいいことまでチェックする、
ーーーそれがちゃんと行なわれているかをさらにチェックする。
いま問題にされている税金の無駄遣いというのは、こうしたことの積み重ねな
のです。環境問題も、食の安全も、すべて利権になっているんです。
ダイオキシンもBSEも、無駄に税金を投入して「安心」を手に入れたのです
が、その安全性について、専門家の声はまともに取り上げられませんでした。
いつまでこうしたことが続くのでしょう?
ーーー科学的根拠のない「安心」から私たちの意識が解放されない限り、続く
と思うのです。
心配だったら専門家の意見を聞きましょう。ーーー聞いても理解できないのは
その人の勉強不足なんですから、そうした人を安心させるために無駄なことを
するのはもうよしにしませんか。
= おわり =
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◇ そうなのかな〜? ------------------------------------ 6人 (10%)
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┗━┛ ┌──────────「さぶろうさん」
タイトルの「安全性と無関係の安心ならいらない」には同感です。(私はいら
ない以前に、まず安心できません)
ただ、姉歯建築士が非難されたのは「ルールを破った」点にあると信じていま
す。プロフェッショナルが、危険性を知りながら、建築基準法というルールを
破ったことは断じてゆるされるべきものではありません。
ーーー姉歯氏の行動は、極端な表現を使うならば文明の否定です。
この問題と、各個の建築物の安全性とは、また別の論点だと考えます。
つまり、故郷求めてさんが否定しておられる(ように見える)役所やメディアが
非難する手続き的な違法性ですが、この役所、メディアの行動は、文明の保持
の観点から正当と考えます。
個々の建築物の安全性は、また別の観点なのです。ごっちゃにすると思考がぼ
やけてしまいます。
└──────────
▼
┌──────────「故郷求めてさんから」
ルールが厳しすぎるから、それを破ることに対する感覚が麻痺してしまう、と
いうことは考えられませんか?
例えば、東京の環状7号線。片側2車線の幹線道路で、時速40キロに制限さ
れている区間があります。ーーー誰も守っていません。先日50キロで走って
いたらパトカーに抜かれました――――。
赤信号で渡る歩行者を毎日見ますけど、轢かれた人は見た事がありません。
ルールを必要最低限にして、消費者はそれ以上の品質を求める、ということに
しないと、取り締まる側も厳格にできなくなってしまいます。
└──────────
┌──────────「あ〜さん」
仰る通りです。しかし、昨今の事象として、全て他人任せに建物を建ててもら
い、お金を支払うシステムの中では、やはり徹底した取締りがなされなくては
なりません。
巨額の資金を注ぎ込む建築物に、詐欺まがいの工法は決して許してはなりませ
ん。最初から安かろう悪かろうで建てたのであれば仕方のないことかもしれま
せんが、最新の建築基準に則って建てた物だと信じている人は騙されて怒りを
覚えるのは当たり前の感覚でしょう。
ーーーここは絶対に譲れないところです。
耐震強度に関しては、私はプロだとの自負がありますが、阪神淡路大震災以前
の建物でも5強で倒れるとは信じていません。しかし、危険は危険なのです。
ーーーあまり素人を煽るのはどうでしょうか。
└──────────
▼
┌──────────「故郷求めてさんから」
詐欺まがいの工法というのは、この事例にはあたりませんね。設計時点の詐欺
ですから。
マンションを建築する側、さらにその下請けの感覚でいうと、異常というほか
ないぐらいの値下げ圧力があります。
ある週刊誌で読みましたが、デフレ下でも新車を購入する際は、ディーラーと
仲良くなって上手く妥協すべきだが、マンション購入の際は徹底して強気で臨
んで良い、とする“指南書”が出回っているようです。
不動産に関しては、ともかく「一方的に買いたたく」ことを美徳とするような
風潮の中で「最新の建築基準で縛ったから心配はない」というような一律的な
安心感を消費者に与えるほうが矛盾しているのではないかと思われます。
巨額の資金といいますが、「だまされた」と騒いでいた消費者のほとんどが、
偽装が表沙汰になる前は「いい買い物をした」=有り体に言えば、不当に安く
買えた、と思っていたのではないでしょうか?
└──────────
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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