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┃ 私の主張:賛否何論可希望討論 やまちゃん21号さん
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☆ 中国の近未来を考える(2) ――――――――――― 2006/01/18
――(2)発展への影響
人口が多ければ、直接的に食料やエネルギー、最近では水(質や量)や環境も関
係してくる。
―― 1.国土が大きい割りに耕地面積が少ない中国は、
将来は、食糧を自給できず、輸入しなければならない。すでに畜産飼料などは
アメリカ、ロシアから輸入している。日本にとっても痛し痒しなのだが、中国
から農水産物の輸入が大変多い。
もともと日本の商社などが、日本向けの農産物や水産物を作ってもらうべく、
いろいろな面で支援し投資をしてきた。ついでに農薬や化学肥料など中国へ売
りまくってきた。----つまり農薬漬けの食べ物にしたのは日本だともいえる。
そして、農薬や化学肥料で農地はやせていく。なので、さらに薬品を使うよう
になる、周囲へ公害を撒き散らすという悪循環も生んでいる。また別な面で、
儲かる、銭になることがわかれば、倫理、道徳感のない人も増えて、水増しや
偽造、偽装、おまけにワイロや汚職も増やすことになった。
----日本でも過去にはあった。アメリカへの輸出品は「悪かろう安かろう」と
いうたぐいだが、残念ながら今現在の日本でも同じような話はあふれている。
―― 2.エネルギーも同様、
石炭はまだまだあるけれど、石油はもうすでに足らずに世界中から買い漁って
いる状態である。大慶油田はもう終わりに近い。勝利油田や渤海油田、新疆な
どの油田では到底足らない。
あのイラクにも石油利権を確保している。ほかの中東や南米、アフリカから、
経済援助を引き換えにして、エネルギーの調達に温首相たちは駆けずり回って
いる。(日本の安保理入りを反対させるべく根回しもしたとか)
中央アジアやシベリアからのパイプラインも、当然ノドから手が出るほどにほ
しいわけである。(だから、東シナ海の天然ガスは絶対に譲れない。南シナ海
ではあまりに遠すぎて後ろめたいのか、アセアン諸国との関係もあるだろうが
ベトナム、マレーシア、フィリピンなどと共同開発しようとしている)
また、こういう化石燃料の埋蔵量も、どれだけあるのだろうか。ーーー調査が
進んで新しく発見されてもいるし、オイルサンドのように別な方法で採油でき
れば埋蔵量は増えているように見えるのだが、所詮は、20年持つというのが
40年持つというだけで、五十歩百歩ということであろう。
ガソリンや軽油を使う、自動車などの内燃機関としてのエンジンは終わりが見
えていることになる。
何れにせよ、将来的にも地球規模で人口は増えているのだから、中国へまわる
食料や石油、天然ガスなどが持つというか、あるのかどうかは大問題である。
―― 3.電気については、
火力、水力、原子力発電に太陽光、地熱、海洋など進めてはいるのだが、追い
ついてゆかない。火力は、石油、石炭では、環境問題、公害問題がある。
----最近では立ち退き問題も起こっているようだ。
水力については、三峡ダム(まだ途中で、09年完成予定だとか)、さらに上流
の金沙江にも渓洛渡ダム(05年着工、15年完成予定)を作るようだ。ダムの
問題は、大きなダムになればなるほど、歴史遺産が水没するとか、立ち退きの
影響が多人数におよぶことや、周りの環境破壊が大きくなることもある。
また、以前から言われているように、流れ込む土砂がどれだけの速さで溜まっ
てゆくかにもあると思う。また、遠く山の中にできるとなると、送電線の設置
や効率(漏電や保守)の問題が出てくる。
原発はたくさん作る予定らしい(三菱や東芝などが狙っている)が、ウラン燃料
や放射性廃棄物のことを考えるといろいろな面で心配である。
―― 4.水については、
北方と南方で少し違うと思う。黄河はいつまで持つか。先年、「黄河断流」と
いうのがあったように、水が切れるというか枯れることが頻繁に起きるような
気がしている。
上流で、砂漠というか禿山になっているので、黄砂が舞うことも増えているの
ではないか。(黄砂は韓国、日本へも飛んで来ている) 天津あたりでも水不足
が言われたこともある。
毛沢東が言ったことから始まった「南水北調」の工事も、大変な時間とお金が
かかっている。南では、逆に異常気象もあるのか、洪水が起きている。これか
らも頻繁に起きるのではないかと危惧している。
あと問題は、水質の問題がある。
生活廃水がこれからも多くなるだろうし、工場廃水もある。浄水とか下水道の
整備を考えなければならない時期だろうが多大なお金がかかるし、人々の意識
を変えるのはこれまた難しい。
----最近日本近海に多数漂っている巨大なエチゼンクラゲも、長江河口付近の
富栄養化が異常発生の原因の一つであるそうな。韓国人にクラゲの食べかたを
教えてもらわなければならない。
―― 5.環境については、
中国1国だけの話ではない。人々の生活が豊かになればなるほど、排出される
NOX(窒素酸化物)やSOX(硫化酸化物)、二酸化炭素が、住人だけでなく周
辺の人々に影響を及ぼす。
排出ガスや廃棄物は日本も多いけれど、中国でどんどん増えることが、特に排
気ガスは偏西風にのって、韓国や日本に硝酸や硫酸の雨を降らすことになる。
ーーードイツのように黒い森が出現するかもしれないーーー。
また光化学スモッグ、花粉症やアレルギー、アトピーなど昔はなかった。ある
としてもごくごく少数だったのが、今は広く蔓延している。(私は排気ガスと
の関連があると思うので、)ということは、これからの中国にも広がるかもし
れない。
病気といえば、これからもどんどん新種の細菌やウイルスが発生するだろう。
突然変異で耐抗生物質の菌やウイルスも出てくるだろう。昔大航海時代に梅毒
が数年のうちに日本へたどり着いた以上に、今はエイズやエボラ出血熱、西ナ
イル熱など、知らず知らずのうちに世界中に広まってゆく。
SARSや鳥インフルエンザも瞬時に広がることをみると心配なことが多い。
環境の悪化が原因の一つであるといえるかどうか分からないが、どうも人間の
耐性、免疫力が落ちているのは、そこにあるのではないかと思う。(ついでに
言えば、ストレスやキレルなど精神面での耐性、免疫力も落ちていると思う)
―― 6.いろいろな意味で、
人類の叡智が問われることになるわけだが、豊かになることがすなわち環境の
破壊に繋がっていることをまず理解しなければならないと思う。科学や技術の
進歩が人々の生活を便利にし、豊かにしてきたことは確かだけれど、その反対
側でもいろいろなことが起こってきた。
たとえば火薬(ダイナマイト)や核(原子力)があり、石油製品、化学製品(農薬
など)がある。それぞれにプラス面もあるが、マイナス面も多大にあると思っ
ている。
しかし、そういう生活にどっぷりと浸かっている以上、地球に優しい、環境に
配慮しているなどといわれても気休めにもならないだろうと思う。
(自分個人のことは棚に挙げて)日本でも環境問題への意識の低さは腹立たしい
が、中国ではこれから(もうすでに?)直面する問題なので、早めに手を打てば
何とかなるのではないかと期待したい。
----しかし、国柄を考えるとどうも・・・・・できるのかどうか心配である。
これらは、
日本とか中国とかの問題ではなく、地球、世界の問題であると思う。人間個々
の意識改革は、どこでも難しいことではあるがやらなければ滅びるしかない。
= つづく =
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└→ 活発なご意見や反論をお待ちしています!
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