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わたしの主張:賛否何論可希望討論
☆ 保守を自任する皆様へ(2) ――――――――――― 2008/11/21
                           by RAM さん

さて、この更迭劇を保守層はどう扱うべきか、ということについて考えてみま
しょう。

その前に確認しなければいけないことは、目的は何か、ということです。

自虐史観からの脱却、というのがこの論文の主旨です。

この主旨を継承・拡大するのを目的とするのか、今の言論空間の歪みを正すの
を目的とするのか、で執るべき戦術はかなり違ってきます。

両方、というのは、最終的にそうであっても、一度には無理です。ここに、先
の戦争での失敗の原因のひとつも存在します。

「大東亜共栄圏の確立」などというのは、大き過ぎて単なるスローガンでしか
ありませんが「日本国の大陸権益の維持」と「アジアからの欧米勢力の排除」
も、
互いに重なる部分はあっても、当時の情勢で一度にしようと欲張った結果が、
あの敗戦でした。中国と戦いながら米英とも戦うことはできなかったのです。

目的=戦略を絞らなければ、目標=戦術は先鋭化しません。

今回のケースで、当該論文の主旨を継承し普及・拡大するのを目的とするなら
ば、保守層は言論空間への攻撃を一旦止めるべきです。その上で、あの論文の
検証作業を総力を挙げてするべきです。

あの論文の内容は、今まで知らなかった人がいる=多い)ものの、事実関係の
誤認識も指摘されており、教科書に採用して定説にしてよいほどの正確・緻密
なものではありません。

これを、あの論文を叩き台にして詳細な検証を施し、「捉え方の異論はあって
も、事実関係では異論の出しようがない」ほどのものに高める作業こそ急務な
のです。

この目標が達成できれば、自動的に、自虐史観からの脱却という目的も達せら
れます。そして自虐史観から脱却できれば、この異様な言論空間の歪みの矯正
にも大きな道が開きます。

その道の先に、この国の正気が存在するのです。

皆さん、文句を言っている余力があるのなら、もう一度、勉強しましょう。

あの論文を「捉え方の異論はあっても、事実関係では異論の出しようがない」
ほどに語れるようになりましょう。そうして、それから語りましょう。

今、手放しであの論文を賞賛すれば、少し本気で勉強した人には逆ネジで否定
されます。その場合、たったひとつの事実関係の誤認識でもって、歴史の捉え
方全体を否定されることになるのです。

次回は、沖縄集団自決に関する大江(健三郎)裁判について、同じように、戦略
目標と戦術目的という面からの評価を行います。

                           = つづく =
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 この記事はRAM さんのブログから転載させていただきました。

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