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わたしの主張:賛否何論可希望討論 |
☆ 保守を自任する皆様へ(5) ――――――――――― 2008/12/12
by RAM さん
ーーー保守とは何かを考える−3
この一連の記事の主題に【自覚無き社会主義者】のつくった現在を考え直す、
ということがあります。
「どうしましょう」と、先週の最後で書きました。
ーーー先ず、自覚することから、でしょう。
「自分は社会主義者だったんだ」と思うのは心情的に抵抗が大きいでしょう。
しかし「自分たちが支持していた、或いはしようとしている政党は、実は【隠
れ社会主義政党】だったんだ」と考えれば、自省の苦しみは薄らぎ、他者への
怒りに転嫁できます。
人間は、自省がつらいのです。本当に悪いのはそのような政策を求めた自分で
あっても、とりあえずそのことは意識の外におき、今の政治家を悪く思ってい
るほうが気は楽で済みます。
ーーー目が覚めれば、次は、行動、ですね。
先ず、誰が、どんな政策を掲げているか、しっかり見る必要があります。
その上で、耳触りの良さそうな福祉政策や、政府による補助、公共事業優先・
消費税の据え置き・護憲・労働者の権利云々をいう政治家に対し、はっきり不
支持を伝え「一刻も早い赤字解消」を求めるべきでしょう。
皆様の家庭で、3600万円の有利負債(借金)があり、なおかつ、収入より支
出の多い状態であったとして、それでもまだ、お金を遣うことを考えますか?
子供達には、5000万の借財を相続させることになりますよ。
そうして日本全体が夕張市状態になります。それを防ぐために必要なことは、
「今は欲しがらない」ということしかありません。
これができないのが年寄り連中であり、地方在住者です。今まで「欲しがれば
もらえる」状態に慣れすぎているからです。つまり、この国をまともに戻そう
とすれば「世代間闘争」と「地域間闘争」を避け得ません。
このうちの「世代間闘争」については、ある程度時間が解決すると考える人も
いますが=放っておけば世代は入れ替わるという甘い考え)そんな余裕がある
でしょうか?
これは、外交上の「宥和政策」と同じぐらい性善説に立ちすぎているでしょう
ね。若い者が歳を取った時に、そこで美味しい思いができれば、その既得権を
自分から手放すことは至難です。故に、今すぐ「むしり取る」事が必要なので
す。
ーーー保守とは何かを考える−4
経済的には、地方が都市部の足を引っ張っている、というのは皆様の実感とし
てあるでしょう。そして、これを是正しようとすると必ず出るのが「地方を見
捨てるのか」「さらなる都市集中を招く気か」という反対論です。
これについては、地方分権さえ推進すれば騒ぐほどのことはありません。勿論
外交と防衛以外の全てを徹底的に、というのが前提ですが。
各地方毎の自治が進めば、先ず、地域間闘争は解消されます。都市部が地方の
赤字を負担する必要がなくなるからです。
さらに、首都機能が集約される必然を失い、都市集中のメリットを大きく減ら
すことになり、地方分散のデメリットは低減します。なぜなら、必ず、そのよ
うにする自治体が出てくるからです。
勿論できないところもあるでしょう。それこそ住民の自己責任です。
そうして、政府=中央政府を小さくすれば、現在の財政赤字解消の道は見えま
す。極端にいうと、もはやそれしか方法はありません。ということは、明日の
日本を救えるのは、保守的考え方しかない、ということになります。
〜〜〜さて、ここは改憲案作成の作業場ですが、ここに至って本筋と繋がって
きました。
この地方分権は、保守方向への改憲が不可欠であり、それをしない限り、早晩
この国は破綻せざるを得ない、ということが見えてきたからです。
これを牽強付会と思われるでしょうか?
ーーー保守とは何かを考える−5
「明日のことを考えるのが保守」と書きました。
最初の定義
┌--------
1−政府の民間への介入を最小限に抑える「小さな政府」を推し、
2−減税とともに自由競争や自助努力を重視する。
3−対外的には軍事力による抑止や自由民主主義に基づく外交を重んじる。
4−社会的には個人の自由、伝統的な価値観の保持を唱える。
└--------
のうち、《1》〜《3》はこの流れの中で整理のきっかけになったでしょう。
では《4》はどうでしょうか。
nihonhanihonさんによると、保守は共和派と伝統派に分かれるそうですが、
《1》〜《3》は共和派の範疇ということになるでしょう。《4》の後半は、
伝統派ということでしょうが、地方分権に関していえば、これは伝統回帰に他
なりません。
日本は、大和朝廷が成立したあとも、統治に関しては、明治政府の成立を見る
まで千数百年間、地方分権の国でした。期間でいえば、中央集権の十倍以上、
地方分権の歴史があり、その間、決して世界レベルから劣っていなかったので
す。
明治になり、欧米諸国の植民地になるのを免れるために無理矢理中央集権にし
た歪みが、百数十年経って表面化してきたのが現在の姿でしょう。
これだけ人口が増え、政府が大きくなれば、政治に国民の目が届きにくくなっ
て当たり前ですし、それをよいことに好き勝手する連中が出てくるのも、ある
意味自然な流れです。
政治が、地方レベルでの自治が中心になれば、住民は危機感を肌で感じやすく
なります。そうなれば、官僚共も好き勝手はできにくいでしょう。つまり、官
僚体制の打破にも、地方分権が必要だということです。
ということで、前回と今回は改憲案作成の中の、「地方自治」についてのイン
トロになりましたが、次回すぐにそこに行きません。
ーーーもう少し、寄り道をさせてください。
= この稿つづく =
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この記事はRAM さんのブログから転載させていただきました。
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